この記事はリレーSSとなっております
1日目は此方から

漫「はい皆さんシャキッとしてください!」
由子「とてもねむねむのよー」ファ~
絹恵「あの後の片付け全員面倒な顔してたからねー」

今日は姫松祭二日目 二日目は麻雀教室なのでチラシ配りで
人を集める必要があった
1日目のお好み焼き屋と違い麻雀教室なので人が来ない可能性もあった

漫「ですから私達がしっかりチラシ配りをして あっ10時から麻雀教室やってまーす」
由子「流石に受け取る人が居ないねー」

麻雀人口が数億人を超えた事もあり
麻雀のルールを理解している人が多く人が集まるのかというと疑問符が付いていた

洋榎「・・・10時になったけど・・・」
恭子「人 来ないね」
郁乃「流石にこれは来ないんじゃないのー?」
洋榎「あのメンツでチラシ配りやっとるから男ん子一人位は来るかなーって思っとったけど・・・」
恭子「こうも来ないとね・・・」

遠くからドラムやギターの音が歓声で掻き消されるのを聞こえていると
あちらのステージが如何に人でごった返しているのか嫌でも実感する

恭子「ガールズバンドの方が魅力的とは・・・」
郁乃「ちょっと前に実写化したりアニメ化もしたりしたってテレビで言ってたしねー」
洋榎「ってかなんでいるんですか・・・」
郁乃「麻雀部の顧問代行だから教えるには適材適所だと思うけど?」
恭子「・・・」

教え方には少し捻くれているが考える麻雀を教える赤阪は
ワンテンポ先の麻雀を教えるにはピッタリな人材だ
おまけに初心者に教えるとなると意外にもわかりやすく理由がある打ち方を教えるから
尚更反論出来なかった

洋榎(うーん 出て行って と大っぴらに言えんからコイツ嫌いや・・・)
恭子「はぁ・・・」

近くの教室で売ってたたこ焼きをつまみながら待つが一向に人が来る気配は感じなかった

洋榎(予算をケチった結果 こういう結果になったからなぁ・・・)
恭子(何度か失敗したけど昨日が楽しかったなぁ・・・)

・・・

洋榎「予算オーバー!?」
恭子「えぇ ですので二日目は別のもんを開くか諦めて欲しいと生徒会から通達があった」
郁乃「それなら麻雀教室でええんちゃうの? 麻雀部だから卓はあるし」
絹恵「・・・確かにそうね」
漫「予算を使わない方法はこれしかないですね・・・」

・・・

洋榎「順番逆にしといたほうが良かったかな・・・」
恭子「・・・過ぎたことを言ってもしゃーない」

・・・

由子「チラシ受け取ってくれないねー」
絹恵「こうも受け取る人が居ないと・・・流石にね」

「あの」

漫「(来た!)麻雀教室って貴方は・・・」

郁乃「・・・三麻でもやる?」
恭子「こうもやることがないとね・・・」
洋榎「取り敢えず親決めるか」

ガラガラガラ

洋榎「絹恵オカエリー どんな感じよー」
「あの」

恭子「絹恵じゃない・・・まさかお客さん!?」
郁乃「ってあらあら~貴方は千里山の」
洋榎「泉・・・!」

泉「どうも 昨日は先輩がお世話になったそうで・・・」
洋榎「おー でも今日はお好み焼き屋やってへんで」
泉「いえ・・・少し悩み相談を」
恭子「占いなら向かい側の棟だけど」
泉「いえ そういうのじゃありません」
郁乃「まぁまぁ 麻雀部員の悩みって一つしか無いやろー」
郁乃「つまり 自分の麻雀が出来んくなったんやろー」
泉「・・・!」
郁乃「それでマイナスなイメージが」
洋榎「すいません代行さん 少し席を外してもらえませんか」
郁乃「そんな怖い顔せんでもえーやん・・・ほな失礼するでー」

ガラガラ

泉「・・・あの人が言っていることは合っています」
泉「自分の麻雀が 牌に否定している気がして打ってても全然来ないんです」
泉「全て裏目に出るというか何をしてもダメというか」
泉「・・・どうすればいいんですかね・・・」

泉の頬には涙が流れていた

洋榎「・・・先輩達は何か言ってたか?」
泉「怜さんや船久保先輩が後ろで見てた時が何回かありますけど」
泉「絶句する様な裏目の確率 と言ってました」
洋榎(怜とアイツがそう言うって事は相当なもんやな・・・)

