2009年06月

2009年06月29日

090627_鹿追町連合子供会
2009年6月27日元気もり森エコツアー2009

北海道の気持ちよい季節、2日続けてイベントを行いました。隣町の鹿追町からのイベントは、町内会が連携して地域子供会育成連絡協議会になり、今回はじめての十勝千年の森でイベントを行った。午前中は森の中でフィールドビンゴを行い、千年の丘の頂上でハルニレやエゾヤマザクラの植樹を行った。午後はヤギや羊とふれあい、羊毛を使ったウールクラフトを楽しんだ。青空のもと元気いっぱいのエコツアーだった。

そして翌日、年齢層は一気に高まり、第20回気脈の会という気功の全国大会が十勝千年の森で行われた。80人近い気功の愛好者が全国から集った。午前中はガイドの吉原拓志氏の案内でハルニレやシラカバを植樹し、その後はセグウェイや森のガイドに参加した。午後からは森の中で天地の間のコンサートが行われた、奈良裕之さんと二風谷に住むアイヌの山道アシリレラさんが森の中で民族楽器やアイヌのユーカラ、ムックリを演奏し、気功愛好者たちはその音楽にあわせて体を動かし、森の時間を楽しんだ。

山道アシリレラさんの森に中でのユーカラ(アイヌの伝承)はとても良かった。現代の私たちが求める文明社会に森で生きたアイヌの古くからの伝承は、考えさせられることばかりだ、そしてムックリという竹で作られたシンプルな楽器が奏でる音楽が森の中へと吸い込まれていき、現代人が失ってしまった感覚に気づいた。

たかが森だけど、これだけたくさんの人間でも何事もなく受け入れてくれるものである。森もいい迷惑だったかもしれないけど森が大切な時代である。


090628_気功の会 (30)
2009年6月28日奈良裕之氏と山道アシリレラさん


(15:55)

2009年06月28日

090623-25_オムサロ原生_ノゴマ
2009年6月24日紋別のオムサロ原生花園にて呼吸が止まるようなひと時です。

夏の北海道は、繁殖のためにたくさんの夏鳥たちが、続々と北海道で繁殖し、今回訪れたオホーツク海岸の原生花園は、さまざまな夏鳥がさえずり、色とりどりの花に飾られていました。

ノゴマをはじめ、ベニマシコ、オオジュリン、コヨシキリ、アオサギ、エゾセンニュウがのんびりとさえずり、お花はハマナスが7部咲き、アヤメ、ハマボウフウ、エゾスカシユリ、ゼンテイカが咲き色とりどりの世界を作っていました。

道外からも鳥の写真を撮りに来ていた方がいたりして、鳥や花を目当てに北海道を旅するのです。いろいろなお話ができたのも楽しいことです。

目の前のハマナスの枝に止まったノゴマは人を気にせず、さえずり続け、夢中にシャッターを押すおじさんの緊張感が良く伝わってきました。

090623-25_オムサロ原生_ハマナス
2009年6月24日 柔らかい花びらを広げたハマナスは良い香りを漂わせていた



(18:42)

2009年06月27日

090623-25_クマゲラ (5)
2009年6月25日ようやくヒナが穴から口を出した。

5月下旬、今から1ヶ月前に巣穴に入り卵を温め、雄雌が交代に卵を温める。20分ほどおきに穴から出てきて伸びをするようにくるりと回り再び巣穴に入っていく。一週間後に再び様子を見に行くと、雛が生まれた様子で、親鳥が巣に戻るとかすかにヒナの鳴き声が聞こえる。巣穴に入り雛にエサをやるとしばらく出てこない。まだ冷えるヒナを温めている。20分後に巣穴から飛び立つとまた一時間後に巣穴に戻る。そして6月23日になったら、いよいよ親鳥はヒナにエサを与えるだけのために巣穴に戻り、巣穴の外からヒナにエサをやり、すぐに飛び立っていく、30間隔くらいで、オスメスが交互にエサを運ぶ、かなりせわしなくなる。これがここまでの観察の様子です。

花も、ミズバショウとエゾムラサキツツジやエゾヤマザクラから始まり、ミヤマザクラ、ミヤマハンショウヅル、ハクサンチドリ、ゴゼンタチバナと季節を変えて花も変わった、新緑も日に日に色濃くなり、吹く風も心地よくなった。7月にはいよいよ巣立つのだろう。

090616_クマゲラふ化 (1)
森から近づいてくるクマゲラのキリキリという声は、何度聞いてもドキッとして唾をゴクリと飲む。
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(18:51)

2009年06月22日

090620_夕張大巻 (39)
2009年6月20日夕張の山奥にて

北海道でアンモナイトの化石が取れる。しかも、世界的にも保存状態が良い。化石は過去に地球に何が起こったかを知る手がかりになる。アンモナイトは、恐竜時代を海底で生きたタコやイカの仲間。6500万年前に巨大な隕石とともに滅びた。爬虫類の時代。恐竜時代だ。当時の北海道周辺の海は今よりも暖かく、赤道付近の気候だったことをアンモナイトは教えてくれる。アンモナイトの死骸が海底に沈みその上に泥が積もり、長い時間をかけて化石になり、6500万年のときを経て今日の光を浴びる。人類の繁栄と地球の時間を考える、人類は他の生物を犠牲にしながら、一瞬の流れ星のように地球上に光を放ちそして滅びるのだろうか?ハンマーをもって川原を歩く。タイムスリップをするような長い時間を感じた。

