2017年01月11日

winter guide 2017 Jan

12月の釣りのシーズンが終わると、いよいよ本格的な冬が始まる。川は氷に覆われ、針葉樹の森に雪がよく似合う。夏を活発に過した動物たちは、南へと行ってしまった。そして、はるばるカムチャッカやサハリンから私に会いに?動物たちがやって来てくれる。


もちろん、1年を北海道で暮らす留鳥たちも、寒い冬の備えてモコモコのまっ白な羽毛になって、エサの少ない厳しい自然で生きる姿は美しい。


P1090094two days guiding for winter animals and birds .
He has big camera D5 nikon . use 800mm , 500mm lens .



P1090104



P1090095

今回は、朝一番からエゾモモンガに遭遇。神社のカシワからぞろぞろと3匹が現れてドキッ。その後お休み中のエゾフクロウにちょっかいをだすエゾリス達がいて、そのすぐ横にコアカが出現。フクロウを撮るゲストを横に、呼吸困難になりそうな勢いでコアカゲラを追う私。こんな出会いがあるから面白い。



P1080025コアカゲラは神出鬼没で、どこに現れるかわからない lesser spotted woodpecker


Lesser spotted woodpecker on Daimyo Oak tree 2017 Jan

P1080017ural owl sleep in Dimyo oak tree


続いては、エゾリスたちを見に行くと、なんと昼間のエゾフクロウのハンティング中で、それにビビったエゾリス達は隠れてしまい、昼に堂々とネズミを探すエゾフクロウを観察,撮影。たまにカラスにビビって樹洞に隠れては出たり。


暖かいお蕎麦を食べて、午後は山へ。エゾシカ猟も最盛期で、山のシカの死骸に群がるワシとか、キツツキとかいないかな〜とドライブすると、突然現れたクマタカ mountain Hawk-eagle !青空に白い翼がくっきり、優雅に舞う姿を800mmの超望遠レンズで捕らえてくれた。オオワシもオジロもみれてラッキーだった。




気圧や雲なのか、空腹によるものかわからないけど、夜行性と言われるエゾモモンガが日中活動していた。ケヤマハンノキの枝に上って雄花を食べているエゾモモンガがいた。


P1080054flying squirrel is usually nocturnally , but some time moving at day time .




2日目は、十勝川下流域の海から遡上してきたシロザケに集まるオオワシとオジロワシを観察した。セグロセキレイやミコアイサなどの珍しい鳥も観察。夕暮れのエゾモモンガの出待ちは、現れず。

P1090075steller's , whtie tail scramble for salmon in Tokachi river .

P1090070 Steller's juvenile find the food

P1090088stealer's adult VS white tail Juvenile

P1090069stalker's adult on eagle tree looking for salmon and crow .



steller's , whtie tail scramble for salmon in Tokachi river . 2017 Jan




かわいすぎるエゾモモとやっぱりオオワシはかっけ〜な〜
寒いけど、楽しいです。



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guide & lodge
Lodge Lucky Field
http://lodgeluckyfield.com/English.html
Tokachi Hokkaido Japan


P1070096
P1070104

極寒の寒さが作り上げた、ツヤツヤ、しなやかの超高浮力のエゾディアヘア完成。
ナチュラルカラーは完成、これから少しダイド(染め)します。
販売、詳しくはこちらをご覧下さ:http://lodgeluckyfield.com/Fish-Ezo_Deer_hair.html

(11:00)

2017年01月08日




12月19日 4日目
寒くて目がさめる。
昨日と違い雲ひとつない朝は寒い。
かなり景気よくまきを積んで、暖をとる。
キーンとした空気は、
横からドカーンと出てきた太陽で、
マイルドになった。
ポコポコとパーコレーターでコーヒーが沸く。
体の芯まで、しみる、朝一の焚き火のコーヒー。
これです。これ。


PC190625この日の直前の、ぼ〜っとしてるときのコーヒーはなにより

そして、コーヒー片手に、プールをのぞくと、
風のない朝の静さのなか、一匹の鱒がライズしていた。

テン場前のグッドモーニングライズ

PC190627いつものサンドイッチを作り、今日はどうしようか、考える。




ボーンフィッシュフラットの釣り

ベースキャンプの前の川は、悪くは無いけど、期待していたカゲロウのハッチも無いし、今日の天気は雲なしのぴーかん。カゲロウのハッチに期待するには天気が良すぎる。昨日の釣りで満足したこともあり、少し車で移動して湖の流れ込みで釣りをすることにする。


到着した湖の流れ込みは、川がいく筋にも流れ広大な三角州になっていた。膝下くらいの水深が数百メートルと続き、遠くに丸裸の山がそびえ立つ。一見、ハワイモロカイ島のボーンフィッシュの釣り場そっくり。そして、エサを探してウロウロ泳ぎ回る鱒を見つけて狙い撃ちするのも、ボーンフィッシュの釣りとそっくり。だけど違うのは、ドライフライで釣れるということ。なので、勝手にボーンフィッシュフラットと名前をつける。



前回ケイさんが来たときは、湖の水位が高く、広大なフラットの水深は、フローターでないと動き回れないほどの深さで、湖畔に立つ柳の木が半分水没し、柳の木の周りにライズがあちこちであり、フローターで1日遊べたとのことだった。今回はそのときよりも水位が50センチ下がり、腰までの水深が永遠とつづく広大なフラットになっていた。

PC190646

PC190631注ぐ川には少しデディモがあった。それでも一時からみれば終息してるようすで、デディモなのか、コケなのか分からない程度だった。それでもデディモにはくれぐれも注意して、川から川へ移動するときは消毒する。




くちばしと足が長いおおきなシギが、干潟のような浅場を突っついている。沖は白波が立つほど風が強かったけど、インレット周辺は、吹き出しの風で波は静かだった。太陽も高く、雲が無い。魚を見つけるにはラッキーな条件で、ケイさんと離れて魚を探した。





一匹目はケイさんだった。
魚を見つけたようで、姿勢を低くして、竿を振っている。
しばらくすると、水しぶきが立ち、
バッキングまで糸が出されている。
55センチほどのブラウントラウト。
ストマックで調べると、
18番くらいのマツモムシと、
おなじくちっちゃな巻貝だった。
なのに、フライは12番のXに見つけたと同時にゆっくりと出たという。




PC190651
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PC190670噛まれたことあります?マツモムシに噛まれると激痛ですよ。水中に暮らしますが羽があるので空も飛べる。






やっぱり、ボーンフィッシュとまったく一緒。
魚を見つけたらすぐにフライを投げられるように、
フライラインをある程度の長さをリールから出して、
折りたたんで左手に握り、すぐにフライを投げられるように準備して、
広い空の下、広大なフラットをゆっくりと、
どこからともなく現れる、ボーンじゃなくてブラウンを探して歩く。
360度、どこから魚があわられるかわから無い、
水中に集中する。
かなり、集中する。すると、
茶色く細長い影を見つけた。
ゆっくりと動いているので魚だとわかる。



姿勢を下げて、フライを投げようとすると、
その、10m横にももう一匹魚がいた。
どっちに投げようか考えたら、
2匹の真ん中に投げてしまう。
なんだこのキャストは・・・
と自分の腕にがっかり。




左の魚に狙いを定め、魚の進行方向に投げると、
フライに気づいた魚がゆっくりとフライに近づいてきて、
フライの5センチ手前で、止まった。
ゆっくりフライをみている。
食えーと思いつつ。


プイッっと、反転して行ってしまった。

気を取り直し、
すかさず右の魚の進行方向に投げる
魚の進行方向1m落ちる。
ゆっくりと泳ぐ魚が、50センチくらいの距離でフライに気づき、
スピードをあげてフライに向かって浮いてきて、

パク。


よし。
どこまででも行っていいよ〜、と、
竿を高く突き上げる。
ジャーっと糸が出て行く。


ちなみに、ジョーカーロッドのフライラインは、はじめはウエイトフォワードのフライラインを使ってみたけど、ある程度距離からになると、テーパーの段差あたりで竿への負荷がかかり過ぎるので、フライラインをウエイトフォワードからダブルテーパーに変えてみたら、これがまた、ばっちりで、まさに指先でフライを置いてるかのように、気持ちいい。ガリガリうるさいアンティークなリールも楽しかったけど、ドラグ機能がしっかりしたリールはやっぱりファイトに有利で、楽〜。なので、


PC190689 こっちかな〜、それともこっち〜




湖のクルージングの釣りは、独特で、
山奥の渓流や流れが複雑なスプリングクリークの釣りと違って、
フラットの釣りは空の広さ、開放感が最高。
流れで定位して、ライズを繰り返す釣りも好きだけど、
バックを気にせず、ハンティング的なフラットはまた違って楽しい。


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55センチくらいのブラウンだった。
ライズもないのに、なぜドライフライ出るのか不思議。


PC190699


結局、一日中青空のお陰で、
飽きない程度に魚も現れてくれて、
Xだけで、一日中遊び、気がつくと夕方7時。
お腹いっぱいで車に戻った。

IMG_5524

PC190709


ゆっくりとフラットをお散歩するよに歩いていれば、
向こうから魚がやってくる。
山奥の釣りと違って全然歩かないので、とても楽。
ただ、雲がない、風向き、湖の水位という条件と、
魚をみつけるのはなかなか慣れが必要で、
魚を見つけることができないと、始まらない。
そして、見つけた魚のスピードと進行方向にあわせて、
即座にコースに投げるというゲーム性が高い。


ボーンフィッシュとまったく共通するので、
どっちにしてもいい練習で、ドキドキがある。


IMG_5484モロカイを思い出し、ブラウンを探す。

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PC190782ジョーカーかなりやってくれました。




デコボコ道をウサギを蹴散らしてベースキャンプに戻る。
太陽は山に隠れそう。
テントの前のプールで、一匹がライズしていた。
満足の一日だったのだけど、せっかくだから、ライズを取ろう。
急かされながら、夕食の支度をして、
薪を集め、ウエーダー履く。


ライズに近づいて観察。
特に流れている虫は見えない。
ライズの間隔が5分に一度くらいと長い、
待ってる間にサンドフライがうるさい。
数回フライを流してみたけど、
スイッチが入っていないようで、
いまいちライズも安定してないので、
あきらめた。




ウエーダを脱いで、ビールを空ける。
薪に火をつけ、勢いつくのを待ちながら、
ビールを片手に川をのぞく、

うわ!

