いきいきシニア元気塾

自分らしく生きて生を全うしよう。その願いの実践を紹介する

2013年07月

いつか来た道 ~いつか行く道

いつか来た道 ~いつか行く道

下地 恵得

<いつか来た道> 

かなり昔になりますがウイン少年合唱団の歌う「この道」を聞いて、とてもこの歌が好き
になりました。と言うよりも、「この道」を聞くとウイン少年合唱団が脳裏に浮かんでき
ます。

 “この道”は、北原白秋が作詞し、山田耕作が作曲していますが、白秋は晩年に旅行し
た北海道と、母の実家の周辺の情景を歌い込んでいると言われています。“いつか来た道”
で思い浮かんだのは、アカシヤの花、時計台、さんざしの枝、そしてお母さまです。加藤
省吾作詞、海沼 実作曲の“みかんの花咲く丘”では、思い出の丘でやさしいお母さんが
います。
諏訪のおしゃべり会で隣りの方に いつか来た道で思いだすのは何ですかと訊ねま
すと、Aさんは「海で泳いだこと」、Bさんは「お母さんに作って食べさせてもらった
“茄子の味噌炒め”と、一緒に見た“狐の嫁入り”」、Cさんは、学徒動員で出陣していく
意中の人が、慶応の応援歌“♪若き血にもゆるもの・・・”に送られて去りゆく姿に涙した
乙女の頃だということでした。

 

<あー、そうだよ!>

思い出は、私たちの暮らしの中で、時に悔恨の沈黙(しじま)に誘うこともありますが、
多くの場合、元気を鼓舞して生きる力を沸き立たせます。そのような作用は回想法として心
理療法に取り入れられています。自分の人生を振り返って来し方を評価し、自尊人をしっか
り持つことにつなげることで、心理的問題の解決や、認知症の予防・病状の改善を図るとい
うことです。実際には、仲間とのおしゃべりをするなかで過ぎし日の心に残ることなどを語
り合うかたちで進められるといいますから、現在行われているいきいき元気塾などでの活動は、
回想法を地で行っている事になります。ここが元気塾の魅力です。(参考文献:小林幹児著
「おしゃべり回想法」論創社)

 

<いつか行く道>

過去にとらわれ今にこだわっていても、否応なく時は流れ季節は移って私たちを“いつか
行く道”に連れ出します。若いころの行く手には、希望があり、無限の可能性があります。
金子みすずはその詩「この道のさきには」のなかで、この道のさきには、大きな森があろうよ。
大きな海もあろうよ。この道をいこうよ。と好奇心いっぱいに前向きです。26歳の若さで
亡くなったみすずには老いの戸惑いはまだなかったのです。

 堺屋太一は著書「高齢化大好機」で“長寿めでたい―そして楽しい”“世界に先駆けて
好老社会を作ろう”と、獅子吼しています(2003年NTT出版)が、人々はいつか行
く道が気がかりで、それどころではない状況です。昨年10月24日の朝日川柳で、つく
ば市の奥井
聰太郎氏が「前向きに歩けば先に墓がある」と。まっとうすぎてしらけます。

この道を行けばどうなるものか 危ぶむなかれ 危ぶめば道はなし 踏み出せばその一足
が道となり その一足が道となる 迷わずに行けよ 行けば分かりさ (一休禅師との説

ボケ防止・介護予防は実践にあり パートⅠ この道を行こう


東村山いきいきシニアは2011年6月が創設10目に当たりますので、本13年5月に
10周年記念の催しを開きましたが、創設当時についてのスタッフの記憶が曖昧でまち
まちであることを知りました。
 そのため、正確なところを手元の資料を繰りながら記録しして残すことにしました。
すなわち、会の揺籃期から今日に至る様々なことなどを。
              
             題して『ボケ防止・介護予防は実践にあり!』

<元気塾への助走>

これらの項目について順次書いていきます。
   1.この道                      
 2.ささえあいの会をつくる            
 3.活動開始 家事援助~移送サービズ    
 4.喜ばれた支援サービス           
 5.身内に言ってはいけない言葉       

6.運営資金                   
 7.事務所                     
 8.かなえちゃん哀話              
 9.在宅支援の限界               
10.東村山たすけあい活動グループ連絡会  

1.<この道・・・>
東京都の西北に在って埼玉県の所沢市と接し、西武新宿線と武蔵野線が交差している所、
そこは東村山市で私の住んでいる所です。

 人口:152,758世帯数:68,763(104月現在)高齢化率22,7%県境にはうっそうとした
緑に覆われた八国山が横たわり、鎌倉攻めの途次新田義貞が傍らの木に兜をかけて休んだ
という“将軍塚”もあったりして、兵(つわもの)どもの夢の余韻を今に伝えています。

 

<井の中の蛙>

しかし、生まれ育ったのは沖縄・宮古島です。山も川もありません。ですから、小学校で
♪♪うさぎ追いし あの山 小鮒つりしかの川”と歌わされても実感はなく、教科書の挿絵
とかで想像するしかありませんでした。



