2015年03月

2015年03月31日

2月22日(8日目)

5時に目覚ましを止めた。夜中に雨が少し降って、
頭と足が少し濡れ起こされた。
この湖の最終日の朝だ。

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P2220561ユスリカの

日の出前のチャンスはTGの竿だった。
リトリーブするバニーフライにバラがヒットした。
水面を割って針を外そうとエラあらいするバラは、
相当の大きさだった。
エラあらいでフックをはずせないと思ったバラは、
水草のジャングルに潜り込んだ。
糸が水草に絡まり、何もできないまま軽くなり、
ふわふわと糸が戻ってきた。
糸を見ると、ザラザラ、
バドミントンのガットのような太さ60ポンドのリーダーが、
いとも簡単に切られたのには驚いた。
バラのパワー、賢さに恐れ入った。

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次のバラのコンタクトは、
日が上がって、風がないフラットな水面を、
フローティングラインの先に12センチのイワイミノー引いている私のロッドだった。
さっきのリーダーブレイクで60ポンドから80ポンドに変えていた。
水面に浮かんだフライを、チョンと少し動かすと、その少し近くで、
なんとなく水面が動いた気がした、もう一度チョンと動かすと、
また揺れた、近くにいると確信し、もう一度チョンと引いた時、
ズボッつと大きな音と口が現れてフライを吸い込んだ。
残念、フッキングには至れずに静まってしまった。

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P2221424ダブルバニーとエンリコミノーどちらも全てを出し切ってくれた。

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10時半にキャンプにもどって、テントを片付けた。
シャワーを浴びて、クーラーをガンガンに聞かせた車に乗った。
サトウキビ畑をぬけ、オージービーフの牛たちの大地をぬけ、
南へと下る。カンガルーがたくさんいるけど、
どれも車にひかれてペッチャンコになったものばかりだった。
釣りをしているときは、水をガブガブ飲まないと、
頭がフラフラして、ションベンよりも汗になって水分が抜けていたので、
涼しい車の中でのドライブは、なんども車を止めて立ションした。
焼けるような太陽ですぐに汗が噴き出し、逃げるようにまた車を走らせた。

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次の狙いは、風が穏やかというので、海に行こうと決まった。
シャローではマゴチやゴールデントレバリーが釣れるかも、
岩礁周りで、ジャイアントトレバリーやフエフキダイが釣れるかも、
ナブラがあれば、カツオやマグロ、サワラが釣れるだろうと、
期待が高まった。

2月23日(9日目)

P2230591朝はまずサンドイッチ作りから始まる。ピーナツバター&ハニー

5時波の音で目が覚めた。
夜は少し雨が降って蒸し暑かったけど、
虫がいない快適な夜だった。
クカバラというワライカワセミが、夜明けの森で鳴いていた。
クカカカカ・・・という声はまさに笑い越えだった。
うっすらと明るくなり、朝は涼しかった。
ピーナツバターとハチミツのサンドイッチを作った。
今日はまた新しい釣り、南太平洋の海へ出発。
干潮であたりは遠浅の干潟になっていた、
マッドクラブというでかくてうまいカニが取れるという、
さっそくカニカゴを沈めて、釣り場へと向かった。
水はきれい、濁りもない、静かな夜明けだった。

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DPP_9471まずはカニカゴを

DPP_9472投入


沖に出るも、ナブラもない、鳥もいない。
黒と青の羽が美しい、海を渡るチョチョがたくさん飛んでいた。
ナブラがないので、ボートに次々と飛んでくる蝶々を、
手づかみて捕まえて、時間を潰したけど、
やっぱりナブラはなかった。

P2230635海の上をチョウチョがたくさん


DPP_9477飛んでくるチョウチョをネットで、
P2230617アサギマダラ

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後で調べたら、アサギマダラという蝶で、
2000キロの渡りをする蝶だった。
その後ナブラを諦め、岩礁のGTをポッパーで狙ったけど、
近くにイルカがいただけだった。
TGの竿にサワラが一匹かかったけど、
イリーガルサイズだったので逃がした。
ソルトフライの泳ぎをみてニヤニヤしただけに終わった。
そして、マッドクラブもイリーガルなメスだったので、逃がした。
カツオのたたき用に持ってきたガスバーナーや、
マグロの刺身用に用意したワサビと醤油、
サワラの味噌焼き用の特製味噌も、
蟹パーティーもできないまま、
テントをたたんで、あっけなくソルトの世界を閉じて移動。

P2231454マッドクラブがとれたけどメスなのでリリース


結局、街に下ってピザハットでミートラバーを食べて夜のドライブ。
次の目的地、サラトガが釣れる湖へと向かった。
サラトガは、日本ではアロワナとかノーザンバラマンディという名で、
熱帯魚屋さんで売っている。
子供のときは鑑賞用の魚だったけど、ブリスベン近くの湖や川で釣れるという。
しかも70センチ近いサラトガがセミフライで釣れるらしい。
楽しみだ。サラトガが釣れる湖の湖畔にテントを張った。

つづく

次回は、オーストラリ釣行記2015年Feb その9
〜サラトガと管理釣り場のバラマンディ〜。


十勝のこのごろは・・・
3月27日
エゾシカのソーセージ完成。
3月6日に捕った大きな雄ジカ。
ネックと背ロースとヒレを使用。
すごい美味しくできた。
感極まって、また鹿を捕りにいこうかと・・・

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ケーシンングは24mmほどの羊腸。特製スモーカーで薫製、粗挽きエゾシカソーセージです。


3月27日
昨日は気温が上がり、ライズを狙いに行きました。
朝は雪もしまって、スノーシュさえ要らないくらいでした。
固雪を上を歩くのは気持ちいい。
花開いた柳、雪面を歩くカワゲラとユスリカたち。
10時には2匹がライズしてました。
ストーキングに時間をかけて、
10秒に一歩、しゃがんだままの状態で、
ライズまで8mまで近づく。
目の前でライズする魚、
流れてくるちっちゃな真っ黒い虫を、
ヒレを出す大人のライズ。
ゆったりとした日中のライズは、早春ならでは。
見ているだけで楽しい。
5Xに16番のパラシュートで、
ライズに合わせて投げては、休ませて、
そのライズを丁寧に1時間半ほどかけて、
粘ったのですが、12時にライズは止んで終了。
対岸のバンクからのぞくと、
12匹ほど群れてニジマスが群れていました。
45cmから58cm。
のんびりと流れの中で左右する魚をみて、
のほほんな気持ちになって、
なんとなく、魚肉ソーセージをちぎって投げると、
ゆっくりと沈むピンクの固まりを不思議そうにパク!
どんどん活気づいて、そのうちスイッチオンする鱒。
面白いのですが、餌付けは止めましょう。
ちょっと悔しいので、ほんの出来心、
ニンフで一匹釣り上げて帰りました。



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バンク際で吸い込むようにミッジにライズしてました。


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6Xを持っておらず、5Xでチャレンジ。5個ほどフライチェンジをしましたが、食ってくれなかった。