ライズが活発になっていた。
しかも縦一列に3匹が並んで、ヘッドアンドテール。
考えたけど、
やっぱり、
我慢できず、
急いでビールを飲みほして、
もう一度ウエーダーを履く。




ライズに近寄ると、水面をカゲロウのダンが流れているのが見えた。
これは、ラッキー。




14番のダンを結び、
左手にフライ、右手に竿、
しばし待つ。
そして、
次のライズで、

勝負あり。
一投だった。

PC19082655造らいだった。

これでビールがまた上手くなった。
ベースキャンプ3泊目、今日が最後のここでのキャンプだったので、
天候にも恵まれたラッキーなキャンプだった。

今夜は、ニュージーランドのソウルフード?
ニンニクたっぷり、タマネギとコンビーフ入りのベイクドビーン!


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明日は移動。このキャンプ地も最後の夜なので、
またたき火は盛大。
ビールもワインも盛大。
ランタンに集まるカディスたちも盛大だった。

PC190848


つづく



2016年12月 ニュージーランド釣行記 その1 :http://blog.livedoor.jp/sanpei4649/archives/52347067.html

2016年12月 ニュージーランド釣行記 その2:
http://blog.livedoor.jp/sanpei4649/archives/52347365.html

2016年12月 ニュージーランド釣行記 その3:
http://blog.livedoor.jp/sanpei4649/archives/52347825.html

2016年12月 ニュージーランド釣行記 その4:http://blog.livedoor.jp/sanpei4649/archives/52348086.html


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十勝の自然を楽しむためのガイド&ロッジ
ラッキーフィールド:http://lodgeluckyfield.com



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先日、獲ったありがたい山の命。
エゾシカ2頭の冬毛を洗って、乾燥中。
夏毛から冬毛へ生え変えたばかりの毛は、
ツヤツヤでしなやか、油分が多く、
極寒の森を生き抜く、分厚いコートは、
毛1本1本が太い中空構造なので、
その浮力は抜群。
フロータントなしでもず〜っと浮いててくれます。
そんな北海道の森の恩を受けた、フライなので、
魚が釣れないはずがな〜い。

今年もエゾシカの冬毛、販売しま〜す。
詳しくは、こちらをご覧ください。
http://lodgeluckyfield.com/Fish-Ezo_Deer_hair.html

つるや釣り具さんのハンドクラフト展にも、今年も行きます。
都会で会いましょう〜。
みんな買ってね〜。
よろしくお願いいたします。
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(06:45)

2017年01月06日


2016年12月18日 3日目

PC180370

6時、自然と目がさめる。
雨予報だったけど、曇り空、
賑やかな鳥のさえずり、ルピナスの花の香りに包まれていた。
焚き火でコーヒーを入れる。
ピーナツバターとジャムでサンドイッチ、
チーズでホットサンドの朝食

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薪も大量にあり、魚が3匹ライズしているプールを横に、
最高のテン場で迎えた本命の釣り場。

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釣りを初めて、2時間ほど、対岸バンク際のライズを狙おうと思って投げたフライに、
どこからともなく現れた手前の魚に、Xをスポっと食われ、
交通事的フィッシュで一日が始まる。


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お花と一緒に写真を撮っていると、
一人釣り人が上流から歩いてきた。
キューというニュージーランドの地元人



セージのvxpの5番、
おおきなロイヤルウルフの下にヘアーズイヤーニンフが付いている。
大柄で年は63歳。
対岸のバンクのライズが気になりつつも、
釣りの話が止まらない。
上に釣り人が3人入ってて、友人も1人入ってる。
今日は、この川は釣り人多すぎだよと、ぼやいている。
確かに草の踏み倒され方が、新しくて、
人の多さは気になっていたけど、
観察してれば、キワキワでいいライズがあるので、
それはそれで楽しんでいたので、





このフライ釣れるよと、
16番のXを一つあげる。すると、
気を良くしたのか、上にデカイのがいるというので行こう、と言う。




PC180470


どうせ瀬に沈んだ魚だろうを見つけたのだろう、と思いながらあとを追う。
ゆっくり歩いているように見えるけど、
歩幅が大きいのでついていくのがなかなか。
キューの指差す方向、ルピナスの花の向こうに、魚の影が 見えた。



緩く浅い流れの流心でど真ん中で、しかもライズ。
キューが2日前に釣った魚だと言う。
じゃあ、名前が付いているのね〜と皮肉で返して、
日本代表、これは決めねばと、私がチャレンジ。
キューとケイさんの視線が久々のプレッシャー。


ルピナスをかき分けバンクに立つ。
魚まで8メートルくらい、ライズする魚がくっきりと見える。
写真と動画を撮りつつ、観察。



こっちにくるな〜 




魚が定位置に戻ったスキを見計らって、
バブルラインに乗せたフライは一発で勝負あり。
16番のX。



あまりのあっさり勝負と、
二人の視線の中で掛けれてヤレヤレ。
55センチの茶色が濃く、オレンジ色の斑点が美しいブラウンだった。


キューも喜んでいて、
バンブーロッドを見慣れていないようで、
たくさん褒めてくれた。
セン、キュー。

PC180512



ケイさんの釣りは、昨日の三びき並んだマスのライズと、昨晩の焚き火と牛肉ステーキで、超ハイテンションで迎え本番初日。と思ったら、昨日の魚を探したときに、バラの棘が刺さったのが原因で、早々のウエーダーの浸水。それでも予備のウエーダーに履き替えて、気を取り直したと思ったら、誰にも会わないと思った川で、ハイプレッシャーに一気にテンションダウン〜。



PC180525お昼は、チーズベーコンヌードルにエクストラチーズ!だけど、ライズはナシ。




午後から風が強くなり、風裏のバンク際に浮いているマスを発見。
ケイさんチャレンジ。
バンク際のスレスレ、
流れがぶつかる切り株のすぐ上に見える茶色い陰、
水面下5cmに定位して、バブルラインを流れてくる何かに、
ゆっくりと、水滴のような波紋をたててライズする。
流速的に、ウイローグラブではなさそうなので、
Xで一発でしょ、と見守る。

PC180539


絶対釣ってね!と超プレッシャーをおまけする。
案の定 、Xに一投ででた魚は、

スポッ〜。

痛恨のすっぽ抜け、
でもまだライズを繰り返す図太さ。


ただ、一投目を失敗すると案の定、

超用心深く、ライズを繰り返す魚に、

ライズをしては投げ、フライを変え、待って、

ライズをしては投げ、ティペットを変え、そして待って、



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結局、フッキングできたのは、すっぽ抜けから1時間後。
最後はやっぱり16番のX 60センチのブラウン。
お見事。



PC180570



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ありがとう。





その後も、期待してたカゲロウのハッチもライズもまったくなかったけど、
二人で3匹づつくらい釣れたので大満足。


PC180585この花は、イライラ棒と名付ける。いつもフライをひっかけるから。



PC180589この太陽の傾きで夜8時。いい加減に、帰りましょう。




ベースキャンプに戻る。
ケイさんは、夕食前のホットシャワー。
キャンプでホットシャワーとはかなりのセレブ。


私は川の中で頭を洗う。
ちょ〜、爽快。

大量の薪があるので豪勢な焚き火になった。

ビールで乾杯、
そして、ビールで乾杯。
さらに、ワインの出番を待つ。


PC180609今夜も盛大に、ニューワールドに感謝。



ケイさんはニンニクの皮むき
私はマカロニを茹で、マッシュルーム、オニオン、
1品はニンニクたっぷりのマカロニ&チーズ

たっぷりのオリーブオイルに、おき火でニンニクをゆっくりと焦がし、
きつね色になったニンニクを取り除き、骨付きのラム肉を焼く。
その間にニンニクを砕き、ハーブソルトと合わせ
カリカリガーリックソルトを作る。
肉が焼けたと同時に、
肉から出た油で、
マッシュルームと玉ねぎを炒めて、
完成。

この一連の動作が、体で覚えているから不思議。
ハワイでもオーストラリアでも、
限られた食材と調理器具の料理になると、
いつもこんな感じなので、体が勝手に動く。



PC180618キャンプ2泊目 クーラーボックスの氷が無くなったので、今日で生肉も冷えたキンキンビールも終了。明日からは、缶詰と常温ビールで我慢。


焚き火の前での時間はゆっくり。
日没が9時なので夕食は10時。
あっという間に12時を回る。


PC180616


衛星携帯電話でnとkと話す。
Kの意味のわからないハイテンションの声に元気をもらう。
手が届くような無数の星空の中、
南十字星をみつけて、
あ〜、

と思う


意識がなくなるように、寝袋に吸い込まれる。



つづく


2016年12月 ニュージーランド釣行記 その1 :http://blog.livedoor.jp/sanpei4649/archives/52347067.html

2016年12月 ニュージーランド釣行記 その2:
http://blog.livedoor.jp/sanpei4649/archives/52347365.html

2016年12月 ニュージーランド釣行記 その3:
http://blog.livedoor.jp/sanpei4649/archives/52347825.html




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(01:27)

2017年01月04日

2016年12月17日  2日目
5時半 自然に目が覚めた。
顔を洗って、
ピーナツバターとジャムでサンドイッチを作り、
パーコレーターをリュックに詰めて、
そそくさとホテルをチェックアウト。
ホテル泊はとても快適だった、でも普通。
ひんやりとした朝の空気がうまい、
太陽が昇ってくる、月がまだ明るい。
早々に車で川を目指し、釣りモードオン


