<美住町の場合>
 東村山市では、只今2014介護予防大作戦in東村山」の地域開催が各町で行われています。
トップは10月22日の美住町でした。グリーンタウン美住一番街(とてもハイカラな名です)。その
大集会室理学療法士による、筋トレの講義に続き、定番の体操、謡い、全員斉唱(歌いましょう)
お茶とお菓子で交流。
 13時~16時という短時間だったこともあり、みんな集中を切らさずに整然とした集まりでした。
美住町の特徴は、準備に入る段階で、「従来の繰り返しでいいの?」「住民のみんなへの浸透を
図ろうよ」という、反省を起点にしたことです。その為か、スタッフの人数がとても大方のが印象的
です。


11月3日は、青葉町の地域開催でした。
会場に足こぎの車いすを乗り回している男がいました。私自身膝が悪く歩行困難なので、
この手の車いすに興味があったので、近づいていろいろ聞いて見ました。とても便利で軽
くて重宝だという。乗って見ましたら、本当に軽く操作も簡単です。
 一般道路は大丈夫ですか」と聞いたら、大丈夫だと。段差も平気で、中央公園などにも
普通に行くのだと。
何処に住んでいるのですか」と聞くと、美住町だという。どうしてこれを使うのですか」との
問いには、膝が痛いので使用しているとのこと。そして、すかさず説明書・パンフをだして
くれました。
 要するに、膝が痛くて歩行困難なので、足こぎ椅子を60万で買って使っているというのです。
パンフを見れば機種については分かる、と。便利に使っている証人がいるのでしたら買お
うかな」と考えたりしながら帰りました。

 帰宅してから、つらつら考えるに、どうも腑に落ちないことがあるのです。
一つは、美住町に住んでいるのであれば、ここ(青葉町)まで漕いで来たわけなのに、それを
  言わないで中央公園に行ったことを引き合いに出すのはおかしい。
次に、私が試乗した時に、早や漕ぎして飛ばしたのにぴったり付いて来た、車いすを使わなけ
  ればならないくらいの膝痛があれば、そうそうすたすたと付いて来れるわけがない。
更に、興味を持ったと見るやすかさずパンフを出してくれたこと。
  どうも、あれは業者の演技であったに違いない。
 
 案の定、翌日(4日)に、青葉開催を取り仕切った関係者に聞きますと、あれは業者であった
ことが判明しました。こんな、客をペテンにかけるようなやり方は商道に反しますね。