最後の手段、ニンフを投げたら簡単に釣れました。



3月29日
あたる距離にヒグマがいた。
今日は朝から鹿撃ちへ、
朝一のしまった雪に期待したら、朝からプラス6度。
つぼ足では歩けずスノーシュー。
ザクザクと足音がうるさい、少し汗ばむ。
ヤマゲラがさえずっている。手袋もいらない、
歩き始めて1時間、相変わらず鹿は雪の融けた急な南斜面に、
群れるように張り付いているのが、
500mほどの谷をはさんでスコープ越しにみえる。
樹皮食いもかなり目立つ。
私の鹿を捕るテーブルにさしかかり、
ゆっくりと足音を消して歩いていると、
数メートル先に、光を通さない黒い固まり。
雄ジカかと思ってよく見ると、頭に丸い耳が見える。
ヒグマだった。
その距離70mほどで、
銃のスコープでみると、すこし警戒しているようで、
こっちを伺っている、
いざとなれば熊スプレーもあるし、
もし威嚇して向かってきたら撃とう思うけど、
熊も動かず、しばらく観察していると、
雪の上に顔をのせたり、毛繕いをしたり、
春の穏やかな陽気にまったりとした様子だった。
遠くでクマゲラのドラミングが聞こえてくる。
3月6日に私が雄ジカを捕った場所で、
その鹿の残滓を見つけたらしい。
穏やかな熊の姿をみて、私の緊張もほぐれていた。
撃ったらあたる距離だけど、熊を撃つ意味もないし、
一発撃って驚かせてみようかとも思ったけど弾ももったい。
30分ほど写真をとって友人にメールしたり、
熊との時間を共有して、午後の用事を思い出して、
熊と別れた。
だけど、もし熊に気づかずに接近していたら、
攻撃を受けていたかもと思うとぞっとする。
山もそんな季節なんですね。

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3月29日
エゾシカのしっぽ(エゾバックテイル?)でフライを巻きました。
いよいよサケ稚魚の季節です。
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十勝の自然を楽しむためのガイド&ロッジ 
Lodge Lucky Field
http://lodgeluckyfield.com
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(08:52)

2015年03月25日

2月21日(7日目)

4時半、目覚ましを止めた。
相変わらず寝苦しかった、
何度か寝返りをうって起きたけど、
まあスッキリ。
充電を済ませたバッテリーの準備をしているTGの横で、
食パンに、ピーナツバターとハチミツをぬってサンドイッチを作る。
ボートで出撃する頃には、うっすらと東の空が明るくなってきていた。
キースたちも、すでに出発したようで、
沖でトローリングしている船が見えた。
うちらは、岸に沿ってボートを進めながら、
深場の近くにある、水草周りの浅場を探った。
この湖にきて3日目になると、地形も風向きも、
魚っ気の多いところも、なんとなくわかってきた。
フライへのコンタクトもあったし、トラブルも。
出すべきものは出し切った。
時合は必ず来ると、力を抜いた。

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朝一の釣りの、最初のコンタクトは、TGのポッパーだった。
ボコン、ボコンと、水面で音を立てるフライに、
ドボッと、大迫力でバラがアタックしてきた。
心臓が飛び出るくらい、突然の出来事に驚いたけど、
それだけに終わった、水平線から太陽が顔を出していた。
ボートを風に乗せて流されながら、岸と平行に探っていく、
エンジンもエレキも使わないので、バラに警戒されず、
すぐ近くまで接近できる方法に変えた。
というのも、ボートに気がついて、
ボートのすぐ近くからバラが逃げていく光景を、
何度も見ていた。光景といっても、水面を揺らす水流で、
洗濯機のような渦巻で、ただ者ではない大きさなのは、
バラのものだと、確信持てた。
フライへのアタックも2度あったものの、
フッキングさせることもできず、9時太陽は高く上がり、
ジリジリしてきた。
TGは飽きたようで、遅めの朝食にしていた。
私もキャスティングに疲れたので、
ツイストダブルフォールキャストという、
へんてこな、新しいキャステイング法をあみだした。
私が使っているロッドは、
スイッチロッドの11フィートの10-11番。
今回,釣りの大先輩の杉坂隆久さんからシカ肉と交換でもらった。
ボートからのイトウを釣る用に開発したというロッドで、
短くて硬めのオーバーヘッド用のダブルハンド。
ボートからの遠投、広く探るため、
そして一日中振り倒す持久戦。
しかも、3日目くらいからその威力を発揮する。
ツイストダブルフォールキャストは、
右脇にロッドを抱えて、腰の回転で水平にロッドを振る、
左手はラインを持ってダブルフォールをする。
ちょっと変な動作で、
本気で投げたら両手でのオーバーヘッドほどは飛ばないけど、
手返しよく、水面を荒らさないように投げれて、
なにより楽だった。

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TGに笑われながら、ツイストダブルに磨きをかけている時だった、
さっきまで針に掛るのは水草ばかりだったテンションが、
竿をおさえ、大きく曲がった。
竿先を振るわす動き、魚の重みだった。
その瞬間20メートルほど先で、茶色の巨体がギラリと動く姿が見えた。
バラだった。
突然起こった衝撃。
フックがバーブレス、水中は水草だらけ、
思いっきり竿を曲げて、魚の自由を止めた。
竿を曲げても寄ってこない重量感と、
突然、糸を鳴らして突っ走る瞬発力は、
北海道のイトウよりもパワフルで俊敏だった。

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自分の体が震えているのを感じた、
足の震えを何度か見て、来たぞ、この感覚、久しぶりだった。
アドレナリンがでて、体が震える機会なんて、
そうそう味わえるものじゃない、
なんとも言えない、たまらない。
徐々にバラとの距離が近くなり、TGも興奮して写真を撮っていた。
ネットに体が入った瞬間、力がぬけた。
やっと手にすることができた。
始めて近くで触れることができたバラを、隅から隅まで観察した。
泥臭い魚のイメージだったけど、
濁った水からは現れたとは思えないような、
白銀の腹に背中が黄金色で神々しかった。

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幅広の体高、口先にかけての湾曲。
鎧のような大きくて丈夫な鱗。
上から見ると体高のわりに細身の体。
尾びれはうちわのように大きくてがっちりしていた。
ボートからの下りて水の中で魚体を抱えた。
エラにある棘が、時々手にあたって痛かった。
私の手の中でとてもおとなしく、おだやかだった。
何枚か写真を撮らせてくれると、
思い出したかの用に、バコンと暴れた瞬間、
自分から湖に静かに泳いで帰って行った。
フックは自然に外れていた。
もう少し写真を撮りたそうなTGだったけど、
私はもう満足だった。一瞬の出来事だった。

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P2210447釣れたフライは、13センチほどのエンリコミノーだった。腹側が白で、背中がグリーンに黒のシマシマ。

ソルト用のフライで、見たことも巻いたこともないフライだったけど、
今回、バラを釣りに行くと相談した先輩たちが、
私の背中を押すかのように、マテリアルの提供や巻き方を教えてくれた。
だからこそ、このフライへの思いが強くこのフライで釣りたかった。
杉坂さんのロッドにしても、グレッグのリールにしても、
みんなから分けてもらった知恵と技術と魂が詰まっているので、
苦労して釣り上げた喜びは大きく、
時間が経つとともに、じわじわと涌き上がり、
感謝の気持ちへと変わった。

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釣りたいという気持ちと、早く釣って解放されたいという気持ち、
色んな想いと、苦労があっただけに、一匹の重さは計り知れず、
この充実感がなんとも言えず気持ちよかった。

どこで釣れるのか、深場なのか、岸なのか、
日中でも釣れるのか、夜だけなのか、
トップでも釣れるのか、
ここはオーストラリア、30度を越すトロピカルな世界。
竿を片手に、自分の経験と感を頼りに、
一つずつ紐を解きなが、自然を観察して、気配を感じながら、
的を絞っていく。
それだけならまだしも、片道1000キロという長距離移動、
キャンプ場や食料調達、数々のトラブル回避も、
日本語が通じ、携帯の電波がどこでもあるわけじゃない。
今回はTGという強い見方がいてくれた。
そして、トレバーやキースとの出会いがあった。
道のりは長く、壁は高かったけど、
ハードなほど、一匹への思いは大きく膨らみ、
手にすることができた喜びと感動は一生ものになる。
こんな遠回りは釣れればいいけど、なかなかリスキー。
だけど、これが私の魚釣りの楽しみ方なんだと、
久しぶりの一匹で改めて初心に戻り、体の芯までしびれた。