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PC170190

難癖のライズ

橋のたもとに車を止める。
朝の空気、まだひんやりしてて、鳥が騒がしい。
カポカポとマグパイ(南半球の小型のカラスで可愛い声で鳴く)が鳴く。
川沿いのゴルフクラブの抜け道から川にアクセス。

川をヤナギが縁取り、流れのゆるいフラットな長いプールがとても素敵。
小さいカゲロウを食べるにはちょうどいい、
緩い流れにどこかでライズがないかと探すが、

ない。


ヤナギのキワに魚を発見。
しかもデカイ。
60センチはゆうにありそう。
しかも2匹並んでいる。


さっそく、ストーキング。
いちおう、グッドモーニングなので16番のカゲロウのダン。

キャストはいいげど、

無反応。

上見てないのか、

ドライドロッパーでビーズニンフをぶらさげる。


無反応。


結局のスプーク、ヤナギの中に逃げていった。
スイッチが入ってない様子で、スプーキー。


魚はいる、しかもデカイのがいることがわかった。
太陽が上がり気温が上がってくる。
魚を探してゆっくりと歩く。



PC170200遅めの朝食 


10時過ぎた頃、ライズ発見。
対岸のヤナギの下、日陰の中でクルージングライズ。
手前に流心があり、やっかいなライズ。
とりあえず、16番のX


食わない。

でもプツッとライズを繰り返す。
よーく観察しても、水面に虫は見えない。
では、16番カゲロウのスペントを流すと、
フライの下を通り過ぎて、水面の何かをプツッとライズ。


う〜ん?




何度かライズを見ていると、
ちっちゃい何かが浮いているのを食べた。
もしかして?


ウイローグラブ?


ウイローグラブはヤナギの木につくイモムシで、
葉っぱに虫瘤を作りその中に住んでいる。
気温が上がると活発になり、木からから落ちる。

大きさ5ミリくらいで、水面に浮くか、水面ぶら下がり状態で流れる。
シーズン初期にはウイローグラブへのライズがあるとは聞いていたけど、
今までに経験がなく、これは!もしや?




PC170209




待ってましたとフライボックスを探すと、


が〜ん。
そうだった、
昨日、川で落とした無くした一軍ボックスに入ってたんだ・・・



またしても横で見ていたケイさんにヘルプミー。
たまたま持ってたとい隅っこにあった18番の黄色いウイローグラブパターン。
見えないので、Xの下にドライドロッパー。




クルージングしながらライズをする。
魚のサイズは50センチくらい。
手前に来るのを少し待つ。



きた。


ちょっと、魚から遠い。
見つけてくれ〜。
と思ったら、着水音で近づいてくる。


よ〜し。食えよ〜。


魚がゆっくりとフライの5センチまできたと同時に、


ドラグ。


プィ。



反転して戻ってしまった。
そして、状況は悪化。


クルージング&ライズを繰り返すものの、
何度投げても、ティペットを6Xまで下げても、長くしても。
フライの下を通り過ぎて、プツッとライズ。


竿を置いて、下流にいって、
流下物を観察。
やっぱりウイローグラブが流れている。
実際はフライよりももっと小さい。
色もフライよりも黄色い。


う〜

う〜

ウイローグラブのフライがな〜い。



一投目で見切られると、
魚も用心深くなって、
賢くなる。

PC170212ちょっとした違いだけど、確実にみきられている。フライが小さくなると、ティペットも限界



PC170213ぴーかん、無風。ヤナギの下で静かに繰り返されるライズにぽか〜ん。


でも、ライズは上質。
かれこれ、1時間以上格闘する。
ケイさんもデカXでチャレンジするが、
知らんぷりしてプツッとやる。


確実に魚の方が賢い。
手持ちのフライだけじゃ歯が立たない。
準備不足。
完敗
ギブアップです。

PC170216お手上げ


ゴメンナサイして、ライズを背に川を下る。
河原に咲く花に癒される。


ケイさんが帰り際で見つけたヤナギの下のクルージングライズ。
デカイ10番のXを投げると、あっさり釣れた。
50センチのブラウンで、ストマックはチェックすると、
た〜くさん、黄色のイモムシがでてきた。

PC170222

PC170228ウイローグラブ

プツプツライズにデカXを投げるケイさんもケイさんだけど、
フライに出るマスもマス。こんなこともあるから釣りは不思議。





今回の二つ目の目的地へ移動。
途中小さなの町にある釣り具屋さんに寄る、
フライのラインナップが充実してて、
ウイローグラブフライを3つ購入。


昼に、インディアンカレー
十勝のインディアンカレーに対抗して、
ここでもカレーはインディアン。
本格的なタイカレーで、
バターチキンは感動的なうまさ。
店内で食べるよりも、テイクアウトしたほうがやすいのが安いといのは不思議。

PC170235このカレー屋さんのバターチキン劇的に美味しかった

PC170243

PC170241ビールとワインとたくさんの肉、ニンニクとタマネギ、キャンプで3泊分の食料調達



国道から砂利道を埃を舞い上げて進む。
ハイカントリーの大地はゴロゴロとした石で、
一重咲きのピンクの野バラがあちこちにさき、
ウサギを蹴散らすように川を目指した。


二つの川の合流地点に夕方6時に到着した。
6時といっても太陽はまだ上にあり、
夕方の気配もない。
川を覗くと、大きなブラウンが3匹並んでライズしていた。
ここをベースキャンプにする。
立ち枯れた木があり、薪も確保でき、
水場も近いし、魚もいる。最高のテン場。

PC170273テン場の条件は、テントの下が柔らかい草があること、雨が降ったとき用に上に木がある事、薪がたくさんある場所、水場が近いこと、かな



さっそく、釣りの支度を終え、
3匹のライズのうち
一番上の大きそうな魚に狙いを絞る。
何を食べているのかわからない。
4Xに16番のXで始めるが、食わない。
メイフライでも食わない。


PC170282なぜかサンドフライに好かれる私


流れが早く、奇麗なバブルラインで定位してライズするので、
ウイローグラブではないはず。
ティペットを5Xに下げる、もう一度16番のX。

素直に、スポッっと、フライを食った。

よっしゃ〜

ようやくまともなドライフライの釣り。

PC170292


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57センチのブラウンだった。
ストマックは16番の黒いビートルやハエ。
Xそっくり。


もう一匹、ライズしていたが、
夕暮れが迫り、サンドフライが凄まじく、
明日にとっておくことにした。

PC170322


PC170326夕暮れの川をよこに、たき火を勢いつける

PC170331よ〜し、肉を焼くぞ!



夕食は、がっつり。
牛肉の分厚いステーキ。
やっぱり肉が安くてうまい。
焚き火で料理する。
マカロニを茹で、ニンニク、マッシュルーム
ランタンに虫が集まる。
料理にもたくさん虫が入る。
ワインにカディスが浮かぶ。
最高の隠し味。

PC170332


PC170337


文化的な生活に慣れると不便さが恋しくなる。
必要最低限の物でくらすと、余計なことに時間が取られない。
焚き火の灯りでメモを書いて、寝袋にもぐる。
明日からがいよいよ本番。


つづく


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十勝の自然を楽しむためのガイド&ロッジ
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PC290092
年が明けて、2017年
3日から山へ、食べ疲れ、飲み疲れぎみの体に、運動。
山の恵を2つ頂きました。

生え変わったばっかりの冬毛はしなやかでツヤツヤ。
マイナス20度の厳しい冬の夜を保温する分厚いコートは、
断熱性に優れた中空構造、
そして油分をまとったエゾシカの冬毛の浮力は驚きです。
今年も、獲れたてホヤホヤのエゾシカディアヘアーを販売します。
詳しくは、http://lodgeluckyfield.com/Fish-Ezo_Deer_hair.htmlのエゾディアヘアです。


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(21:14)

2017年01月02日

2016年12月16日 ニュージーランド入国 1日目


成田からオークランドへの国際線は、非常口のシートに座れたので足を伸ばせ、トイレや荷物の出し入れなど楽楽だった。入国も順調で、テントとランディングイングネットなどキャンプや 釣り具を自分から申告すれば、くまなくチェックされることもなくスムーズだった。


国内線ターミナルまで歩きながらゆっくりと明けてくる空を見ながら思い切り空気を吸い込んだ。ニヤリと笑う。湿度と草の香りで寒さで縮んでいた体の全体の毛穴が開くようだった。


6時に太陽が登ってきた。これから極寒に向かう北海道から新緑の国にいるのだから、地球っていうのはすごい。12時間で連れてってくれる飛行機はえらい。時計を4時間進めニュージーランドのサマータイムに合わせた。



クラストチャーチに飛行機が到着。クリスマスソングが流れていた。雲の上から景色を眺め、川を見つけては魚がいそうな場所はないかと探してしまう。丸い畑に牛が点々とみえた。


PC160071散水機で丸く水をまくので、畑が丸くなる不思議


10時、ケイさんに合流し、空港を出発。4WDのヒュンダイ。これならニュージーランドの悪路も安心。ゴダイゴを流す。小さな町に寄ってパイとチップスを食べる。淡い若葉の茂みで、クロウタドリが囀っていた。小鳥たちも繁殖の季節、追いかけっこをしていた。




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第1問目は奇怪ライズ

目的の河原に車を止めた。
水辺に生える黄色い花と薄い黄色の花。
紫色のトゲトゲの花。河原に車を止める。
力強い日差しの下、大きな荷物を開いた。
出発の3日前に完成したバンブーロッド。
名付けてジョーカーも初めての日の光をあびた。
久しぶりの夏の釣り、
つい先週までは、寒さの中で分厚い防寒着に身を包み、
重たいロッドを振り続けるイトウ釣りだったので、
ライトタックル、ゴアテックスの軽装な夏の釣りに現役復帰した感じ。


