今回は寝れない夜にけすけさんからもらったお題を使って
一つかる~くSSを作ります


ありがとう御座いました~

咲「ふふっさてと 買いたかった本も買ったし帰ろって・・・あれ?」

咲は欲しい本が駅前に売ってあると聞き、休日にその本屋に寄ったのだが
長居をしていたせいか外はそこそこ強い雨が降っていた

咲「ど どうしよ・・・傘持ってきてないよ」
咲「流石に本は濡らしたくないし・・・あっ携帯!」
ポケットに入ってた携帯を開くと「充電をして下さい」と表示が出て真っ暗になった

咲「・・・私ってなんでこういう時にドジを踏むのだろう」
くぅ~
咲「・・・お腹も減ってきたし」

空模様を見る限り雨が降り止むのもしばらく掛かりそうだった

咲「あっアレって・・・」
本屋の横には公衆電話ボックスがあった
咲「でも電話番号を知っていないと掛けれないし・・・」
咲「家の電話番号を知ってるけど父さん仕事だしあっ」
咲の脳内に一つの希望の光りが見えた
咲「・・・そういえば彼処は喫茶店だったよね・・・」

~~~
「もしもし こちらルーフトップでございます えっ おーいまこ電話」
まこ「ワシにか? はいもしもし」
咲「すいません まこ先輩 実は頼み事がありまして」
~~~
咲「って訳です」
まこ「成る程 傘を持ってない状態でバッテリーも切れた状態で家を出た」
まこ「そんで公衆電話のタウンページでワシのルーフトップがあったからそれで電話を掛けたって訳か」
まこ「場所は駅前の本屋か 少し待っとれ」
咲「本当に迷惑をかけてごめんなさい」
まこ「なぁに 後輩が困っとったら助ける 当たり前の事じゃ」
まこ「すまん 少し出るのう」

・・・

まこ「お おったおった」
咲「ご ごめんなさい わざわざ傘持ってきてくださって」
まこ「ええのええの んじゃお前さんの傘じゃ」
咲「ありがとう御座います」

まこ「んで・・・少し気になるが 買った本の内容ってどんなんじゃ?」
咲「えっ えぇっとその シリーズものの恋愛小説で・・・」
まこ「ほぉ~ 面白そうやな」
咲「つ つまらないものですよ!」
まこ「須賀がおめぇさんの事を本の虫と言ってたからおめぇさんが気に入る本は面白い と思っとるが」
まこ「それにわざわざつまらない本を買って散財する人間じゃないと思うんだがの」
咲「・・・」
まこ「まぁ 見られて困るようなもんやったらそれはスマンの」
咲「いえ・・・」

咲「京ちゃん・・・ふふっ」
まこ「ん?須賀がどうした?」
咲「いえっ 何でも! あっここを曲がると家まで真っ直ぐなので すいません明日返しにきます」
まこ「分かった 気をつけて帰んなさいよ」
咲「ありがとう御座いましたー」

まこ「ふぅーむ 咲が須賀の事を・・・まっこの事はワシの中に留めておこう」

ガチャ
咲「ただいまー って父さんまだ仕事から帰ってないね」
咲「本を読もうかな」

咲「・・・ふふっこの子ドジを踏んだりして私みたい」
咲「・・・主人公も・・・京ちゃんみたいに気付いてない」
咲「・・・あっ ヒロインの子・・・告白しちゃった」
咲「私も・・・あんな風に言えたらなぁ・・・」
界「ただいまー」
咲「あっおかえり父さん」

界「ありがとうな 咲」
咲「・・・ねぇ 父さんと母さんってどっちからその・・・プロポーズしたの?」
界「なんだ やぶから棒にまぁ 母さんだな」
咲「へぇー」
界「あの時は俺も驚いたけど嬉しさもあった」
界「んで 結婚して照が産まれて 咲も産まれて・・・まぁ 今も幸せだよ」
咲「へぇー 母さんが ねぇ」
界「まぁ母さんの事を詳しく知らないからまぁ仕方がないか」
咲「私ってどっちに似ているかな?」
界「ん うーん・・・やっぱ母さんだな 優しさとかが」
咲「そっかありがとう」
界「んじゃ風呂の用意するね」

~~~
咲「いい湯だったよ 父さん」
界「そっか 風邪を引かないよう早く布団に入りな」
咲「うん おやすみなさい」
咲「母さんに似ているのかぁ・・・私も告白 出来るかな?」
咲「・・・母さん・・・おやすみなさい」

Fin