P2210450なによりも、君のお陰だ!TGセンキュ〜。釣りを通じてすばらし仲間に会い、一緒にチャレンジすることなのだ。

バラをリリースして船に戻った。
青空が広がり、風が止んで静かな水面がどこまでも続いていた。
翼と尾っぽが白い、オジロワシのような大きなワシが、
ゆっくりと旋回していた。幸運を呼ぶワシだと、
勝手に神秘づいていた。

P2210479ボートに置いておいた温度計は40度を超えていた。

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クールダウン後、サンドウィッチ食べた。
再び釣りを始めて、一時間後、
私はツイストダブルキャストに磨きをかけていた。
ボートまであと、フライがボートまであと5メートルのほどのところで、
突然下から巨大なバラらが現れ、私のフライを吸い込んだ。
そのシーンに圧倒されながらも、フッキングに成功し、
ロッドを絞って竿を曲げながらランニングラインをリールに巻き始めた、
水面を割って体半分まで出したバラがガバガバと大迫力のエラあらいをした瞬間、
ロッドからテンションがぬけ、フライが戻ってきた。
すごい迫力だった。
この日は、バラのコンタクトが4回。フッキングが2回、1キャッチ。
TGは、朝一のトップでの1回だけに終わった。
キャンプに戻り、キースに釣れたと報告すると、
体全体でガッツポーズ、自分のことのように喜んでくれた。
さらに、驚いたのが、キースはこの日2本のバラをキャッチしていた。
90センチと110センチ。
そんなすごいバラを釣っているのに、
私のバラの方が嬉しかった様子だった。
日本からわざわざ来て、釣れていない私たちを、
本当に心配してくれていたのだ。
その、気持ちを私も察していたので、
いい報告ができて、みんなで喜ぶことができた。

P2210494P2210496P2210504昼は暑くて釣りにならない、キャンプに戻ってシャワーをあびて、ビールを飲んで昼寝する。



P2210527DPP_9442夕暮れにナマズ一匹






P2211417相変わらず熱帯夜と明かりに集まる虫の量は半端じゃなかった。

最小限の明かりのしたで、
ニンニクの皮をむいてウインナーを焼いた。
つぶつぶの黒胡椒かと思うのは、ユスリカだった。
焼きあがったウインナーをティッシュで拭きながら食べた。
この虫地獄の夜も、やっとこれで終わりだと思うと気が楽だった。
南十字星はやっぱり綺麗だった。

つづく

次は、オーストラリア釣行記2015年Feb その8 〜ソルトの世界へ〜
お楽しみに!

十勝のこのごろは・・・


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P3210075十勝川本流はでかいっす。
3月21日 ガイド
朝からプラス気温。水温6度。
ユスリカとカワゲラのハッチが盛んです。
風もなく穏やかで、10時ころから太陽が現れ、
とても穏やかで、穏やかすぎるほど。
のんびり釣りしててもボーっとしてしまう。
ののほほんな陽気で、
大きな魚が釣れる気配はまったくなし。
それでも気持ちいい川下り、
午後には風が吹きだしニジマスが釣れてくれました。
ハクチョウやホオジロガモ、オオワシ、オジロを見ました。
ミンクも発情期か、川岸で騒いでしました。
春です。




3月22日ガイド。
うってかわって朝から小雪、
寒い一日でした。
衣替えをして夏用のウエーダーと熊スプレーも持って、
ライズさがし。
到着した10時には既に安定したライズ。
ユスリカのハッチで、15秒に一度の間隔。
久しぶりに見る大人のライズで、
見ているだけで幸せでした。
で、結果は、
フライをなげさしてもくれず・・・
ストーキングでスプーク。
今期一発目からこの難しさ。

P3220007気温が低く虫も飛ばない悪天候でしたが、ライズ発見。しかも大人のライズでした。

P3220008ミッジのハッチが活発でした。釣るなら6X。ニジマスは45cm〜55cmです。

今年のニジマスたち、湧水河川は2月に産卵を終えている場所もあり、ここは稚魚がすでに浮上して泳いでいました。産卵を終えたニジマスたちは、ミッジやカワゲラに活発にライズ。(※注 していることがあります。)

今日でガイドの仕事がひと段落。
そしてしばらくロッジもガイドもお休み
(じゃなく、お客さんがいないので暇)になる。
なので、このときとばかりに、いろいろやるつもり。
帰りにフィッシュランドによって、小物を買ってきました。
タイイングとフライのテスト。
1、日本製(ステン硬線)0.8mm 10本入り 335円
2、仕掛け作り用 形状記憶合金0.3mm 5m 850円
3、がまかつ 管付チヌ6号 11本入り 180円
まだテスト段階ですが、
ワカサギ、サケ稚魚用のフライを3つ巻きました。
ステン硬線の長さでボディの長さ自由自在。
たまには自分の釣りも思いっきり楽しみたいと思います。

11070109_1114895008536321_6781200163105523191_oシャンクの長さが自由自在で大きなフライも巻ければいいのですが・・・

P3230002お菓子は甘すぎずとても美味しく。フライはいかがか?


3月23日
今日は朝曇り。気温は5度くらい。
9時50分にライズ。
ミッジのハッチの様子。
しばらく見ていましたが、
40センチほどのブラウンのようでした。
フライボックスを持っていなかったので観察だけ。
午後には大きなぼた雪がちらつきました。
そんな季節ですね。

11079587_913068548724445_295275520786964425_oブラウン、ライズしてました。朝9時ころです。

11004571_913068712057762_6746809586175592268_o大きな雪を口を開けて・・・

昼からは、シカ肉ソーセージ作りの下準備。
3月6日に捕った雄6歳。17日間熟成。
・シカ肉(ロース、ヒレ、ネック) 6kg
・豚背脂(肉:脂=6:4)    4kg
・牛乳(肉+脂の20%)     1.5L
・氷               500cc
・塩(肉+脂+牛乳の1.2%) 144g
・コショウ(・・・の0.15%) 18g
・砂糖(・・・の0.2%)    24g
・コーンスターチ(・・・の0.8%)96g
・羊ケーシング 22−24 9本
1、シカ肉の塩析2日間
2、シカ肉にコショウ、砂糖、コーンスターチを混ぜる
3、シカ肉と背脂を挽いて合わせる、穴6.5mm
4、氷と牛乳をくわえてよく練る
5、ケーシング
7、70度のお湯で20分雑菌
8、乾燥→薫製

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3月24日
十勝川本流アメマス 
フライのテストも兼ねて、3時間ほど。
気温4度、水温4度。
小雪がちらつく寒さ。
P3240041新作フライで釣れました。バックテイルいい感じです。なぜかフッキングは外から!

P3240030この方もフッキングは外から!P3240057大きいのは70センチくらい

十勝川のアメマスは5月上旬ころまで楽しめます。
これからサケ稚魚が海にくだり、
水温もあがるので、アメマスたちはパワフルになってきます。
まだ寒いのでウエーダーはネオプレーンで。

十勝の自然を楽しむためのガイド&ロッジ
ロッジラッキーフィールド 
http://lodgeluckyfield.com
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音更川への釣り人へ、
今日一緒にソーセージつくりを手伝ってくれた農家の方が、
川沿い堤防へのアクセスは、橋のたもとからお願いしたい。
との要望でした。
釣り場、直行したい気持ちも分かりますが、
住民達へお気遣いを・・・
















(18:26)

2015年03月17日


2月20日(6日目)
夜中風が強かった。テントが風で何度か潰されたのは覚えているけど、
特に何事もなく、サイクロンはそれてくれた様子。
4時半に起きたけど、風がまだ強すぎるので、
朝の釣りを諦めて、また寝た。

P2190321所変わればカラスは白黒!マグパイといって声が可愛い。

明るくなって、キースとコーヒーを飲みつつ、
だらだらと過ごした。
電動のコーヒーメーカーがキャンプになんてと思ったけど、
この辺りのキャンプ場は電源が必ず付いているので、
自宅の家電を持って来れば快適なキャンプができてしまう。

P2200360音楽、コーヒー、バーベキュー。

P2200368キャンプ場にはクジャクや七面鳥がウロウロ

8時に風も収まり、のんびりと釣りに出ようと思ったら、
エンジンがかからない。

P2201391問題発生!?