PC160089初めて陽をあびたジョーカー



河原を歩き始めて一つ目のプールでライズを見つけた。
対岸のバンクギリギリだったので、魚に気がつかなかった。
注意してみるとそれほど大きくないかえど、定位している。
やってみよう。



ライズはバシャっと水しぶきをあげるスプラッシュライズだった。
姿勢を低くしてライズに近づき、リールからラインを出す。
フライは、なにはともあれのXの16番。




初めて作った自作ののバンブーロッド、
3日前に完成し、まだフライを投げたことが無い。
ちゃんと飛ぶか、
魚が掛かったらボキッっと折れてしまわないか、
ぐんにゃり曲がって戻らなくなってしまわないか、
フェルールからすぽ〜んなんて…





姿勢を低くしてライズに忍び寄る。3回フォルスキャストをして、一投目。
なかなかいい。フライ先行で、ライズがあった場所に流れていく。
あんな竹が、削ったり、曲げ伸ばしたりすると竿になっちゃうのだから、
そんなことを思いながら、水面に浮かんだフライをみて、
しみじみ



カポッ。



予定していた場所から、口が出てきて、フライを吸い込んだ。
綺麗に曲線を描いている竿をシミジミ、
すげ〜、竿って本当に作れるんだ〜





45センチほどのブラウンだった。
たったひと振りでの入魂だった。
さすが、ジョーカー。


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ストマックポンプで調べると、小魚が出てきた。
ウナギの稚魚のようなニョロとした細野長い魚だった。



PC160095これが、のちのちの大ヒントになるのだった。



PC160099流芯のむこう、ヤナギの下の日陰のなかで



ケイさんの一匹目は良かった。
ヤナギの木の下をゆっくりと泳ぎながらクルージングのライズだった。
何かは分からないけど、
水面に浮かぶ小さなものを静に水滴のようなライズリングを残し、
繰り返していた。
ヤナギの中をクルージングライズしているので、
手前に出てくるタイミングを待ってキャスト。
フライは同じXの16番。
魚のクルージングコースにフライをのせ、
魚がフライを見つけると近づいてきて、
ゆっくりと口を開けて、フライを食った。
ちょうど60センチ、
背中の盛り上がった久々に見るブラウントラウトだった。
車から50mも離れていない場所でこんな魚が真昼間にライズしているのだから、
恐るべしニュージーランド。





PC160105ティペット4X X16番



気持ちがリラックスしてくると、
鳥の鳴き声に気づく。ビーンとカワラヒワの親戚がいたり、
キビタキのような爽やかな声、
ヤナギの綿毛が飛び水面を転がりながら飛んでいた。
下流に向かって歩くと海がみえた。
波の音が聞こえ、潮の香りがした。



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15時半対岸のヤナギの木下の日陰の中でライズしている魚を見つけた。
クルージングライズでかなり派手に水しぶきをあげてライズする。
しばらく見ていると黒い影が 見える。
見たところ65センチくらい。

対岸に渡り流れをしばらく観察、
時々カゲロウが流れているので、16番のダンに合わせる。
魚がこっちに来るのを確認して、
魚の進行方向1m先にフライを投げる。

フライへ関心を見せず真下を通り抜けて行く。

14番のカディスに変えてみるも無関心。

魚のライズフォームを見ると、
50センチくらい先で水面の何かに気づくと、
スピードをあげて飛びつき、
水面を割る時には口が閉じいるのが見えた。
何かおかしい。

流れのないゴミだまりのような場所でクルージングするような魚だったら、小さな虫をゆっくりと丁寧に食べるライズが普通なのに、なぜスプラッシュするのだろう、あえてさらに大きなカディスを投げ、水面で動かしてみるとフライに気づいた魚が追っかけてくる。だけど食わない。今度は、小さなニンフをドライフライの下にぶら下げて、動かして誘ってみるも食わない。動くものに興味を示すのでやっぱりおかしい。





1時間ほど、観察しているとき最初の魚が小魚を食べていたのを思い出した。
もしかしたらとここに来てドラワカ?
フライボックスに入っていた5cmほどの水面に浮くワカサギパターン。


超重くてコントロール困難。
べチンとべチンととなんとか投げ込む。
魚が接近。鼻先でチョンチョンとやる、
スーッと近づいてきて。

直前でプイ。っと見切られる。

それでもまたバシャっとライズは繰り返す鱒に、


クッソ〜、


ここまでですでに一時間半が経過。
フライボックスのネタも尽き、
雑になり始める。


対岸でずっとみていたケイさんに、
「小魚っぽいフライない?」と聞くと、
フライボックスを持ってヘルプに来てくれる。

バシャっと挑発するライズをみながら、

二人で作戦会議。

う〜ん、
う〜ん。

と頭を上げたり下げたり。

ケイさんのフライボックスをからウナギシラスっぽいビーズニンフをドライフライにぶら下げる。向かい風と重たいフライ。頑張れジョーカー。

それでもプイと無視。
ウエイトのない、3cmくらいの白いニンフにチィェンジ。

モンカゲニンフにような、
ドライドロッパーでどうだ!
フライの下を通過しようとした魚が、
なんと!口を開けて、そして閉じた。



ヨッシャー!



二人して、騒いだ。



ヤナギの下に入られるか?
追いかけて、泳いでもいいと思った。
ジョーカーも頑張った。根元から曲がる。
竹を削っていたのを思い出す、
そして、綺麗に曲がっている。
きもち〜


PC160130こうでしょ、それともこうか?


写真をとって遊んでる場合じゃない、
ランディングしなきゃ。
さすがに重い。
右手が疲れてきた。



そして、

ネットイン。


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そして、気になるストマックは、
やっぱりウナギシラスだった。

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さすが、フィッシュイーターだけあって、
この体高。
62センチ。


PC160155ジョーカー完璧なる入魂だった




五時半、二時間の知恵比べ、
男二人、河原で
ジーン。


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ニュージーランドの河口付近で、
ホワイトベイトでシートラウトの釣りは聞いていたけど、
まさか虫を食べるような場所でやるとは、


いきなり、想定外のイレギュラーなライズ。
今後、要注意。



この一匹で満足、
ウナギシラスフライを持ってないし、
逃げるようにこの川はクリアー!



ジョーカーも入魂。いきなりグッドな60アップで、
想定外の奇怪ライズ。


これで、冷えたビールが、きくぜ〜と、
思うのだった。



そういえば、フライボックスを川でなくした。
メイフライの一軍ボックスだったけど、ストックがあるし、
まあいいやと、思っていたけど、
これが、また後々、重く効いていくことに…



やっぱり、フィッシュアンドチップスは定番で、
夜の10時を過ぎて、酒屋が閉まってしまってビールが買えない大問題!
ワインで仕方なく、
今夜は快適、ホテル泊でかんぱーい

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十勝の自然を楽しむためのガイド&ロッジ
Lodge Lucky Field : http://lodgeluckyfield.com


PS.
2017年 明けましておめでとうございます。
今年は、凧揚げには向かない穏やかな元旦でした。
大晦日は、隣近所と親戚集まり、賑やかにお餅つき。
元旦は、親戚一同での賑やかなお正月でした。

昨年は6月から大雨、長雨、8月の台風、11月の大雪、記録的寒波と、ぞくぞくと異常気象が襲来し、グローバルウォーミング、世界的な気候的変動を痛感する一年でした。音更川の上流にある糠平湖もいまなお台風の影響の濁りがとれず、楽しみにしているワカサギ釣りに影響が続いています。破壊された林道はいまなお通行止で、そこは鹿たちのパーティとなり、山スキーで奥まで歩ける人にはパラダイス。変化するのが自然で、その変化する自然に同調して遊ぶのが賢い遊び方とはいえ、この気候変動が続き、そしてさらに温暖化が進むことに危機感を覚えます。自然が豊かで、誰もが楽しい思いをできればいいのですが、豊かな自然が狂い始めれば、人間は力で自然を押さえ込もうと考え、人間関係もぎくしゃくしてくるもの。ルールが必要となるのも当然なこと。自然を相手に生業とする身分、なにかできる事はないのかと思うこのごろであります。

十勝を襲った2016年の台風の被害、河川工事が今年から本格的に始まります。開発局、市町村は地域住民の声があれば、意見を聞くという姿勢があります。ぜひ!「どうせ河川改修をするなら、魚が住める、大きく育つことができる工法を」という意見を、ご自身が暮らす市町村もしくは、北海道開発局にメールする。末永く楽しむために何か一つでも、惜しまずやろうと思うこのごろです。今年の目標は「健康診断」です。また今年もお付き合い、よろしくお願い申し上げます。



P1020128日本の四季を描写し、数字も記号もつけずにカードゲームにした日本人。粋だね〜。今年は圧勝からのスタート。


(17:27)

2016年12月31日



2016年12月15日  出発

出発の朝、十勝の朝はパキンと冷えた。
鼻毛が凍ってツンとする感じ。
踏みしめる雪のキシキシという高い音。
雲一つない空。上りきらない太陽。
マイナス15度 。

シラカバの細い枝に霧氷をキラキラさせる。
日高山脈が大きく近く見える。帯広空港に向かう。


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久しぶりのニュージーランドのキャンプでの旅。
ニュージーランドで釣りのガイドになりたいと思ったのは、
かれこれ20年近く前、網走の大学時代。
そんな夢に向かって、1997年から2012年まで、
長い時は4ヶ月間、車を購入して、
車中泊、テント泊で釣り歩いた若かれし頃。


運良く十勝でガイドとロッジをはじめ、
3年前にマタウラのデイビットさん夫婦に会いに行った以来の、
7度目のニュージーランド。



今回は1週間という短い期間、
ガイドなし、テント泊という、自主練習的な旅に、
若かれし時代に戻ったような、新鮮な気持ちだった。
そしてどうせならと新しい事にもチャレンジしてしまった。


