前話→
このシリーズの第一話→

(╹◡╹)<今回はこの間(前話)のアンケートの結果とss咲ちゃんねる様のお題と書け麻で作ります
(`・ω・´)<お題は「卓球」「ヨーロッパ特急」「カチューシャ」「髪の毛」

玄「へ?・・・へ?!」
そう 生まれたままの姿の松実玄さんが居た

玄「あ・・・!?ふあぁあああ?!」
京太郎「そ その違うんだその」
玄「~~~~~っ!?!」ザブン!
京太郎「誤解d」
玄が湯船の中に体を隠すと何処かに指を指しながらこう叫んだ
玄「と 取って欲しいのです!」


玄「だ 脱衣所にある・・・タオルを」
指を指した先には桶があり中に大きめのタオルが入っていた

京太郎「あ・・・ああ! 少し待っててください」
京太郎「そ その前に自分のタオルは・・・あった! 渡す前に自分にも巻いておいてっと・・・」
京太郎「そ その・・・どうぞ あっちを向いてますので」
玄「・・・!そ その・・・立て札を立てて無かった私が悪いのですから・・・」
京太郎「で では失礼します!」
玄「あっ・・・」

・・・

京太郎「っあー 頭洗って無いや・・・ まっいいか 風呂には入れたし・・・」ミシミシミシミシ
京太郎「寝よ寝よ 明日も早いんだし・・・」ミシミシミシミシ
京太郎「・・・? なんだ さっきからミシミシミシミシ」
京太郎は時間を確認した 夜中の1時を回った所だった
京太郎「全く こんな時間帯で枕投げか・・・?あっ」
日付を見て音の原因が何となく察せた 日付は12/25と独り身としては最悪な二日間の
後半戦だという事に気付き耳栓を取り出した
京太郎「あーもう 全く・・・ここはラブホテルじゃねーっての」
京太郎「電気消してっと・・・あっ耳栓してたらアラームの意味無くなるじぇねーか」
京太郎「・・・仕方が無い 外すか・・・」ミシミシミシミシ

同時刻 玄の寝室・・・

玄(遠くのほうで・・・今年も営みを育んでいるカップルさんが居ますね・・・)
玄(・・・余計な考えはやめるのです)

5時間後

宥「おはよう 玄ちゃん 須賀君 あら?どうしたの二人揃ってとても眠そうだけど」
京太郎「いえ・・・特に」(あー余り眠れなかった こんちくしょう)
玄「大丈夫だよお姉ちゃん」(凄く気になって余り眠れなかった・・・)
京太郎「それで今日はどの様な仕事をすればいいんでしょうか」
玄「お客様の食事を運んだ後使用できる布団のシーツを変えるのです」
玄「旅館のお布団は基本的にカバー類を交換して使用済みは洗っています」
京太郎「結構テキパキしないと夕方になりますねー」
玄「この作業は全員でやるので
憧「おはよー 取り敢えず料理の支度ねー」
穏乃「料理作るの手伝いまーす」

・・・

宥「それじゃ」
「「「頂きます」」」
玄「・・・」カクン・・・カクン
憧「あー その調子だと今年もカップル客来てるの?」
京太郎「ブフッ!」(おい!)
玄「あ 憧ちゃん! 幾らなんでもストレート過ぎるよ!」
憧「あー ごめんごめん でも目が覚めたでしょ」
穏乃「???」
憧「穏乃はまだ早いもんねー まぁいずれ分かるかもねー」
宥「それじゃ勉強に入るねー」
憧「んじゃ私達は朝ごはんを配りに行きますかー」
・・・
玄達が配りに行っている間 京太郎は皿洗いをやっていた
京太郎「うー 何とか水の冷たさで起きている感じだ」
穏乃「大丈夫ですか? 何なら変わりましょうか」
京太郎「いや この仕事がいい とても寝不足だからふらつくと料理こぼれるし」
穏乃「な 成る程ですね」
玄「運び終わりましたー 今からお客様がチェックアウトする10時まで空いてますので」
玄「少し・・・くぅ お お休みを頂いても・・・」
憧「分かったわ んじゃ穏乃と私が受付で動くわ」
玄「あ ありがとうね 憧ちゃん」
京太郎「済まない 俺も少し横になるわ ちょっと眠い」
穏乃「・・・二人共食卓で倒れるように寝ちゃったね」
憧「余程だったみたいね・・・んじゃ穏乃サクッと終わらせるわよ」
穏乃「うん! 所で憧 どうして二人揃って寝不足なの?」
憧「あー・・・ あっお客様が見えてるじゃん急ぐよ穏乃!」
穏乃「あっ 本当だ!」

・・・

憧・穏乃「またお越し下さいませー」
憧「・・・これでリストに載ってた人は全員みたいだね」
穏乃「それじゃお客様の皿を持って行くから玄さん達をよろしくねー」
憧「了解ー さてと」