P2200374


昨日まで快調だったのに、TGと二人で苦戦していると、
キースが工具箱を持って来てくれた。
プラグをチェックすると、火花が飛ばない。
いろいろやってみたけどだめだった。
プラグか中のコイルの問題だと、町に下りることにした。
なかなかバラまでの道はとおい。
なんでうちらの旅は直線ルートで魚に出会うことができないのか、
鍵を残して車に鍵をかけてしまうし、
サイクロンがかすめてくれたはいいけど、
次はボートのエンジントラブル。
町のボート屋を携帯で調べて、町へむかう。
夕方までに直るといいけど、
どこまでも続くサトウキビ畑のまっすぐな道を、
バラドリームを背に、切なかった。
まあ、旅はこうじゃなきゃ楽しくないよな。
こうやって久しぶりにTGと私の冒険釣旅なんだからさ〜、
携帯電話でインターネットができて、
検索すれば簡単に情報を見つけることができる時代、
一昔前は、トラブルの度に、誰かに助けを求めて、
時にはヒッチハイクで助けてもらって、
便利な時代になったものだ。

P2200390

シューガーケーン畑はどこまでも続き、
ファームフォーセール100ヘクタールという看板が立ってた。
100ヘクタールって、1キロヘーホーでしょ。
その広さはまさにオーストラリアだけど、
空の広さは十勝と似ていた。

町のボート修理に到着、
すごい数のボートが並び、需要の多さを感じた。
整備士がエンジンの蓋を開けようと、
ふと言った言葉が、
「緊急ストップ用のコードは?」
TGと二人して、ハッとした。
コードが抜けていることなんて考えもしないで、
難しいしく考え過ぎていた。
しかも男三人でエンジンのうんちくをあーだーこーだと言っていた、
恥ずかしいったりゃありゃしない。
コードをさして、何事もなくエンジンがかかった。
あきれ顔のおじさんにお礼を言って、
笑うしかなかった。

P2200384ゴメンナサイ・・・

朝は風が強くて釣りができなかったし、
食料の買い出しに半日潰したと、
前向きに考えるようにした。
町からキャンプ場に戻ると、キースがのんびりしていた。
そして、大きなゼスチャーで近寄ってきた。
なんて言っていいのやら、「緊急停止ストッパーが・・・」と
言うと、ファック!と自分の頭を抱えてもがいていた。
笑うしかなかった。
そして話が続き、君たちが町に行ったすぐ後にバラが釣れたぜ!と、
写真を見せてくれた。
80センチほどのバラで、キースの船に乗っていた、
まだ初心者という友人が始めて10投目で釣れたという。
スゲ〜スゲーと、抱きあって自分のことのように嬉しかった半分、
ボートのトラブルがなかったら・・・と思った。
ワームをフライで投げろと親切に勧めてくれたけど、
気持ちだけ受け取った。
もちろん、ビールで乾杯して午後の時間はダラダラと過した。
これ以上飲むと夕方の釣りができなくなるので、
テントに潜り込んで20分ほど昼寝した。

P2200391やっぱりビールは夏にかぎる!

P2200366不気味なバリケンを見つけ、テンションあげてるTG。

DPP_9358毛つや、顔、確かにかなり不気味・・・


3時に起きて、釣りを再開。
風は止み、さざ波もないフラットな水面、
サイクロンがすぎさった空は美しく澄んでいて、
雲はあるけど日差しはさすようにジリジリしていた。
ジメジメした空気に昨日とは何かが変わったような感じがした。
トラブルはもう出し切った、あとはただただ釣りに集中しよう。
必ず時合がくるはず、事実自分たちが釣った近くでも実際にバラが釣られている。
ロッドを握り直して、ポイントを見渡した。

P2200393

P2200402

P2200369

キースに勧められた、湾の奥の岩場。
ルアーで釣るには浅すぎるから、
フライで狙ってみろと言われた。
近くは通ったけど気がつかなかった入江があった。
ゆっくりとボートで入っていくと、
水草に覆われ、大きな岩が沈み、
みるからに気配ムンムンだった。
湾の奥まで来たところで、ボートのすぐ近くで、
ズボッというバスケットボールを落とし多様な、
音とともに水面が大きく凹んだ。
明らかにバラの捕食音で、その迫力に圧倒されながらも、
射程距離で起こったボイルにフライを投げ込んでいた。
ポーラーベアの13センチほどのフライを、
2度リトリーブした時だった。
ゴンという感触に、水面が盛り上がって大きく揺れた。
そのまま辺りは静かになってしまった。
唖然とした。
少しだけど、バラの感触が伝わってきた、
あの迫力に圧倒され、針にはかからなかったけど、
確実に釣れると、この衝撃で確信した。
初めてのバラのコンタクトだった。


DPP_9372

DPP_9368キースたちはトローリングでバラをねらう

DPP_9397

P2200406日焼けで足が真っ赤っか、

1507726_920593997971600_4375114508663321052_n結局この日も釣れず、奇麗な夕暮れの後ユスリカの大襲撃


夕方の、シャワーに行く途中、バーの横を通り過ぎる、
トローリングのメンバーは何匹釣ったと、盛り上がっている。
その横をまだ一匹も釣っていない自分は、
隠れるように、話しかけられるのをビクビクして通り過ぎた。
早く釣りたい、この気持ちから解放されたいと思った。
確かにローカルアングラーはトローリングのでよく釣っている。
水深6から4メートルほど、バラは深場にいるのかもしれない。
トローリングのも地形と水の動きや水深を読んで釣るのは面白いと思う。
だけど、そのために日本から来たわけじゃない。
シャローにいるのも事実だし、揺れる心もあるけれど、
自分の釣りを信じる。

その夜は特別ジメジメしていた。虫の飛ぶ数が半端じゃない。
じっとしてても汗が出てくるイヤな暑さ。
つい数日前は、マイナス20度の朝を迎え、
氷の湖に穴を開けて、テントを張ってのワカサギ釣り。
ダウンジャケットとニット、手袋で、
日差しを忘れた軟弱な体。
ここのジリジリと刺すような日差しと、
じっとしてても汗が流れてくるような湿気、
私の体はとろけてしまいそうだった。
そして、毎日朝から晩まで高番手の竿をひたすら振り続ける忍耐の釣り。
それで、少しでも釣れればいいけど、
1日振って、ワンチャンスという、まさに修行の釣り。
ど根性の釣りは、一発大物狙いの釣りには仕方なく、
慣れてはいるもの、この暑さ、夜の虫の多さ、寝苦しさの逆境を我慢して、
釣りたいという気持ちから、この重圧から早く解放されたい、
そんな気持ちが少しづつ膨らんできていた。
「やっぱり釣りは、こうでなきゃ」と、この重圧を噛みしめて、
テントに潜り込んで、メッシュ越しから、
南十字星に願うように寝た。


つづく

オーストラリア釣行記2015年Feb その7 〜バラとの出会い〜
へ、続きます。


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Lodge Lucky Field : http://lodgeluckyfield.com
十勝の自然を楽しむためのガイド&ロッジ。