運がいい事に仕事も安定し、
家族も落ち着き、ようやく自分のペースになってくれた。
40歳という大台にものってしまった。


ニュージーランド行きが決まったこともあり、
持ち運びに便利なパックロッドが欲しくなった。
あまりブランドの竿には興味がないのだけど、
ついついネットでみてたら、
使い慣れたウインストンの3ピースと、
セージの5ピースを誕生日を口実に手に入れてしまった。


そして、さらなる物欲が、バンブーロッド。
そして十勝鱒竿、今ではスコット社のバンブーロッドを作る橋本さんが、
ご近所。
この、竹のアクションはびっくりしますよ。
特に、グラファイトファンにはたまりません。
竹らしくない、ハイラインハイスピード、
強いバットから繰り出される、ナローループ。
デカイドライを飛ばし、強い鱒をバットで止める。
そして、フライを運ぶ竹のトルクさもある。
ほんとに、手にした瞬間、ビビッっとくるのです。



それが今では、世界に輸出され、そしてハウマッチ?
スコットの名がつくと40万円!!!
作りましょう!とお誘いを受けていたけど、
おこがましいにもほどがあると、思っていたけど、
こんな機会だと気持ちを入れて、工房に押しかけると、
トントン拍子で、ニュージーランド出発までに作りましょう。となった。


と言っても、イトウ釣りのベストシーズンまっただ中、
連日のガイドで、竿作りに集中できるか不安だった。
ま、いざとなれば橋本さんがいるし、と大船にのってしまった。


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竹のような真っすぐな・・・、と言うくせに、
割ったばかりの竹はくねくねと曲がり野生そのもの。
焼いて、曲げ伸ばし、そしてまた焼いてと、
ひとつひとつの工程が手作業で、
とても細かく繊細だった。

不器用な私は、曲がった竹にガイドをつけたら十分竿として使えるのに、
と思いつつ、後ろから橋本さんの視線に緊張しながら、深夜まで竹と向き合った。
竿の持ち味を最大限まで引き出すためにここまでやる、と思うほど、
極限までの削り、焼締、曲げ伸ばし、そしてまた削りの作業だった。

フェルールを削り、ガイドを乗せて、糸を巻き終え、
名前を入れ塗料が乾いたのはニュージーランド出発の3日前だった。
実用性を第一にした、素朴でシンプルな竿になった。
まだ一度もフライを投げたこともなく、
陽も水も知らないホヤホヤのままのニュージーランド行きだった。

竿作りで出た端材とノースフライフィッシングロッジの杉坂隆久さんから届いた、ツールネックレスのパーツと合体して、竹バージョンが完成した。


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そんな準備期間があったものだから、
新しいロッド、久々のテント泊の自由旅のニュージーランドで、
ゴダイゴの曲をまた聴き始めたりして、
若き頃に戻るようなウキウキ、ワクワクだった。アハハ・・・

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そもそも今回のニュージーランド行きのきっかけは、
ケイさんのお誘いで、フライフィッシングのキャリアはほどほどで、
数年前からロッジに遊びに来て、十勝の鱒と遊んでいるうちに、
ニュージーランドに通いはじめ、
口実をつけてニュージーランドに新しい会社を作ってしまうほどの狂者。
気さくでチャレンジ精神も無謀さも兼ね備え、
一緒に釣りをしているうちに、
うっかりニュージーランドまで足をのばすことに。



大きなコロコロバックにロッドケースを縛り付け、
バックパックを背負った釣り人をいつもは出迎える側だけど、離陸する飛行機の窓からみる帯広空港にニヤリ。そして、隣のスーツ姿のおじさんには悪いけど、朝一のかんぱ〜い。やっぱり雲の上のビールは最高だ。


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コーカーズのウェーディングシューズはなかなか優れもので、ワンタッチでフェルトとラバーソールを交換できる。ウェーディングシューズは荷物になるので、家から履いていく。水たまりに入ると浸水するけど、通気性が良く蒸れないので快適。



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つづく


十勝の自然を楽しむためのガイド&ロッジ
ロッジラッキーフィールド
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2016年 12月31日
いよいよ、大晦日。ニューランドから戻り、思い出に浸る間もないまま、極寒の中の鳥のガイド3日間。イスラエルからの15歳の鳥キチと鳥を探し。夢中になる彼の姿は、海を越えて、楽しい。オオワシ、オジロ、フクロウから、小さなホオジロやカラ類まで根っからのキチガイは本物だった。こんな若者、たまーに日本にもいるだろうけど、このご時世は、かなり希少種だろうなぁ。こういう変わり者が増えれば世の中変わるんだろうなと思う。鳥キチ、釣りキチをもっともっと作りたいと思う。バードウォッチングのガイドだった。久々のイングリッシュで英名が出て来なくて楽しい苦戦でした。

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よいお年を〜。







(22:25)

2016年12月25日

7度目のニュージーランド。
今回は、キャンプで6日間、
自作の竹竿もぶじ帰国しました。

1人ムービー イン ニュージーランド
魚が大きいので、ランディングまで少し時間がかかりますが、
よーくみると、水面から魚の口がでてくるのがわかります。




帯広空港に到着したら、すごい雪。
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メリークリスマス


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(06:20)

2016年12月16日

ハワイ諸島モロカイ島にボーンフィッシュを探してやってきた。7日目が終っても1匹のボーンフィッシュも手にすることができず。なかなか手強い自然とボーンフィッシュ。そして来てしまった最終日。



2016年2月22日 8日目 釣り最終日

テントの中で風が強い夜を過ごしたけど、朝にはすっかり風は止み、
西からの強い風は緩い陸からのはらい出しの風に変わっていた。
雲も一つもない。
このまま天気が持ってくれるといいけど。

明日帰るので、
残りのパン全てにピーナツバターとジャムをたっぷり塗って、
超ハイカロリーサンドイッチを作った。


サンドイッチを食べているというよりは、
ピーナツバターとジャムを食べているようだった。
この味とも別れるのも寂しいものだ。

リーフよりも外は結構波が高い様子だけど、
インリーフに波はなく、
あちこちにウミガメの頭が出たり沈んだりしていた。
外海が荒れたのでインリーフに入ってきたのだろうか、
ボーンフィッシュもインリーフに避難してくれたらいいけど。

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今日は釣りの最終日。
結局ボーンは一匹も手にしていない、
最後になんとしてでも釣りたいという気持ちよりも、
ここまでやらせてくれた事に感謝の気持ちが大きくなってしまう。
なんちゃって、
とんでもないドラマが起こるには、最高のスチュエーション。
巨大なボーンフィッシュが、ボッカ〜ン!と釣れてくれないと終らない。



モロカイのボーンフィッシュがいる低質は3つ
砂質、泥質、サンゴ。



泥質は遠浅の岸寄りの場所で風が吹くと濁りやすく、
濁るとサイトフィッシングができなくなるけど、
泥質の場所はボーンを掛けても巻かれて切られるようなサンゴがないので、
ヒットしたら取れる確率は高そう。

サンゴがある場所は少し沖に出た場所なので、
水の透明度は抜群で、風が吹いても濁る事がない。
潮が引かないと浅くならないのが問題なのと、
ボーンを掛けてもかなりの確率で糸を巻かれて切られてしまう事が問題。
壊れやすいサンゴは不安定で穴に足を落とし怪我をする心配もある。


砂質は一番ボーンを見つけやすく、風が吹いても濁らない。
浅い膝下くらいのフラットがあれば最高だけど、
潮位によって変化するので、地形と潮の満ち引きを熟知する必要がある。
岸際にも白い砂のビーチがある場所もあり、
そんな場所は満潮までの時間でボーンを見つける事ができる。


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ボーン用のフライラインはやっぱり、ボーン用に出ているラインがいい。トラウト用のラインやシューティングヘッドをランニングラインを使ってみたけど、いろいろと欠点を見つけた。気温が高いトロピカルの釣りはトラウト用の冷水用のラインだとコシがなくなって柔らかくなってしまう。


それが原因で絡まりやすくなり、いざという時にキャストできなくなる。海水で塩がついて乾くとさらにラインの滑りが悪くなる。チェンジャブルのシューティングヘッドは、パワーがあるので遠投には向いているけど、近距離勝負になると、ヘッドが強くオーバーターンしてしまい、ただでさえ重たいフライをより強く水面に叩きつけてしまうことになる。(私の技術では・・・)


ティペットとリーダーを長めにとってみるのも手だけど、そんな時に限って風上にボーンがあらわれて、ターンオーバーさせれなかったりする。ボーン用のラインは高温の世界でも張りがあり、絡みにくく、新品はツルツルで滑りが持続した。

ボーンを見つけて少ないキャストで一投勝負になると、いろいろと細かい部分も大事なる。ましてこの島のボーンは数が少ないので、1日のなかでチャンスは一回か二回。そして取れたらワールドクラス。試される部分が大きいから、心してかかる必要がある。

ロッドは、8番ロッドを勧められたけど、ここのボーンのパワー、リーフのエッジまで止まらないダッシュ、それに風の強い中で重たいフライをターンオーバーさせるには、9番でもいいと思う。

渓流で定位してライズするトラウトのように、ゆったりとおおらかに、のびのびとラインを振る優雅なフライフィッシングにはスローアクションのロッドが気持ちいいと思うけど、ここのボーンの難しさには、強風の中で、突然現れるボーンに3投で重いフライを投げる技が求められ、掛けた後の勝負も一筋縄ではいかない。腕ではなく肩で投げる力強いフライフィッシングが求められる。


ティペットは、20ポンドが基準で、沈みを早くするためかリーダーをつけずに、2ヒロ、約3mを直結がガイドのオススメだった。20ポンドといってもトラウトハンターのティペットはガイドが使っていたシーガーの20ポンドよりもかなり細く、トラウトハンターなら、25ポンドくらいでもいいと思う。もちろんフロロカーボン。今回サンゴに巻かれて切られたことを考えると、ボーンが食ってくれるのならば、できるだけ太いほうがいいに決まっている。


