2017年06月25日

大先輩の重鎮ガイド 
フィールドリサーチ十勝の
T橋さん

面白そうな本を持ってきてくれました。
「十勝のアイヌ伝説 リッチアース 豊かな大地」


P6204682

アイヌの神話や自然へ対する考え方は、
世界感が面白く、合理的で、なかなか学ぶものが多く、
自然に接する仕事上、とても共感する部分が多い

そんなアイヌの神話の、しかも
十勝版をT橋さんの独特の挿絵とT葉さんの深みのある語り口調で、
完成した1冊。

十勝に興味がある方には、ぜひお勧めです!

P6204684


P6204685購入先は、ロッジラッキーフィールドにメールいただければ、お送りすることもできますし、直接 T橋さんに連絡してお買い求めもできます。

なかなか、お目にかからない、
読みやすいアイヌ伝説の本ですので、ぜひぜひ。



P6184690薮コギでふと足元にササバギンラン


6月第4週は、十勝の釣りも本番のウィークでした。
毎年恒例の、3人組。

まず1人目は、フライ歴3年ほどの、発展途上のK戸さん。

「忍野の年券を買いました」という言うので、その熱心さにびっくり。
そして、1年ぶりに見たループの美しさにまたびっくり。

それとも、

いつの間にかに、入手していたSAGEのOneのせいなのか?と思いつつ、

流れを見て、投げ方、フライ、ティペットの置き方も考えて釣る姿勢。
なかなか、

そして、
魚も、よく出てくれ

P6187042


手強いニジマスに対して、
イワナというか、アメマスというか、
おおらかなドライフライの釣り

P6187074P6187009

P6184700


ドライフライでイトウもおまけで、
P6187019
P6187029可愛いけど、もしかしたら、メーターオーバーになるかと思うと

北海道らしい、ロマンあふれる1日でした。

そして、


2人目・・・


屈斜路湖で修行して、十勝に鱒相手にも 
ほどよい感じで力が抜けてきた Mさん

もちろん
1本、ねらいに行きましょう!


で、

P6194686

チャンス到来!


います!

見えます?

あの岩盤の際の魚、

いや〜

いいサイズ。


見えます?


う〜ん


ですよね〜


岩盤の際10造らいのバブルラインの下。


う〜ん。

10分ほど観察している間に、


ボコン!
(ライズ)

お〜


ラッキー
(ドライで釣れる確信)



ボコン!
(ライズ)



よーし、


水面直下だし、
一発で出るだろうと、

そのまま、デカX


バックの木がじゃまで、
なかなかキャステングが決まらない


なんとかフライが流れにのり、

そのまま、

そのまま、

よ〜し、

食うか・・・・

フライまで5cmの所まで、
浮いてきて


う〜

う〜

あ〜




プイ!

(見切られてしまう)



そのまま、流れていくフライに、
下に定位していた、40造遼陲食い付いてしまい、

合わせなければいいものを、またあわせてしまい、
ジャンプして、場所を荒らしてしまい、

でっかい魚も流芯から離れてしまい、

う〜ん

と、待っていると

もどってくれ、
再び バブルラインに定位
ラッキー

そして、


フライ、ちぇ〜んじ。


どうしよ、
どうしよ、


とりあえず、3から4エックスに下げて、

どうしよ、
う〜ん


ちびXで行きたい所だけど、
デカX(黒)で見切られたし、
ヒラタが出てることだし、
カゲロウで、

と、

10番ほどの白いカゲロウのダンぽいフライがあったので、

これで、行きましょ!


バブルラインに浮いた魚を観察しながら、


ティペットチェックをしっかりして、


よし、

行きましょう!


これとないほど、ナイスキャストで、
魚の50cm上流にフライが、のり

そのまま 

ゆっくり、

フライが、

流れて

いって、


いって、


いって〜


ぼっく〜ん!


よ〜し!
(食った)


・・・



すっぽ〜ん


そして、1日が終わる




続いて、3人目

もちろん、昨日のリベンジ!

その前に、ビッグチャンス到来、


P6207133

流芯に定位する鱒を、2人で観察して


水面を流れる葉っぱを食べようとする鱒をみて、

ぜったい出る。

あとは、


P6207127うまく決まれば・・・



と願うものの



ゆっくり近づいて、2、3回竿を振っただけなのに

消えてしまったのした。

透明度が高い水は、

ストーキングも

竿を振る動作も

とくに陰が落ちる 陽射しの下では

部が悪し


P6207159

ここはなにかが起こるかもしれませんね!


と伝えたプールでは、


予定通り、でっかいセミをゆっくりとボコンと出た魚、


ジャンプした瞬間に、

その大きさに慌てて、

手前まできたかと思うと、

一気に、突っ走られて 


プツン!
(切られてしまい)


ティペットを触ってみると、

ザラザラ


あ〜
(さっき、石をたたいていたっけ・・・)


ガックリ

2人して

ガックリ



そして、迎えた

りべ〜んジ!

は、


ラッキー、

浮いてる。


同じ場所で、
(岩盤の際、バブルラインの真下)


一発で出ると思ったけど、

デカX 

だめ

カゲロウ

ダメ

M田作 タランチュラら

ダメ〜

チビX

だめ


それでも水面直下に定位する鱒は

一度もライズしない。


それなら、
しかたない、

ぶら下げましょう



サイトニンフ

小さいビーズニンフを 

ドライフライの下にぶら下げた

ドライドロッパー


「食う動作を見せても、ドライフライが沈むまで待ってからですよ」と伝え、


一発。


魚の上流1mに落ちたフライに、

水中でニンフを見つけたらしく

ゆっくりとフライに近づいてきて、

パクっ
(水中で口が動いたような動作)

そして、

ゆっくり、ドライフライが沈むのをみて、


食った、
食った、
食った、



すぽ〜ん!



これで、
終了〜



釣りって、なかなか
難しいです。


P6207113昨年の台風であちこちで崖崩れ、


それでも荒れ地に我れ先に芽を出したイタヤカエデの姿をみると、生き物たちからしてみれば競争相手がいなくなってチャンス到来。ここで根を伸ばせれば、次の土砂崩れの心配があるも、太陽を独り占めできる。自然淘汰、自然の再生しようとする力はすごい。


P6207117イタヤカエデの芽吹き




週末はオフで、
久しぶりの十勝千年の森へファミリーで

P6244681昔植えたツルアジサイが花を咲かせていた

P6244685




長年務めて、あちこち秘密を隠した場所なので、
カジカをつかまえたり、クワガタを捕まえるのは昼飯前!
森や川に入ることが恐る恐るの子供でも、
しばらくすれば いつの間にかに 解放されて、
自由に遊びを見つけているのが 森や川の面白さ。

P6244694Let loose・・・


葉っぱや、セミの抜け殻や 石ころや 
木をのぼったり 蜂やケムシにビビったり

そんな子供の興味を威力を発揮するのが 
自然の面白さで 見てるのが楽しい。

P6244696つめた〜

さ、子供よ 
夏ですぞ
遊びなさ〜い!

P6244699

P6244704


P6244705

P6244707

P6244691ガーデンに集まるチョウチョも北海道ならでわのシロチョウ

P6244715

P6244714

P6244719ミズバショウが巨大に育っている!

P6244709シラネアオイも種をつけて

P6244732S谷さんの新しい本でてましたので、興味がある方はぜひ!


P6244739北海道の森もハルゼミが終わり いよいよ夏


昨日からの雨が結構な勢いで、周辺の川はどこも濁りと増水。
やや渇水ぎみだったので、潤いの雨とは思ったものの、
この日のガイドには手強い雨量

それでも雨後の活性と、カゲロウのハッチに期待して、
川を選ぶと

う〜ん、
あいにくの濁り・・・
半日待てば、何とかなりそうと、
すこしダラダラすると
午後には 濁りがとれて

始まりました!
モンカゲのハッチ!!!

