2016年08月30日

2月16日 出発の朝

いよいよ出発の朝。シャキッと目が覚めた。だけど頭痛。そして38度の熱。念のため病院に行く事にした。インフルエンザと疑われ、隔離待合室に入れられ、周りにはひどい咳と、辛そうなインフル患者に囲まれて、検査の結果を待つと、結果は陰性。インフルエンザでなくホッとした。お医者さんに3日間慣れない人混みでの仕事で知恵を使ったので、「知恵熱ですか?」と聞くと、そんな病気はありませんと言われる。看護師さんにインフルじゃないけど、この待合室にいたからもしかしたらインフルが移っちゃったらゴメンねとも言われる。飛行機に乗るときに熱があると、乗せてもらえないか心配と言うと、熱冷まし薬を出しておくから大丈夫と言われ安心。ついでに10日間分のたっぷり風邪薬をもらえたので来て良かったと思う。病院から出るときにはさっきまでの気分は嘘のようにすっきりしていた。成田空港での出発時間に、浅草のイベントで売った鹿の毛の売上をまとめ、締め切りが近づいた原稿も送り終えたら、また熱が出てきそうな気がした。



90リットルのコロコロバックにロッドケースを縛り付け、防水バックパックに三平くんのハット。春一番が吹き荒れた昨日と違って冷たい空気の東京をぬけて、成田空港から飛行機は日本から離陸した。成田空港でヨーヘイ氏と再会。かなり肉付きが増え軟弱白色になっていた。ヨーヘイ氏はフライのキャリアは1年ほどだけど水中生活が長く、時に海外の海中でサメの写真を撮ってたり、アフリカの淡水で泳ぐゾウの写真を撮ってたり。英語が話せないのにどこでも生きて行ける太さは筋金入り。初めは1人で行く予定だったけど、ヨーヘイ氏にバレてしまい。カメラマンが1人いてもいいかなと、2人で仲良く行く事にした。




今日の20:10分の飛行機に乗ると、目的地に着くのは今日の朝の8時。タイムスリップしているような海外行きの飛行機いつも不思議。窮屈な飛行機は相変わらず窮屈で、東へと進む飛行機は夕食が終わるとあっという間に明るくなってお腹が減っていないのに朝食が用意された。空から眺める景色が好きで、紺色の夜明けから朝日を浴びてオレンジ色に染まる雲を上から見る、逆朝焼けに満足した。やっと来れた。久しぶりの無謀な冒険旅行で体の細胞が若返る。8時間ちょっとで空の旅が終わる。飛行機を降りると日本人の多さにビックリする。日本語が飛び交い、日本にいるのと変わらない。不思議とうんざりする。ただ、空気は蒸し暑く、朝に雨が降ったのか水たまりに、日本では見かけない九官鳥のような鳥が集まっていた。




ここから国内線に乗って小さい島に渡る。9人しか乗れない小型プロペラ機があっという間に島を飛び立つ。島の周りに広がるインリーフのフラット(珊瑚礁の遠浅の海岸)が気になった。30分で飛行機は降下を始め、この小さな島のインリーフのフラットは泥で濁ったようにみえた。飛行機を降りると、一人の現地人が待っててくれた。キアさんで、トラックにレンタル自転車を積んできてくれた。スーパーによって食料を買い込み、サップ:スタンドアップパドルボード(立って乗るサーフボードのようなもの)のレンタルなどの手配を済ませ、時間があったので桟橋に行くと偶然クレイ(唯一の現地ガイド)に会った。インターネットやYouTubeで憧れの人が突然目の前の現実の人になると少し複雑な気がした。気持ちが高ぶった。不思議と達成感すら感じた。準備期間が半年ほどあったので、クレイとの出会いは嬉しかった。と同時に、北海道に遊びに来てくれるゲストの気持ちも改めて感じ、もっと愛想良く出迎えてあげなきゃと少し反省する。期間中の2日間の一緒の釣りの打ち合わせをしてクレイとの別れた。ことは順調に進み買い込んだ食料とレンタル自転車と共にキャンプ場に到着した。


