優希「コレを読む前に注意事項だじぇ」


CAUTION! 胸糞注意! ブログ主の実体験が書かれております!
それではどうぞ

久「よし 今月分ゲットっと・・・」

私 竹井久(21)は紆余曲折を得て現在専門学校の学費を稼いでいた

久「流石に高校卒業直後に真面目に働いとけばよかったかなー」

大学受験に失敗し滑り止めにも落ちた久は精神的なダメージが大きかったのか高校を卒業した後に
1年ばかり堕落的な生活を送ってた。が、流石にこのままではマズイと危機感が心を満たしたので
専門学校へ行く学費を自分で稼いでいた
そろそろ二年分の学費分が貯まりそうだった そんなある日・・・
prrr prrr
久「あっ懐かしいね もしもし?」
「お久しぶりです 部長」
久「もう 部長って何年前の話よ 久でいいわよ 和」
電話の相手は原村和だった
和「あっすいません 久さん」
久「もー さんつけなくていいのよ どうしたの急に電話かけてきて?」
和「ちょっと 久、さんにお話があるのですけど」
久「何ー? 悩み相談かしら?」
和「えぇ まぁそのようなものです 近い休日はいつでしょうか?」
久「丁度明日の夕方休みよー」
和「なら 明日清澄の近くのファミレスで逢いませんか?」
久「あーあそこね いいわ 久しぶりに奢ろうかしら」
和「いえ 部長は悩み相談を聴く方なので私が奢りますよ」
久「そう? ならお言葉に甘えて 明日の16時でいいかしら?」
和「はい!」
久「では 明日を楽しみにしてるわ」
和「はい 部長!」

久「んもー 部長じゃないってのに・・・ さてと咲にフラレたのかしらねー」

次の日の夕方・・・

和「お久しぶりです 部長」
久「んもー 部長じゃないって」
和「あっすいません」
久「いまプロのチームに入ってるんだっけ?スーツに合ってるわよ」
和「あ ありがとうございます」
和は三年のインターハイ後高校卒業後麻雀のプロチームに
久「胸も大きくなってー・・・ん? 後ろの方は?」

和の後ろには少し奇抜な髪型をした女性が立っていた

和「あっこの方は花田煌さんです 私の中学の頃の先輩です」
久「あー もしかして例の新道寺の・・・」
煌「ご存知でしたか ありがとうございます」
久「お逢いできて嬉しいわ」
煌「いえ 此方こそ!」
和「それでは中に入りましょうか」

・・・

和「何頼みますか?」
久「じゃー ショートケーキで」
和「じゃあ私もそれで」
煌「あとこれにフリードリンク三人分」
店員「かしこまりました」
煌「あー・・・少し席変えてもよろしいでしょうか?」
店員「構いませんよ どちらの席に・・・」
煌「あちらの奥の壁際で・・・」
店員「かしこまりました」
久「じゃあ先に席移動しておいて下さい その間にそちら二人ドリンク取ってくるわね」
久(そういえば悩み相談って言ってたわね 余り人に聞かれたくない程のものかしら)

久がドリンクを持ちテーブルに戻ると奥の壁の隅の方に煌が座りその横に荷物が置かれ
和と久が椅子の席に座ることとなった

久(隅のほうが落ち着くんだけど・・・まぁいっか)
久「それで・・・悩み相談って煌さんの方かしら?」
煌「まぁ 悩み相談というより聞いて欲しいお話がありまして・・・」
煌「竹井さん ピンズ共済ってご存知でしょうか?」
久「ピンズ・・・共済?」
和「ぶちょ・・・ではなく久さん まずは共済というのはご存知でしょうか?」
久「え?えーっと共済って・・・確か大企業が給料の一部をネコババする代わりに関連会社のサービスを受けられるってやつ?」
煌「その通り! 給料の一部を企業が受け取る代償ではないのですが格安でサービスが受けられます!」
煌「ですが・・・それを出来るのはほんのごく一部の企業 ですがこのピンズ共済は」
煌「それを個人でも出来るようにするというもので御座います」
久「成る程ねぇ」
和「このピンズ共済を提携している会社ソーズネットワークなんですけど一般財団法人で国から許可を得て活動しているのです」
和「私も煌さんも同じソーズネットワークに入会しまして・・・」
久(・・・凄い所に入ったわねこの子)
和「それで今回 久さんにもそのソーズネットワークに入ってもらいたくて・・・」
久「えっ 私でいいのかしら!?」
和「ええ 久さんには色々とお世話になりましたので その恩返し ですかね」
久「なんか すまないね和」
和「いいです 咲さんと巡り合わせてくれましたし・・・」
久「まぁ まだあの子狙ってるの?」
和「・・・///」
久(あっ ガチなんだねこの子・・・)
煌「では 説明入っても宜しいでしょうか?」
久「あっすいません」
煌「では この冊子を差し上げますので順を追って説明しますね」