そして、まだうっすら濁りの入った流れには、
魚たちも浮いて ライズして、 高活性のラッキータイム

モンカゲがポツっと
現れて
流れてゆく姿をみるのは、
モンカゲには悪いですが・・・
「食われろ〜」と思ってみてしまう(ゴメンね)。


P6224698あの三角の中の反転流の泡の下の魚、みえます?


バンク際をモンカゲがパタパタと流れていく、
ゆっくり近づくと
茶色い 長い陰が ゆらゆらと

やっぱり

いいサイズ


ゆっくり近づいて、観察

あの魚、

「50cmほど先にフライを投げてみて下さい」

コンパラダンタイプのモンカゲ 8番フックとやや小さめ

魚の1m先にフライが落ちる。

と同時に


ボコ〜ン!


ビシャ!


ちが〜う!!!


ボコンとライズした魚は、フライに出たのではなく、
手前の本物を食べたのに、
フライを食ったと間違えてあわせてしまい・・・


あ〜
スプークしたかな?
と見ていると。

まだ定位していると思うと、


ボコン!
(モンカゲにライズ)

ラッキー!

その尖った口先、
あ〜

決めて〜

そして、定位している鱒の50cm先に、

同じコンパラモンカゲ


キャスト〜

いい所に落ちたフライが


ゆっくりと

魚に向かって

流れていくと、

流れていくと

・・・

しーん。


あれ?

無視?

食わない。


フライを見向きもしない魚に


「ティペットが魚の上にあるので、ゆっくりたぐって」と私。

水面を

ス〜

ス〜

ス〜

と引っぱられて動くフライ


魚の上に近づいて来ると


「ストップ、ストップ、ストップ」


「食うよ、食うよ、食うよ」



ぱ〜くっ!


オッケ〜!!!


フックサイズが8番だったので、
本物のモンカゲよりもサイズがかなり小さく、
魚に気づいてもらえなかったので、
真上を通過しても無視、
それが、モンカゲが水面でパタパタと羽ばたくように、
スー、スーと動かしたら、気づいてパクだった。
ラッキー、ラッキー。


P6227205

P6227202P6227211千葉のS崎さん おめでとうございます。


雨の日はカゲロウのハッチ、晴れの日はセミの釣り。

P6234690緑も日に日に濃くなり、イタドリも背が伸び、ニアミスにドキドキしつつ・・・

P6234701久しぶりのリサーチは、ジョーカーでセミを投げまくるも

P62347072人してボで・・・

P6237241ロッジでしっとりして


ザ・リッチアース! 

P6217171



豊かな大地です。



P6217174P6217181エゾシカブラック 染めました。
ナチュラルもまだまだ在庫ございます。




十勝の自然を楽しむための ガイド&ロッジ
Lodge Lucky Field
http://lodgeluckyfield.com


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(07:07)

2017年06月21日

5月の朱鞠内湖でのイトウ釣りの

1人ムービー(掛けからですが・・・)




そのときの様子が、こちら
http://blog.livedoor.jp/sanpei4649/archives/52374640.html

(22:22)

2017年06月17日

いよいよ天気も安定し、北海道らしい季節になりました。
今年は、昨年と違って雪解けも例年どおり、
からっと晴れて空気が気持ちいい初夏の陽気も例年どおりに経過中。
例年どおりでないのは、川。
どこの川も流れが変わり、
ポイントも変わり、
新しい川にリフレッシュ
車で近づけた林道も、
車で走れた橋も、
今年はどこもかしこも、
リニューアル
「過去の栄光に・・・」なんて思うと、
今年の十勝はなかなかです。


P6136463壊れた橋を見上げ・・・


日中のカゲロウのハッチもあるものの、
光が強い日中は魚も表層に浮くよりも、
少し沈んだ場所から蝉が流れてくるのを伺っているようで、
光が強い日中はライズしているのは小さな鱒ばかりでした。
そんなときにセミフライを3エックスに結んで、
いつか大きな魚が食い付くのでは?
とワクワクして釣りをします。
そんな釣りが、きたな〜とシミジミ





日も傾き始め、「釣れる場所に行きますか?それとも、まだ頑張って、一発狙いを続けますか?」という選択肢に、「頑張りましょう!」と60歳を過ぎた千葉県のM本さんの男気はなかなか、



もうちょっと右、

もうちょっと、

その1m上流、

そこ、

そこ、

ん?

食った?

ん?


ん?

デカイ

デカイ!

デカイ!!!



P6126546いや〜


P6126541うわ〜



P6126558


P6126600ナイスフィッシュ!おみごと、粘り勝ちでした。

P6126635

夕方はカゲロウのハッチがパラパラと始り、

30僂らいの魚がパシャ、

パシャと

ライズするも、

う〜ん、

う〜ん、

ないので、帰りましょう!

テクテク

テクテク


ん?


ん!!!




スゲ〜、ライズしてます。


何気ない、小さなプールで、

5匹の鱒が、並んでライズ。


ちょっと待って、

・・・

写真撮らせて下さい、

と少し、遊ばせてもらいつつ、


あの魚が一番大きいのでは?

と狙いを絞って、


P6126637


1投で


P6126667




P6126673ナイスフィッシュ!


イブニング、遊びすぎて、N氏に「遅い!」と、

反省・・・


P6146751

P6146758

P6146759

P6146772

P6146791

P6146825



P6146434いい夕暮れがまとめてくれた3日間でした。ありがとうございました。では、また7月がんばりましょう。


P6136482そして、そろそろモンカゲの気配





P6136457ガイド用のおやつに焼いたパウンドケーキ 




P6164699鱒がお気に入りのハルゼミのお腹


P6164690できたてホヤホヤのセミフライ エゾシカの2色使い


そして、

千葉のH畠さん




P6166922この背中



P6166960この静かさ、そして

30分間の知恵比べの末に、

P6166980いや〜


最後は4エックスで食わせたので、
15分間の長丁場のファイトを強いられ、

ようやく浮いてきた魚が
リーダーまで手が届きそうなところで、

プン!


歯で切られたティペットにニヤリと、
一日が終るのでした。


カッコ良すぎな一日でした。
H畠さん、ありがとうございました。
では、また来週!





P6164718乾杯(完敗)! 

H畠さん家の枝豆で飲むビールがまた苦い!


P6164690

エゾシカの毛、ダイドブラックを15枚ほど染めました。
ナチュラルも在庫ありますので、
お問い合わせ下さい。
詳しくは、こちら

http://lodgeluckyfield.com/Fish-Ezo_Deer_hair.html


十勝の自然を楽しむためのガイド&ロッジ
guide & lodge lucky field

HP : http://lodgeluckyfield.com/index.html


banar_long_white






(23:04)

2017年06月11日



5月31日で朱鞠内湖のイトウ釣りのガイドを終えたら、6月1日からは十勝でドライフライのガイドのシーズンイン。いよいよ本格的な渓流のドライフライのシーズンのスタート。

P6020012

初夏の風が淡い緑の葉を揺らし、まぶしい光のなかハルゼミの声が響く。雪解けで水量豊富な重たい流れに立ち、暖かくなるのを待ってカゲロウのハッチに期待する。ポツポツと水面を流れるカゲロウは増え始めたと思えば、どこでいいライズはないかと期待する。

P6030043

P6020021

でっかいドライフライでドカンという釣りも楽しいけど、水面を流れるカゲロウを一匹づつ静かにヘッドアンドテールで食べる鱒のライズ。あ〜フライフィッシングをやってるな〜、と思う。14番のメイフライ、ティペット5エックス、フライ先行。ブラインドでたたいて出た一匹も嬉しいけど、やっぱりライズ狙いは、「してやったり感」がちがう。そんなライズの釣りができるのも6月上旬の楽しみ。



P6045694


6月上旬は、雪解けでまだ増水中だったり、昨年の台風による影響で川へのアクセスができなかったり、濁っていたり。川の状況の把握が大変。防災情報の水位計も壊されネットでの情報収集もできない場所が多く、「行ってみないとわからない」という場所が多い。リサーチするだけの時間があれば、あちこち行けるのだけど、詰まってしまった仕事上、ゲストの方々のご理解に感謝しつつ、ぶっつけ本番でのトライ&エラーの毎日。昨年の台風であれだけのダメージを受けたものの、魚や虫、戻ろうとする自然の再生力は人間よりもはるかにけなげでど根性を感じる。


P6040031氾濫した河原で目を出すドングリ(ミズナラ)


P6030031流木が散乱する、昨年の台風の傷跡が残る川で、魚や虫たちの生き抜く力にエネルギーをもらう


うわっ、

うわっ、



ストップ!