P2160225エンジンのかかりはいいけど、いすは棒でつっかえないと倒れてしまう。子だくさんのレンタル自転車屋さんの助っ人のキアさん


キャンプ場に着くとさっさと支度をして海に入った。キャンプ場の前には遠浅のフラット(遠浅の海岸)が広がっている。ココナッツの木がまばらに生え、南国情緒たっぷりで、水に入ると少し冷たく感じた。日本から持ってき地下足袋を履いて、長ズボンから感じる水の冷たさや波に、少しづつ体をなじませた。どこかにボーンフィッシュが見えないだろうかと探してみたけど、すでに太陽は地平線に近く、茶色の海底と暗い色の藻が生えた感じは、ボーンフィッシュは見つけられなかった。空気が澄んでいて、夕日の色が濃く、水平線を太陽がかすめると、突然水面を沢山の小魚が何かに追われて逃げ回るのボイルがあちこちで始まった。急いでフライをトレバリー用のでっかいフライに変えてボイルに近づくと、射程距離内で、あちこちでドバーン、ドバーン。と小魚を蹴散らして水柱が立つ。南国の夕陽で黄昏れていた気持ちが一気にテンションアップ。キャストしたと同時にロッドを脇に挟んで、両手でラインを引っ張り高速リトリーブを続けた。だけどなかなかヒットしない、フライがあってないのかと思いながら、海に沈んでいく太陽を見ながらキャスティングを繰り返すと、竿が曲がりようやく掛かった。かかったと同時にラインを持っていかれると構えたけど、相手はそれほど大きくなく、手のひらくらいのトレバリーだった。



P2160265すごい引きを想像したらあっさりと上がってきたトレバリー。でも綺麗だった。



トレバリーは小さかったけど、夕焼けの空と海と空気が日本じゃなかった。体の細胞が一気に目覚めるには十分すぎる午後だった。ちょうどいいサイズのトレバリーなので夕食に食べることにして、ズボンのポケットに魚をいれた。日が沈むとボイルも散発になって、ときどきポケットの中でバタバタと魚が暴れ気持ちよかった。キャンプに戻ると、サップのレンタル屋さんのクレアさんが待っていた。サップとはスタンドアップパドルボードと言って、立って乗れる巨大なサーフィンボードのようなもので、このサップに立って乗ってオールで漕いで海に立ってボーンフィッシュを探そうという、未体験なチャレンジ。今回は、このキャンプ場に8泊して自転車とサップを1週間レンタルして、ボーンフィッシュを探し、あわよくば釣り上げることが目的だった。未知のフィールドで、新しい釣りで自分を試すことが何よりもワクワクする。



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ランタンに明かりをつけたらまずニンニクの皮をむく。キャンプ生活はいつもニンニクからで、ニンニクとタマネギとジャガイモとマッシュルームとパプリカがどこの国でも必ず手に入るし、冷蔵庫がなくても日持ちする。先ほど釣れたトレバリーは、三枚におろして、半分をお刺身、半分を油でソテーにした。噛みしめるばかりにこの国の自然が自分の身になっていくようだった。海辺のキャンプ場は隣の滑り台で子供が遊び、犬がバシャバシャと海辺を走り回り、トイレとシャワーの建物すぐ近くにあって、大きな木の下にあるテーブルの近くに張ったテントに、山奥の不便さはまったくなく、とても快適なキャンプだった。それでも真っ暗になると手が届きそうなくらいに星空が広がり、ココナッツの木の向こうにオリオン座が輝いていた。直火が禁止のキャンプ場で、日本から持っていったクッキングストーブに適合するガスが売ってなかったので、バーベキュー用の燃料を、鍋の蓋をひっくりかえしてその中で火を起こし、コンロにした。ザザーッと静けさを包むように優しい波の音が聞こえる。カラカラとココナッツの葉が風に揺られて音を立てていた。トイレにはオーストラリアで見たヤモリが数匹と、電灯の下にはおなじくオーストラリアにたくさんいたグロテスクなヒキガエルが一匹いた。暖かいのに電灯に集まる虫が一匹もいない。蚊もいないのでとても快適だった。