恭子「・・・基本オカルトチックな類は信じたくないけど・・・」
恭子「そこまで否定されるほどとは・・・」

洋榎「なぁ 泉 三麻しないか?」
泉「へ?」
洋榎「打点が高くて上がりやすい三麻ならなんか掴めそうと思うんや」
洋榎「それに普段打たないメンツや 環境が変われば何か掴めるやろ」
恭子「・・・せやな 取り敢えず一回打とか」
泉「・・・よろしく お願いします」

・・・

泉「ありとうございました」
洋榎「・・・取り敢えずすまんな」
恭子「うーん・・・」
泉「こうも裏目に出ると・・・笑えてきますね・・・」
洋榎「こうなっても今やること 一つしか無いやろ」
泉「えっ?」
洋榎「沢山の人と打つ事や 打って打って色んな人に対抗できるスタイルをみつけるしかない」
恭子(主将・・・)
洋榎「うちはオカンの考えてることはさっぱりや でも」
洋榎「多分 うちのオカンも同じことを言うはずや」
恭子「・・・とにかく まだ打つ?」
泉「・・・お願いします・・・!」
恭子(顔立ちがよぉなった気がする・・・)
郁乃「んじゃ 次は実践的に四麻でやろかー」
洋榎「いつからいたんや!?」

・・・

郁乃「うーん 何となくだけど河の見方を変える必要があるんちゃうの?」
洋榎「どういう意味や」
郁乃「私のここでこれを打って次の順でこれを打つのは少し違和感を感じると思うんよ」
泉「・・・?」
郁乃「・・・デジタルっぽいけど所々オカルトよりな打ち方をすれば上がれる と言いたいんや」
恭子「つまり・・・清澄の部長の様な歪なデジタルな打ち方 ってわけか」
泉「・・・???」
洋榎「んじゃ教えるからよー聞いときな」

・・・

洋榎「ってなわけや」
泉「ちょっとさっぱりですね・・・わざわざ確率が低い方を選択するなんて」
洋榎「これはアイツ特有の理論だからウチはさっぱりや」
洋榎「ただ 今の引き運じゃ勝てる麻雀は出来ないからこの麻雀で行くしか無い」
洋榎「取り敢えずまたここに遊びに来 同卓したウチならぼんやり程度だがあの打ち方を教えられる」
泉「・・・そうします すいません今日は有難う御座いました」

郁乃「・・・なぁ敵に塩を送ってええんか?」
洋榎「さぁ ただ悩んでいても前に進みたい人がおるなら手を差し伸べるのが筋や」
洋榎「あの打ち方は浩子やオカンが一番理解し難い打ち方や」
洋榎「だからこっちで教える必要がある そう思っただけや」

ガラガラガラガラ

絹恵「すまん 姉ちゃん全然人集めなくて」
漫「先輩すいません!」
由子「一応チラシは配り終えたのよー」
洋榎「いや 十分頑張った」
恭子「お疲れ様」
由子「それじゃ後夜祭に行くのよー」
恭子「あっ忘れてた!」
漫「もうクタクタだよー」

その後 泉が春の選抜で勝ち進んだのはまた別の機会で

おしまい
ここからは今回のリレーを書いてくださった雪月花さんと私のあとがきです

"乱れ雪月花"ブログの管理人、雪月花です。

まずは姫松高校文化祭のSSを読んでいただきありがとうございました!

サンパンさんのつぶやきにより実現した今回のリレーSSですが、
私自身初めての事ばかりで、サンパンさんには助けてもらってばかりでした;

普段は自分ひとりでイメージし、自分ひとりのアイデアを"姫松SS"という形で
ブログを更新しているため、今回のリレーSSは企画の段階からとても楽しかったです。

私は姫松高校関連のSSしか最近は書いていないため、もしまた機会があれば
別の高校のリレーSSもやってみたいなーと思いました。

そういえば、今回は"姫松高校の文化祭"をテーマに書いてみたのですが、
実は過去に自身のSSで書いたことがありました…(その時はメイド喫茶でした)

今回ブログを読んでくださった皆さま、そしてサンパンさん、ありがとうございました!
これからも "音を奏でて花が咲く" "乱れ雪月花" 両ブログともに宜しくお願いします!



ってなわけで後編を書かせていただいた音を奏でて花が咲く管理人SANNPANNです
リレーSSで前編と後編でSSのジャンルが違う試みは初めてなので
違和感を出来るだけ抑えるように考えましたが如何だったでしょうか?
(打牌シーンはみちくささん辺りが書くとより濃厚になるんですが(;´Д`))
因みに大まかなストーリーの流れは雪月花さん
前編のイーピン焼きはワシが発案しました

※このツイートを見て大まかな流れを二人で決めました


そしてコラボ先の管理人の名前が雪月花さんなのでこの曲をペタリ


雪月花さん 今回は有難う御座いました~
ではでは