ストップ!


ちょっと、こっちきて、観察


観察しましょう。



流れ込みの、流芯の脇に見つけたしまったレッドバンド。


オレンジ色が偏光メガネをつけなくてもよく見える。


60造らいの鱒が岸際の浅い場所に定位していた。


デカエックスでブラインドでたたいていたので、ちょっと待ったをかけて、K田さんを呼んだ。


ぜったいヤル。
ぜったいヤル。


しばらく、見ていると、


ボクン、


P6045733ヤッタ!


また、

ボクン、


水面を流れる14番ほどの白いカゲロウにライズする。


尖った口先もレッドバンドも丸見えで、

釣れたらな〜、

メジャーあてたいな〜、

あ〜 

・・・


アップで、

フライ先行。

立ち位置はあの木のあたりで、

結び目しっかりチェックして、

ライズしたら投げましょう。

すでに喉カラカラ

次のライズで、


ボクン〜

キャスト〜!

ライズの1m上流に乗ったフライ

う〜っ


ボクン〜


オッケ〜!




すぽ〜ん〜





(痛恨のすっぽ抜け)


くう〜っ。


頭を抱える私とうなだれるK田さん


しばらく観察。

そして、観察。

ボクン〜

よっしゃ〜
(まだ勝負できる)

P6045737


魚も怪しいと思ったらしく、少し定位置を変えいた。
それでも水中で定位するレッドバンドが確認できる。


次のライズで!

ボクン〜

キャスト!

・・・

ダメかぁ、

もう一回!

・・・

いい流れだけど・・・

反転流で手前の流れにラインがとられて、
ライズの真上でフライが止まってしまう


ティペット長くしましょ。
1.5mほどにする。


そしたら、次のライズで!(待つことしばし)

P6045734頼みますよ〜


ボクン〜

キャスト!

・・・・

ボクン〜

オッケ!


すっぽ〜ん!



くうっ〜

くうっ〜

(かける言葉が思い浮かばず・・・)
(心の中ではドラグ、ドラグ、ドラグと思いつつ・・・)




結局魚は沈んでしまい

・・・



それでも、やってれば、チャンスが来るもので、


雨も強くなり、あきらめモードの夕暮れに、

「出るとしたら、あの石の左1m。
手前の流れにラインをとられないように、
できれば、カーブさせて・・・」


2番のエックスに、
ゆっくり口を開けて、吸い込んだ鱒に
ゆっくりと竿を立てて、決まった!

よかった!
ほんと、良かったです。

P6045767


P6045794

P6045798ナイスフィッシュ!


雨で蝉も鳴かないなか、カゲロウのハッチとライズに恵まれた3日間でした。

P6035632P6035633P6035688
K田さん、3日間。ありがとうございました。また7月お待ちしております。



そして、リベンジ!
空港でいろいろとお話を伺うと・・・
この人なら・・・
と昨日のリベンジに投入〜


迎えた、因縁のプール。

けど、今日はピーカンで蝉の大合唱。

カゲロウのハッチはパラパラで、

昨日の、定位置をじっと見続けるも、

いない。

それでも観察を続け

いない。

どこいっちゃったかな〜
やっぱり、そんなに甘くないよな〜

と、


O田さんのフライに目をやると、


ゆっくりと浮いてきた鱒が、

うわっ、


うわっ、

食えっ、


ぱ〜くっ。

完璧でした。

早アワセすることなく、ゆっくりと決めたアワセでフッキング。

そして、その魚こそ、昨日のレッドバンド。

サイズも色も。


昨日、ここでカゲロウにライズしてたのに、
今日は、流芯にいたとは。


P6055839P6055826P6055847P6055893おみごとでした。

ヤレヤレ、メジャーもあてることができて、すっきり。


P6055938

光の強い日中でも水温12℃。虫たちが活発に騒いでいるし。

怪しい流れをじっと観察して、

観察して、

O田さんがさらっとたたいて、

先に行こうとするので、

「ちょっと、待って!」もう一回、

あの、流れの横の泡がたまっている所・・・



とその瞬間、


「もこっ」

よ〜し!
(チャンス到来)



「フライサイズ下げましょう」


そして、

もこっ、


キャスト、

流れが複雑で、



う〜


う〜


ドラグが掛り始めたフライを
黒い魚体が追ってしまい、結局食わず。


ちょっと待ちましょう


待って


・・・


「もこっ」


よっしや〜
(もうひと勝負できる)


フライ変えましょ。

う〜ん。

こんなの?

いや、

こんなの?

いや、


これ?とカゲロウのパターンをチョイスするO田さん

いや、


「これ!」

とO田さんのフライボックスの片隅にあったピンときたフライが、


黒いピーコックパラシュート



さっきはカゲロウパターンで鱒にフライを見られているので、
頭の中では、エックス、エックスと思いながら、
それっぽいフライがピーパラだった
ここは変化を入れて、テレストリアルに掛けてみる。



「う〜ん」と気が進まなそうなO谷さんを察しながら


行きましょう、

フライを結んだ勢いで、投げてしまったフライは、
ライズの2m上に落ちてしまい。

あ〜

と思ったら、


長〜いティペットに助けられて


「もこっ」



P6056022_2横?


お見事でした!


1日竿を振って、フライに出たのはたった3回。
とてもハイリスク&ハイリターンな釣り。
タイミングが重なり、ラッキーラッキー。
心が強い方のみお勧めいたします。



そして、この4日間も、
待ちに待って、ようやく実現したK田さんとの4日間。

いいね〜

ほんと、

いいね〜


北海道のこの、カラッとした天気、


ほんと、

でも、


ちょっと雲なさすぎ〜

P6060032


それでもチェルノバ(カゲロウ)のハッチにライズが始まり、


P6060036いきなり、洗礼を受けてのスタート。


P6060091補習授業的にヒゲナガのスーパーハッチに、


スイッチオン。


いや〜

いや〜

P6060073ナイスフィッシュ

P6060093いい夕焼けでした。



2日目は、林道決壊に行く手を阻まれ、
P6070017こんなところばっかり


ウドの大収穫やフキの収穫に恵まれて、

P6070028川を歩けばいいフキにあたる。機内持ち込みできませんので、ロッドケースにいれて、それとも竿をフキに差し込んで?お持ち帰りください。


P6070032ロッジの夕食確保!





まったりとした平和な釣りで、すこしづつ十勝時間に合ってくる


P6070036

P6076109P6076127P6076105

小ニジとたわむれ、それもまたよし!



雨を利用し、カゲロウのハッチを味方に付けて、

しっとりとした深い森に包まれて





ポポ


ポポ


ポポ


ツツドリの声と一緒に


全身リフレッシュ

P6080001
P6080038P6080028P6086240まったりとした3日目でした


P6096276子供たちの攻撃も難なくかわし〜




そして、迎えた〜


P6096306晴れ〜(最終日!)