キャンプ場情報 (〜ここは10人でも30人で来ても楽しそう〜)
壁のない建物の下にタイイングのバイスが挟める2センチ厚のテーブルが12台ある。ざっと120人は座れる広さ。電源も12カ所にあり、充電や音楽を聞くにのに使える。夜中でも蛍光灯がスイッチで付けれる。外にも街灯があり、夜中に消えたり、朝方に消えたり、なぜか気まぐれで、街灯の近くにテントを張ると、朝になったかと思って目が覚める。トイレとシャワーは別の建物で、水洗でとても綺麗で電気もつく。ただ、シャワーといっても、上から水が出るだけで、お湯ではなく常温の水。トイレットペーパーも毎日補充されるけどない日もあるのでティッシュは必要。地元の人がよく集まって料理したりパーティをする。特に週末は大勢の人で賑やかになった。クッキングガスストーブは、 日本のよりもガスのスクリューが太いタイプが売られていた。イワタニなどのカセットコンロ用のガスは売っていて、キャンプ用の小さいイワタニのストーブとランタンを持って来ればもっと快適になるだろう。キャンプ場の水は飲めるし、物を盗まれるような心配もなく、治安が良いようだ。ただ、自転車とSUPは鍵をかけるように言われた。ステンレスのキッチン台があるけど水が出るだけで、コンロはない。テントと寝袋とエアマット、調理器具さえあれば何人でも泊まれるとても快適なキャンプ場。洗濯機はないので、シャワーのついでに手で洗う。キャンプ場の陽があたる場所にはテントを張るのにちょうどいい芝生が生えていて、各所に日陰を作る木々の近くにはテーブルと椅子が配置されている。焚き火ができないのが残念だけど、薪になるような木すらない綺麗に整備されてるキャンプ場だった。1人1日3泊まで、2人いれば交互に3泊づつ長期で滞在ができるけど、1人の場合は、3泊したら、4泊目はどこか別の場所で泊まらなければならない


つづく



8月下旬の十勝


台風10号のはげしい雨のなか、そろそろこの前の釣行記をまとめなきゃと思い、小出ししていくつもりです。


今年は雨が多く、そして次から次に台風が来る。そんな不安定な状況で釣りができる場所、少しはいい魚がライズしていそうな場所をさがして歩くなか、岩盤のキワでヘッドアンドテールでライズする鱒を発見。水面で羽をパタパタさせながら流れていく蛾を食べているいいサイズで、ライズを3回観察、魚の背後から少しづつストーキング。1投目、8番のガディスで何の疑りもなく出てくれた。

8月下旬は平水、無風、曇り空なら羽アリやケバエ、黒っぽい14番、16番、18番の黒いパラシュートタイプの半沈みを演出するフライ。それと今年もチョウチョや蛾が多いので8番、6番の巨大エルクヘアカディス(ガディスとも言っている)も有効、特にブラインドでたたくならでっかいフライ。太陽が出ればフキバッタ(サイズ4番、6番)も有効だけど、なかなか太陽が出てくれません。


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P8270316


音更川は糠平湖の放水で増水が2週間以上続いている。茶色の水が恐ろしい勢いで流れ、河畔林の柳を倒し、河原は石ころが広がり、また一変した。十勝石(黒曜石)を拾うなら今こそビッグチャンスだけど、魚がどれだけ残ってくれているか・・・


P8250246波とカモメの声を聞いて、アキアジがかかるのをのんびりと待ってました。誰もいないし、魚もいない?



十勝の自然を楽しむためのガイド&ロッジ
ラッキーフィ–ルド
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(22:53)

2016年08月20日


P8200084音更川駒場付近 

台風8号、そして9号が北海道に近づいています。音更川は糠平ダムの放水によって、普段の倍以上の水量で、ドロドロ、十勝川のような川幅です。地球の裏側には水不足で困っている人達がいるというのに・・・


それでもゲストさまたちは予定通りにやってきてくれますので、雨に打たれる覚悟を決めて、毎日川へ。普段は警戒心が強い鱒も、水が多いときこそチャンスだったり・・・


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降ったり止んだりの空は、鱒が水面に浮くには十分な暗さで、風が吹いて水面が波立ちさえしなければ、鱒達は1日中羽アリを食べてくれていました。普段は羽アリにフライのサイズを合わせ、フライ16番、ティペット6エックスという繊細にしないと食べてくれない鱒達ですが、増水と濁りと雨雲のお陰で、警戒心が強いはずの鱒達は、昼間でも悠々とライズを繰り返し、大きめの8番のガディスを疑わずにパクッ。天気が味方してくれました。



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(22:07)

2016年08月18日

プライベートで釣りする時は、9フィートの4番ロッドに12フィートのリーダーにティペットを1ヒロ(5フィート)くらいがフライ操作がしやすく、2番のフックで超重たいフライの場合はティペットを短くして対応したりしているのですが・・・


