2011年08月

2011年08月31日

本日、十勝夏釣旅3日目。今日はブラウントラウトを狙って出発。一日中曇りの過ごしやすい天気だった。

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ロッジの玄関にいたカゲロウ。音更川から飛んで来たのか、そろそろ秋の虫も出始めたよう。

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アゲハチョウも力つきたのか、河原に落ちて飛べない状態。近くでゆっくり見ると吸い込まれるような美しい色をしている。

釣りの方は、今日も大満足の一日だった。6番ほど大きなフライで鱒がひそんでいそうな場所をたたいていく。

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岩盤の際で一度派手にライズを見せてしまったがために釣られてしまったブラウンです。

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最近信頼度高いです。

エゾシカの毛を折りたたみ、その上にダビングしたので浮力最高。ラバーレッグよりもナチュラル素材です。道産地産地消フライです。

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お試しあれ

また明日、十勝の鱒探して。







(21:13)

2011年08月30日

日に日に、風が涼しくなって、秋に近づいて来ている様子。暑くもなく寒くもない気持ちいいけど、なんとなく夏が終ってしまうと思うと切ない。

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雨で湿った森で活気付いているのはやっぱりキノコたち。このキノコはスギタケモドキ。中毒例があるので要注意。

セミ
夏の森をにぎわせたコエゾゼミも力つき、バッタやコオロギにBGMも変わりはじめた。

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足が長い不思議な生き物は、クモではなくダニのなかま、といっても人間に危害をくわえない森の掃除屋さん。英語でDady's Long leg.「お父さんの長い足」という。和名はザトウムシ。目が見えないのが名前の由来らしい。

森の不思議な生き物に出会ったり、甲高い声のヤマセミがかっとんで行ったり、釣り竿片手に歩く川は気持ちいいもの。水もとても澄んでいて、美しかった。

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昨日初めてフライロッドを握って、今日にはこの腰構え。キャスティングを自分のものにして次々にドライフライを投げていく。

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魚もしっかり答えてくれるからまたすごい。32センチ見事な尺ヤマメがジャンプして6番のフライに食いついた。お見事!

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結局、ヤマメ、アメマス、ニジマス。そしてたくさんのウグイを手にし、今日も満足な一日でした。そして、また明日。十勝鱒釣旅はつづくのです。









(20:32)

2011年08月29日

今日から十勝鱒釣旅4日間のスタート。

千葉県のYさん、十勝でフライフィッシングにチャレンジ。新品のロッドにリール、そしてウエーダー。すべてブランニューで、一度も水が付いてないピカピカさ。なんか初々しいですよね。泥臭く汚れた私の釣り具たちはいつの時代のことやら。

キャスティングの「いろは」から初める。フライも飛ばないし、ラインで水面もたたいちゃうし、どうなることかの浸水式だったけど、1時間後には見事な鱒が掛かり、その引きの強さを必死に耐えるだけでやっと。それでも十勝の鱒は優しかった。すばらしいニジマスでした。

にじ
ガを大量に食べた鱒は、さらにムチムチのボディになり、その力強さははんぱなもんじゃございません。一気に40m突っ走ってくれました。そんなワイルドな鱒が選んで食べているのは16番の羽蟻です。

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崖に上がって観察してたら、泳ぎながらライズを繰り返していた。下に下りて、投げたフライをあっさり食った奇麗なニジマスだった。

産まれて初めてフライロッドを握って、いきなり十勝にチャレンジして、そして見事な鱒を釣ったら。この先後が無い?まだ初日、十勝鱒釣旅はつづく。

そんな釣りに出かけている間、ロッジのN氏はメジャーデビュー?女性誌「ジョルニ」の取材で音更川へ。Oさん写真ありがとね。また一緒に釣り行きましょうね。この取材の内容は来春に、忘れた頃にでるようです。

ジョルに
世の釣り男性には無縁?