だけど、蝉はまだまだおさかんで、鱒達のライズはカゲロウオンリー


日差しの中、ときどき、雲が流れ、


14番くらしのカゲロウに


ぽっかりと浮いてライズする鱒。


ゆるい流れを



クルージング


きたきたきた・・・

キャスト!



ちょっとまって、


次のタイミングで、


キャスト!


ハンティング的な、魚を見ながらの釣りでした。


P6096298P6096300



光量がおちた、夕暮れには、


朝決めれなかった、口先が尖ったライズが、


16番サイズの地味〜なカゲロウにポツポツとライズを安定させ、


ティペット4X
(ちょっとムリヤリ、と思いつつも)


ナイスキャストで、

鱒もゆっくりと

すぅ〜っ。



いい釣りを魅せてくれました。

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P6096390

P6096416ナイスフィッシュでした。





朱鞠内からの、

半分時差ボケからのスタートでしたが、


ドライフライの釣りにもぶじ復帰でき、

十勝のフィールドも悪いながらも、

なんとか、なんとか、
(あちこち、けっこうまだまだですが)


感謝感謝の、前半戦の序論が終りしばしの一息。




P6106461積もった山を片付けねばと・・・


おっ?



P6106462なにやら・・・


P6106473手伝ってるのか?




P6106469ちょっと、休憩〜



P6106479台所だそうです。


P6106467

P6106468彼女いわく、音楽室ということです


K沙氏の発想の泉に乗っかって、しばしの休息(雑用処理)しました。


P6106430玄関を飾るバラ(マルゲリータ)

P6106434初夏を代表するエゾスカシユリ


P6106452高嶺の花と言われる、コマクサも


P6106436


P6106440裏庭の犬走りで見頃をむかえ


ロッジの庭も初夏を迎えました。



十勝の自然を楽しむためのガイド&ロッジ
fly fishing guide & lodge
lodge lucky field :http://lodgeluckyfield.com

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(00:15)

2017年06月03日


世界フライフィッシングのチャンピオンシップ

年に一度 行われる フライフィッシングのオリンピックのような大会で 世界各国が参加し、釣りの腕を競う大会。  その大会に毎回 出場している K谷さんは 十勝に毎年のように遊びに来てくれる。世界の魚、そして釣りの強者相手に磨かれたフライフィッシングの技は 十勝の鱒を相手でもなかなかなもの。 そんなK谷さんもアラウンド70歳と重ねたものは重く、今回初のイトウへのチャレンジだった。

P5295413年季を感じさせるK谷さん、フライを始めたのは60歳からというからまた驚き。

P5295419風のなか 静かに竿を振る


迎えた初日の朝、
日の出前に出発し、
強風のなか、波に揺られながら、
ブッシュ周りを探るも、
2、3度、足元まで追ってきた魚だけで、
フッキングをさせる事ができずに、
8時朝の釣りを終える
レイクハウスに戻るまでの話で、
面白い話があった。



世界大会の厳しい審査のなかで、ドーピング検査があるという。
釣りにドーピング?と思い 興味津々。

オリンピックのルールに基づいた世界大会なので、
薬物使用はアウト。

裏を返せば、
薬物使えば、魚が釣れる?

そんな薬物があれば、
ぜひ、ぜひ 使いたい。
大量に。

P5225036

なんて、いろいろ面白い話を聞きながら、
レイクハウスで遅めの朝食 
風で波立つ湖面をみながら、
朝から麦の炭酸入りのドーピングを2杯、お召しになる。
そよ風が気持ちよく、早めのお昼寝。

2時間ほど寝てシャキッと目覚めて、
酔い覚めぬまま、ボートに波に揺られてまた気持ち良さそう。


まずは、昨日のリサーチで見つけたポイントへ、
大イトウとのファイト中に見つけた、
さらに大きなイトウが気になった。
風の中を進んで ポイントを目指す。



K谷さんはシングルハンドの7番ロッドに
シューティングヘッドのタイプ4で岸ぎわを探る。
キャスティングも安定して、フライも水に馴染んだ頃だった、


「いる!」
「あのヤナギの葉っぱの下、岸際50cmくらいのところを左に向かって泳いでいるの、見えます?」


「・・・」

「反転して、して左の枝のところ、見えます?」


「・・・」


「ま、投げて!」



うっすらとオレンジ色をした大イトウは、
岸から離れずに、4mほどの範囲内をゆっくりと行ったり来たり。
できたら、魚の位置を確認して 進行方向2mほどにフライを入れてほしいところだけど、
見えないものは仕方がない。


指差して 位置を伝える
風が強く ボートが流され 
キャスティングもなかなか決まらない


投げて!


しーん(無反応)


投げて!

しーん(無反応)

キャスト!
キャスト!
キャスト!



私も熱くなってしまい、ついつい

「デカイですよ!」

と言ってしまいそうになったので、


「デカイですよ!、なんて言ったら、もっと緊張しちゃいますよね」と耳元で静かに言う。

何度も水面をラインでたたいている間に、
魚は見えなくなってしまい。

それでも投げ続ける K谷さんを見ながら、

う〜ん。

う〜ん。

う〜ん。

と思っていると


「きました!」

掛けた。



竿が曲がって、
グワングワンと大きく振れている。

よ〜し!





開始そうそう掛けたイトウとのファイト
重い石でもひっかかっているのではと思うほど、
下へ下へと潜水艦のように潜っていく。
竿を曲げても 竿が曲がるだけで
びくともしない。



P5295429



ランニングラインとフライラインの結び目が
竿先に入ろうとすると

カタカタカタと

3m出され、

また結び目が入ろうとすると、

カタカタカタ。

下向いて全然浮かない魚に、

「喉がカラカラですね、疲れたら変わりますよ」

それでも何分たっただろうか、
少しづつ、少しづつ 浮いてきた魚が、
水面に姿を現した。

う〜わ〜

う〜わ〜

で〜け〜

ブクブクブク・・・

ぽか〜ん。

よ〜し!


ランディング成功


う〜わ。で〜け〜


この一匹は昨日私が釣った魚よりもK谷さんが釣ってくれたことが最高に嬉しく重たかった。

「いや〜、冥土の土産かな〜」(笑)


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P5295464

P5295445


P5295473世界大会では カウンターを使うとか 今回もカチッとカウントされた





人生初チャレンジ 初の1本目が 
いきなりの大イトウ
しばらく放心状態 
岸辺に座って お茶を飲んで またお茶を飲んで
おやつを食べて、 またお茶を飲んだ。
動けるようになるまでに 30分くらいかかった。


「やっぱりドーピングの効果ですかね?」(笑)


P5295478来る直前に、巻いてきて!とお願いした、キールフック ウエイト入りのフライ。 大成功だった。





ドラマが起こるのは突然、
釣りの神様って


その後もK谷さんは2匹のイトウをヒットさせて、
一匹は手前でバラシ、もう1本をキャッチした。



P52954972匹目は銀ピカのイトウ



またしても初日に釣れちゃうというパターン
イトウという魚はほんとうにわからないもの。




そして2日目はイトウウォッチング 

P5305508P5305528P5305534

P5305530

P5305538
岸際で産卵するウグイの周りに巨大なイトウが4、5匹。
1日中、ピーカンべた凪でも 岸際にウグイを追いつめてはガボッ、
ヒレが出るくらいの浅場で繰り広げられるシーンを見ながら、
イトウの頭の中を読む。
どうやって釣るかを考えて、

導き出した答えは、

シングルハンド8番に
フローティングライン!