090620_夕張大巻 (57)


(17:00)

2009年06月21日

090615_ショウドウツバメコロニー_清水 (1)
2009年6月15日十勝川を見下ろす露頭にて

ショウドウツバメは毎年同じ場所に巣を作る。

上の写真は十勝の清水町にみえる地層。下の白い部分は上士幌町三股から飛んできた火砕流の灰。その上に十勝川が氾濫した側砂利や礫、その上に樽前、恵庭岳から飛ばされてきた火山灰。そしてその上にみえる黒土が植物の腐食によって作られた層。

北海道の火山、海の後退、隆起、川の氾濫・・・。私たち人類のものさしでは想像することもできない時間がこの大地を作った。

ショウドウツバメは北海道に繁殖のために渡って来る、そして彼らは火山灰層を住処として大所帯をつくる。今ではなかなか残されていない崖が彼らの格好の住処になる。そして十勝川からわきあがる水生昆虫をエサにヒナを育てるのである。樹上には数百のツバメが舞っていた。



(17:25)

2009年06月18日

090616_窯詰め (3)
2009年6月16日新得の登り窯

いよいよ今年も登り窯の季節がきた。登り窯は立ち上る炎を利用して窯の温度を上げるために傾斜地に作られる。窯の温度は1の窯、2の窯、3の窯という順で上昇し、最高で1200度に達する。ここ新得の登り窯は、カラマツの薪だけを使い、温度を上げる。自然の炎はそのときの気温、湿度に影響され、灰が溶けて自然の釉薬になり、作品を焼き上げる。今回私は、20作品ほどを窯に積め、19日から3日間の窯焚きが始まる。土に触れ、練り上げ、陶器(石)にする。土と炎を利用する面白い技術である。

090616_窯詰め (1)


(13:42)

2009年06月15日


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2009年7月5日十勝千年の森にて開催

子供たちがなかなか自然に接することができない時代。親が子供に自然体験を教えることができない時代。自然に興味が無くても、接する機会がなくてもまったく問題ない時代を私たちは日々生活しています。子供の頃の記憶にあるザリガニやクワガタムシや魚釣りなどの日本の原風景を子供時代にインプットしている人はたくさんいるでしょうが、今の子供たちにとって本当の自然は何なのか、なかなかわからない時代です。

十勝毎日新聞社の90周年事業ということで、十勝千年の森で小学生を対象にした自然体験イベントを行います。定員50名で募集したところ1週間で定員に達しました。十勝の子供たちを対象にしたイベントです。
内容は、「森とあそぼう」をきりもみ着火の世界新記録をもつ関根秀樹さんが講師として、「森の大発見」を私と写真家の小寺卓矢さんが担当。昼食に馬淵シェフのアウトドアクッキング。という内容で、森の中で行われるイベントです。50人という大人数ですが、少しでも子供の輝く目を見ることができたらと思います。

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(16:50)

2009年06月12日

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2009年6月6日緑の世界にとける然別にて


エゾハルゼミが鳴き始めた。ミズナラの葉が黄緑色の葉を広げた、キビタキが森の中で穏やかにさえずり始めた。いよいよ始まりの季節です。

川の穏やかさは、川を覆う木々、そして水際まで生えるコケ。落ち着いた川には水生昆虫が多く、木々からたくさんの虫が落ち魚を育みます。そして、水温の上昇も押さえ、安定した魚の生息環境を作ってくれます。もちろんそんな緑の中で竿を振るのは私たちにとっても生き返るひと時です。行きましょ。元気なうちに・・・。

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 新緑は太陽を透かし輝く 2009年6月6日然別にて

(18:10)

2009年06月09日

090609_下見 (7)
2009年6月9日下見にて

このところ歩く旅、フットパス、トレイルマラソンなど、もうちょっとゆっくり大地を踏みしめて・・・という動きが各地で盛ん。その流れが私にも来て、十勝千年の森がらみでイベントを2本現在企画中。トレイルマラソンは森を走り、ロングトレイルはゆっくりと歩く旅を提案します。

その現地下見で、出かけたところ青空の広がる雲の美しさの下、牧場のうち牛が興味シンシンに近づいてきた。北海道らしい景色が広がる季節になった。

(17:43)
090609_下見 (7)
2009年6月9日下見にて

このところ歩く旅、フットパス、トレイルマラソンなど、もうちょっとゆっくり大地を踏みしめて・・・という動きが各地で盛ん。その流れが私にも来て、十勝千年の森がらみでイベントを2本現在企画中。トレイルマラソンは森を走り、ロングトレイルはゆっくりと歩く旅を提案します。

その現地下見で、出かけたところ青空の広がる雲の美しさの下、牧場のうち牛が興味シンシンに近づいてきた。北海道らしい景色が広がる季節になった。

(17:38)