広島県からゲストのYさんに渋谷直人さん直伝のLDL(ロングドリフトリーダー)の釣りを見せてもらいました。ちょうど14番サイズの羽アリが流れるタイミングだったの、でライズしている鱒達にLDLは絶大でした。上流に定位してライズする鱒にティペットを曲げて水面に置き、フライ先行でドラッグをかけずに鱒のライズにフライを流し込むアプローチはさすがLDL、その他にもCDCを使ったフライの場合、水面にフライが乗るときときの静かなこと、そしてフライの位置からフライラインまでの距離が遠いので魚へのプレッシャーの少なさ。リーダー、ティペットが長い分メンディングの効果が大きいなどなど、なるほどと思い、これはずるいと思いました。


P8140104羽アリへのライズ狙いでもバッタフライでのブラインドの釣りも丁寧に釣って行く姿にさすがでした。


さっそく私も面白くなって、いろいろ入手。

P8170046


新規開拓リサーチも兼ねて、やってみるとリーダー15フィートにティペット5フィートで合計20フィート。われながらエキスパートになったような気になりました。新規開拓は歩いて歩いて3キロ区間にいいプールが3つ。いい魚がたくさん釣れ、ひさびさにプライベートで釣りできました。Yさんありがとうございまいた。

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Yさんがさって台風7号が北海道上陸。音更川は十勝川本流のような広さになりました。どこの川も増水と濁り。こんな時に釣りができる場所をさがして、気になる区間を3時間ほどリサーチ。40センチまでが羽アリにたくさんライズしていました。




この台風で一度リセット。またゼロからスタートです。少しづつ秋ですね。





(22:11)

2016年08月12日

クルージングしている鱒を上から観察
たまにライズするので、
もしかしたらとドライフライを結ぶ
ゆっくり、波音さえもたてずに、
クルージングしている鱒に静かに近づく
5秒に一歩で 緊張する
無風、水面はフラット
たまにゆっくりクルージングしてくる。
なかなかのサイズ





P7180001

リールからラインをだして、
1度練習キャスト、
左手にフライを持ち
いつでも投げれる姿勢で鱒が近づいてくるのを待つ

待つ、

そして、 待つ

きた!

進行方向に投げる、フライが鱒の2m先におちる、

このまま鱒が近づいてくればと願う

フライの近くで 鱒が進路をかえる


次のチャンスを待つ。

待つ

そして、 待つ


きた。


フライを投げる!


いいコース。

ゆっくりとフライに近づいてくる。


食え、


フライの下をゆっくりと通り過ぎていく。


ガク。



次のチャンス


待つ、



きた。


いいコースにフライが落ちる。


するとどこからか現れた 

35センチの鱒が先にフライ食ってしまった。


ストマックすると、1センチくらいのニンフだらけ



それじゃあと、ドライフライをマーカーの代わりに
ニンフをぶら下げ チャンスを待つ




フライに近づいてくる鱒が食ったのは


ニンフだった。



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ナイスフィッシュ!





(06:54)

2016年08月09日

皆さまたちのお相手と、子どもとの遊びに付き合う毎日で、まったく余力が残っておりません。そのせいで、ブログもFBも後回し。ほんとすみません。


P7250142エバラロッド グラス for K とてもよろこんでいる様子 ありがとうございます。アユもありがとうございます。(Kさん)


そんなことで、もう8月(というより中場)。雨ばっかりだった7月があっという間に過ぎ去って、8月のこのごろになってようやく晴れ、小麦の収穫が終った様子。月日が経つのは早いものです。

晴れたかと思うと、強い日差しに日陰を探して、右岸、左岸の毎日です。かと思えば、台風接近。

P7100203



7月に羽アリに当たりました。
流れの緩いところにたくさんの羽アリが浮かび、 
ぜったいどこかでやっているとキョロキョロ。
クルージングライズは、ことごとくサイトフィッシングで見ることができ、
羽アリを食べているライズに関わらず、4番のカディスにいい反応。
進行方向にフライをおいておけば、
スポッと疑いもなく食べてくれる大らかなな鱒かと思えば、
3度も竿をのされ、糸を切って逃げて行く。
魚たちとの知恵比べ、掛けるまでも技術ですが、掛けてからも技術。

4時ころにも岸際すれすれで羽アリを食べるライズをみつけ、
水面にポッカリと浮かぶいいサイズ。
1秒に1回の間隔でライズするパクパクライズ。
上あごだけをだして、羽アリを丁寧に食べていました。
しばらく、大人のライズを見て楽しんで、作戦をねって、
流芯の向こうの岸際のライズなので、ダウンぎみでキャスト、
1投勝負の送り込み。上手くいくか・・・