タックルを組み直して、2日目が終った。



P53055482日目の夕陽は ちと苦い。





3日目は最終日、
5月31日 私の2週間のイトウガイドも最終日。
昨日の教訓で、決まれば大成功なのだけと・・・


P5315558また陽がのぼる




日の出と同時に、ウグイの産卵場所に行くと、
岸際でヒレを出して静かにボイルしている。
3投目でドスン。


水中でギラギラと動く巨体

よし!と思った瞬間 
スポ。

読みは良かったけど、
フッキングばっかりは・・
仕方がない。


魚も散ってしまい打ち止めのような空気が漂い始める。


とりあえず移動。

ボートを走らせ、どこへ行こうか悩む。


あそこのあのイトウたち、まだいるだろうけど、 

朝だし、3日間誰も、たたいてないだろうし

もしかしたら、食うかな〜

まあ、見るだけでも楽しいだろうし、

行ってみようと、追い風にのってボートを進める。



ゆっくりと岸に近づけ、イトウを探す。

先日、朝ボイルしていた場所、
今朝は静かだった。


う〜ん、いそう。


私:「いた、いた、いた、いた」

ボートを止めて、オールでゆっくりと魚に近づく。

私:「見えます?あの、あの赤いの」

k谷さん:「見えます、大きいですねぇ」


私:「ちょっと待ってて下さい」

・・・


私:「うわっ」
私:「もう一匹います」
私:「超デカイ!」
K谷さん:「あれですね!」


恐る恐る・・・

私:「投げましょう」


k谷さんの2頭目
二匹のイトウの近くにフライが落ちた


食いそ〜


バタバタバタ・・・


ボートが揺れ、バタバタしているK谷さん


どうしたのかな、と覗き込むと、


追ってる、追ってる、

う〜

う〜

う〜

ゆっくりとフライを追ってくるイトウが、
しかも、白いほうの巨大なイトウが

ボートから5m先に見える。

しかも、ロッドにリーダーが入り、

もう、引っぱれない、フライを動かせない。ギリギリ・・・


い〜

い〜

い〜



うわっ!


食った。



巨大な口を開けて、フライをばくっ。


曲がった。


掛った!


す〜げ〜


す〜げ〜


で〜け〜




P5315573


シングルの7番だから、
曲がる。

引っぱっても、

曲がる。


下向いたまま、ヒレをパタパタ

下向いたまま、ヒレをパタパタ

全然上を向かない パタパタ


でも、時計を見るK谷さん
私:「さすがに今回は余裕ですね」(笑)


浮いてきて、

もういける。

行きましょう。

ちょっとまって。



もう一回、回ったら次で、

いきましょう!


い〜
よ〜し!


時計をみたK谷さん 15分でした。

初日の大イトウよりも一回り大きな
巨大イトウだった。





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P5315590


P5315613



P5315605世の中には、幸せな釣り人がいるもんですね


これで私の朱鞠内湖のイトウ釣り
すべてを出し切り、終了。
こんなに清々しい朝はないだろうな〜と

じ〜ん・・・



P5315606朱鞠内湖 ありがとう〜


大切なこと



幌加内町朱鞠内(しゅまりない) 
お蕎麦で有名な幌加内町(ほろかない)、旭川から北に2時間ほどにある道北の町。車で走るとその町の空気を肌で感じる。乾いてひび割れた畑の土、開墾した畑が笹やシラカバが密生し、荒れ果て、古い崩れたサイロの跡や 細々と立つ板張りの民家。 当時は栄えた面影をみせる 廃線跡 深川と名寄を結んだ深名線の当時のまま残された駅舎。 この土地に夢をもって開拓にはいった姿と自然の厳しさと向き合った姿をヒシヒシと感じる。それでも蕎麦の産地として全国で有名な幌加内町の蕎麦の味は驚かされるほどのうまさ。

朱鞠内湖は古いといえダム湖で湖畔に温泉がある訳でもなく、観光地としては何もない。踏み入りたいとも思わないほど、背丈より高い笹が密生する、そのままの森が続くだけ。そんなどうしていいかわからないような自然は道内にはあちこちにあるのだろうけど、この朱鞠内湖にはイトウがいる。 1mを越すイトウは釣り人の憧れ。だけど 保護し守る取り組みがないと 釣り人が増えれば大きくなれない、数が減るということが起こる。

朱鞠内湖の漁協のN野さんとはかれこれ15年以上前にイトウの調査で出会い。こんな山奥にマイタケ探しで話が盛り上がるとはと、ビビッと感じ、息があった。N野さんはイトウで幌加内町の地域を活性化させたい。人口を増やしたいと熱く語る。多くの釣り人が来ても自然が荒れないルールがあって、地域にお金が落ちる仕組みがないと、地域が生き残れなくなる。地域が崩壊したら、イトウ保護など言っていられない。イトウのお陰で地域が潤えば、町はそのフィールドと魚を町の財産になる。そんな事をもう10年以上前から、コツコツとやってきたN野さんは頭が下がり、遥か先の夢をみている。 

海外の釣り人を意識した取り組みや、面白い釣りをもっと面白くする仕組みやイトウを守る調査も積み上げ、前進していく姿は、本当に偉いと、我が身を考え直す。

幌加内町の発電と農業用に作られたダム湖がたまたまイトウのフィールドになった。イトウという魚がいてくれたことで世界に誇れる釣り場になるのか、ここ朱鞠内湖は本当に「化ける」可能性を感じる。


朱鞠内湖のイトウのフィールドは北海道全体のフィールドを考えるヒントがたくさん詰まっている。自然のなかで楽しむために、何をして、どうすればいいのか。その地で守り、育てる人がいて、地域があって循環が生まれる仕組みがあること。いいフィールドがあって、いい魚がいて、釣り上げて喜ぶ人がいて、釣り上げてくれた事で喜ぶ人がいる。太古の魚 イトウ。 面白い相手だとつくづく思う。

P5180029最近見なくなった魚拓、今ではリリースした魚の写真からデジタル魚拓を作ってくれるサービスがある。


N野さんほか、スタッフの皆さま。毎日のように湖上で会うS坂さん、。イトウに魅せられた方々、お世話になりました。ありがとうございました。



P5250198イトウに魅せられた男達の見上げる先には・・・
ドローン飛ばして遊んでいるだけだった。



これで春のイトウ釣りガイド、なんとか終了。
2週間ぶりに十勝に帰ります。
S志くん、立ってたらどうしよう?


P5315622最後の桜をみて、さようなら。

十勝の自然を楽しむためのガイド&ロッジ
Lodge Lucky Field :
http://lodgeluckyfield.com

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(17:00)

2017年05月29日


水温15度 曇り 微風

朝7時にS坂さんのノースフライフィッシングロッジを出発し、
日曜日なので前浜の駐車場は車は30台以上の入り込み。
のんびりと8時に前浜を出船する。

どこへ行こうか風を見て考える。

たまたまガイドのキャンセルが入り、すっぽり空いた3日間。
普段気になっていていけてなかったポイントのリサーチを兼ねて、
徹底的に3日間竿を振って、振って、振りたかった。

S藤さんの手作りのおにぎりを食べながら、ボートを走らせる。
風が島にぶつかって、先端から沖へ潮目が延びていた。

前々からただならぬ雰囲気を感じていたポイントだけど、
実績がなくて、素通りしていた。
だけど、今回はリサーチ。
自分でフライを通してみたくて、
船を岸につけて、島の角にフライを入れてみた。

3投目でドスン、いやパカンだった。
50造離ぅ肇Δ釣れた。
やっぱりと思いつつ、リリースしてまたすぐに、
パカンと60造釣れた。

リサーチなので、もういいやと、
次のゲストのために荒らさないでとっておこうと移動
そのまま、風に流されるまま 

岸際をダラダラとフライを通していく

岩場から 砂利へと変わる場所
すこしくぼんだ地形に なんとなく匂う・・・

岸際1mに入れて 岸と平行に引っぱったフライ
3回目のリトリーブで ドスン!