憧「おーい お二人さん 起きなー」
玄「んん・・・すぅー すぅー」
京太郎「んぁ・・・かぁー」
憧「・・・どうしよ」
宥「それなら良い案があるよ」
憧「宥姉!」
宥「寒いのが苦手だから そこにある冷蔵庫の中にあるラムネ 二人分取ってくれる?」
憧「ラムネ?・・・成る程ね」
憧は冷蔵庫からラムネを取り出し 二人の頬にキンキンに冷えたラムネの瓶を当てた

玄「ひゃい!?」
京太郎「んー ん つめた・・・」
憧「んー 玄100点!」
宥「まぁ玄は私と体質が少し似ているから・・・冷たいので起こすのにはとても有効だからね」
玄「え?! え!?なんなのです!?」
憧「起きなー もう10時だよ」
玄「え?・・・あぁ! 憧ちゃんありがとー」
憧(玄は素で驚いたらこうなるのか・・・)
憧「ほらー 起きなー」
京太郎「あ・・・あぁ 取り敢えずこれを開けてっと・・・んぐんぐ よーし 今から皿を洗うぞー」
穏乃「ある程度持ってきたよー」
玄「ありがとうねー んじゃ私も皿を持ってくるね」
京太郎「その前に・・・っと」
京太郎は水道の蛇口を捻り水を出し 手に水を貯めて顔にパシャリと当てた
この季節はとても水が冷たくなるが 奈良でも当たり前だったようだ
京太郎「よし 目が覚めたな んじゃサクッとやりますか」

・・・

穏乃「これで全部だねー」
憧「お疲れ様ー これが終わったら布団を整理してご飯だねー」
玄「お疲れ様ー 穏乃ちゃんと憧ちゃんは休憩入ってていいよー」
玄「えーっと今日の予約リストはっと・・・アレ? この名前何処かで見た様な・・・?」
玄「うーむ・・・愛宕・・・愛宕・・・まっ 気のせいでしょう」

憧「アレ?初瀬から連絡だ」
憧「何々 『今日大阪の高校と練習試合をします』か 晩成高校も教育方針が変わったのかな」
京太郎「皿洗い終わったぞー」
憧「お疲れ様ー 次はシーツの入れ替えだねー」
京太郎「あー そうだ・・・な・・・」
京太郎は昨晩眠れなかった原因を思い出していた
憧「・・・何?まさか昨晩イヤらしい本に載ってそうな事でもあったの?」
京太郎「・・・半分正解といったところかな」
憧「まぁ毎年の事だから割りきってやるわよー 玄ー 休憩上がって作業に入るよー」
玄「では須賀君と憧ちゃんは奥の部屋からお願いしまーす」
憧「了解ー」
京太郎「OK~」
・・・
憧「・・・最初っから派手な部屋に来ちゃったね・・・」
京太郎「・・・」
奥の部屋の惨状はまぁ・・・何というか
自分達が来る前まで盛り合ってたと思わざるをえない様な独特の臭いに満ちていた

憧「ま 切り替えていくわよー」
京太郎「・・・なんとも思わないのか?」
憧「まぁねー そういうの知らない訳ないし・・・もしかして そういうの苦手?」
京太郎「・・・ ノーコメントで」
憧「まぁ良いわ 取り敢えず替えのシーツの場所だけど・・・」

・・・

京太郎「OK と言ってもコレは使えないだろ?」
憧「そうだね だからコレは玄関前の使われていない部屋の下の押入れに入れるように」
憧「そして上の押入れから布団を取ってきて替えるように」
京太郎「成る程ね んじゃ持って行くよ」

1時間後 使用した部屋のシーツの交換が終わり昼ご飯を食べた

憧(そういや初瀬が昼に今日大阪から練習試合に来る高校があるって言ってたけど・・・)
憧(一体何処かしら・・・)
京太郎「ごちそうさまでしたー」
穏乃「そう言えば京太郎さんは麻雀出来ますよね?」
京太郎「え?まぁそうだけど・・・」
穏乃「一局 お願いします!」
京太郎「え?! で でも・・・俺 咲のように強くないからつまらないよ」
京太郎「君は決勝のあの舞台で咲と対等に いやそれ以上の打ち方をした」
京太郎「そんな君が俺とやるのはまるで幼稚園児が面白がって蟻を踏むのと一緒だ」
憧「・・・何やる前から諦めてるのよ」
京太郎「え?」
憧「怯えてても 強くはなれないよ」
憧「それとも何? 咲や私達には一生勝てないって言うの?」
京太郎「・・・」
穏乃「あ 憧・・・」
玄「すいません みんなお仕事だけど・・・良いかな?」
京太郎「はい 穏乃さんすいませんがこの件はまた今度でお願いします では玄さん仕事内容は?」
玄「じ 実は・・・」