フライは水中にいるカニとシャコを見ると、薄茶色、タンカラーをベースにするのが良いとわかる。ブラウンマラードのシマシマや、シンセティックのマテリアルよりもカシミヤゴートのような アテリアルと、タンカラーのラバーレッグをつけたガイドオススメのフライがやっぱり、いい動きだと思った。

クレイのフライは水中での姿勢、沈む速度、見え方、ガイドが進めるだけあるフライだった。ボーンにフライを投げるチャンスが何度もあれば、チャートカラーやピンクなども試せるだろうけど、今回の少ないチャンスの中だと、実績あるフライを優先する。

フックはソルト用の必要はなく、軸が太く曲げられる心配がなく、水中でのキールの姿勢をキープできれば、淡水用でも錆びることはなかった。サンゴや石で針先が鈍りやすいので、ヤスリは必要。ダンベルアイなら1つ、バスチェーンなら前後に2つつけた。マテリアルのボリュウムが多いと沈みが遅くなるので、ダンベルアイは大事。

日焼け対策は、今回バッチリで、長袖、長ズボンに指なし手袋、
バフとハットでUVリップクリームをこまめに塗って、
唇が日焼けでやけどのようになることはなかった。



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サンゴの上でころんだ時のことも考えると手袋は大事。
ふやけた肌はサンゴで簡単に切れる。

ウエーディングシューズはメーカーが出しているフラットシューズがベスト。
それ用に作られているので砂が入りにくく、水が抜けやすくできていて、
サンゴの上でも歩けるだろうけど、
大事なのは足のサイズに合っていること。
ふやけた足は簡単に靴づれを起こし、
ヨーヘイ氏は皮が向けて歩けなくなっていた。
私は今回は地下足袋で通したけど、
脱ぎ履きが楽で、水はけもよく、
サンゴから足を守ってくれなかなか快適だった。


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フラットへは歩いてアクセスできる。
フィッシュポンドからまっすぐ沖を目指せばフラットに上がれる。
フィッシュポンドよりも東に行くと青いチャネルがあるので渡れないので要注意。
潮位が上がるとフィッシュポンドの前も首までの深さになるので、
潮の時間と風をしっかりチェックしないと帰れなくなる。

タイドグラフを見て、何フィートくらいまで干満の差があるかを確認して、
沖のフラットでのんびり釣っていると潮が満ちて帰れなくなる。

一番いいのは、シーカヤックで渡るのが一番無難で、
潮が満ちて深くなるまでフラットでボーンを探せるし、
深くなればカヤックからボーンを探すこともできる。
レンタカーとシーカヤックをレンタルして、
クレアにカヤックを運んでもらえば、
いちばんいいと思う。
風が吹いても濁らないのでモロカイの中では最高のフラットだと思う。

ついでに、出費合計

1.チャイナエアライン  成田ーホノルル往復  68,760円
2.札幌成田往復 (ご好意)
3.ホノルルーモロカイ往復 12,400円
4.クレイのガイド  1200ドル➗2人= 600ドル
5.レンタル自転車 220ドル➗2=110ドル
6.レンタルSUP 320ドル➗2 =160ドル
7.キャンプ場 240ドル➗2 = 120ドル
8.クレイとの夕食 100ドル➗2=  50ドル
9.現地での食費  200ドル
10.モクレレエアの荷物料  40ドル


そして、結局最終日の釣りは、
風もなく太陽も一日中雲に隠れることのない最高の1日だった。

ちょうど干潮からのスタートで、
水位もよくボーンが簡単に見つけられそうなコンディションだったけど、
泳ぎ去るボーンを一匹見ただけで、
トレバリーを見つけて二匹釣った。

もう少し引く潮で浅くなればいいと思いながら、
永遠と遥か先まで続く美しいフラットだった。
16時の満潮だったので、1時には岸に戻り、
すでに水位は胸近くまで深くなっていた。

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フィッシュポンドから東に岸沿いに青いチャネルが続いていて、
白い砂の美しいビーチがつづいていた。
満潮までのわずかな時間を岸のスネほどの水深でボーンを探すと、
向こうからゆっくりと近づいてくるボーンがいた。


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タイミングを見計らってフライを入れる、
一投目はきづいてくれず、
2投目のキャストでボーンのスピードが速くなり、
フライを追って、こちらに向かって突進してきた。

その瞬間 、フライをひったくって青いチャネルへ向かって突っ走った。
最後に訪れたラストチャンス。
今度はドラグを思い切りきつく締めて、
こちらの主導権で強気で勝負した。

作戦を変えて対抗したものの、30秒ほどのファイトの末、
ふっと軽くなり、ボーンにまたしても逃げられてしまった。

どうしてもあのパワーにはどうやって対抗していいのか最後までわからなかった。
その後は小さなトレバリーを一匹釣り、
巨大なフグを見つけてフライを投げてみると、
しっかりチェイスしてきてフッキング。

全然引かず、重たいだけで、
60センチほどのハリセンボンのようにフグで突っついて遊んでいると、
パンパンに膨らんだ、
大きなクリッとした目をツンツンしら、
トゲを立ててパンパンに膨らんだ。これはこれでけっこう面白かった。


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これが、そとのときの動画




潮が満ちて満潮になったので、自転車までの帰り道、
ブラインドで叩きながら歩いていると、
シマシマのシャコが釣れた。
シャコフライで本物のシャコを釣ったのはこれまた初めて、
予想外なことが起こるのも面白い。


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やりきったというよりも、よくここまやったもんだ。トラブルがなかったからいいけど、無謀すぎる。前進のステップアップで、楽しい毎日だったけど、ガイドを雇って釣ったほうが近道で、よっぽど釣れる。


いろいろ問題と課題が大きな収穫と考えて良し。あと3日あればボーンを仕留めることができるかもしれないけど、あのパワーはどうするか。この広大なフラットは必ずどこかで巨大ボーンと遭遇する。そして小さなトレバリーが飽きない程度に遊んでくれる。

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車から簡単にアクセスでき、日本からもそう遠くないこのフィールドはこれから長く付き合えるのは間違いない。家族と一緒に来てみたい。カマコウ国立公園のトレッキングやミュールハイク、ホエールウォッチングやシュノーケリング、ダイビング、サーフィン。フラの先生もいるし、ヨガなどのインドアも楽しめる。

クジラは遠くで潮を吹くし、治安も良いし人々が皆優しい。8泊の滞在だったけどあっというまだった。始めは右も左もわからない場所だったけど、いろいろたのしいモロカイだった。


P2221003最後は、マカロニ炒め

P2220992波の音で眠るのもこれでおしまい


ということで、ごめんなさ〜い。
ドラマはなんにも起こりませんでした。




P22310068人乗りのプロペラ飛行機


P2231018運転させて、と聞いたら、ダメと言われた。


P2231020さよならモロカイまたくるよ〜

おわり
最後までお付き合いいただき、ありがとございました。
今度、一緒に行きましょう〜!



ボーンフィッシュを求めて、モロカイ島を開拓せよ。その1は:
http://blog.livedoor.jp/sanpei4649/archives/52319521.html

ボーンフィッシュを求めて、モロカイ島を開拓せよ。その2は:
http://blog.livedoor.jp/sanpei4649/archives/52342124.html

ボーンフィッシュを求めて、モロカイ島を開拓せよ。その3は:
http://blog.livedoor.jp/sanpei4649/archives/52342379.html

ボーンフィッシュを求めて、モロカイ島を開拓せよ。その4は:
http://blog.livedoor.jp/sanpei4649/archives/52342695.html

ボーンフィッシュを求めて、モロカイ島を開拓せよ。その5は:
http://blog.livedoor.jp/sanpei4649/archives/52342861.html



Guide & lodge
Lucky Field
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(19:30)

2016年12月14日

現地で得た情報とビッグボーンの手強さを思い知り、ボーンフィッシュを求めて、モロカイ島で釣りができるのも、残りあと2日間。魚の写真がなくて、申し訳ない気持ち。最後にビッグボーンを手にすることができるのか、あともう少しです。




2016年2月21日 7日目

朝から風が強い。
白波を立てていつもとは違う逆からの西風だった。
雲はない、
日が登ってきた。
いつも通り、コケコッコーとニワトリが盛んに鳴いている。
キャンプ場の前の海は風で茶色く濁っている。
釣りができるだろうか、
彼らは迎えに来てくれるだろうか、

昨日フライラインを持っていかれてしまったので、
急遽ランニングラインをバッキングに結び、
シューティングヘッドのフローティングをセットした。
ロッドもラインもパワーがある。
これであのボーンの引きをなんとか止めることができるだろうかと思いながら、
それにしても、風が強い。


P2210851毎朝、Pバターとジャムのグレインブレッドでサンドイッチ



P2210855パパイヤだったか、濃い香り、甘ったるい。トロピカルなのでまあ良し




8時を少し過ぎて、デニスとグレンがやってきた。
ピックアップトラックに自転車を2台乗せて出発。
今日はフライをやると言っていたけど、
ルアーロッドしか積まれていない。
15分ほど揺られて、到着。


西からの強い風と分厚い雲に覆われていた。
気が病む天気。
「西風は釣れない」とグレンが言う。


風が強いからフライロッドを持ってこなかったという。
軟弱だなぁと思った。
これから潮が引いてくるから、
俺の一番のお気に入りのフラットに連れて行ってあげるからついて来いと、
ココナッツの木を目印に沖へと歩き始めた。