・・・

和「・・・という感じです」
久「成る程ねぇ・・・」

提供できるサービスは今はまだ少ないが会員数が伸びればサービス数が増えていく
というもので現在もそこそこ多くサービス内容は自転車保険や
ウォーターサーバー設置の割引、葬式の割引と数もそこそこあった

久(結構数あるのね・・・)
和「どう でしょうか?」
久「確かにサービスは素晴らしいね・・・でも」
煌「・・・」
久「月4000円かぁ・・・」

一円も無駄にできない今の久にとって4000円は少し痛いものだった
久(サービスは確かにいいし数もある・・・でも・・・ここのサービスの3割でも使うことあるかと言われたら・・・ほぼ無縁というべきか・・・)

そしてどのサービスも会員価格になるだけで無料と記載されておらず入会料金が掛かるものだった

久(より多くのサービスを受けるようにするには更に会員費取られるのかぁ・・・うーん)

会員には一般会員とグレート会員がありグレート会員になると多くのサービスをより安い料金で
受けられるものとなっているが値段が少し嵩むものだった

久「うーん・・・悪いけど和、少しここのサービスを受けることは無いかなぁ・・・」
和「久さん・・・やっぱり会員費が気になる感じですか?」
久「そうわね 確かにサービスはいいんだけど・・・そのサービスを使うかどうかと言われるとねえ」
煌「そうおっしゃると思いました 確かに月6000円という金額は少々高く感じます が、グレート会員になると少し特殊なサービスがありまして」
久「・・・?」
煌「冊子の次のページをご覧下さい」
久「えーっとなになに・・・ポイント制・・・?」

煌「えぇ ご友人や知人に紹介するとポイントが発生します」
煌「そのポイントを現金に此方が換金致します」

久「へー・・・」(ん?)
煌「それで 例えば紹介した知人Aが知人Bに紹介すると一般会員はその人のみしかポイントは得られませんがグレート会員の場合知人AとBからポイントを会得でき知人Aが紹介した最大3人までポイントを獲得できます」
久(あれ?コレって・・・)

煌「紹介する人物が多ければ多いほどポイントを獲得できますよ」
久「ねぇ・・・和、ちょっといいかな?」
和「なんです?」
久「煌さん 少し和とちょっとした昔話をしたいので席を外しても貰ってもいいですか?」
煌「? どうぞ」

久「その・・・和、これってマルチ商法じゃないの?」

和「え えーっと・・・それは・・・何でしょうか?」
久(この反応・・・やっぱり和は嘘が苦手なところは変わってないわね)

久「・・・違ってたらごめんね でも どうして?」
和「そ それは・・・違いますよ それに それに関しては私と煌さんがこれから説明します」
久「・・・」

煌「あー成る程ですね 竹井さん これはマルチ商法とは違いますよ」
久「・・・え?」
煌「これは新しい次世代的なビジネス これからはみんなで助け合いといった全く新しいビジネスなのです」
煌「今の御時世、働いてもまともに貯蓄が増えるとは思えません」
煌「ましてや正社員になる事が危ういこの世の中」
煌「ソーズネットワークはその頑張っている皆様をサポートの為のサービスを展開しているのです」
久「・・・ふーん 成る程ね・・・」
和「そうなんです だから・・・」
久「・・・わかった でも少し待ってくれないかな?そのピンズ共済親にも薦めたいし」
和「・・・!わかりました!」
久は見逃さなかった さっきまで談笑していた花田煌の目が一瞬まるでものを選別するかのような目をしていたのを

煌「それではこのパンフレットに和の名前をお願いします あっこれ私の名刺です」
和「はい 久さん ではこちらパンフレットと説明会のスケジュール表です」
煌「もしご不明な点や質問がございましたら説明会へお越しください」
和「連絡を受けたらいつでもお向かいに向かいます」
久「・・・ありがとうございます」
和「本日はお忙しい中有難う御座いました ではまたお会いしましょう 久さん」
煌「ではこれにて 失礼します」
久「・・・」