昨日は、然別湖へ行きました。氷のバーでココアを飲み。氷上露天風呂に入り、アイスフィッシングでミヤベイワナとサクラマスを釣りました。

P3150010アイスバー

P3150015氷のカップにホットココア


P3150046然別湖ミヤベイワナ釣りの様子

P3150050

P3150052すぐに釣れたのはサクラマス

P3150070ミヤベイワナも2時間の間で10匹くらい釣れました。魚は真っ黒の綺麗とは言えない体色ですが、お気軽、お手軽で、想像以上のよく釣れ、アタリが途切れず、氷の穴から30センチほどの魚が釣れるこの釣りは、子どもや釣りをしない大人も気軽に楽しめる釣りでした。ぜひ、子どもにやらせてあげてください。ロッジから50分で然別湖です。

P3150036氷上露天風呂も積極的なKでした


11日の雨で、十勝川は増水ぎみ、濁りでなかなか難しくなりました。ポイント捜して川下りしています。P3160090魚はどこだ〜

P3160097







(09:17)

2015年03月14日



メーターバラの新たな希望に、
巨大なサイクロンが接近中なこともあり、
テントをたたみ、キャンプ場を後にした。
忘れかけたザリガニの仕掛けは、やっぱりなんにもかかってなかった。
500キロの夜のドライブ。
走っても走っても景色が変わらない真っ暗な道、
制限速度110キロの夜のドライブは、
後ろからあおってくる超巨大トラックにヒヤヒヤしながら、
気力だけで走り抜き、湖に着いたのは夜明け前の3時だった。

2月19日(5日目)
ここで仮眠をすると、確実に起きれなくなると思ったので、
車の外に出た。新月の目をつぶったような漆黒の闇、
懐中電気をつけると、恐ろしい量のユスリカが集まってきた。
今まで感じたことものないすごい数のユスリカで、
ヘッドライトをしていると呼吸ができないほどだった。
周りには釣り人の気配が全くない、
本当にここでいいのだろうか、
少し不安になり大変な場所に来てしまったと思った。
真っ暗の中、ライトで地形を見ながらボートを岸に沿って進めていく。
地形が全くわからないし、時々飛び立つ大きな鳥が不気味だった。
湖底は水草がびっちり生えているようで、
フライを沈めると投げるたびに、引っかかってきた。
フローティングラインに10センチほどの巨大イワイミノーで、
トップでバラをねらう。
TGは、ボコンボコンと、ポッパーで、音を出してバラを狙う。
彼いわく、側線ビクビク作戦らしい。
真っ暗な中一度、
TGのポッパーにドボンとデカイ音で何かがアタックした。
私のイワイミノーにも明るくなってから、
黄金色の巨体がアタックしてきた、
TGが言うにはいいサイズのバラだったと言うけど、
私には見えず、フッキングさせることはできなかった。
日が昇り、5艇ほどの船が浮いていた。


DPP_9342明るくなって、湖の全貌が見えてきた。岸際は水草に覆われ、水深3mほどの場所まで、水面を覆う水草や水中も水草が生い茂っていた。


P2190314岸際にはペリカンやブラックスワン。見慣れない野鳥が並び、立ち枯れの木には大きなワシがいた、調べてみたらなんとかシーイーグルだった。不思議な鳴き声があちこちから聞こえてくる。ここは日本じゃないんだと感じる。


キャスティングで岸際を攻めながら、
湖のど真ん中をトローリングボートを見ていると、
騒いでいる様子、
双眼鏡でみるとボートの50m横で巨大な魚がジャンプして、
水しぶきが上がっている。
距離が遠すぎて、よく見えないけど、確実にバラだった。
一気に眠気は吹っ飛んで、ここにはバラがいると力が入った。
その後も、バラが釣れた辺りを探ってたけど、
ナマズにドキッとさせられただけだった。
TGはいつでもランディングできるように、手袋をしてたけど、
そんな勢いは睡魔とともに吹っ飛んで、
ちっぽけな自分が出来上がっていた。


P2191365バラが釣れていた場所を丹念に探るとナマズが釣れた。何度見ても気持ち悪い・・・


〜キースとの出会い〜

キャンプ場にテントを張って、昼寝。
夕方の釣りの支度をしていると、
隣のキャンプサイトにいかついジープにボートを引いて、
1人の釣り人が乗り込んできた。
しばらく観察していた。
車からおりるといきなり、裸になって、ビーサンを脱いで、
ラムコークの缶を空けて、
どさどさと、でっかい荷物を下ろし始めた。
でかいクーラーボックスを二つ、さらにデカイテーブルをひろげ、
バーベキューの電気グリル、電気のコーヒーメーカーまで、
だけどイスはひとつだけ。
この男、一人だけでここまでの装備か、と思って見てたら、
ひと段落したようで握手して、自己紹介をしてきた。
生まれはアメリカで、オーストラリア人と結婚して、
ブリスベンの近くに住んで5年くらいという。
今日は12時間のドライブで、ここに来たという。
かなりなハイテンションで、
こいつもかなりいかれたドライビングハイだと、
少し冷静になった自分を感じた。
はじめは私をうたぐったのか、この湖は初めてだといっていたけど、
今日釣れていたポイントを詳しく教えてあげると、
ここには何度か通っていていて、
酸いも甘いもの知っているようすだった。
日本のシマノ、ダイワはすげーだろーと、
最高峰のスピニングリールのステラを見せつけられて、
ヨーズリの釣りの仕掛けなど広げ、
なぜ、日本人に日本の釣り具を熱心に話すのかと思いながら、
相当の釣りキチだと、相通じる匂いがした。
フライで釣ると言うと、不思議な顔をして、
フライでバラは釣れるのか?
釣った人間なんて聞いたこともないぞ、
と言われてしまった。
これから4日間ここでバラを釣るという。
なかなか面白い奴が来た。

P2190323キース。生まれはアメリカ、ブリスベンの近くに住み、自前のボートでバラやソルトの釣りをやる。かなり無謀で果敢にチャレンジしそうな匂いを感じる同年代だった。


DPP_9340


夕まずめもボートを出して、地形の様子を見ながら、
岬まり、湾の奥、風の向きや湖の流れ、
どこにバラは潜んでいるのか、五感をフルにしてリサーチした。
水草以外、竿を曲げるものはなかった。
見渡しても2キロくらいの広さのダムで、
片側はダムの直線的なロケーション。
空が広く、天空にいるような景色だった。
上流側は、広い湿地帯で奥には低い山があるけど、
空が広く、岸辺の立木に白黒のカモが止まり、
水草の生い茂った岸辺には真っ黒の白鳥と、
さらに巨大なペリカンが休んでいた。
鳥たちはすべて新しい出会いで、
釣りに集中したい気持ちもあるけど、
竿を振り続けて、折れそうな心になったときは、
双眼鏡を通して、鳥たちにいやしてもらった。


P2190337TGに何かがヒット

P2190347釣れたのは巨大なブルーギルのような魚であまり魅力的に見えなかったけど、TGはでかいスーティーなんとかだよ!と騒いでいた。

P2190353結局この日もバラには出会えず・・


暗くなるまで釣って、キャンプサイトに戻ると、
ものすごい数のユスリカが襲ってきた。
ここで明かりをつけると自殺行為。
遠くに明かりを置いて、そっちに虫を集めながら、
このユスリカ地獄で数晩過すと思うと先が思いやられた。
スナックをつまみにビールをあけて、
ニンニクの皮を剥いた。
寝る前に、サイクロンが夜通過するから、
ボートを陸にあげて、固定したほうがいいと、
キースが気を使って教えてくれた。
確かにTGの携帯に、日本領事館から緊急メールが入っていて、
今回のサイクロンの注意を促すメールが届いていた。
どれほどのものかと、半分楽しみにして、
テントを固定するペグの数を増やし、
吸い込まれるように眠った。