P2210865ルアーを投げながら、どんどん沖に進むグレン


どんどん深くなっていく、
腰よりも上の水深は、
このままここで釣れと言われたらどうしようと思いながら、
あとをついていく。


P2210867あのココナッツの木を目印に、沖に向かって歩くんだぞ。と言われるも、今ならGPSがあるのに、と思う。


15分ほど沖に向かって、
不安を抱えつつついていくとだんだん浅くなって、
白い砂にまばらにサンゴがある、
透き通った水のフラットについた。


果てしなく続く浅いフラットはサイトフィッシングをするには最高の場所で、
ブルーホールからボーンが上がってきて、
潮が低い時はあちこちでテイリングするという。
ここからは別々で、釣りをしようと離れて釣りをスタートした。

だけど背中を叩くような波と、
分厚い雲はボーンを探すことが厳しい。

フラットは素晴らしいのに天気を恨んだ。
なんとかチャンスはないものかと、ボーンを探した。

P2210869


P2210876

しばらくすると、遠くから釣り人を乗せたボートが近づいてきた。
何を言われるかと思って見てると、
フライフィッシャーらしき、
水色のフラットシャツを着たフライマンが2人と、
ボートを操船してるガイドらしきボートだった。

近づいてくると、あっちに行け!と怒鳴ってきた。
なぜ?と聞いてもここは俺の釣り場だ、
あっちに行けとやかましい。

ボートはグレンの方へと去っていったけど、
気分が悪くモヤモヤして集中力が切れた。

ガイドらしき男がグレンと何やら話しているので、
ここでガイドしている人がいる事もいい情報になるので、


自己紹介をちゃんとしようと思って近づいた。
近ずくとまたしても、get away!と言われたけど、今度は笑顔だった。
自己紹介するとJoeという男でやっぱりガイドだった。

HPアドレスもメールアドレスもないので、
見つからないわけで、話を聞くと、
ジョエの娘さんがグレンの教え子で、お互い知り合いだった。

ガイドをしているとはグレンも知らなかった様子。
何はともあれ、問題なく釣りを続けられることに安心して、
アメリカ人の釣り客とも話し、
日本に行く時はガイドを頼むと言ってくれたけど、
今の私はボーンのことで頭がいっぱいだった。


再び集中してボーンを探すが、
真っ黒い雲が次々に流れてきて、
天気は悪くなる一方で、
グレンとデニスはすでに諦めた様子、
2人並んで沖から戻ってきた。

昨日はトレバリーが2人で20匹くらい釣れたけど、
今日は一匹も釣れないとぼやいていた。
やっぱり西からの風がダメなのだろうか。
2人と再会を誓ってフラットの上で別れた。
トラックの上に乗っている自転車を下ろしてくれと頼んで、
2人を見送った。


世界にはどこにでも釣り人がいるもので、
海を越えて釣りの話をするのは本当に楽しい。
癖のある釣り人が放つオーラは不思議と同じで、
もっと一緒に釣りをしたかったけど、
ここでお別れとなった。



2人と別れてさらにボーンを探し続けた。
ボーンが見つけられなくても、
このフラットは複雑な地形で、
あちこちにブルーホールがあって、
足の裏で地形を確かめるだけでも全てが新鮮で楽しかった。


P2210882グレンとデニス


サージェントフィッシュの群れをみるだけで、
ボーンの姿を見つけることはできなかった。
小さいブルーフィントレバリーを一匹釣った。
ヒレがエメラルドグリン色で初めて釣った魚に見惚れた。


P2210892突然現れる、ブルーフィン


お腹がすいてきたことに気づき、サンドイッチを食べていると、
分厚い黒い雲が近づいてきて、
風が突風のように強くなり、
叩きつける雨に変わった。
岸(モロカイ島)までは、2kmくらい遥か彼方に見える。

こんなところに歩いてきていいものかと思うくらい沖にいる自分に心細くなって、
そろそろ潮が満ちてくることもあって、
岸を目指すことにした。
来る時は腰よりも上の水深だったけど、

帰りはさらに深くなり、胸まで潮が上がってきた。
風で波が立ち、体を打ち付けてくる。
防水のバックパックの浮力に少し引っ張られながら、
岸を目指すとようやく浅くなり始めた、
陸地にたどり着いた。


P2210893すごい雨に顔が痛い。



潮の時間と地形を知らないとウエーディングの釣りはほんとに危ない。
ほっとして、フィッシュポンドの石積みに沿って歩いた。

自転車までの道のりはまだまだ遥か彼方。
風で濁った岸沿いでボーンを探すが気力もなく、

ダラダラと歩いていると、20m先に変なものが水面からでている。
波でもなし、マングローブの種でもない、
透き通った三角が動いていた。


力尽きた私の思考回路がその浮遊物をボーンフィッシュの尾ビレだと気がつかせるまではけっこうな時間がかかた。

ハッ!
あれが、テイリングか。


急いでリールからラインを引き出す。
こんな時に限ってロッドにリーダーが絡みつき、
なかなかキャスティングに入れない。


横でヨーヘイ氏がキャストを始めている。
なんとか、ラインを出し終えると、
ボーンフィッシュは、まだテイリングしていた。

水面に見え隠れするヒレは超巨大で、
そのボーンがどれだけ大きいか予測できた。
あっちこっちに進行方向を変えながら動いている。
フライを投げる方向を見定めるのが難しかった。



進行方向を読んで、フライを投げる。
フライを追いそうな動きを見せるけど、
気づいてないのか、また方向を変えてしまう。

エサを探しながら、ボーンも私に気づかずどんどんこっちに近づいてくる。
5mくらいまで近づかれ、キャストするのをためらほどの近さまできた瞬間、


ドバン!


ものすごい水しぶきを立てて、猛ダッシュで走り去ってしまった。
動画を撮ってくれていたヨーヘイ氏もボーンのデカさに威圧されていた。
またしても、予想外の一瞬の出来事におどろかされ、
そしてヒットさせることができず、
唖然とした。


P2210901帰りがけの真っ黒な雲のした、突然のチャンスだった

ひざ下ほどの水深で岸際でボーンがテイリングすることは、
グレンの話で聞いていたので、
もしやと思って、帰り道に気にはしてたけど、
ほんとにテイリングが目の前で起こるとは、思いもしなかった。


そのあとは気を引き締めて、テイリングを探したけど、
時すでに遅く、満潮の時間になり。
テイリングを見つけることはできなかった。

こんな悪条件の中でも釣りの神様が目の前にチャンスを置いてくれたのに、
またしてもものにできなかった。

やりきれない気持ちと、
こんな事が起こるフィールドにまた魅せられてしまった。


帰りの自転車での道のりは長かった。

どっと疲れが出てキャンプ場に着く頃には歩くくらいのスピードで自転車をこいでいた。残すはあと1日。晴れてくれればいいのだけど。色々な情報が蓄積されて、いつボーンが釣れてもいいというとことまできたのに、今日の天気は最悪だった。

P2210902


それでもチャンスはあったのだからまだまか自分の力が足りない。邪念が多いのだろうか。それにしても結果が出ない・・・


P2210903今夜はヌードル 

P2210906


つづく





ボーンフィッシュを求めて、モロカイ島を開拓せよ。その1は:
http://blog.livedoor.jp/sanpei4649/archives/52319521.html

ボーンフィッシュを求めて、モロカイ島を開拓せよ。その2は:
http://blog.livedoor.jp/sanpei4649/archives/52342124.html

ボーンフィッシュを求めて、モロカイ島を開拓せよ。その3は:
http://blog.livedoor.jp/sanpei4649/archives/52342379.html

ボーンフィッシュを求めて、モロカイ島を開拓せよ。その4は:
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ボーンフィッシュを求めて、モロカイ島を開拓せよ。その6は:
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十勝の自然を楽しむためのガイド&ロッジ
Lodge Lucky Field : http://lodgeluckyfield.com


(20:05)

2016年12月13日


ハワイ諸島モロカイ島、ボーンフィッシュ探し。現地のフィッシングガイドのクレイとの釣りで、フラットの形状や底質、風、ボーンフィッシュの出現場所、フライ、リトリーブ、フッキングとファイト。いろいろの情報を得る事ができた。そして、残るは3日間。グーグルアースで白い砂、澄んだ水のフラットを見つけ、そこに行ってみる事にする。自転車で1時間、フラットは浅いのか、深いのか、陸から歩いてアクセスできるのか、ボーンフィッシュがいるか、いろいろ楽しみへ いよいよ6日目になった。




2016年2月20日  6日目

P2200793洗濯ものを干すのと、食料を直射日光から守ってくれる木。だけど、ネズミに食われる。

いい天気。7時に目が覚めた。
少し遅れて太陽が上がってくる。
穏やかな朝だった、
週末だけあってキャンプ場に人が増えてくる。
サッカーの試合でもやる様子だった。
雲が一つもない、風もない。
この天気が続いてくれることを願う。

ヨーヘイは靴擦れの保養と風邪気味のために今日はオフ、
1人で自転車にのって、東のフラットを目指した。
7時半に出発し、乾いたブッシュの中を伸びる道を自転車をこいだ。


P2200796


P2200795P2200794



時々海が見えた。約60分で目的地に着く、
プライベートプロパティと書いてある看板があったので、
車の中にいた女性に話しかけると突然犬には吠えられてビックリした、
女性はいい人、大丈夫よと言ってくれた。

自転車をブッシュに隠した。
ビーチはそれほど広くなく、マングローブも森が岸辺に伸びていた。
青いチャネルが冲へと伸びていて、ヨットが2艇係留されてあった。

その青いチャネルの沿ってはるか冲に白いフラットが広がっている。
竿をつなぎながら期待に胸が膨らんだ。
今日の干潮は9時34分、
あと1時間くらいで干潮になる頃を見計らって海に入った。