沈んだ枝にひっかかったと思った

ぐわ、ぐわっと首を振る

うわっ、デカイ。


太い魚体が ギラギラとうねる

思いっきり竿を曲げて 
ランニングラインを回収し、リールファイト


浮いてきたと思うと潜り、
もうそろそろかと思った瞬間。
一気に30m を イトウにそんなスピードあったのか
と 思うほどの速さで 一気に糸を出される。

そんななか、岸際の笹薮の中で、
ガサガサと音をたてる、巨大な何かに、
熊かもしれないと陸にも恐怖感を感じる。



そして イトウは トルクある思い引きで、岸へとボートがひきずられる。
森からヒグマが飛び出してきたら、どうしようとドキドキしつつ、
イトウの引きをなだめつつ、
ボートの操船もしながら、 
手がもう1本ほしいと思う


その ガサガサがヒグマだったのか、鹿だったのか、
わからないけど、無事にイトウをネットでランディングし、
ヒヤヒヤしながら上陸した。


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イトウの暮らす野生はやっぱりいい。

分厚い雲 薄暗い森に 
ヒー ヒー ヒー と
夜なくはずのトラツグミの声が響いた


シングルハンド7/8番(グレッグ置いていってくれた竿)
ラインはシューティングヘッドのタイプ4のショートヘッドで6m20g
リーダーは0エックス9フィート 
ティペットは0エックス 50
フライはマドラゾンカーのキールスタイルで カラーはグレイ系
もちろんマドラーはエゾシカの冬毛!
その日は結局 4匹のイトウを釣り

3日間のリサーチは 合計8本のイトウと合うことができ
新規開拓もアチコチできて、
S坂さんと遊びもまたできたりしてとても有意義だった。

P5275318新規開拓行きましょう!と誘ってくれたS坂さん、リサーチでなくて釣らせてよ〜と思いつつ ぶっしゅに突っ込んでばかりで ガラガラごろごろ でもたくさん勉強になりました!

P5270280S坂さんロッジも 外のような 中のようなロッジでとても開放的で 快適でした。 60歳を過ぎてすきな事を本気でできるS坂さんが素敵でした

P5270282
S藤さんの料理にとても救われるように 2泊もバッテリーをチャージさせていただきました。



朱鞠内湖のイトウは、5月の解禁からスタートする
なによりもワカサギ、そしてウグイが産卵のために岸よりするとうのが、
最大のビッグイベントで、
ベイトが岸よりすればもちろんフィッシュイーター達は岸に集まる。
それが、釣り人にとって釣り上げるための最大のアドバンテージ
さらに 日が昇のが朝の4時 暮れるのが6時半とか、
釣りをやろうと思えば14時間も竿を振り続けることができるのが春。
この時期のイトウは1日中釣れるチャンスがあるので、
朱鞠内湖を訪れる釣り人は、
ひたすら振って、振って、振って、
たいていぐったりと疲れて帰っていく。
それだけの魅力がイトウにはあるからすごい。


イトウが釣れるかは、誰にでもチャンスがある。
だけど、キャステングは飛ぶほうがよい。
ボートからの釣りの場合は、
シングルハンドでのテクニカルな技術も要求される。

それを3、4日間投げ続けるのだから、
それはなかなか・・・
次の技術の先に、精神的、肉体的な要素が問われるのが、
イトウのつらいところでもあり、
面白いところ。



無理なく 頑張らず ダラダラと 
景色を見ながら 野鳥の歌声をききながら、
タンタンと フライを投げては引っぱって、 
投げては 引っぱってを繰り返していれば
イトウは必ず釣れる。(と信じる)

そして すこし釣りの神様が点と点を結んでくれれば・・・
と朝晩しっかりご飯を食べたり、歯を磨いたり、
ゴミを拾ったり、という大事な事をやること。


P5184743群馬からのN村さん 初日から2本の釣果!ナイスでした。 その後3日間はつらかったです。できれば、逆のパターンが・・・


P5184748風で離岸流れができたときだった


P5184760夕暮れのマズメの平場打ちでの1本


P5194794朝のひとときはとにかくいろんな鳥の声がうるさいほど その光の美しさに 早起きして良かった〜と思うだけで 釣果が伴うとはかぎらなかった。

P5200054この時期はとにかくスプリングエフェメラルが美しい  ちいさきものに命あり 自然の愛おしさにシミジミする

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P5200110山菜を目当てに出てきたオヤジ ウッフォ ウッフォ と言って 斜面を登っていった。 ゴメンネ。 ここはあなたの森だからね 


P5210130この温度がワカサギの産卵で岸による あちこちの岸の水温をチェックし ワカサギの群れの有無を 観察することが大事


P5214931ゲストの希望でノスタルジックツアーで出かけた廃線ツアー 幌加内町の古い歴史やお蕎麦を食べた 深名(しんめい)線の跡をたどって 


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P5214938私はウドを探してあちこちキョロキョロ


その後のゲストは 強者のY田さん
このお方にお会いすると とにかく背筋がピンとします。
釣りとの向き合い方、
世界を徹底的に釣った経験と実績
そして、謙虚さと研究心旺盛なところは、
はは〜っと尊敬するばかり、
まさに、マシンとはこの事というほど、
Y田さんに狙われる
魚じゃなくてよかった〜と思うくらい うまい!

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P52250044日間で9本のイトウをキャッチ。
恐るべし センスの持ち主


P5245182そんなスキみて私も1本キャッチ
この魚を選んで釣るものゲストを立てる ガイドのなせる技なのです! 

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岸際のイトウウオッチングに う〜ん う〜んと悩まされるのがまた楽しい


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Y田さんが帰って、晴れて望んだプライベート!
30分で勝負を決めた!



P5260248イトウのサイトフィッシングはドキドキしまっせ! シングルハンドの テクニカルなキャストが要求されます。



5月いっぱい イトウ釣りを頑張って、
6月にはハルゼミが鳴く十勝で、
思う存分 ドライフライを投げまっせ!


さて、あと3日!イトウガイド頑張ります。

あー早く、十勝に帰りたい。


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指差しを覚えてS君、おむつ替えしたいな〜




そして、この話には続きがあり、
ヒグマの恐怖におびえながら、
あの大イトウに引っぱられたときに、
岸際にもう一匹 さらに大きなイトウが泳いでいるのを見つけたのだった。
イトウの姿をみて、ファイト中の私はどうすることもできず、
逃げていったけど、
ここは大イトウが集まる場所のようだった。
次のゲスト 
釣りの神様が微笑むといいけど・・・・

その行く末は、また
つづく

IMG_2460 boys be ・・・大志を抱け!


朱鞠内湖のイトウ釣り、
一緒に行きましょう。
イトウ釣りガイドの詳しいことは、
ロッジラッキーフィールドのHPをご確認下さい。
http://lodgeluckyfield.com

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(22:30)

2017年05月06日

なにやらKが、


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自分の鯉は自分で書く!
2.5mの無地の鯉のぼりに、筆を握ったK



今年は、昨年誕生したS君の初節句。
ロッジの庭に立った鯉のぼりのポ−ルは11メートル。
この季節の十勝平野を吹き抜ける馬糞風、
近くの鉄工所に特注した、超頑丈なポール。
果たして、どんな鯉のぼりが上がるのだろうか!


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村上康成さんからS君のお祝いで鯉のぼりの絵本が届き、
kのイメージも固まりつつ、
筆を持たせたら、躊躇せずに踊るように描き始めるKは、さすが!