P2190354大量のユスリカの襲撃は想像を絶するもの。灯りをつけると、凄まじい。その中で今夜はスモークチキンをおつまみに、ニンニクとスパムとマッシュルームを炒めガーリックトーストを作った。

つづく

オーストラリア釣行記2015年Feb その6へ 続きます。

昨日3月13日、十勝川に釣りに行きました。先日降った大雨の増水が納まっておらず、川は濁っていました。それでも1時間ほど竿を振りましたが、ポイントが絞りにくく、何にも釣れず。バードウォッチングをして終わりでした。

P3130020P3130035

P3130044エゾシカで生ハムつくり。薫製機3号を作りました。

十勝の自然を楽しむためのガイド&ロッジ
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(10:03)

2015年03月12日

トレバーとの出会いとレイクバラの歴史

TGの友人であり、バラ釣りの先輩のトレバーが、
うちらの釣りを心配して、近くの町で会おうと、
わざわざ連絡してきてくれた。
風も強くスコールような雨で、午前中の釣りは諦めて、
町に降りることにした。途中湖に寄って、
昨日仕掛けたザリガニ狙いの網をあげたが、
何にもかかっていなかった。
これでどうだと、餌をナマズからターポンにかえて、
もう少し深場を狙って網を沈めた。
泥臭そうな場所だけど、巨大なザリガニがとれ、
それが美味いという。

P2181295さらに深場にカニカゴを沈める私

近くの町のマクドナルドでトレバーに会った。
60過ぎの顔のシワに貫禄を感じる。
子供の頃からこの町で育ち、
昔はバラやバスのトーナメンターだったという。
フィッシングガイドも少ししていたようで、
ドクターアウォンガ(アウォンガとはバラで有名な湖)と自ら名乗る。
TGとも巨大バラを一緒に釣った仲で、
今は引退して、ハンドメイドのワームを作って売るのが、
楽しみのようで、箱いっぱいのワームを持って来てくれた。

P2180201無謀な若者に夢を託すつもりか、それともタフな旅に導くつもりなのか、熱心にいろんなことを話してくれた。



レイクバラの歴史

レイク(湖)のバラマンディ釣りの歴史はとても浅く、
かつてダムがない時代は、川にいるバラを釣るだけだった。
サイズも大きくても70センチほどで、
メーターを越すバラは滅多に釣れなかったという。
1983年にダムがあちこちに作られるようになると、
政府がバラの稚魚を毎年離し続け、
豊富な餌と止水というバラに適したダムの環境が、
一気にバラのアベレージを大きくし、
アベレージ80、メーターオーバーも珍しくないという、
レイクバラの歴史が始まった。
そんなレイクバラのフィーバーはオーストライアリア中に広がり、
湖に隣接するキャンプ場は、バラ釣り客でにぎわい、
数人のガイドがレイクバラで生計を立てていたという。
そのレイクバラに浮いた時代も、
2011年の大雨による洪水ですべて流されてしまったという。
水深がある巨大な湖で、1メートルもある魚が、
ダムから下の川へと流されてしまうなんて疑った。
淡水から海水までバラは適応力が強い魚のようだけど、
下流の汽水域で産卵するバラは産卵期になると、
下流を目指すという。そこに行く手を阻むダムがある。
言ってみてば、サケが海から産卵のために川の上流を目指す途中に、
堰堤やダムがあり、乗り越えようとジャンプするのの逆である。
下流に下りたい時期と洪水が重なり、
95%のバラが逃げてしまったという。
ダム下の川でのバラ釣りのフィーバーがあったものの、
数年でバラの数は減り、キャンプ場はシーズンだというのにガラガラ、
ガイドたちもいなくなった。
トレバーの寂しそうに肩を落として話す姿に、
私は複雑な気持ちを覚えた。

P2180197フムフム


要するに、湖のバラは自然繁殖できないので、
釣られるバラはすべて放流された魚だということ、
そして、産卵ができないから産卵に費やすエネルギーもすべて成長に費やし、
巨大化してしまう。そして産卵期になると、
常に雨を待って隙あらば、ダムを脱走しようと考えていること。
この不思議な、言って見れば巨大な管理釣り場が、
レイクバラの背景だった。
少し暗い話になったけど、トレバーがニヤッと笑った。



この町からさらに500キロ北に、小さな湖のがあるという。
そこに行ってみないかと、周りには誰もいないのに声が小さくなった。
2ヶ月くらい前に、トレバーはその湖で、
3日間で14匹のバラを釣ったという。
80センチから1メートルのバラがほとんどで、
一番大きなバラは124センチだったという。
話に吸い込まれるような私は、生つばごっくん。
だけど、どうしてそのダムは洪水の影響でバラが逃げ出さなかったのかを、
真剣な顔で聞いた。
そのダムは、オーバーフローさせない構造のダムで、
パイプから水を外に出すので、バラが逃げ出せないのだという。
これで、一気に気持ちが吹っ飛んだ。
500キロの長距離なんてん、なんのその、
メーターオーバーのバラを両手に抱えて、
にやけている自分か完璧にできあがってしまっていた。
これが、トレバーとの出会いであり、
夢の魚が現実の魚になるかもしれないという、
熱い何かが湧き上がってきた瞬間だった。

P2180205ドクターアウォンガがTGと仕留めたという巨大バラ。


P2181306数々の大物のバラの写真を見せてくれ始めたので、この長い話はいつ終るのかと心配し、3人で写真をとって無事脱出。

北のダムに行く前に、面白い場所があるから、
夕まずめをやってみろと言われ、
車で案内されるままに、たどり着いたのは、
巨大な火力発電所の排水口だった。

DPP_9326ワニ注意の看板にテンションアップ
P2181309電磁波バリバリ、この雰囲気は東京湾?

川幅500メートルはありそうな巨大な河口に面した、
排水口はすごい勢いで流れていた。
釣り場は、私が育った川崎の海でもさんざん体験済みで、
魚を引き寄せる引力は知っていた。
巨大バラがそこに集まるという。
送電線が連立し、フェンスにかこまれた電磁波バリバリのこのスチュエーション。
嫌いじゃないので、少し竿を振ってみたけど、
こんなところでメーターバラが釣れてしまったらどうしようと、
思いながらも、何事もなく日が暮れた。

P2181314穴発見!

P2181313結構でかいカニ。どうやって捕まえようか、考えた末に。

P2181316マングローブの種に、落ちていたワームのフックを巻いて、捕獲。


もう一泊テントで泊まる予定だったけど、
予定を変更し、夕食とシャワーだけをあびて、
テントをたたみ、キャンプ場を後にした。

P2180301巨大アマガエル捕獲。

P2180303夕食は炒めうどん。肉の変わりに残っていたスパム。そしてニンニクとタマネギ

暗くなってテントをたたみ、シャワーを浴びて出発。
忘れかけたザリガニの仕掛けは、やっぱりなんにもかかってなかった。
500キロの夜のドライブ。
走っても走っても景色が変わらない真っ暗な道、
制限速度110キロの夜のドライブは、
後ろからあおってくる超巨大トラックにヒヤヒヤしながら、
気力だけで走り抜き、湖に着いたのは夜明け前の3時だった。
いよいよバラとの日々、そして3つの地獄の始まりだった・・・

つづく

オーストラリア釣行記2015年Febはその4
〜3つの地獄〜へつづく


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(21:36)

2015年03月10日

3月10日。
今日は朝から激しい雨と風。ようやく引いてきたロッジの前の水たまりもまた大きくなって、ジャブジャブ。昨日、連チャンのガイドが終りひと段落。オーストラリアから戻って翌日から、ドイツ人(ミャンマー在住)のゲストとのアメマス釣りが4日間、続いて、本州からのゲストとの3日間のエゾモモンガのガイドでした。

