2013年03月

2013年03月30日

今日は一日森を歩いていた。

3月31日でエゾシカの猟期が終るので、冬のシーズンに別れを告げるべくなんとなくのんびりと森を歩きたかった。音も立てずに歩けたフカフカの雪は春の暖かさでゆるみ、夜に凍ってぎっしりと詰まって固く、歩く度にガリガリとうるさかった。

先日カラスが群がっていた鹿の死体は、既に骨と皮状態でカラスもいなくなっていた。角をノコギリで切って回収する。森の中1人、ノコギリもって鹿の死骸と格闘している自分。あやしい。

ハンターの中には鹿を撃つことだけを楽しみにしている人もいるようで、撃った鹿はそのまま放置や背中のロース肉だけ回収というハンターもいる。せっかくいただいた命なのだから、もっと大切にするべきと思う。もちろん皮をはがされて死んでいく木々をみると頭数を減らすことの大事さも考える。

P3303402トドマツのオジさんが怒っています。

P3303420エゾマツの根元に山盛りのつぶつぶ、

P3303419この隙間の奥はエゾモモンガの大所帯にちがいない。真っ黒に見えるのはオシッコ。

P3303418

P3303409そんな山歩き。結局4頭分の鹿の角を回収した。

オジロワシやオオワシを見なくなった。ワタリガラスの奇妙な声は聞こえてくる。これから鳥たちの恋の季節。夜、森に響くフクロウの声もまた聞きたい。エゾモモンガが顔を出すのを待ってみようかなぁ。

P3303422ハクチョウが2羽飛んで行くのが見えた。

新学期ですね。

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(21:27)

2013年03月29日

今日は1日、アップデート作業。

パソコンとかiPhoneとかいろんなものがアップデートが必要な時代。私の場合、川のアップデートをしなければいけない。冬の間や雪解けの増水、大雨の後など、先週まであったポイントがなくなったり、新しくできたりで、営業妨害もいいところ。でも自然相手のこのお仕事、アップデートが大事で、歩くしかないのでございます。

今日は、冬から目覚めたばっかりの川をアップデート。竿を持つとつい釣ってしまうので、我慢。ふだん立つことのないバンク側のブッシュを歩いて、高い位置から魚を見つけながら歩いて行く。プールの形状や魚のサイズとか付き場とか、記録していきます。。それを昼の暖かい時間、テクテクと1人で3、4kmくらいがちょうどいい運動不足解消。

P3293376雪の下から出てきたばかりのフキノトウはちょっと黄色で軟弱な感じ。

P3293372ネオプレーンのウエーダーが暑いと思うような日は、必ずカワゲラたちの動きが活発で、ライズをしても良さそうだけど・・・

P3293356

P3293374

時間があるときはこうやって川のアップデートをするのです。あとは水量が落ち着いて、虫が流れる日を楽しみに待つのです。でもなかなか思い通りにいかないけど・・・。

では、穏やかな週末をお過ごしくださいませ。

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(19:56)

2013年03月28日

今日は今シーズン最高気温を記録するという暖かさ、北海道のどこかでは15度。帯広で7度くらい。でも中札内村は1℃くらい。

今日はちょっと時間があったので、どっかでライズしていないか気になるスプリングクリークメインにちょっと偵察。

P3283331十勝平野のカラマツ林。規則的です。

P3283329なにかいそうな雑木林。

P3283328怪しい穴だけど、特に異常はなく、何の気配も無し。

P3283326このバンクでもライズは無し。

P3283337このタラッっとした流れはカワゲラやミッジが流れるものの、まだ何も起こらず。

P3283336この橋のしたの主も濁りで見あたらず。

P3283340ぜったい匂う、このバブルラインもカモがのんびり泳ぐだけ。

まだちょっと春は遠いのかな〜。

P3283321夜明けとともにゲストを送り、だらっとした朝食はエゾシカのカツレツ(昨晩の残り)とフレンチトーストにサラダ。

夜はポロシリガイドサービスの歌野さんと平田さんが遊びに来てくれた。あまり悪い人じゃ無さそうです。

のんびりしてます。




(21:19)