(21:14)

2011年08月28日

行って来ました。

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空気が澄み日高山脈も美しく見えるようになって来た。トラクターが忙しなくジャガイモを収穫していく、トウモロコシもおいしい。ロッジ周辺の景色。

広い空、青く澄んだ十勝川、ボートで川を下りながら、ダブルハンドを思いっきり振って元気なニジマスが釣れたら最高に面白いだろうなぁ。

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今日はデイオフ。しかもピーカンの十勝晴れ。水遊びにはもってこいの休日。決めたら実行あるのみ。7キロ区間を下りました。

方法は、単純。車にボートと自転車をのせて出発。ゴール地点に自転車を置き、車で上流にいき、ボートでスタート。釣り下ってゴールしたら、自転車で車で戻り。その後、ボートを回収して終了。ボートからの眺めは泳ぐ魚が見えたり、カモの親子に出会ったり、とてものんびり。

分流との合流地点、いかにもという水面をよーく見ると1匹の鱒が水面に浮いて揺れていた。木の下の日陰、流れてくる虫を静かに食べていた。簡単に釣れるだろうし、1人ムービーでも撮ろうかな〜なんて考えながら揺れる鱒を見ながら、お昼を食べ終えた。リールにリーダー、ティペットを結び、ロッドにセットしようとしたら、ロッドケースに竿が入っていなかった。その辺のヤナギを切って・・・とも考えて周りを見回してもちょうどよい木もなく、そんなもんさ。

どれくらい近づけるかなと思って、近づいても全く逃げないし、石でも投げてみようと小石を投げたらポチャンと落ちた石に近づいてくる始末。竿を持っていないときに限ってこんなもんなんですよね。

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ロッドケースを持って来たけど、竿がはいっていなかった。

結局7km区間をボートで下り、めぼしいポイントをいくつか記録して、9月のエルモンヒラタカゲロウが出る季節を楽しみにしつつ、帰宅。楽しい川遊びでした。

6番か7番くらいのダブルハンドでのスイングの釣り、4番か5番のシングルロッドでフラットでのバンク際のシビアなライズ待ち、反転流や分流筋のヤナギのブッシュに隠れた鱒のサイトフィッシング、川が大きいのでいろんな釣りが楽しめる。透き通った川をボートで下るだけでも気持ちいい、それで魚が釣れたらそりゃ最高です。まだちょっと水温が高いので9月中旬から面白そうです。

明日から3日間。がんばりましょう。








(21:02)

2011年08月27日

このところとてもすばらしい青空の十勝。広い空。澄んだ空気。とても気持ちがいい。なんとなく風が涼しく秋の気配を運んで来た。

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昨日は弟子屈のSさん。十勝の鱒にチャレンジ。中禅寺湖や屈斜路湖で鍛えた精神力はさすが。パワフルなキャステングは恐れ入ります。でもシビアなライズの鱒に繊細な釣りに苦戦。ゆっくりと静かにフライに食いつく鱒を何度もすっぽ抜けたり、切られたり・・・。でも美しいニジマスが出た。良かったね。

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朝10時空が晴れた一瞬。羽アリがたくさん飛んだ。そしてその一日は羽アリを食べるライズが繰り返されていた。ゆっくりと静かに口先を出すライズに忍び寄るのはとてもハラハラドキドキ。

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水面を流れながらバタバタしていたミヤマクワガタ、助けてあげた。恩返しあるかも。

今日は地元音更町のYさんと一緒に釣りへ。小さな川で一緒にニジマスを釣った。何十年ぶりに釣り竿をもったというYさんは昔を思い出しながらの釣り、私も初めて釣りをやったときのことを思い出し新鮮な気持ちになった。

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何度も伝わる魚からの引き、仕掛けを木にひっかけたり、エサだけとられたり、自然の中で魚と遊んだ。ちょっとだけ自然と一体になった気がした。とつぜん出て来た大きなニジマスにビックリした。

休暇をとることに罪悪感を感じる会社、毎日何かに追われるように仕事をして、自分をころして、我慢して、そんな何かに縛られているようの世の中の空気。なんとなく時間だけが過ぎ去ってしまい、今になって気がついて、何が残せたのかを考える。河原に座って川の流れる音を聞いて、空を飛ぶ鳥をぼんやり眺めて、風に揺れる木の葉に季節を感じる。そんな場所に自分の身を置いた時、過去を振り返ることができて、穏やかな気持ちになれるのかもしれない。もっと休暇が、もっとゆとりがある世の中だったらいいのにと思った。