まずは、アメマス釣り。
十勝の釣りは十勝川のアメマス釣りから始まります。冬の間川を覆っていた氷が2月中旬ころになると流れ落ちます。川で冬をこしたアメマス達の釣りが始まります。ですがまだ冬と春が交差する日が続き、吹雪のような日もあれば、ぽかぽか陽気の手袋の要らないようない日もあります。水温は太陽がでないと1度、2度という世界。それでもアメマスは釣れるから不思議。

P30302093日目はとても春でした。

川にたどり着くのも、車をとめて、スキーやスノーシューを履かないと、雪が深く、ポイントまでたどり着くのも一苦労です。川へのアクセスが、困難なのが春のアメマス釣りです。ゆっくりと穏やかに流れる川は、とても気持ちよく、川辺に立つ木に止まる、オオワシやオジロワシをみて、タンチョウの夫婦、ガンの群れのV字飛行、ゆっくりと動き始めた春を感じ、気持ちいいものです。十勝の自然のなかで、一日のんびり釣りを楽しめればという感じで、久々の魚の感触を味わうのが、体の芯から春が伝わってきて、気持ちいいです。


ドイツ人の彼は、昨年の4月は、まだルアー兼フライフィッシャーでしたが、昨年夏にはアラスカへ、11月には十勝でイトウをフライで釣り、フライ歴は4、5回目という彼でしたが、すっかりキャスティングをマスターして、十勝川でもアメマスを釣って楽しんでいました。

P3030197流れを感じて、アタリを待つ。グンと糸を引っぱられてドキッとすると、たいてい木の枝です。


今回は、ダブルハンドの8番13ftにタイプ3のシューティングヘッドをつけて、オーバーヘッドでできるだけ遠くにキャストして、ストリーマーを沈めて狙いました。遠くに投げたら、流れにまかせてフライを沈め、そのままほっておけばスイングが終るころまでには、グンと糸が引っぱられ、竿を立てたら、川底に沈む枝の場合がほとんどで、たまにアメマスが釣れました。

P30402394日目はとても冬でした。

P3040229こんな中でもアメマスは元気、釣り人も頑張りますが、後ろで見てる私は寒かった。


4日間で、初日が冬、2日目が春、3日目がとても春。4日目がとても冬。という天気でしたが、徐々にコツをつかみ、キャスティングも飛ぶようになり、3日目、4日目はアメマスのアタリもたくさんあり、よく釣れました。11月にまたイトウ釣りをしようと約束して、帰って行きました。


P3040251

P3040235

P3020093いい日も悪い日もありましたが、自然相手にすばらしいチャレンジ、今年最初の釣りガイドでした。

十勝のアメマス釣りは2月下旬からゴールデンウイークまでが春のシーズン。雪解け前のワンチャンスと、サケ稚魚が海に下る4月がベストシーズン。大きな川で遠投して大きなアメマスが狙えます。そして、11月から12月まで再び川の水位が下がる季節、十勝川の晩秋のアメマス釣りが楽しめます。ぜひチャレンジしてみて下さい。


3月6日。鹿撃ちへ。
穏やかな一日。アメマス釣りのガイドが終わり、釣りに行きたい気持ちもありつつもやっぱり山へ。雪も湿ってきたのでスキーでなくスノーシューで歩き始めた。久しぶりなのか、スノーシューのせいなのか、いつもならスイスイ行ける斜面がとてもキツイ。それでも山を越えると、いつものペース。深い雪でもがいてるのは、私だけではなく、逃げようとする雄鹿も雪に足をとられて動けない状態、チャンスとばかりにドギューンと一発。それでも倒れない雄に続けてドキューン。一発で仕留めてあげれずにゴメンと思いながら、でっかい雄にあたふたして、ぐったり疲れた一日でした。


10857272_1103864192972736_458641018891586248_oこれで今期7つ目の命。今回はソーセージと生ハムを作る予定です。

3月8日。エゾモモンガガイド2日目。1日目の夕暮れはエゾモモンガは現れず。2日目は国立公園の森を歩いて、エゾモモンガを観察しました。午前中にエゾフクロウを観察して、夕暮れる5時を待って、エゾモモンガの気配濃厚な穴の前でスタンバイ。

10982907_1105317522827403_9050035757252612472_o

日が暮れて、空がオレンジ色に染まって、一番星が光った。エゾモモンガの巣穴の前で、夕暮れを待つ時間がとても静かだった。ねぐら入りするクマゲラが騒いで、すこしドラミングする春の音を聞いた。暗くなるとともにエゾフクロウが近くで鳴き始め、次第に遠ざかって行った。それでもまだエゾモモンガは出てきてくれない。あちこちでエゾフクロウが鳴いている。吸い込まれるような美しい星空になったころ、一匹のエゾモモンガ巣穴から出てきてくれた。帰り道、林道を先導するタヌキに出会った。楽しい春の夜遊びだった。

11038738_1105317499494072_5370323967803034258_nほんの少しの木の割れ目から顔を見せたエゾモモンガ

10830885_1104967516195737_7974054549755760288_o種を求めて、除雪された道路にでてくる小鳥たち。観察しやすいのですが、車に引かれペッチャンコの鳥も結構観察しました。鳥たち苦難の春の雪です。


3月9日。ガイド3日目。


今日は十勝川下流域ですこしバードウォッチング。マガン、ヒシクイ、ハクチョウたちはまだ雪に覆われた畑に降り場を探して飛びまわっている。氷が融けた池にひしめくガンたち、さらにおりたいガンの群れなかなかの迫力だった。タンチョウも繁殖のための水辺はまだ氷に閉ざされ、少しだけ開いた水面をウロウロ。オオワシ、オジロワシもカモを狙うオオタカの動きを観察しているようでした。春はすぐそこなのですが鳥たちも雪解けを待っている様子。夕暮れにエゾモモンガを見ました。カラスが群れてねぐらに帰る頃、一つの穴から6匹のエゾモモンガが現れて、隣の木へと滑空していきました。5時半の明るい時間ゆっくりと観察することができました。

P3090042

P3090047


P3090009私にまとわりつくように飛ぶ小さな小鳥。手を出すと指に乗ってきた。木化け成功!ではなく、可愛い姿ですが、野生動物にエサやり行為、最後はその動物たちを苦しめてしまう。止めましょう。

窓をたたく激しい雨。これで一気に雪解けがすすむことでしょう。冬が春になろうとしています。殻が割れる前のような少し窮屈な気持ちです。

時間があったら一緒に十勝の自然の中にはいりませんか、
十勝の自然を楽しむためのガイド&ロッジ
Lodge Lucky Field : http://lodgeluckyfield.com
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(09:24)

2015年03月07日

オーストラリア釣行記2015年Feb その3 

キャンプ場にテントを張って、
ビールを2缶とチーズサンドイッチで昼にして、1時間ほど昼寝した。
トロピカルなインコとマグパイの不思議なさえずり。
パタパタとテントを揺らす風が暑くも寒くもなく心地よかった。

P2170127

P2181286午後は鳥をみたり、のんびりと過ごした

P2170112釣りに行く前に湖によって、午前中に釣ったナマズをエサに、ザリガニを狙う。巨大ザリガニが美味いとか・・・

P2170117ガサガサ系は釣りよりも燃える私

P2170130お昼はクランキーのピーナツバターにハチミツのサンドイッチ。グレインたっぷりのしっとりとした食パンが美味いんです。ラム&コークはTGのお気に入り、私にちょっと・・・

P2170133ボートを下ろす橋から、ローカルアングラーがルアーでダツ?を釣った。こっちのスタイルはナイロン系のメーカーシャツが流行らしい。

〜ターポンを食す〜

3時頃からダム下の川をボートで釣った。
岸はジャングルのように生い茂った濃い緑で、
音も立てずに流れる川。
あちこちに沈む流木が、いかにもという雰囲気を感じる
ボートを進めながらキャストを繰り返した。
3つの急流を登りつめると、川が開け大きなプールにでた。
どんよりとした流れでいかにも大きなバラが潜んでいるようだった。