2013年03月27日

今日は富良野のアンパンマンショップへ。夕方にゲストが来るのでとんぼ返り。でも久しぶりの家族との休日。
P3273286P3273296ニヤリ。私はアンパンマンに胸焼け状態。



3月下旬、十勝川下流にはたくさんの鳥たちが集まる。

越冬のために鶴居や阿寒に行っていたタンチョウ達が繁殖のために十勝に戻ってくる。北へ帰るマガン、ヒシクイ、ハクチョウたちが畑で羽を休めている。オオワシやオジロワシは北へ戻る前の腹ごしらえで、川岸にたつ木に止まる。

とにかく広い空と、どこまでもつづく地平線。ここで鳥を探すとだれでも野性的視力が身につくだろう。双眼鏡で肉眼では見えない鳥を探し、望遠鏡で拡大してようやく見える。2kmや3km先の鳥までも見つけらるこの広さが十勝川下流域の楽しみなのです。

P3263242雪がとけた畑に下りたマガン、ヒシクイの群れ。

P3263253魔法の棒の中には、さまざまな野生を見ることができた。

P3263262かなり老齢のオオワシ

P3263264堤防で風を待っているオジロワシ

南からのぬるい風が吹けば、冬鳥達は北に帰り、南から夏鳥達がやってくる。冬と春がせめぎあうこの時期、動物たちの動きも忙しない。

日高や大雪山からはじまった水の流れは、十勝平野を抜けて大海原へと注ぐ。この流れはさまざまな野生を育み、人々の暮らしも支える。人と自然がすぐ近くにあるここ十勝は楽しみ方も人それぞれ。

日々姿を変える四季の移ろいに身をゆだねて暮らすことこそが一番大切なことだと思う。

P3263269P3263267穴から顔を出したのは18時だった。

一昨日からのゲストと3日間一緒だった。写真に納めるより自分の目に焼き付けたいという観察力と好奇心には共感した。そんな姿勢が味方したのか3日間すべてに貴重な野生を見ることができた。すばらしい3日間だった。

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(21:58)

2013年03月25日

連日の釣りで右腕がカチコチ、腰までのウエーディングで体が冷えて、次の日腰が痛くなる。かなりタフな三日間だったけど、昨日からはネイチャー系のガイド。関東からエゾモモンガを見たいというゲストと昨日から三日間。

昨日は夕暮れのワンチャンスねらいで、2カ所チェックすると、2カ所ともエゾモモンガ見れヤレヤレ。月明かりがキレイな夜で雪に自分の影が映るくらい美しい夜だった。

今日は、日高山系から大雪山系にかけての森林ルート。里から森林にかけての動物を順に見て行く。

一カ所目のエゾモモンガの巣穴では、ほんの一瞬姿を現したエゾモモンガを見れ幸先よいスタート。車で移動し次のフクロウの巣穴をチェックすると残念留守。移動していると交通事故死のフクロウを見つけた。

P3253127車ではねられたエゾフクロウP3253131P3253140

フクロウを手に取って見たのは始めてで、話では聞いていたけど体のどこの部分でも羽がとても柔らかくて、羽ばたく羽音をたてないで飛ぶ仕組みがよく見れた。可愛い顔して足は毛に覆われて太く、爪はとても鋭い。シマシマの羽の模様が木と同化する。とても美しく不思議な鳥。この死はもちろん無駄にはしません。回収して毛針としてまた新たな命を吹き込むのです。風切りの良さは抜群です。

フクロウは見れたものの、生きている野生の姿を見たいので、次の巣穴をチェックすると。いた。ひなたぼっこして気持ちよさそうなフクロウが太いカツラの木の穴に収まっていた。夜活動するフクロウはスラっと縦長で目もまん丸く開けて、ハンターとしてキリリとした顔だけど、昼のフクロウは丸くて幸せそうな顔。
P3253167P3253161Strix uralensis japonica

次は鹿追の森でクマゲラを見つけ車を止める。高さ10mくらいのヤナギの木に空いた怪しげな穴を発見。穴の周りをかじった跡が新しい。じつに怪しい。

P3253191P3253183P3253189

そう思って近づいてみたら、ひょこっと顔をだしたエゾモモンガ。3月になるとエゾモモンガの恋の季節で、日中でも顔をだしたり出歩いている子がいたりするのです。雪の上にも食べ散らかしや糞が落ちているので、比較的見つけやすかったりします。