久は早足に自宅に戻り とある人物へ電話をかけた

「・・・成る程 状況はわかった 前と変わらずいつもの場所に来てるから・・・ あと原村以外の元清澄メンバーを集めてきな 勿論原村に察されないようにな」
「わかりました では失礼します」

数日後 午後10時過ぎ・・・

「あれ?京ちゃん何でここに?」
「お前こそ何でここに・・・」
「おー久しぶりだじぇ」
京太郎「優希 お前全く変わってないな・・・そういやお前のタコス屋久しく行ってないな 明日行くよ」
優希「流石犬だじぇ!」
「あ あのー・・・」
優希「おっ マホキャプテン 最近はどんな感じだじぇ」
マホ「お陰様で・・・所で何で全員揃って?」
咲「それは」
京太郎「実は元部長に」
優希「呼び出しをくらったじぇ」
マホ「実は 私もなんです」
京太郎「ん~?同窓会か? 時期が中途半端だけど」
「揃ったか」
咲「あっ藤田さん お久しぶりです」
靖子「話はこの閉店後のルーフトップでする 入るぞまこ」
京太郎「んー 相変わらず先が見えない人だなぁ・・・」
優希「そういやのどちゃんがいないけど?」
靖子「まぁそれに関することだ」

・・・

まこ「久しぶりに一人除いて集まったけどどうした久?」
久「まぁその・・・」
靖子「私から話そう その前にみんなはマルチ商法って知ってるか?」
京太郎「え?えーっと確か友人や職場の人経由で旨い話と見せかけて詐欺まがいなぼったくり商品を買わされる会員登録されるやつですっけ?」
まこ「・・・あーつまりそういうことか・・・」
久「うん・・・」
靖子「実は和がマルチ商法に引っかかってな・・・んで 久が見事電話が来たというわけだ」
靖子「まぁ今回集まってもらったのはもし和に誘われた時の対処法というわけだが・・・まずはその前にちょっとした心理テストと知識を教えてやろうか」
靖子「まず 一般財団法人ってどんなものかってものなんだが・・・」
靖子「アレはな ざっくり説明するとある程度の金さえ持ってりゃ例え騙し取ってろうがなんだろうが取れるもんだぞ」
京太郎「えっそうなんですか てっきり厳重な調査があるのかと」
靖子「・・・言葉の力 というか無知は罪と言うべきか・・・ とにかく良いものもあれば悪いものもある」
靖子「あとマルチ商法ってのは言ってしまえば法の抜け穴を突いたねずみ講と言っちまえばいいか」
まこ「・・・合法と言えるのはそういう事か」
靖子「まぁ黒に近いグレーと言えばいいか・・・」
靖子「次に心理テストだが ここでの心理テストは性格判断 というより問題形式なものとする」
靖子「順を追って問題を出していこうかまず始めに 何故和達はファミレスを選んだと思う?」
咲「えーっと答えは」
靖子「おっと 咲は答えてはダメだ お前心理学の本沢山読んでただろ」
咲「あっ」
靖子「ってなわけで正解は咲が言うとしよう では片岡、答えてみろ」
優希(いきなり指名入ったじぇ・・・)「えーっと ファミレス・・・ファミレス・・・あっ勉強するところだから集中するために選んだんだじぇ!」
まこ「おんしはなんのためにファミレス行っとるんじゃ・・・答えは1番気の抜ける瞬間 じゃろ?」
咲「染谷さん正解です 人はものを食べる時 1番心が緩んでる瞬間みたいで交渉事をする際や相手の悩みを聞く際は一緒にものを食べながらだとスムーズに行きます」
京太郎「へぇー」
靖子「では次 何故和達は壁がある方の席に座った?」
京太郎「荷物を横に置きたかった からじゃないですか?」
靖子「うーーーーーん ニアピン賞といえばニアピン賞 か?」
咲「でもニアピンとは言えませんよコレ ヘアピン賞ですよ」
京太郎(ヘアピン賞って何だよ・・・)
久「自分を大きく見せたかったから かしら?」
咲「正解です 荷物を横に置いてみせることで自分を大きく見せて相手に無意識的に自分の檻に入れてしまうというものです」
久「檻に入れてしまう?」
咲「えぇ ざっくり説明すると反論出来ないようにまたは思考を抑えるような空間 つまり檻に入れてしまおうという意味です」
靖子「壁側に移動した意味もある 後ろに何も無いのと大きな壁があるのとでは後者のほうが相手に無意識に威圧感を与える効果がある」
靖子「そして相手を椅子に座らせたことにも意味がある 壁についてる椅子だと座れる部分が大きいから安心感を得られるが椅子だと座れる部分が小さいからな」
靖子「その2つの心理効果を与える為に壁側の席に移動したのだろう 次に説明会にはどんな人が来るのか」
久「え?普通に初めての人だけじゃないの?」
まほ「・・・はい」
靖子「おっわかったのか」
まほ「・・・もしかして 殆どが会員さん ですか・・・」
靖子「・・・正解だ」
久「えっどういうこと?」
靖子「会員で人を集めて会場に沢山の席が埋まってるのを見せる そうすることで沢山の人がこれに興味を持ってるという安心感を得られる」
靖子「次に会場では上部の人間がスピーチをするのだがその時に会員が一定のタイミングで拍手をし、この組織が凄く良いという印象を・・・いや洗脳をする為の人員と言えばいいか・・・」
靖子「その空気感に飲み込まれてしまえば大抵は落ちる」
まこ「外道そのものじゃの・・・」
靖子「説明会の後には疑問を聞いてくれるが場所は個室で後ろに人がいるから途中退室が出来ないという逃げ出すには困難な空間になってる」
優希「・・・」
靖子「ここまで来てしまったらもう署名を書くまで返さないからな 疑問があっても逃げ出せない」
靖子「洗脳してしまってもそうでなくても来た時点であっちの勝ちだからな」
靖子「和は恐らく疑問が抜けきったのだろう 最後にどんな人が騙されると思う」
久「・・・真面目な人?」
咲「正解です 真面目な人ほど疑うというのが薄れていくのでカモになりがちです」
靖子「知識が無いと対策もできないし美味い話に乗りやすいからな」

