遡る事2日前
とあるグラウンドにて

絹恵「こっちにパスー!」

絹恵(よし!一気に決める)

グギッ

絹恵「~~~!?」

バタリと倒れる絹恵を横切るようにボールが転がる
ベンチから出てくるチームメイト達

絹恵(足が・・・)

絹恵の左足はありえない方向へ曲がっていた
・・・

雅枝「だから無茶するなって言ったやろ」

絹恵「ご ごめんなさい・・・」

雅枝「そんじゃ またお見舞いに来た時に料理持ってくるから待っときな」

絹恵「有難う 母さん」

絹恵(まさか足骨折するとは・・・無茶しすぎたなぁ)

絹恵は病院に運ばれしばらくの間病院に頼らざるをえない状況になった
車椅子はという質問に医者は乗れない位置で骨折してしまったから乗せられないと答えた

絹恵「それにしても暇だなぁ こうなると・・・」

絹恵は学校のプリントを書く以外の時間の消費のやり方がよく分からなかった
病院だから雀卓も無い 筋トレは医者からストップがかけられている

絹恵「部員から貰った本も読み終わったし・・・どうしよ」

洋榎「大丈夫かー絹恵」

絹恵「おねえちゃん」

洋榎「暇を弄んどるみたいやな コレ 家から持ってきたで」

洋榎のバッグから携帯ゲーム機が出てきた

絹恵「でも コレってお姉ちゃんのじゃ」

洋榎「ええんやええんや 絹恵に進めさせるという算段コミコミで持ってきたんやから」

絹恵「な 成る程ね」

洋榎「ほな ウチは部活有るから行くでー」

バタン

絹恵「・・・時間沢山あるしこれやるかー」

洋榎が最近やっているゲームは人気アクションゲームの続編だった
始めるきっかけは「由子から借りてやったらハマった」とのこと

絹恵「・・・由子がこんなゲームやってるなんて以外やなぁ」

ゲーム内容はフィールド上に居るモンスターを武器やアイテムを使って倒すという
シンプルなものだった

絹恵「進めるといっても・・・」

絹恵はこのゲームをやること自体初めてだったのである

絹恵「と 取り敢えずこの集会場という建物に入ろう」

絹恵「お姉ちゃん全然進んでないじゃん・・・ん?」
洋榎がクリアしたクエストを確認していると画面端に吹き出しのアイコンが出て
チャットが飛んできた

Nipponia nippon:久しぶりですなーhiroAさん

hiroA:あ すいません今プレイしているのはhiroAじゃないんです

Nipponia nippon
:ん?どういうこと?

hiroA:実は今プレイしているのはhiroAの妹で・・・

Nipponia nippon:んー 何号室にいますか?

hiroA:◯◯号室ですが・・・

Nipponia nippon:おk ちょっと待ってな

絹恵(え?今からくるの?)

数分後

怜「失礼するでー ・・・あー成る程ね」

絹恵「あっ お久しぶりです 園城寺さん ってまさか」

怜「そのまさかや うちが
Nipponia nipponや」

絹恵「・・・さっきから思ってたのですが名前の意味は・・・?」

怜「名前の意味? 鳥のトキおるやろ?アレを英語でいうとコレなんや」

絹恵「あぁ~そういうことですね」

怜「足どうしてこうなったん?」

絹恵「まぁカクカクシカジカ・・・」

怜「あぁ~ そらまた災難な・・・はよう治るように祈っとくで」

絹恵「あっ 園城寺さん 園城寺さんもこのゲームやっているのですか?」

怜「たまに入院する際にこのゲームにお世話になっとるんや」

絹恵「私初心者なので・・・手伝ってくれます?」

怜「ええで~ こっちも暇だからゆっくりやろかの」

・・・

怜「あ~ この動作をしたら武器を収めて逃げるのがええで」

怜「周りにおるとダメージ食らって危ない危ない」

絹恵「おぉ! 成る程成る程」

・・・

怜「ここをピッケルで掘るとそこそこええ素材が取れてな」

絹恵「コレは何に使うんですか?」

怜「あぁ それな・・・」

・・・


絹恵「怜さん上手いですね あのドラゴンをノーダメでクリアなんて・・・」

怜「あんなん弱いでー 洋榎さんがクリアしているクエストはウチにはクリアできへんし・・・」

絹恵(お姉ちゃん雀力落ちてないのかな・・・?)