雪におりた鳥の羽跡やひなたぼっこしているキタキツネ、空高くを大きな翼を広げてゆっくりと舞うオジロワシや雪の上を歩き回るエゾライチョウ、クマゲラの木を連打する恋のプロポーズや小鳥達のさえずり。エゾマツやトドマツの針葉樹の森とそこにいきる生き物たちはカッコいい。

P3253195
P3253221

群れをなしてさわぐカラスを見上げる。このカラスのなかのどれかがワタリガラスなんだけど、見つけるのはかなり至難の技。でもワタリガラスの鳴き声は聞いた人にしかわからない不思議な変な面白い声というか音を出すのです。

P3253219

自分がもしお赤飯だったら、ゴマ塩を振りかけられたらこんな気持ちなんだろうな〜と思うほどカラスの大群だった。

カラスが群れて飛ぶ理由は森を歩いていたらすぐにわかった。エゾシカの死骸が雪の中からあちこちで出てきていた。この場所は南に面した日あたりの良い暖かい斜面。雪が少なく鹿が集まる場所なので、ハンターによく狙われる場所。

森の動物たちにとってエゾシカは冬を乗り切るには大切な食料。鹿の天敵になるオオカミを絶滅させたのは人間。バランスが崩れた生態系はハンターがオオカミの代わりをやっていることも自然にとってはとても大事。

P3253226

最後に夕暮れ時のフクロウのオス雌が鳴き交わすラブコールを聞いて今日はおしまい。明日は十勝川下流から湿原にかけての動物たちに会いに行きます。十勝の自然をもっと深く感じてみてください。

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(23:11)

2013年03月23日

今日も風が強く釣り竿につく水が凍る寒いなかでの釣りでした。十勝川の雪白もここ3日間の冷え込みで濁りも少しとれたようで、なんとか釣りはできるくらいにまで戻った。

P3233069銀色のヤナギの芽は、よく見るとすごい。でもちょっと気持ち悪い。ヤナギにも雄と雌があるのか、これはすべて雄花だった。

P3233090気持ち良さそうだけど、すごい風。

もう少し遠くに飛べばな〜。と思いながら流芯まであとわずか届かないというキャスティングだけど、しっかり送り込んで沈めて、流れにフライを泳がせればアメマスからコンタクトがあった。

P3233083重たくて強い流れのなかにいるからこのヒレ、そして引きも強い。

P3233084いい。white spotted char

P3233115冬の使者、ハクチョウ。強い風でV字飛行もバラバラに。体力使いそう。

P3233103

P3233106

P3233121超巨大なアンパンマンを見て、ニヤッとしたK。

ヤナギの花が咲いたらアメマス釣りに行きましょう。

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(22:18)

2013年03月21日

一昨日までの高気温で一気に雪がとけて春めいた十勝だったのに今日は一変して冬に逆戻り。「暑さ寒さもなんとやら・・・」、ぜんぜん真冬日の十勝でした。

風が強く、風裏に入ってみても風がまって思うようにフライが飛ばない。そしてガイドも凍るし心も凍る。そんな状況でもライズしている魚がいるもので、3回ライズを見せてくれた魚は野生を感じる尾びれだった。
P3213023

P3213029この一匹でやめれる・・・、と車に戻って昼食タイム。

その後も移動してアメマスは釣れたけど、一日中ガイドが凍る、風が強い1日でした。3月末でもこんな冬に戻る日があるのです。お陰で少し雪解けも止まった感じ。

P3213044P3213049

P3213057道路つるつるでした。

(21:51)

2013年03月18日

今日は今シーズン最後の鹿撃ち。鹿撃ちの猟期は3月31日まで。でもこの時期になると、雪もゆるみザクザクで歩きにくいし、鹿も食べ物がなくなって、やせ細ってくるので美味しい肉を調達する鹿撃ちは1月いっぱいで終了。今日は、旭川に住んでる広兄が山を歩きたいというので、犬用の鹿肉もなくなったことだし、今シーズン最後の鹿撃ちへ。