16番の羽アリを食べてるフライに、選んだフライはまたも8番のカディス。
フライをかえるのも面倒という なんと贅沢な?もったいないフライチョイス。
と思いながら、魚がどんな反応するのかも見物で、
ライズに向かって流れていくフライを目で追うと、
フライ先行で、いいレーンで、プカプカ・・・
そして、 ガバッ(パコではなく派手な下品なでかたで)。

ヤレヤレ。


沈んだ木に糸を巻かれてしまったので、
急いで近づいて糸を外して、


ヤレヤレ。


ナイスフィッシュでした。

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7月から9月までは、羽アリの釣りが大好きで、
羽アリライズを探しています。
木陰でライズ待ちも気持ちいいです。
(というよりも暑くてあまり歩き回りたくないから・・・?)



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(07:23)

2016年07月02日

毎日川を歩いて、魚を探してて、景色が良かったり、アクセスが良かったり、魚がとても無垢だったり。そんな場所を見つけて思うことは、「こんどは家族を連れて来よう」。それは5歳の娘だったり、今は子育て奮闘中のNだったり、70歳以上の父親だったり。


ガイドでたまに、親子釣れの釣り人が来る。息子さんは40歳くらいで、父親が70歳以上。渓流好きの父親に北海道の鱒を釣らせてあげたいという息子さんの優しさ。2人の釣りを後ろからみていると、いい光景だなぁ〜と思いながら、私も親孝行しなければ、とシミジミ思う。小学生の子供と一緒のファミリーもいいなぁ〜と思う。


昨日までの2日間、父親と渓流釣りができた。1日目は娘も一緒に3世代で川に立てた。
娘は魚を釣る事よりも、川を体全身で感じる事の方が好きな様子だった。


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76歳、髪の毛はまっ白になって、足もだいぶ上がらなくなって、歩くスピードはカメのようにゆっくりになったけど、川を見る目と、仕掛けの流し方だけは確かでポイントごとで魚を釣り上げた。危なっかしい足取りでどんどん行こうとする意欲をみては、手を引いてあげた。





私が釣りをはじめたのは3歳くらいかな?昨日みたいに、引っぱられて連れて行ってもらったんだろうな、30年経った今では立場が逆転している。76歳になる父親とまた一緒に渓流釣りができたのも、釣りが好きで、釣りを案内するこんな仕事をやってよかったなと思った。




P701001376歳、また一緒にいこう!



いつのまにか、自分で魚を釣りたいという気持ちから、魚を釣って誰かが幸せになればいいや、そんな気持ちのほうが、面白くて楽しくて幸せになる自分になった。もちろん私の自分の釣りはしっかり持っている。人に譲れない、1人で行きたい釣り場は世界にある。だから十勝の釣りは大らかなに、みんな楽しんで!と後ろか釣り人の心境を読み取るほうが楽しい。


魚を釣ることはもちろん好きだけど、その場の空気、自然のなかにどっぷり浸って、すべてを忘れて、夢中になって、ふと思った時に、夢中になりすぎてる自分に気づいて、すこし笑う。そんな時に風が気持ちよかったり、川の流れが冷たかったり、野鳥の声に気づいたり、足元に小さな花が咲いていたり。そのときの気持ちはなんと表現したらいいのだろう、とにかく誰にも言えない表現できない気持ちになる。私にとっては、それがすべてで、魚が釣れたか釣れなかったは、どちらでもいい。1日最高の気分に、いい時間で過す事ができたらそれでいいと思う。 そんな事を毎日 やってるとたまにいい事があったりするから釣りが楽しい。


P6210056岸際でセミフライに食い付いた。ナイスフィッシュ!


P6220046お昼を食べながらゆっくり観察。12番のカゲロウの突然のハッチでCDCダンでのナイスフィッシュ!



P6220033そしてまた休憩。今年もまた一緒に川に立ててよかった。


P6260113ルアーのゲストのナイスフィッシュ。観察して、観察して、カゲロウにライズする鱒。やっちゃえ〜と、セミルアーにドボン。


P6280164いつもこの笑顔をみるのが楽しい。嬉しい、ナイスフィッシュ!



P6290186川で拾ったカケスの羽

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自然をぜんぶいただいて、
おもいきり遊べ
とことんつきあうからさ!