こんなことがありました。昭和19年の夏、私は母や弟三人で集団疎開に加わって台湾
へ行ったのですが、日本が戦争に負けると台湾には重慶軍が進駐して来ました。それに追
われるように帰郷しました。20年12月のことです。我が家にたどり着くと、隣近所の
子供たちがガキ大将を先頭にどやどやとやって来て、アメリカが撃ち込んでいった機関銃
の薬きょうや、発煙筒などを見せて空襲や艦砲射撃の激しかったことなどを口々に話して
くれました。そして、「台湾はどんなところ?」「学校はどうだった?」などと質問され
ました。私は、「台湾には雲のかかった高い山がいっぱいあるよ」と自慢げに言いました。
すると、ガキ大将が怒りました。「俺たちが知らないからといって、ありもしないことを
まことしやかに話して、馬鹿にしている。雲のかかる山なんてあるわけがない!」と。
井の中の蛙大海を知らず・・。

 

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蝶々はなぜ菜の葉にとまるか・・・・なぜボランティアをするのか

何のためのボランテイア

下地 恵得

<蝶はなぜ菜の葉に止まる?>

 毎週土曜日の朝日新聞はコラム・「歌の旅人」で、一つの歌にまつわる話あれこれを紹介しています。3月27日は“ちょう ちょう、ちょう ちょう、なの はに とまれ・・・”で始まる小学校唱歌・「ちょうちょうのうた」でした。

歌われているのは「モンシロ蝶」。止まるのが“菜の花”ではなく、“菜の葉”である理由を稲垣栄洋・三上修共書『蝶々はなぜ菜の葉に止まるのか』(角川ソフィア文庫)に尋ねています。

 モンシロチョウの幼虫・青虫は、キャベツや菜の葉しか食べないので、モンシロチョウは産卵のために菜の葉に止まるとのこと。菜の花畑を飛び回るのは一か所に一個しか卵を産まないから。それは、幼虫の食べる葉の十分な確保のためだという。こうして“昆虫は生きるための生存戦略を駆使して、けなげで、たくましく生きている”と結んでいます。


<ボランテイアとは何だろう>

 今から16年前、『地域福祉カレッジ』を受講しましたが、そこで、自分がこれから関わって生きて行こうとしている生き方をボランティアと呼ぶことを知りました。

 当時、ボランティアは“ひまじん”というのがふつうでした。今も見方は変わっていないかも知れませんが―。確かに、ボランテイアをするには「時間と金」の多少の余裕は必要です。しかし、金が有り余っての“ひまつぶし”ではない、ボランテイアするためにアルバイトしていたのですから。ボランテイアにも金がかかるのです。

 ものの本には、ボランティアとは無償性、自発性でもって世のため、人のために働くことだと定義しています。確かに、ボランティアの初期の頃は自発的にいきいきと従事しました。しかし、組織的に活動するとなると義理や惰性に流されることしばしばです。


<「自己実現」ということ>

 昆虫は戦略を尽しながら自然の命ずるままに子孫を残すために生きます。では私たちはどのように、何のために生きるべきでしょう。

言い古されながら常に魅力的な言葉に“自分らしく生きる”というのがあります。誇りを持って、欲するところを達成することだと言われます。正高信男はその著「老いはこうしてつくられる」(中公新書)の中で、“個々人が老後を充実したものと出来るかどうかは、ひとえに自己実現をどう達成するかにかかっている”と言い、“自己実現とは存外、他人の期待にこたえることと、合致するのではないでしょうか”と書いています。

周りの求めや誘いに乗って義理や義務感で動かなければならないことがあったとしても、それもまた、自己実現への一里塚となるというのです。とすれば、ボランテイアは自己実現の手段である道理です。皆様迷わずボランテイアしましょう。

 

 

あなたの健康増進を支援します。

あなたの健康増進をサポートします

           下地 恵得

 この度いきいきシニアでは、新しい取り組みとして『いきいきライフサポート
 プロジェクト』=ボケ知らずの元気な暮らしの応援団=をスタートさせます。

<効果の確実な介護予防を目指して>
 介護予防大作戦in東村山」が市内の町ごとに展開されて、市内全域における介護
予防の周知徹底が図られ、市民の介護予防への一層の理解が促進なされています。
それによって触発されて介護予防に取り組む方々の努力を、より実効性のあるものと
するための支援を目指して、私どもは「いきいきライフサポートプロジェクト」を立
ち上げることとしました。

 <『いきいきライフ サポート プロジェクト』>
 従来、ぼけ・要介護にならないようにと努力しても“はたしてどれくらいの効果が
あったものやら”という不安が付きまといます。そこで、努力の成果を数値化して一目
でわかるようにすれば、努力の目安となり、更に続ける励みとなります。そのための仕
組みが『いきいきライフサポートプロジェクト』です。
<実施の方法と実際>
 元気塾・補強塾等において、6ヶ月ごとに体力測定を実施します。
その個々人の測定検査データをそれぞれ記録し、毎回の結果を比較検討して成果の変動
を観察します。その数値の変動の差異で自助努力の成果の多少が数量として見ることが
できます。
体力測定の内容は、「おたっしや21検診」を中心に予定しています。
測定は、いきいきシニアのスタッフが担当し、測定結果の判定・相談・指導は包括支
援センター側で
行います。
<開始時期その他>
1.東村山市北部包括センター エリヤにおいて、下記の日程で実施の予定です。
  *諏訪元気塾 7月19日9時30分~。*8月 多摩湖塾 *9月 野口塾

2.当然ながら、このプロジェクトを利用するかは自由。ですから、普段元気塾に参加
 している方には3つの選択肢があります。
 ①積極的にプロジェクトを利用して健康増進を図る。
 ②測定は受けるがデータ作制には不同意。 
 ③どっちにもくみしない。  


 



 

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