prrrr

靖子「ん 失礼 もしもし私だ・・・そうか わかった 有難う」
咲「誰からです?」
靖子「こうなってしまったか・・・」

・・・数十時間程前

晴絵「どうしたの灼 急に話しって」
灼「この間 宥さんが話があるって言ってきて コレを持ってきて・・・」
晴絵「んー?ピンズ共済?」
灼「宥さんがコレに入ろうと言ってきて 私は断ったんだけど・・・こう言いいたくないけど宥さん 騙されてるんじゃないかなぁって・・・」
晴絵「灼・・・ ん? メールが・・・」
晴絵「・・・灼 悪いけど少し調べものが出来たそしてこれだけは守って欲しい」
灼「・・・」

・・・

晴絵「晴絵です 確認できる範囲で良ければ 松実姉妹と穏乃が・・・灼は大丈夫でした憧は不明です 失礼します」

靖子「・・・では次に対策を教えよう」
靖子「単純明快でこれ以上にない作だ それは距離を置く 疎遠になることだ」
久「ど どうしてですか!」
靖子「無理に助けようとすると崇拝しているものを拒絶してる、侮辱してると捉えられてしまって」
靖子「結果、 よりそれにハマってしまう」
まこ「・・・じゃああっちから誘ってきた時、どげんすりゃええんじゃ?」
靖子「話半分程度に聞き 頷く 話が終わったら久のように相談しますので と言ってその場を去る」
咲「洗脳が溶けるにはどうすれば宜しいんですか?」
靖子「・・・残酷だが本人が気付くまで放置しか無い」
靖子「あぁ言う風になってしまっては変にいじらない方がいいし最悪ミイラ取りがミイラになる」
久「・・・」

同時刻 何処かのアパート・・・

憧「ふぅー やっぱ一仕事終えた後の珈琲ってたまんないわ」
憧「ふぅーんふぅーん♪ ん?しずからメールだ 久しぶりにお茶しない? おっイイネェ 行こうよっと・・・」
憧「あー 楽しみだなぁー!」

・・・


どうも お久しぶりです SANNPANNです
大凡半年前に友人がとあるマルチ商法の信者になり勧誘されたので書き殴りました
いやぁ・・・まさか自分が被害に合うとは思いもしませんでした
(本当皆様は騙されないように気をつけてくださいね・・・)

そしてしばらくの間全くブログ更新できず申し訳ありません・・・
ですが またポツポツとやっていきますので宜しくお願い致します

P.S. まさか実写化するとは思いもしなかった・・・(;´Д`)