6月が終りました。

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(07:41)

2016年06月15日







モンカゲロウのハッチがはじまる少し前、
チェルノバマダラカゲロウに期待!と思いきや、
今日のライズは、14番のシリナガマダラ。
4番ロッドに5エックス

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リールファイトは、左巻きで



P6120035今期初のミヤマ



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ロッジの薔薇が美しい


(20:32)

2016年06月11日

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赤ちゃんが産まれました。
5月15日。3100gの男の子です。

私が朱鞠内湖で釣りをしている間に、
気がつけば、産まれてました。
名前は洲志(シュウジ)。

ブログにお付き合い頂いているみなさま、
洲志にいい事も悪いことも、
私に変わって、面白い事、たくさん、
教えてあげてください。
またいろいろとご迷惑をかけるかもしれませんが、
よろしくお願いいたします。
すみません、めちゃ可愛いです。
ありがとうN


His name is Syuji ....

(07:45)

2016年06月10日




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幌加内町朱鞠内湖は石狩川水系、天塩川水系、そして太平洋水系の3タイプのイトウが生息すると言われる。


ドイツ人のアレックスさん
イトウに魅せられ十勝に通い、はや3年目。
1年目はルアーロッドを持ってきた彼は、
今やフライロッドを手にし、
カナダでスチールヘッドを釣り、
アラスカでキングサーモン、
ニュージーランドでレインボー、ブラウン。
そしてキューバでターポン、ボーンフィッシュ。


いつの間にか世界の魚と渡り合う
ワールドワイドなフライフィッシャーになっていた。
安定して繰りかえされるキャスティングも見違えるように上達していた。
忍耐強く、横殴りの吹雪でも楽しむようにじっくりと釣る姿は、
「いつか釣る」といつも彼の背中を見て思っていた。
そして、いよいよ5月朱鞠内湖で見せてくれた。



P5240143夜明けの美しさ、アカハラの鳴き声が静寂を深める



P5240164





初日に岸際で見つけたイトウ、
1度目はすっぽ抜けたものの、
2度目はうまくフッキング、
そして、ファイト。
そして、ファイト、
ファイト。



巨大なイトウが水面にあらわれ、
1度目のネットには入らず、
杉坂隆さん特製の1m用ネットですら、小さく見えた。
2度目のランディングでなんとか成功。
巨体がネットに納まったと思った、時だった。







巨大なイトウがネットに納まった瞬間、
バタンバタンとネットの中で暴れるイトウ。
小学生の男の子が暴れているような激しさで、
ネットを必死に押さえるのがやっとだった。
なんとか、持ちこたえけど、
その力でネットの柄がひん曲がった。
凄いパワーだった。


岸に上陸して、
イトウを水の中でそっと抱えた。
メジャーをあてると、101cmあった。
産卵を終えた雄のイトウ
体は婚姻色がのこり、
雄どうし喧嘩した傷が残る 
精悍な野性味ある魚だった。


P5220038


産卵という大仕事を終えたばかりのイトウ。
まだまだ体力が回復していないのに、
釣ってしまって申し訳ない気持ちだった。
水からあげずに、いそいそと写真を数枚撮って、
イトウの回復を待った。

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101cm これは朱鞠内湖のメーターオーバーだ!


おそらく20年は生きているのだろう。
こんな大きくなるまでに、たくさん試煉があっただろうし、
釣られたこともあっただろうな〜なんてしみじみ感じた。



こんな立派に育つ魚がいるのが北海道。
自然に感謝しなきゃな〜なんて思っているころ、
ゆっくりと大きなヒレを動かして、
手の中をすりぬけて、 深い水中へと消えて行った。


イヤ〜。
すごい。
ほんと、 アレックス。 
良かった。
おめでとう!