P3182957新しく買った大きいスノーシュのテストも兼ねて

雪が湿ってくるとアザラシの毛をつけた山スキーは、ウエーダーのフェルトのように雪がまとわりつくので、この時期になるとスノーシューで山にはいる。でも短いスノーシューだと、緩んだ雪でもズブズブと刺さるので、大きいスノーシューの方が無難。今日は午後から雨という天気で、雪もザクザクで、鹿も雪深い中を歩くのが大変そうだった。

P3182956今年の糠平は住民よりも鹿の方が多い?こら!街路樹を食べるんじゃない。

今日の狙いはふだん獲らないようなでっかい雄ジカ。陽当たりの良い雪がとけているような場所に鹿はいる。静かに歩きたいけど、ざらざらガリガリと足音がうるさい。

鹿がいる場所には、鹿の食べ跡がある。雪が多く笹が食べられない鹿はこの時期になると木の皮を食べ始める。皮をはがされてしまった木は枯れてしまう。
P3182958これはエンジュの木。器や木工品に使われる。

雪に足をとられて歩きずらく、久しぶりの山歩きだったのでけっこうしんどいかった。でも湿り気のある空気や野鳥のさえずりに春を感じて気持ちがいい。

P3182977サングラスを外すと情けない顔でハズカシイです。

鹿道を歩いて、山の斜面を上り切った。向こう側の斜面を見下ろすと一頭の雄ジカが立っていた。ハッっと思って、しゃがんで銃を下ろす。ゆっくりと立ち上がると走り始めた。木の隙間から狙えたのでバンと撃つと、転がるように雪の斜面を転がって10mほど下ったところで動かなくなった。ヤレヤレ。

P3182963広兄と鹿と私。P3182971解体を終え、角と肉を回収。

解体が終って一休みしていると、ガサガサと雨が降るような音が後ろから聞こえ振り返ると3頭の雄ジカが立っていた。どうしようかと迷ったけど、まだ時間もあるので狙って撃つ。あたった様子はあったのだけど、走って逃げて行ってしまった。
P3182974あれ?おっかしいな〜。

しかたなく車に戻ろうと歩いていると、斜面の上の方で鹿が倒れているのを広兄が見つけた。あれ?と考えると、さっき撃った雄ジカだった。ヤレヤレ。また解体し、終る頃には雨が降ってきた。2頭目の鹿だった。P3182980

これで、今シーズン最後の鹿撃ちもおしまい。寒さと雪があるからこそ楽しい猟で、自然の恵に本当に感謝の気持ちを持つ。命をいただき、次の命につなげることを学ぶ。いまだからこそ大事なことだとつくづく思う。楽しい冬でした。

P3182978旭川に住む広兄は予約の取れない美容師。一緒にアメリカを放浪しサンワンリバーでティムと一緒にコヨーテ猟りに行った。ニュージーランドを4ヶ月間車で釣り旅をしたり、けっこうバカな遊びをした。

サンワンリバーを旅したときの記録がこちら。ティムとのコヨーテハンティングやサンワンリバーの釣りです。



















(22:26)

2013年03月17日

今日の十勝は晴天無風の穏やかな1日でした。今日は帯広出身、ロサンゼルス在住というゲストと十勝川へ。

今日は、釣り竿ではなく、カメラを持って十勝川を見てまわった。3月下旬にかけて十勝川下流に集まるのはアメマスだけでなく、世界中から渡り鳥たちがやってくる。季節の動きにあわせて動物たちも動く。十勝というフィールドはバードウォッチャーにとってもすばらしいところ。

P3172929タンチョウの夫婦は鶴居や阿寒の給餌場から十勝に繁殖のために戻ってきた、今日はこの暖かさで積もった雪が柔らかく、タンチョウの細い足もズブズブと雪に刺さってしまい、とても歩きずらそうだった。これから続々とタンチョウがやってくるので夏の間、11月頃までは十勝で見られる。

P3172940十勝川の下流に河畔の木に止まっているワシ。肉眼でみると小ちゃいけど、
P3172939魔法の棒でのぞくと、ちょっとだけ野生を垣間みた感じがする。これはちょっと年寄りのオオワシ。世界に2400羽ほどしかいない鳥だけど、十勝川下流域では冬ならめずらしくない。