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ノンストップで、3時間、
その集中力と底知れないアイデアの泉はさすが、
よくがんばりました。
問題は、もう半面残っている。


片面を描き終えたら、洗って、乾かして、アイロンをかけて、
もう半面をどうするか、
イメージする時間をおきつつ、
私は少し釣りや山菜採りへ・・・


春の風が吹き抜ける川は、地面から始まっていた。
フクジュソウが大きく育ち、小さな緑が広がってくる。
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小さな出会いが愛おしく感じる、春。
昼頃になると虫たちも活発に活動し、
緩んだ空気に、私も緩む。

P4263621この斜面のギョウジャニンニクを上までとれたら、ボルダリングがけっこうできるのでは?と思う


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平野部の小さな川や湧き水の川は雪解けがおさまり、あちこちでライズが始まっていた。カワゲラやミッジ、小さなカゲロウに無垢なニジマスやヤマメを釣った。

今年は昨年の台風の影響で、あちこちの川が変わってしまったので、もう一度歩いて川の様子を見直し、新しくできたポイントや釣り場までのアクセスなど、チェックし直しでたくさん歩かされる。

5月は草もまだ小さいので、春や台風の後にしか行けない釣り場へ行くのも楽しい。

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P4284086蛇行した川は、1キロ区間にポイントが連続し、魚の密度がとても濃い。

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7キロ区間をひたすら歩いて、森や草や鳥の声や魚に癒してもらった。

そして・・・

娘もまたイメージが湧いたようで、というよりか、早く完成させないと、5月5日に間に合わない。

P4304101そして、第2回戦


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第2回線は、前回の3時間ぶっ通しでかなり疲れたらしく、2回線は私にヤレと超命令。色の指示、塗り幅、点の大きさ、kの細かい指示のもと、私が筆を持たされ。さらに1時間おきに休憩しながら、だらだらと、それでも私が自由にやろうとすると、泣きわめく。

だったら、自分でヤレ〜!と思いながらも、Kのあふれるイメージの泉は楽しい。

最後は家族全員の手型、足型を押して、完成。半日の長丁場でした。P4304130

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P4304167

完成!
そして、新聞紙を洗って、乾燥させて、アイロンかけて、



P5014170先日完成させたウッドデッキから見る景色に



P5024222カンパ〜イ!



元気に泳ぐ鯉のぼり、
鯉のぼりを見て、じ〜んとするなんて、
私も年とったな〜とシミジミ。


こどもの日は、初節句。

親戚みんなが集まって、お祝いでした。


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こどもの日と言えば、カシワ餅ですが、
十勝のカシワはまだ葉っぱもなく、
そのかわりに、ヨモギ餅が十勝らしい。


P5054398

そして、S君は一升餅を背負わされ、
フラフラとつかまり立ち。




鯉のぼりを作るきっかけをくれたS君に感謝し、
Kの感性と大胆さ。
十勝の大空とこの風!
お祝いをいただいた皆さま
いろいろな幸運が重なって、
おめでたいGWになりました。

P5054377


十勝の自然に感謝です。


さて、そろそろ。
エンジンやエレキ、ボートのチェック。
来るべきシーズンに向けて、忘れ物がないように・・・
昨年アレックスさんが釣り上げたイトウの魚拓(デジタルプリント)が届きました!

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今年は、だれかな〜。

(お知らせ)
春のイトウ釣りのガイドがキャンセルが入りました。
春は、イトウが一年でも一番釣りやすい季節。晩秋と違って暖かく、日が長く、産卵後のイトウのあら食いとエサになる小魚が岸に寄り、エサを求めてイトウも岸に寄る。5月15日から5月31日までがイトウ釣りのガイドです。フィールドは朱鞠内湖(シュマリナイと読みます)、ボートを使って船からキャストしたり、上陸して狙ったりです。シングルハンド8番、タイプ2くらいで沈め、小魚に似せたフライをひっぱります。早朝や風がある日中がチャンス。朝一の釣りを終えて、レイクハウスで遅めの桜を見ながら、朝食で飲むビールがたまりませんよ、行きましょう!

キャンセルが出た日は、5月26日(金)、27日(土)、28日(日)の3日間です。

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十勝の自然を楽しむためのガイド&ロッジ
lodge lucky field : http://lodgeluckyfield.com

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(21:52)

2017年04月11日

すこし固い話。
川には魚がいてほしいから・・・

昨年8月の台風を受け、ようやく川の雪もとけ、河原を歩けるようになったので、川の様子を見ながら、2014年に設置された突き出し工を見てきました。


以下の写真は、突き出し工がついていない護岸です。
コンクリート護岸に沿って、水深50堕度の変化のない流れになっています。
残念な光景です。
P4090045P4090044変化のない浅い水深は魚が育つには不十分で、河畔林が水面を覆わなければ夏場の水温上々も止めることができない。





以下の写真は、突き出しを設置した場所の写真です。
これでも美しい川とは言えませんが、
コンクリート護岸の前に設置したコンクリートブロック(突き出し)がきっかけになり、
流れに変化を作っていました。2015年に試験的に設置された突き出しです。


P4090006木が茂って突き出しやコンクリートを隠してくれるとなおよいのですが・・・

P4090010

P4090011

P4090015突き出しによっては、設置の高さが水面の高さまでになっているものもある。



P4090018これは水上にコンクリブロックが少ししか出ていないので、増水時には一見何もないように見えますが、水中では流れに変化を作り、魚の付き場になっています。







以下の写真は、昨年は流れがぶつかっていた突き出し工です。

P4090030
現在は流れがぶつかっていませんが、
昨年流れがぶつかっていたために、突き出しの周りが深く掘れ、
その上に流木が乗り、魚の隠れ家になり、水深1.5mほどの緩い流れの深場は、
魚たちの越冬場所になっています。P4090026P4090020やがて草が生え、コンクリートを隠してくれると思うのですが。






現在の音更川は昨年の台風被害によって、あちこちで河川工事が行われています。
P4060037
川は重機が走り、工事により川は濁り、魚も釣り人も落ち着きません。



P4060039
流木もネズミや野鳥の住処になり、フクロウやオオタカなどの猛禽類が暮らせます。
流木が川に沈めば魚たちの隠れ家になるのですが・・・



P4060040堤防がえぐられてブルーシートや土嚢が積まれた光景を各箇所でみられます。




どこの川も良い状況ならば、釣り人は分散するのですが、
川の状況が悪いと、良い場所へと釣り人が殺到し、
釣り場だけでなく、駐車場の問題、農地への乗り入れの問題やゴミ問題などなど。


餌釣り、ルアー、フライ・・・
魚が釣れないと、
でるのは不満、愚痴・・・
せめて釣り人どうしくらい仲良くしたいものなのですが・・・



川は自然に元の姿に戻ろうとするものです。
コンクリートで川を閉じ込めようとすること自体が無理なことなのですが、
できれば何もせずに川の自由にさせてあげればと思うのですが、

地域住民の暮らしや畑を守る事、
そして予算が下りれば土建、運送業、雇用も生まれます。
自然を追いつめ、開発し・・・
豊かな暮らしってなんだろう。


美しい景観、魅力ある自然とは、
こんな恵まれた場所なのに、
それを守り生かすことができないものか?