・・・

穏乃「貴方達は・・・」
憧「千里山の・・・!」
浩子「お久しぶりですな 阿知賀のお二人さん」
泉「お久しぶりです 憧さん 穏乃さん」
京太郎(確か Aブロックで阿知賀や白糸台と対戦した・・・千里山の人だっけ?)
雅枝「ん? 見かけない男子生徒だな・・・?」
浩子「確か彼は須賀京太郎という清澄高校の唯一の男子生徒です」
雅枝「清澄の・・・そうか なら君と玄を交代して入ってくれ」
京太郎「ま 待って下さい 俺は」
雅枝「私達は今年最後の松実館の客だ これならいいだろ?」
玄「つまり そういう事です・・・」

どうやら 今年最後の松実館の仕事はこの人達と打ちあうというものだった

泉「で では・・・宜しくお願いします」
京太郎「・・・よろしく」
玄「宜しくお願いします」
浩子「よろしく」
泉(二年が同卓しても・・・昼と同じ様に傲慢はしない 全力で打つ!)
玄(目があの時とは違う・・・照さんと同じ様な目をしている)
憧(そういや初瀬のメールを思い出したけど晩成高校の練習試合の相手は千里山だったって訳か)
穏乃(以前の泉さんとオーラが全然違う・・・あの目つきは獣だ)
京太郎(・・・)

浩子(・・・さて卓に座ったけど 不確定要素がひとつ)
浩子(やはり・・・未知数のあの男が気になりますな)
浩子(・・・セーラよりも泉とダブって見えるのは気のせいか?)
浩子(一応軽くデータを調べましたが 彼は清澄だがインターハイ県予選で落ちた程の実力)
浩子(彼が自動でラスになる可能性が十分にある)
浩子(そして松実玄の打ち筋は重々把握しとる)
浩子(泉が自信を取り戻すきっかけには十分や)

雅枝(誰かを思い出すな・・・しばらく見てみよう)
憧「あ・・・あの千里山の監督さん」
雅枝「愛宕雅枝 と呼んでくれ」
穏乃「ま 雅枝さん どうしてあの二人なんですか?」
雅枝「玄を選んだ理由は年上と打つ際のトラウマを消すため」
雅枝「あのパツキンは知らない人と打ってもビビらん様にするためもあるが」
雅枝「今は居ない泉の憧がれと髪の毛の形が似とったから選んだ」
憧(セーラの事かしら)

その頃長野では

衣「ようこそ龍門渕へー!」
久「わざわざクリスマスパーティーにお呼びいただきありがとう御座います」
透華「いえいえ 今日は楽しんでくださいまし!」
和「衣さん この間お店で見つけたのですが・・・このカチューシャ付けてもらいませんか?」
衣「うわぁ!ありがとうののか!」
和「ふふっ気に入ってくれてこちらも嬉しいです」
まこ「おぉ 今日は執事さんも無礼講か」
ハギヨシ「たまには羽を休めて と透華様からのご指示を受けましてね」
ハギヨシ「まぁ 年明け後に私用でヨーロッパ特急で少し旅をするのですが」
まこ「まぁ お疲れ様って事じゃの」
ハギヨシ「・・・あれ?そういえば須賀殿は?」
まこ「あー 少しわけありで奈良の温泉宿へ」
優希「温泉と聞くと透華さんが卓球で無双してたのを思い出すじぇ」
透華「当然ですわ! 私の運動神経は龍門渕では誰にも負けないですの!」
純「おーい誰か忘れてないかー?」
透華「・・・二番目ですわ!」
ハギヨシ(それにしても温泉宿 ですか・・・少し気になりますね・・・)

・・・

泉「それ ロンです」
京太郎「・・・俺の トビですね」
憧「な・・・!?」
京太郎は全員のアタリ牌を的確に出しまるでやる気のない麻雀を打ち
京太郎一人が払う麻雀をやり、ハコテンになった

京太郎「・・・すいません 俺じゃ駄目みたいですね」
雅枝「少し待ち」
京太郎「・・・え?」
雅枝「やっと思い出したわ そんな目をしていた人の名前を」
泉「コーチ・・・?」
京太郎「目?」
雅枝「阿知賀の指導者 赤土さんや」
憧「・・・どういう意味かしら」
雅枝「・・・あの人が実業団で打ってた時 たまにあんたと同じ様な目をしていた」
雅枝「そして その目をした数巡後 あの人は放銃をした」
雅枝「・・・アンタには今何かが足りない 麻雀を打つ時に確実に必要な何かを」
雅枝「こんなんじゃ泉のメンタルトレーニングにならへん 穏乃ちゃん 入ってくれ」
浩子「えぇ! でも今回の目的は泉のメンタル力をアップじゃ」
雅枝「浩子 一つだけ言っとく こういう時にサンドバッグを殴っても無駄なんだよ」
ダンッ
雅枝「・・・ん?」
京太郎「・・・だって?」
雅枝「・・・」
京太郎「誰が サンドバッグだって・・・!?」
玄「・・・!」
穏乃(あの目は・・・準決勝オーラスの時の淡さんの・・・!)
京太郎「確かに俺は清澄高校で唯一の県予選落ちした部員で恥晒しかもしれない」
京太郎「だが・・・アンタの一言で目が覚めたよ もう一局やろうか」
泉「・・・お願いします」
浩子(うさぎが狼になったみたいね・・・今度振り込むのは私かもしれないな・・・)
浩子(手加減は抜きでやる 頭脳戦なら負けへんで)
京太郎(さっき以上に集中して・・・勝つ!)

