「我は山城国鞍馬山にこもり天狗について修行している、そこでおまえに教えることがある、これこれの製法で餅をあんこで包み食べた者無病息災、商う者商売繁盛となろう」
(加賀名物 園八 あんころ餅の由来より)

福井県東尋坊近くで見つけた“あんころ餅“
ちょっと気になって一包み買ってみました。
包みの中に『園八あんころ餅の由来』の口上書が・・

これが面白い。
「元文2年(1737年)中秋の真夜中、村山家の2世の妻の枕元に、家出して行方の判らない夫が僧侶の姿で現れ、前述の言葉を告げて姿を消した。
夫が家出し生活に困る妻がそのお告げの通りにつくったものが“園八あんころ餅“の起源。
以来、一子相伝にて280余年続く」


あんころ3

妻子を残して家出した夫が夢枕に現れ、その教えで家を立て直し、一子相伝で280年余り、丹念に作り続けてきた“あんころ餅“
突然、家出するいい加減なようで、その後々まで家の繁栄の元となった村山家2代目と夫の言いつけ通りの行ないをして苦労しながら家の安泰を守った賢い妻、この2人のご先祖への敬意を感じる“園八あんころ餅の由来“
面白い話だと感心しました。


あんころ1

旅先での出会いは予期せぬ形で現れます。だから楽しい。

ところで、この“園八あんころ餅“の味は?

これにはびっくり‼
思わず、唸ってしまうくらい美味しいあんころ餅でした。


あんころ2