2017年11月23日

十六、関屋

草むらに車引き据え眺むれば
      紅葉に照り映ゆ君が面影

合い会えば昔の情(なさけ)懐かしく
      袖の下にて文取り交わす
 
夫逝きて継子の息子に懸想され
      空蝉選びし尼への転生 



  16関屋

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        十六、関屋(せきや)
   夫の伊予介と共に東国に下っていた空蝉は、夫の
   任期満了で京に帰る途中、逢坂の関で石山詣の源
   氏の一行と偶然行きあい、弟の子君を通じて文を交
    わした。
    その後、夫が逝き、継子の河内守に懸想された空蝉
    は出家したのだった。































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sannmiya at 15:10│Comments(0)源氏物語 | 短歌

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