浩子(・・・泉がビビっとらん・・・前の泉はああいう状態になるとビビってまともに打てなかった)
浩子(・・・まだ色々と学ばなアカンな・・・)

・・・

結果は・・・虚しくも京太郎のラスで終わった
京太郎「・・・ッ ありがとう・・・ございました」
京太郎(いきがっても・・・無駄か)
雅枝「・・・強くなりたいなら あの状態を忘れるな」
雅枝「麻雀は気持ちだけで打って勝てるもんじゃない 時に感情を捨てるのも重要だ」
雅枝「だが誰にも負けないという闘争心は 自己を大きく成長させるものがある」
雅枝「どういう所が悪かったか 強く反省しな」
京太郎「・・・原因が分からないなら どうすればいいんですか?」
雅枝「・・・第三者からの目で見えるものがある 癖、打ち方、考え方・・・」
雅枝「それを聞いて 考えるしか無い んじゃそろそろご飯にしようか」
穏乃「・・・あ!試合に目を奪われてて忘れてたけど・・・!」
憧「ご飯作るの・・・忘れてた!」

宥「憧ちゃーん!穏ちゃーん!早く戻ってきてー!」

京太郎「い 急ぐぞ!」ダダダッ

浩子「・・・泉 どんな感じやった?」
泉「全員が本気だったから 一回目とは違う緊張感が走りました」
泉「何処か歯車が合っていないような感覚が一回目にはあって二回目はそれがなかった」
泉「・・・昔の私はそのズレた歯車だったのかもしれません」
雅枝「・・・まぁ 泉がそう思うなら何か成長出来たのかもな」
雅枝(・・・ひとつ成長出来たな 泉)

憧「すいません 宥さん!」
宥「みんな居ないと思ってたらロビーに行ってたんだねー」
玄「お客様がお客様だったから遅くなってごめんお姉ちゃん!」
宥「いいよー 取り敢えずこっちを憧ちゃんお願いねー」
玄「しずちゃんは愛宕さん達の部屋の案内と浴衣渡しをお願いしますー!」
穏乃「あぁ~~~部屋の名前は?」
玄「森の間でー!」
穏乃「了解しましたー!」タッタッタッ
玄「あぁ!須賀君は急いでお風呂掃除をー!」
京太郎「は はい!」タッタッタッ

・・・

京太郎「ふぅー 今日の勤務は終了っと」
京太郎「まぁ明日から憧さんのお手伝いだから休めないけど」
玄「では先にお風呂どうぞー」
京太郎「ではお言葉に甘えて」
京太郎「・・・っと使用中の札を立ててっと」

カッコーン

京太郎「ふぅー ・・・結局ご飯食べた後にまたお願いされたけど全然歯が立たなかったなぁ」

雅枝「強くなりたいなら あの状態を忘れるな」

京太郎「・・・はぁ・・・あの時の俺の感情を思い出してみるか」
京太郎「悔しい…辛い…情けない…」
「・・・勝ちたい じゃないんですか?」
京太郎「へ?!」
後ろを振り返ると玄がタオル一枚の姿になっていた
京太郎「えぇ!?あ アレ?!立て札した・・・はず・・・!?」
玄「見ました ただ二人っきりで話したいことが」
京太郎「今日の麻雀のことですか?」
玄「えぇ」
京太郎「・・・すいません 弱い癖に粋がっちゃって」
京太郎「ただ あのボロ負けの後実力が無いなら早く追いつけれたらなって思えるようになりました」
玄「・・・二戦目から須賀君の目が変わった様な気がしました」
京太郎「そうでしょうか?」
玄「えぇ ・・・今日はクリスマスですよね?」
京太郎「まぁそうですけど」
玄「これ私からの少し遅目のクリスマスプレゼントです」
玄は京太郎に優しく口吻をした

次回 京太郎「巫女さんって大変だなぁ」に続く

どもども 管理人です
書け麻お題記事がやっと完成ですがまだお題が余っているので
書かなくては(-_-;)
ではでは~