海に入ると、意外に深く腰の上まで水深がある。
水も岸際はうっすらと白く濁り、
これではボーンを見つけるのは難しい。


青いチャネルの横の珊瑚礁の上に上がってみるけど、
崩れやすい珊瑚礁の上を歩くのは危なくて、
ここでボーンを見つけても勝負にならない。


ボーンも現れないし、
今日も何もなく終わるのだろうかと、
さっきまでのでっかい自信と期待は、
儚く崩れ去ろうとしていた。


それでも途方に暮れながら冲へとゆっくり歩いていると、
少しづつ浅くなってきた、
腰下くらいの水深までの深さ。
そして水の色も岸際と違い透明度が高い。
岸際の底質は、砂や泥で、
沖のフラットはサンゴ質の底で、
水の色が違う。


さらに太陽が真上に来ると、
ピカピカの水が透き通り、
これならボーンが見つけられるかも、


P2200804岸から沖へ向かって、フラットを歩く、振り向くとモロカイの山がカッコいい






すると正面から一匹のボーンフィッシュらしき、
大きな魚が泳いで来るのが見えた。


その魚はクレイの船から見た時と同じように緑色 に見えた。
ゆっくりとこちらに向かって泳いでくる。
左手に握ったフライラインをリリースし、
魚に向けてにフライを投げ込む。


魚の1.5mほど先にフライが着水する。
フライが沈む時間を待たずしてその魚がフライを見つけたようで、
スピードをあげて、フライに向かってくる。
リトリーブすることもなく、魚が反転した一瞬、
グンという感触だけが残り、フッキング、できずボーンは行ってしまった。



突然すぎる出来事だった。
またしても脚がガクガクと震えていた。
やっぱり1人の時の方が、体の震え方がぜんぜん違った。
しびれる。


なんとも言えず気持ちいい衝撃だった。
この一匹で、このフラットにボーンががいることも、
見つけられることも、
そして掛けれるかもしれないという自信が持てた。



「釣れるかも」と思うと、なおさら武者震いなのか、足が震えた。
そして次のチャンスは30分ほど後にまた巡ってきた。



今度も正面から緑色の魚が近づいてくるのが見えた。
さっきよりも遠くから見えたので、
心の準備もキャスティングのタイミングも計ることができた。


驚くことにその巨大さもしっかり見ることができた。
左手に握ったラインをリリースし、キャスティング。
さっきよりも少し遠め、2mほど魚の進行方向にフライを置く。


ゆっくりと沈むフライを見つけたようで、
魚がスピードをあげて、フライに向かって一直線に突進してくる。

う〜っ。
うまく食って〜。



ガツン。

ものすごい力が手元に伝わり、一気にフライラインが出ていく。
フッキングする必要もないくらい、すごいパワー。


掛かった!


ついにボーンをフラットでウエーディングで見つけて掛けた。


リールの逆転が止まらない、
一気に50mがバッキングでていく。

バッキングラインの色が変わる。
それでも止まらない。


先にはフラットのエッジ、サンゴだらけ。
のんびりファイトを楽しんでいる場合じゃない、
少しでも距離を縮めないと、フラットを疾走するボーンを私も走って追いかける。
バッキングはすでに100m以上だされている。



ようやく、魚が止まった。
ラインを巻き始めリールファイトをしようと思った瞬間。


フワッ・・・



軽くなった。
逃げられた。

リーフのエッジ、
案の定、サンゴだった。


リールを巻いてラインを回収する時間が長いこと、そして
空しいこと、だけど、
ニヤニヤしてる自分。


バッキングラインが切れていた、
フライラインごと持って行かれてしまった。


P2200807



やるな〜、

なかなか、

モロカイ

ボーンフィッシュ。

手強い。



魚の姿ははっきりとは見えなかったけど、
緑色の細長の魚体はおそらくボーンフィッシュだった。


敗北を噛み締めるほど、悔しくて嬉しかった。
巨大ボーン恐るべし。


ボーンを見つけて、フッキングまでできたのに、
近づいたと思ったら、また距離を開かれてしまったような。


悔しさが後からこみ上げてきた。
悔しい。
ほんと、悔し〜。



ヨーヘイ氏から借りてたボーン用のライン。
ごめんね〜。
まだ一度も魚を釣っていないのに・・・。


この動画が、そのときの映像、




それにしても、リーフのエッジやサンゴへと逃げるボーンはどうしたらいいのだろうか、思い切りドラグを締めて突っ走りを止めるか、走らせながら追いかけるか、

まだ解決策が見出せない。
またしても途方に暮れながらフラットを彷徨う。


P2200812椰子の実ひとつ


風がなく、さざ波が体にぶつかり気持ち良い。
遥か先の水平線まで音のない世界が続く。
ポカンとした世界が永遠と広がっている。

遥か彼方のクジラの潮吹きが聞こえてくる。音の方をしばらく見ていると、巨大なヒレを出して海面を叩くクジラの姿が見える。パカーンという音が時間差でやってくる。昼の花火大会のようだ。何キロ先にいるのだろう。 

2月は鯨が子育てのためにハワイ周辺の島にやってくるという。ほとんどがフジツボをたくさん体につけた、ブツブツのザトウクジラということ。ハワイでは鯨は手厚く保護され、ホエールウォッチングなどで、ボートで鯨に接近する事さえも禁止されているらいし。



風がなく、雲もない、
ボワーンとした空気に包まれて、時々パカーンと鯨の音が響く、
そんな世界でボーンを探す時間は天国にいるようだった。




その後も魚を見つけたけど、ユニコーンフィッシュなのか、
サージェントフィッシュなのかわからないけど、フライを追わず。
尾びれを水面から突き出して、水しぶきを上げてテイルングする姿も、
いろいろな新しい刺激があった。



1時に潮が満ちてきたのでサンゴに上がって、
朝作ったレーズンサンドを食べた。



P2200821クランキーのピーナツバターとトロピカルジャムいりのずっしり系レーズンサンド 




潮が満ちてきた、水位はお腹ぐらいまで上がったので帰ることにした。
3時間ほどの出来事だったけど、このフラットでボーンは釣れると確信を持てた。


底質が違う、水の色も全く違う。
このクリアーな水色なら、太陽さえ出て、
干潮の水位なら。見つけられる。
確信をを持てた。



帰ろうとしていると、フラットの遥か先からから
釣り人が歩いてこちらに向かってくる。
現地の餌釣りのぶっ込み師と違って、
ルアーロッドをもっている。
日本人かと思った。
日系のハワイアンだった。


今は隣の島に在住し、週末だけ、釣りに来たという。

引退する前は教師で、モロカイに住み、雨でも毎日釣りに来ていたという。
カバンの中には、30cmほどのトレバリーが入っていた。
ルアーでは食料調達でトレバリー釣るという、
フライフィッシングもするので、ボーンの釣りも詳しいという。


明日も釣りをするから、一緒に行こうとと誘ってくれた。
秘密のボーンフィッシュのフラットに連れてあげる。
ついでに、町の方に帰るから、自転車ごと車で乗せてってあげる。

大柄の真っ黒のハワイアン。一見怖そうだけど、
釣りの話になったら、夢中になって教えてくれた。
とても親切でかっこいかった。


自転車をピックアップトラックの後ろに乗せてって帰りの道のりは楽ちんだった。
明日の朝8時にキャンプ場に迎えに来てくれ明日はフライをやると言って別れた。


P2200833


P2200827




昨日のパーティで約束した、おばちゃんと、スピリチュアルな女性との約束の時間にちょうど良く、キャンプ場に戻る事ができた。シャワーを浴びて、体の潮を洗い流し、洗濯もして、さっぱり。3時半の待ち合わせの時間に、フラの先生を乗せた車がキャンプ場に迎えに来てくれた。


町によってビールとワインを買った。
ココナッツチップスが売ってないかと、一緒に探してくれたけど、
売ってなかった。


夕食会はアラスカから来ている家族と、
隣の島から来ている家族で10人ほどの週末の夕食会だった。


P2200840マカデミアナッツの花と


P2200835マカデミアナッツの殻がバークやチップのかわりに道に敷き詰められている。




マカデミアナッツの農場の横にある高台の家は、
ジョークが鋭い81歳のおばちゃんが10月から3月の冬の間だけ住んでいて、
夏はアラスカで暮らしているという。

冬は寒いからモロカイの家で暮らし、春になったらアラスカに帰るという、
渡り鳥のような生活。
なんとも羨ましい。

料理ができたところでみんなで手をつないでお祈りした。
マグロの塩焼きや、ビーフ、いろんなサラダ、
各自料理を皿に取って外のテーブルで夕暮れを楽しんだ。


夕食会にいた夫婦が近くの島に住んでいて、年に一度、ビルフィッシュ、ブルーマーリンの世界大会の仕事を手伝っているという。日本人も参加しているから、紹介してあげるから参加しろと言わた。


動画や大会の写真を見せてくれた。
自分がマーリンと格闘する姿に少しだけ思いを馳せた。

楽しい時間はあっという間で、
帰りの車の中でスピリチュアルなフラの先生にいろいろ教えてもらった。

フラダンスは島ごとに少し違うことや、
フラはただの踊りではなく、全てに意味があり、
自然や文化、歴史などを学ぶにはとてもいいなど。


この女性からフラを教えてもらったら楽しいだろうなと思った。
明日、お寺にお祈りをしに行くから一緒に行こうと誘ってくれた。



お祈りも大事だと思ったけど、
まだボーンフィッシュを釣っていない。

私の背中を押してくれた人のためにも精一杯ボーンフィッシュを釣らなきゃならないし、お誘いは丁重にお断りした。


P2200847

あの巨大なボーンを釣りあげることができるだろうか、
釣りができるのはあと2日。


少し風が強いなぁと感じながら、テントに入った。






つづく

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ボーンフィッシュを求めて、モロカイ島を開拓せよ。その2は:
http://blog.livedoor.jp/sanpei4649/archives/52342124.html

ボーンフィッシュを求めて、モロカイ島を開拓せよ。その3は:
http://blog.livedoor.jp/sanpei4649/archives/52342379.html

ボーンフィッシュを求めて、モロカイ島を開拓せよ。その4は:
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(11:33)