いきいきシニア元気塾

自分らしく生きて生を全うしよう。その願いの実践を紹介する

2014年11月

地域開催あれこれ

<美住町の場合>
 東村山市では、只今2014介護予防大作戦in東村山」の地域開催が各町で行われています。
トップは10月22日の美住町でした。グリーンタウン美住一番街(とてもハイカラな名です)。その
大集会室理学療法士による、筋トレの講義に続き、定番の体操、謡い、全員斉唱(歌いましょう)
お茶とお菓子で交流。
 13時~16時という短時間だったこともあり、みんな集中を切らさずに整然とした集まりでした。
美住町の特徴は、準備に入る段階で、「従来の繰り返しでいいの?」「住民のみんなへの浸透を
図ろうよ」という、反省を起点にしたことです。その為か、スタッフの人数がとても大方のが印象的
です。


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かもめのジョナサン


            かもめのジョナサン
                                下地 恵得

 「かもめのジョナサン」(リチャード・バック著/五木寛之訳:新潮社)を読んだ。

この本は1970年代にアメリカで、大評判となり世界に広がり、1974年には
日本でも出版されている。単行本で163ページ、うち、かもめの写真が65枚。
嵩の小さな本である。


<かもめのジョナサン>

 その名は、ジョナサン・リビングストン。今朝も彼の仲間たちは、見張りのかもめの
朝食の合図ともに、喚声を上げながら沖の小舟を目がけて殺到して行った。漁師が、
魚をおびき寄せるために撒くエサを横取りするためである。ジョナサンは、みんなが
「飛行」を、エサ場への往復手段とだけしているのが我慢できないのだ。


<飛行の極意に到達したジョナサン>

彼は飛行技術を磨いて自分を高め、偉大なかもめの地位を確立するために、一人離れて
一心に飛行スピードを追求した。骨と羽だけの我が子を気遣う両親が諌めたが、なおも努
力して遂に時速342キロまでスピードを上げた。宙返り、緩横転、分割横転、背面きり
もみ、逆落し、大車輪、など数多くの高等飛行技術も編み出した。これで、かもめ

「如何に飛ぶか」という生きる目的を持ち、知性と特殊技術を備えた高等生物であることを
自認することができる。皆もどんなに喜ぶことだろう。こみ上げる興奮を抑えきれず、
鼻高々の心地で仲間のところへ飛んで行った。

しかし、そんな行動が長老の不興を買い、「遥かなる崖」への追放となった。
流刑地でもめげずに訓練を続けた。


<ジョナサン精神、一旦は一世を風靡したが>

ジョナサンは老いて天に召されるものの、「愛」の実践の為に、かつて自分を追放した
群れに帰った。逆風を跳ね返して群れの意識と生き方を一変させるものの、ジョナサンが
再び天に引き上げたあと、200年も経たないうちに、カモメたちの飛行技術の習得意欲
は何処へやら。ジョナサンの石塚を立ててあがめ、残した言葉を唱えるだけになってしま
った。

そんな墜落した風潮に反発して、原点回帰の動きが見られるようになっていく、という話。


<ジョナサンに元気を貰う>

 なぜ、こんなおとぎ話のようなのが受けたのだろう。1970年という時代背景もあった
のだろうが、この物語は多分に聖書をなぞっている感じがする。天使となったジョナサンは
岩に激突して死んでしまったカモメを翼に触るだけで生き返らせ、片方の翼が動かないカモメを、
声をかけるだけで飛べるようにするなど、これは、マコ伝2章やルカ伝8章に、イエスが病人を
癒やし死人を蘇らせたという話と重なる。聖書に馴染んだ人々にはなつかしいストーリーであろう。

 

しかし、この「かもめのジョナサン」は日本でも一大ブレイクを巻き起こしたという。
何が読者を夢中にさせるのだろう。不可能に挑み可能にする力強さだろうか。104歳の日野原
重明聖路加国際大学名誉学長が、企画中のメデイカルスクールを2020年に開講してガッツポ
ーズを見せたいと張り切る、その気迫に通じる力強さ、逞しさが読者を引き付けるのかもしれない。

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