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のんびりとした一日が終った。いい夕焼けだった。










(20:06)

2011年08月24日

涼しい空気、ひさびさののんびりとした朝。なんとなく夏の慌ただしさが過ぎさり、穏やかだった。香川から来てくれた友人、のんびりとロッジの周りを散歩。のんびとした写真を撮ってくれた。

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黄色いズッキーニはかなり旺盛
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レタスは昼食のサンドウィッチに欠かせない
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イタリアントマトは背よりも大きくなり、追われるように収穫中
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いつも小屋から逃げ出すニワトリはハックルと卵と生ゴミ処理を担当してくれている。
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現役を引退したボーダコリーのサンペイの視線のさきはやっぱりフリスビーなのです

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あまりも原価が掛かっていない朝食ということがバレてしまう?のんびりとした朝ご飯を食べて、3人の釣りガールたちと十勝の鱒を探しに出かけた。
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「フライはなにがいいの」まさかの本気モード?
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まったくのビギナーのK氏、竿の振り方から初めて、なんども魚に逃げられ、糸を切られたり。それでも夢中で面白い。
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とつぜん大きなアメマスが出て来て、みんなでドキドキの瞬間だった
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竿を持つのもひさびさのN氏。ここまで自然体なのはさすが。
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そして見事に魚を掛けるからすごいです。
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この一匹でかなりスッキリした様子。よかったね。

透き通った水、樹々の緑、セミのさわやかな声。その世界でぼーっとしているだけでも幸せな時間。魚を釣って川で休んで、また釣ってお昼を食べて、ぼーっとして。気持ちのいい時間でした。



(21:33)

2011年08月23日

アメリカ人の彼は韓国在住のフライフライフィッシングのガイド。韓国でガイドの仕事が成り立つのか不思議だったけど、話を聞くとヤマメとレノックを釣りに海外のゲストが来るという。

マット


2日間、十勝の鱒を一緒に探し歩いた。

アメマス


マイマイガ
カシワマイマイの大発生にぶつかった。普段ならガへの頻繁なライズがあるのに、さすがにお腹いっぱいで苦戦の釣り。

虹
ハンバーガー嫌いのベジタリアンを捜そうと、偏食するニジマスのライズを見つけて、2人でサイトフィッシングを楽しんだ。

ビール
仕事がフィッシングガイドなだけに、お互いとてもリラックスして、一匹釣ったら交代して、ガイドしたりされたり...。河原で休んで話している時間の方が多いくらい、世界中の釣りの話や文化の話など楽しかった。

釣りを通じで世界が広がる、十勝の鱒もなかなかすごい、日本人の釣りの質の高さもすごい。楽しい2日間だった。

名刺
彼の名刺で、HPはこちらhttp://awalts.com/






(08:27)

2011年08月20日

今日で5日目の十勝鱒釣旅。最終日の今日は再び山奥へ。

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get it!

最終日はエゾイワナ釣り。まだちょっと水が多いけど水はジンクリアーでなんとかドライフライの釣りができそうな感じ。流された木やなぎ倒された草の跡がすごさを物語っていた。

ロッドは6番、ティペットは3エックス、フライはエゾシカスティミュレータの4番。水が多く深く太い流れをたたいていく。昨日のライズの釣りとはうってかわってアクティブな釣り。

十勝鱒釣旅最終日の魚は、最後の最後、バンク際のヤナギの木の根元から出て来た。太い流れをまたいだ対岸のバンクにダウンクロスで大きなドライフライを流し込む。ドボンと大きな顔が現れフライに食いついた。凄まじいパワーで6番ロッドを根元から曲げた。やりとりも大変だった。

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速い流れの中で出た魚はそのパワーもすごい。

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十勝夏鱒釣旅の最終日を飾る最後の魚はグッドコンディションのエゾイワナだった。すばらしい川に出会い、すばらしい鱒とわたりあい、たくさん笑い、すこし苦くも笑った。N氏の釣りは焦らず、じっくりと釣ってくスタイルでその落ち着いた釣りに十勝の鱒たちもすばらしい反応を示してくれた。大雨で苦戦しながら、タイミングをみていい魚に出会った夏休みだった。ほんとうにすばらしい。よかった。よかった。お疲れさまでした。