各方面の方々(地域、河川、動物、釣り人・・・)にとって、
有意義な工事になればと思う。

直接の窓口は市町村。もしくは北海道開発局河川事務所。
川の恩を受けるものとして、一言二言、要望を伝えるのも大事。
要望がなければ動きたくても動けないのがお役所でもある。
税金を有効に無駄なく使うためにも、
たまには意見してみるのもいい。




P4080001音更川の5年前の姿と

P4060029今の姿 

また、あのときの音更川にもどるのだろうか・・・
開発局にもう一度話しかけてはみるものの、
2013年のようになるかどうか・・・





2013年の台風を受けて2014年に音更川に突き出し工が設置された経緯をこちらからご覧になる事ができます。とても草の根的な地味なお願いからでした。

その1:2013年4月「音更川情報」:http://blog.livedoor.jp/sanpei4649/archives/52063137.html
その2:2013年4月「音更川情報 その2」:http://blog.livedoor.jp/sanpei4649/archives/52063374.html
その3:2013年5月「音更川 Otohuke river」:http://blog.livedoor.jp/sanpei4649/archives/52067544.html
その4:2013年5月「音更川情報 Otohuke river」:http://blog.livedoor.jp/sanpei4649/archives/52072766.html
その5:2013年7月「音更川突き出し工 」:http://blog.livedoor.jp/sanpei4649/archives/52086668.html
その6:2013年8月「音更川工事」:http://blog.livedoor.jp/sanpei4649/archives/52091434.html
その7:2013年10月「玄関開けたら五分で川」:http://blog.livedoor.jp/sanpei4649/archives/52099760.html
その8:2014年4月「音更川と突き出し工」:http://blog.livedoor.jp/sanpei4649/archives/52135313.html
その9:2014年7月「夏らしい十勝、涼しい川へ」:http://blog.livedoor.jp/sanpei4649/archives/52156925.html



(00:56)

2017年03月29日



P3283198冬から春へ
しっかり季節は変わるもので、
光が強くなれば、いつの間にかに雪の山も消え、
ハクチョウ達がそろそろ北をめざし、
そんな季節になりました。


P3263108野山にはフクジュソウが大きく開き、太陽をいっぱいに浴びていました。

P3263114コンクリートの割れ目から顔をだしたタンポポは娘にとってはお母さんにプレゼントしたい可愛い花。




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穏やかな陽気のお昼頃、ロッジの周りを飛びまわるユスリカに誘われるように川に行くと、流れが緩い場所ではライズが始まっていました。背びれを出してのんびりとユスリカやカワゲラを食べる鱒のライズは見ているだけで幸せ。雪に足をとられながら、流れに立って感じる気持ち。春を迎えた喜びを感じます。


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日によって、天気や風でライズする場所が変わりますが、今時期の雪解け前のライズはなかなかのものです。虫が多い時には50促ラスもライズしますが、16番から20番のミッジやカワゲラへのライズは、フライが小さい(十勝にしては)ので、緩い流れでやるライズはあっさり偽物とティペットを見破られ、繊細なキャストとフライ先行させるテクニックを求められるので、ハンティング的な面白さです。

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昨年の台風から、川の流れが変わり、リサーチも兼ねて川を歩き直し。流されてきた流木が魚たちのいい隠れ家をつくり、大きく蛇行した場所は深いプールになっていました。自然の力で元の姿に戻ろうとする川。このまま手をつけずにおければと思いますが、今年は十勝の河川あちこちで河川工事、コンクリート護岸が行われることで、それに伴う濁りも気になる所です。川に暮らす生き物のため、そして釣り人たちのためにも有意義な河川工事になればいいのですが・・・



ロッジから車でわずか60秒の木工職人の堀井さん。今年もいろいろお願いを言って、昨年製材したカシワ材(1年乾燥させた)を機械と堀井さんの職人技で木材にしていただきました。ロッジのデッキやタイイングデスクや厨房など、いろいろ十勝の木でリノベーション。春はDIYの季節です。

P3273193やっぱり木を扱えるっていいですね。


P3273194薪になって、暮らしを温めてくれるのもいいですが、家具になって毎年メンテナンスをしながら深みを増す家具になる。時間と手間はかかりますが、「大きいこと、早いこと・・・」。本当の豊かさを大切にしたいものです。

P3283204ロッジのテーブルも紙ヤスリできれいにして、またオイルを塗りました。


娘のKもいよいよ4月から1年生です。
P3182952入ってくる時はハイハイだったのに、出ていくときは立派に歩いて出て行きました(涙)

まだまだ子どもたちが小さくて、ほとんど自宅のようなロッジですが、元気に春を迎えました。皆さまに感謝です!


十勝の自然を楽しむためのガイド&ロッジ
ロッジラッキーフィールド : http://lodgeluckyfield.com
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(20:43)

2017年03月14日


あの寒さが嘘のように、ここ最近の緩んだ空気と光の強さ。
春ですね。

ねむたいです。

10時過ぎのこの陽気、
気持ちがいい。

エゾモモンガの観察、撮影のガイドが続いて、
朝の出戻りねらいは5時起き。
日の出前の森も静で、汚れない空気が気持ちがいい


足で雪を踏む音がうるさくて、
静に森を歩いて、動物の気配を探す。

1本の木に何びきかの小鳥たちが群がっていた。
木の表面は濡れていた。


P3132417イタヤカエデの樹液を飲むシマエナガ


P3132422この小さな小鳥


P3132423かわいい




イタヤカエデが樹液を出し始めていた。

そう言えば、カナダのサトウカエデから作るメープルシロップは有名だけど、
イタヤカエデの樹液も煮詰めると甘いシロップになると、
作ってみようとチャレンジしたことがあった。

イタヤカエデに間違えないと、木を決めて穴をあけると、
したたるように樹液が出た。
ペットボトルに集めて、3日間ほどで4リットル回収した。
薪ストーブの上で5日間かけて、ゆっくり煮込むと、
50ccほどまで煮詰まって、しめしめ。

甘いと思って、舐めてみると、

超苦かった。

調べてみると、イタヤカエデだと思った木は、
ミズキだった。

そうやって、ミズキの木を体で覚えたのが10年くらい前だった。
(水を良く吸い上げるから、ミズキの木は井戸の近くに植えるとか・・・)


話がそれたけど、糖度が高いイタヤカエデ(オニグルミやコクワも)は、どの樹種よりも早く地面から水分を吸い上げる。その甘い蜜を知っているのは、鳥やリスたち。
舐めているのをよく見かける。

そりゃそうだ、
こんなまっ白の食料が乏しい世界に砂糖の甘さがあれば、ごちそうに違いない。


そんな事を考えながら、可愛らしいシマエナガを見ていたら、

視界の隅っこに、ベタッと飛んで来た目ん玉クリクリのなにか、

双眼鏡で見ると、エゾモモンガ!

太陽も高く上がった朝の9時。

青空の下で、ハルニレの芽を食べるエゾモモンガに興奮して、

動画をとったり、写真をとったり、じっくり観察して、

時々、ハーハーと息継ぎをして、

また写真を撮ったり・・・


そんなお客さんと森の中で2人、

誰がみても怪しい2人。

でも静かに大興奮の一時だった。


1時間ほどのエゾモモンガとのセッションだった。


P3132429突然飛んで来た、エゾモモンガ


P3132452この小さな割れ目がエゾモモンガの巣穴で、木の下には大量のウ◯チが散乱していた。

P3130050




自然界とは不思議なもので、

目的だったエゾモモンガをあきらめて、
アカゲラやシマエナガなんかを、
いいな〜なんて、見ていたら、
突然現れたエゾモモンガ、
これが、自然とのおつきあいというもので、

無欲というのは、最大の武器に思う。

P3132402この樹液に集まる様子は、なんとなくクワガタにも似てる

P3132426コゲラ


3月はエゾモモンガ、エゾフクロウの観察、撮影のガイドの仕事がポツポツとあり、面白い方々が遊びに来てくれました。


P2221553十勝を300年高台で見守ってきたカシワの大木に暮らす贅沢なエゾモモンガ


P2221561雪が降ったら埋もれてしまう?エゾモモンガの巣穴

P3051781中身が空のオニグルミの実にだまされて近寄ってきたエゾリス

P3060152早起きして出会えた、エゾモモンガ、ヤナギの細い枝の皮を丁寧に食べているた。

P3060157朝日に照らされるエゾモモンガ、カラマツの芽に夢中



P3061969巣穴に帰る前のトイレ


十勝のエゾモモンガについては、ロッジラッキーフィールドのHPのページ「エゾモモンガ観察日記」に詳しく書いておりますので、もし興味がありましたら、ご覧下さいませ。
こちらです:http://lodgeluckyfield.com/Na-EzoMomonga.html


(12:17)