レプリカを作ろうか?
という話になったけど、
レプリカは、十勝のメーターオーバーにとっとこう!
といって笑った。



P5220058やってればいつか、ドラマは起こるものだ、ありがとう





その後もアレックスは好調だった。
メーターオーバーを釣った次の日でも、
朝早く起きて釣りに出かけた。


P5240133月が沈んでいくのを横目にポイントへ向かう


朝ごはんはレイクハウスに戻って、
朝からビールでカンパイ。
そして午後から再び、竿を振り。
夕方、岸際で繰り返すイトウのボイルを見つけて、
イトウを釣った。これもドキドキするサイトフィッシングだった。


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3日目のイトウとの格闘は慣れたもので、
水中に沈むブッシュに糸をまかれながら、
柄が曲がったネットでようやっとのランディングだった。

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P5240201魚も頑張った、アレックスも頑張った。ネットもよくがんばった。


最終日は、25センチのイトウで幕を閉じた。
彼の挑戦はまだま続く。
次は秋の十勝。



北海道のイトウという魚。
1メートルを超すイトウを釣るのは夢のまた夢。
大きなイトウを釣るためには、
釣ったイトウを殺さない事、
できるだけ、ダメージなくリリースすること。
ルアーの釣り人はトリプルフックは使わない。
フライの釣り人はバーブレスフックを使う。
魚を扱うのは水中、もしくは水の上で、
魚を陸にあげない。
釣り人、一人一人の努力で、
リリースした後のイトウがさらに大きく育つ。
釣り人自身が魚を殺さなければ、
イトウは大きく育つ。

問題は、護岸工事や堰堤、排水工事などの環境破壊。
イトウが希少種となれば、
イトウ釣りじたいができなくなるかもしれない。
イトウという魚を守ることができるのは、釣り人だけ、
大きなイトウを釣るためには、釣り人たちの努力。
私自身、偉そうな事を言えるような人間じゃない。
だけど、これだけでっかい夢がある北海道の在来種は、
やっぱり大切。

朱鞠内湖のレイクハウスに11日間も滞在していると、
イトウに熱い思いを持つ人に会い、
夜更けまで話は続く。



運良く中野さんにイトウの採卵を見せてもらった。
イトウを育む自然があるのはもちろん、
そして、イトウを守り、育てる仕組みがある。



私もふ化場がほしいと思った





素晴らしいフィールドを守る中野さんをはじめ漁協の方々、
釣り人のわがままに快く対応してくれるレイクハウスの方々。
毎日、新鮮な情報をくれる杉坂さんにも感謝。
澤田さんや千葉さんや辻っち。
毎年ここで会うイトウに見せられた方々、
本当に、今年もたくさんお世話になりました。
楽しかった〜


2016年5月のイトウ釣り
おわり。

2017年のイトウ
ぜひ、一緒に行きませんか?
「いつかは・・・」、と思っている方、
来年、もしかしたら手にする事ができるかもしれませんよ!
ボートあれば、たのし〜いから!!!



十勝の(朱鞠内湖も)自然を楽しむための 
Guide & Lodge
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そして、冒険家との冒険はつづく・・・


















(18:46)

2016年06月06日



13403977_1158328154198482_813218683228059175_o
エゾハルゼミは8割沈んで流れます





13340090_1158328144198483_4585693022990654591_oモンカゲは水面をバタバタして流れます





13323515_1158328160865148_1279600892762882012_oチェルノバはスペントもダンも地味なので良く観察します





寒かったり、暑かったり・・・

6月上旬の天気は毎日違う
晴れればセミが鳴くし、
雨降ってあきらめモードと思うと、すごい量のカゲロウがハッチしたり。
かと思って、カゲロウに期待したら、
ハッチもライズもなくたたいてもないも起きず・・・
セミが鳴いたぞ、と思ってやる気マンマンで川を目指すと、
まだまだ雪解けゴーゴーと流れ、キンキンに水が冷たかったり、
そんなまだまだ春と夏がせめぎあるこのごろですが、

昨日の午後がセミとモンカゲの初日。
水面から無数に現れては飛んで行くモンカゲ、
そしてあちこちでバタバタしながら水面に浮いているハルゼミ。
いよいよ勢いを感じる緑の世界です。



P6060084このウイング!いい仕事です。昔トンボかな?




四季がはっきりしていることに、
また季節が変わった、
1年ぶりに会う虫たち、
みんなみんな生きているんだ!と自覚する。
目覚めるにはちょうどいい季節。


P6060018





そんな緑のなかで、セミの大合唱の中で
でっかいセミの毛針を投げてるだけで、いいじゃん。
魚が釣れることよりも、人工物も人工な音も、誰もいない(近くに私がいますが)、
そんな世界ですべてを忘れて夢中になれれば、
それだけど幸せだと思ってちょうだい!


そうればたまにいい事ありますから!!!


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P6060122体力測定、まずはケンスイ。


P6060156今年初もの発見。タモギタケ





十勝の自然を楽しむためのガイド&ロッジ
ロッジラッキーフィールド
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