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明日からアメリカ人と十勝鱒旅。どんな釣りになるか楽しみ。








(21:29)

2011年08月19日

これでもかというほど十勝北部に降った雨。川は濁り、増水。あの川もあのポイントも納まるまでもう少し。という歯がゆい3日間だった。今日ようやく行ってみることに。

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水はちょっと多くて、少し白く濁っていた。でも大丈夫そう。たまにライズもあった。

バッタ
砂利道を車で走るとたくさんのバッタたち。よく見るとお尻をジャリに突っ込んでいる。卵を産んでいる。たくましい姿。もちろん鱒のエサにもなっているはず。

十勝鱒釣旅4日目のN氏はカナダで90オーバーのスチールヘッドとわたりあった大柄な人。今期3度目の十勝鱒釣旅。今回も見事な鱒を釣り上げた。

大虹
180センチという大柄な人が両手でもってもでっかい。本当、すごい。おめでとう!

怪しげなバンク際の流れ、低い木の枝が水面を覆い、薄暗らかった。水深60センチくらいの流れ、ぼんやりと白い魚の影を見つけた。じっと観察すると、ゆっくりと泳ぎながら水面に浮かび小さな虫をたまにポツッと食べる。目を凝らしてよく見ないと見えない小さい小さなライズだった。とがった口先がゆっくりと水面から出るライズ。たまんないライズ。

N氏を呼び、立ち位置、魚のクルージングコース、ライズフォームを確認。フライを選択して、タイミングを待つ。

そのニジマスのクルージングコースは、岸ギリギリをゆっくりと泳ぎ、10m区間を上下に行ったり来たりしながら浮いている虫を食べていた。手前に速い流れがあるので水面にフライをのせておくのが難しい。ダウンクロスぎみに流し、メンディングして時間をかせぐ。鱒の位置を確認して、その進行方向1mにフライをのせて、ドラグが掛からないことを祈りながら待つ。

大きな鱒を狙って釣るのは精神的なメンタル的な部分が大きい。静かな水面でライズを繰り返す鱒は、大胆に攻めると失敗するし、臆病にねらっても上手くいかない。押すか引くかはとても難しい。

じっくりと魚の行動を観察することから初めて、どこまで近づくか、どのタイミングで投げるか、休ませて、確認して、待って、投げて、また休ませて確認して...。とにかくじっくりと焦ったらこっちの負け。

フライは12番のブラックパラシュート。魚の位置を確認して進行方向に投げたフライはドンピシャで水面に浮いた。あとは魚が見つけるまでドラグが掛からないのを祈るだけ。フライまであと1m、あと50センチ・・・。ゆっくりと近づいて来た魚は、スローモーションのように静かにフライを吸い込んでくれた。見事に竿は曲がり、水中で大きな虹色が目に焼き付いた。

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一匹の鱒の行動をじっくりと観察して、狙って釣るのはやっぱり楽しい。

そんな面白いシチュエーションを大の大人が2人で夢中になる。本当に最高の時間だった。

さて、また明日。十勝の山奥がんばろう。あの川も水がそろそろ引くことを願って。










(23:02)

2011年08月18日

京都のNさん。十勝鱒釣旅3日目。

今日はどんよりと曇った空。霧雨のような雨が降る中で鱒に会いに山奥へ。日高山脈を水源にする川は川底の石をくっきりと浮かび上がらせる澄んだ水で深い森は昼でも薄暗かった。

ちょうどこの時期に飛んでいる虫が、マイマイガという虫で一部の地域で大発生している。川や湖にはたくさんマイマイガの死骸が浮かんで流れていた。近年マイマイガの大量発生で一気に悪名高い虫にランクアップしてしまったけど、このガの恩恵を受けている生き物たちは多い。

水面を流れるマイマイガは大きな鱒に食べられていたり、最近珍しくなったニホンザリのエサになっていた。

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森にはハルニレの立ち枯れや、地面に落ちた太い枝からたくさんのタモギタケが出ていた。暑い夏に長引く雨。キノコもここぞとばかりに発生したようで、虫食いや痛みは少なかった。

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今日はヤマメとイワナ両方が釣れた。



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