セーラ「あっ怜おった って姫松の愛宕妹やないか」

絹恵「江口さん お久しぶりです」

セーラ「足どないしたん!?」

・・・

セーラ「ハァ そんな事あったんやな こりゃお見舞いの品が増えるなぁ」

絹恵「いえ そこまで気を回さなくても・・・」

怜「セーラがああなったら止められへんで 絹恵さん・・・」

セーラ「欲しいもんは何や!?」

怜(は 始まった・・・)

絹恵「え? じゃ じゃ・・・たこ焼きをお願いします」

怜「あ~ 病院食じゃでぇへんからな~」

怜「そんじゃ次来る時持ってくるでー」

セーラ「ほんなら結果を見て帰るか 怜」

怜「えっ このクエ終わってからで・・・」

セーラ「監督が待っとるで」

絹恵「怜さん また来た際に・・・」

怜「・・・ではまたな 絹恵さん」

絹恵「・・・さてと 頑張りますか!」

絹恵(それにしてもこれ分かってきたらオモシロイなぁ)

3日後

怜「遊びきたでー」

竜華「診察でしょ 絹恵さん様態は大丈夫でしょうか?」

絹恵「回復しているみたいで・・・あと2週間は入院生活です」

セーラ「ほな この間言ってたたこ焼きやでー」

絹恵「有難う御座います 江口さん」

怜「ほなやろかー」

絹恵「ええ ここまで進んだのですが・・・」

怜「ほー 入院しとるとそこまでイケるもんやなぁ」

竜華「そうだ 丁度4人いてアレもあるしやらない?」

絹恵「アレとは?」

竜華がかばんの中からカードの束を出した

竜華「カード麻雀や!」

セーラ「病院じゃ雀卓無いからこれでやっとるんや」

絹恵「成る程 確かにコレだと出来ますね」

怜「ほなやろかー」

・・・

絹恵「うーん・・・ダメだぁ~」

セーラ「トビ終了とは・・・」

竜華「なんかスマンナ」

怜「まぁウチラ4人が来たらカード麻雀やろか」

セーラ「つようなって洋榎に一泡吹かせたろで」

絹恵「・・・お願いします!」

絹恵の一週間は月・木・土に姫松のメンバーがお見舞いに来て
水・金曜に千里山のメンバーがお見舞いに来るという一週間に退屈の時間が
少なくなるというものになった

・・・

怜「明日退院なん?」

絹恵「そうですね」

セーラ「コレで洋榎倒せる程強うなったと思うで」

洋榎「ほー 成る程な」

竜華「いつの間に!?」

セーラ「聞いとったんや!?」

洋榎「たまーにこっそりチラッと見にいったらお前さんたちが麻雀やっとんところ見たで」

洋榎「成る程 ウチを倒すためとはのう・・・よしセーラ同卓しようか」

セーラ「なんでウチや!?」

洋榎「いや なんとなく ほなやろかー」

・・・

セーラ(ここや!ここで攻める!!)「リーチや!」

洋榎「アカンなぁ セーラぁ 高め 狙っとるやろ」

セーラ「三味線弾いても無駄やで・・・!」

洋榎「三味線?あぁそんなん弾かんでもアガリなんや」

洋榎「ピンピンロク 美味しゅうございました」

セーラ「」

・・・

絹恵「圧勝だね お姉ちゃん・・・」

洋榎「ほなな 楽しかったでーあっ明日は車で来るとオカンから連絡や」

セーラ「アッレェ?あんなん強かったっけ愛宕姉・・・」

怜「セーラ見えてへんかったんか?手にゴツい豆が出来とったで」

竜華「多分私達が打ってたの見て熱が入ったのかな・・・」

・・・

洋榎「うーん・・・もう一局や!恭子!」

恭子「もう腕上がらへんでー 何があったんや・・・」

洋榎「ちょいと嬉しいが舐められた事があってな・・・」

恭子「?どういう事や」

洋榎(負けへんで 絹恵!)

・・・

というわけで書け麻お題ですー
(pt3,4のお題も出来れば今日中にあげたい)

変なこだわりが入るともっと長くなっちゃう ヤバイヤバイ

(本当はもっと絹怜成分をマシマシにしたかった)

え?はやらない?まぁまぁそんな事言わずに・・・

今日の教訓:こだわり過ぎると時間がかかり返ってモチベーションがガタ落ちする

ではでは~