P3172944かなり遠くに止まっていたオジロワシ。十勝で数羽が繁殖しているけど、ほとんどが冬鳥として北海道にやってくる。カムチャッカに帰ると言うので、乗せてくれたな〜と思う。

P3172950これは、ハト。なんとなくホッっとする。

P3172952川に下りて、鴨やガン、ワシが飛んでいる姿を眺める。もちろん竿を出せばここも大きなアメマスの有名ポイント。

これからどんどんヤナギのつぼみが膨らんでくる。芽吹くのもあっという間。強い南風が吹けば、南から夏鳥たちがやってきて、冬鳥たちは北に帰る。雨は雪を融かし、川をリフレッシュする。産卵のためにウグイが群れをなして海から遡上するし、イトウやニジマスたちも産卵準備に入る。冬に生まれたサケの稚魚たちが元気に泳ぎ始め、川を下り始めれば、河口での面白いアメマス釣りが始まる。

自然の動きにあわせて、自然の中で遊べることがとても幸せに思う。年に一度しかないイベントだから、Don't miss it !

十勝川下流域のバードウォッチングは、これから4月上旬までは見頃。5月になるとワシもガンたちもいなくなる。そしたら、いよいよ渓流が面白くなる。十勝のバードウォッチング。十勝の自然を楽しむためのガイド&ロッジ。ロッジラッキーフィールドのHPはこちら









(21:46)

2013年03月15日

今日の十勝川はとても穏やか。10時から14時までの釣りだった。スカッっと抜けた青空だけど、気温が以外に低くて、リトリーブするラインの水がガイドに凍りついていた。それでも光の強さのお陰で手袋もいらず、釣りをしてても気持ちが良かった。いい季節になった。
P3152847チョコも融ける季節になった。

川にたって、竿を振る。魚を釣れれば嬉しいけど、飛んで行く鳥たちの群れをみたり、河原のヤナギの芽吹きを感じたり、フィールドにいるとそんな季節の移ろいを感じれることがとても贅沢に思う。私もだいぶ年なのか?

P3152875上流に向かって、飛んで行くウミウ。あまり上手に隊列をくめないのか、ウミウの飛び方はばらばら。この鳥が上流を目指すといういうことは、海から大量のウグイが遡上しているってことか?ってことは、カワゲラやユスリカにライズする主も怪しいぞ。

ほかにも、今年初のガン(ヒシクイ)の群れが飛んでいったり、ハクチョウ、タンチョウ、オジロワシも相変わらず姿を見せてくれる。この十勝川の自然は本当にいい。

今日の釣りは、プライベート。かなり煮詰まってきたNだったので、十勝川のスペイの大御所。フィールドリサーチの高橋さんにNを丸投げして、3人で川に入った。

P3152878釣りしている時間より、川を眺めている時間の方が長いような高橋さんと、そんな大らかさのおこぼれを少しでも頂こうとするN。

P3152874

今日は、前回の釣りでスコットにもらったラインを無くしてしまったので、タイプ3のシューティングヘッドをオーバーヘッドで投げてみた。投げてから10秒ほどカウントダウンしてフライをよく沈めてから、流れをスイングするようにゆっくりリトリーブ、根がかりは多いけど、アメマスも掛かった。
P3152852P3152863口のなかにシーライスのような寄生虫がいたから、遡上魚なのか?なかなか上がって来ない力強いアメマスだった。

魚が釣れても、釣れなくても、この川と戯れるのがとても楽しくて、新しい竿を買ってはしゃいだり、ちょっと気取ってかっこよくキャスティングしたり、休んで川を眺めたり。冬を越して、春をまた迎えることができたからこそ、この光と流れる水が嬉しいのです。そんなまったりとした空気がアメマスにもあるので、のんびりと大らかな気持ちだから、この川は楽しいのかもしれない。

P3152905そりゃ、はしゃぎたくもなります。

十勝川のアメマス釣りは、あと10日くらいで雪解けのスタートと同時に、終息する。サケ稚魚の降下とともにアメマスたちも海を目指す。そうすると下流域にアメマスが集結する。サケ稚魚にボイルするアメマス釣りは、上りアメマスも混じって楽しいものでございます。

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(20:42)