DPP_9315

DPP_9310


大きなストリーマーを投げながら、上流へと船を進めていく。
流れ込みまで来ると、泡立っったった流心で、
バシャバシャと、ライズしている魚がいた。
見た感じ大きな魚ではないけど、
ライズにむけて、フライを投げ込んでみても、
まったく反応しない。
フライを小さくバッタフライに変えて、糸を細くすると、
激しくアタックしてきた。
なかなか針にかからず、激しいジャンプですぐに針を外して逃げて行く。
面白くなって、釣れなくてさらに夢中になった。
夕暮れが迫ると、
ライズはあっちでもこっちでも、広範囲に広がっていた。
諦めようかと思った時、針にヒットした魚は、
銀ピカの目ん玉がギョッロっと大きな、
40センチのパシフィックターポンだった。

P2170154小さくてもターポンで、ニジマスをさらに狂わせたような暴れ方をするので面白かった。4番くらいのライトタックルで釣ったら面白い。

DPP_9321さすがTG,ライズを見抜いてよく釣ってた。

釣れたフライは、困った時の金玉付きウーリーバガーだった。
一匹だけキープして、食べてみることにした。
日没後、暗くなるまでバラを狙った。
夕暮れが近づくと、セミが鳴き出した。
一匹でも大音量のセミで、
川を囲む森じゅうのセミが同調して鳴くので、
ウォーン、ウォーンと大迫力のステレオサウンドだった。
バラチャレンジの1日目を噛みしめるように、
木の隙間に広がる夕焼け空を見上げた。


DPP_9312ライズに囲まれ。いつの間にか薄暗くなっていた。

DPP_9314バラには出会えず日が暮れた

キャンプ場に戻り、吸水させておいた米を炊き、
ニンニクの皮をむいて、玉ねぎとマッシュルーム。
スパムを(カンズメのハム)を肉の代わりに野菜と炒めた。
ターポンもニンニクとエクストラバージンのオリーブオイルでムニエルにした。
小骨が多く、ニシンとそっくりで、
身は淡白でパサパサ、美味い魚とは思わなかったけど、
オーストラリアを吸収した感じがした。

P2170172キャンプ場のキッチンは貸切だった。料理はまずビールから、その後ニンニクとタマネギの皮をむく。

P2170169

P2170171ターポンのムニエル


夕食を終え、私はテント、TGは車で寝ようと思ったら、
車の中に鍵を入れてドアをロックしてしまったことに気づいた。
いろいろ考えたけど、どうにもいかず、
明日の朝、鍵屋さんにドアを開けてもらうことにして、
小さなテントに男二人で本日終了。

2月18日(4日目)
明るくなって自然に目が覚めた。車が動かないので釣りには行けない。
ボートに積んであった竿を持って、
キャンプ場の前で釣りをしてみた。
風があたる岬の角で少し水が濁って、雰囲気は良かったものの、
カメが時々顔を出すなかで、
20センチほどのタナゴのオバケみたいな魚がスレでかかっただけだった。
9時頃車に戻るとすでに鍵屋さんが来た後で、
問題解決。120ドルの出費だった。
携帯の電波のある場所で良かったと前向きに考えることにした。

P2181271困ったときのロックスミス

巨大な台風が近づいているからと、
キャンプ場の管理人が利用客の確認に回ってきた。
いざとなったらコテージを使えと気を使ってくれた。
そんな気配は感じない穏やかな空だった。

P2181285キッチンがあって、テーブルとイスがある、シャワーもトイレも電源もあるキャンプ場生活は快適快適。


オーストラリ釣行記2015年Feb その3は終わり、
そして、その4はいよいよ「トレバーとの出会いとレイクバラの歴史」につづく。


十勝は春と冬が交互にやってくるような安定しない天気、
それでも、穏やかな日は日中気持ちよく、
ユスリカやカワゲラ達が活発になり、
それを求めてカワガラスやセキレイが川岸で忙しない。
昨日3月6日は久しぶりに鹿撃ちにでかけました。
雪も固くしまったと思い、スノーシュ–で歩きましたが、
まだまだ雪深く、久しぶりの山歩きは疲れました。
雪に足をとられているのは、鹿も同じようで、
森の中で逃げようと、深雪に足をとられ動けなくなっている、
雄ジカを見つけ、命をいただきました。
春はすぐそこですが、雪深い山はまだまだのよう。
冬が終わるのもなごりおしい、迎える春もまたうれし、です。

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P3050005海へ向かうサケ稚魚の降海の季節です。ゴールデンウィークまでサケ稚魚イベントで釣りは楽しいです。

十勝の自然を楽しむためのGuide &Lodge
Lucky Field  : http://lodgeluckyfield.com
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(09:41)

2015年03月05日

得体の知れの巨大な何かがかかり、動き始めた・・・


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DPP_9288

日も高く登ってまったりしてきた頃、
お互いの竿を振り比べてみた。
TGの竿は9フィート8番。インタミのライン。
気持ちよく投げて、リトリーブしていると、
沈ませすぎたのか、根がかり。
同時にTGはマダイがかかり、楽しそう。
糸を引っ張って根掛かりを外そうとすると、
根掛かりが動き始めた。
舟が動いているかと思ったけど、
一気にバッキングまで糸を出されていた。
TGがリーフに行かれないよう、糸を止めろと言うけど、
どう頑張っても止まらない。竿が根元から曲がる。
しばらく動きが止まったら、再び一気に突っ走る。
16ポンドのティペットじゃあ、勝負するには細すぎる。
引っ張られるままに、10分ほど経過した時、
水面を割って巨大な体が飛んだ。
1メートルはある丸い背中、翼のように横に張り出した手。
重さ200キロはあるウミガメだった。
まさか亀だとは思いもよらず、ガックリ。
そして興奮。
ランディングしてみたい。
かわいそうだったけど、糸を切ってリリースした。
この亀騒動で、さっきのマダイの釣りが吹っ飛んでしまった。
これもまた、異国の釣りの楽しさってもの、
左手に残ったダルさに、フフフと笑った。
面白いもんだ。

DPP_9282フライでマダイは一年中狙えるとか、ベストシーズンになれば60センチ以上の真鯛も釣れるらしい。面白そう。

DPP_9293いらっしゃいませ〜、いらっしゃいませ〜。2匹キープして、嫁さんへのお土産にした。

TGの家にもどり、釣り旅への出発の準備。
キャンプ道具、食料を買い込み、車でボートを引っ張って、
北へ出発。目標は、1メートルのバラマンディだ。

P2160079車にはキャンプ道具と遊び道具で満載。ボートを引っ張って、いざバラマンディの大地を目指す。

バラマンディの大地を目指す

ブリスベンからの高速道路は通勤渋滞。
道路脇に広がる湿地には、
トキやプケコ。初めて見る鳥たちを、
野鳥図鑑と双眼鏡でひとつひとつみていくのは、
またゼロに戻ったようで楽しかった。
3時間のドライブで、小さな町に到着。
ピザハットがあったので、夜8時しばし休憩。
もちろんハイカロリーのミートラバーとペプシを頼んだ。
ニュージーランドを夜走るときは必ずこれだった。
キャンプや山小屋生活でピザや生肉が最高の贅沢で、
夜のドライブの時は必ずミートラバーだった。

P2160080ミートラバー&ペプシ

あの時から15年も経ったけど、船を引っ張って、
高価なロッドやウエアを率いてお互い少し年とったけど、
やってることは変わりない自分たちに乾杯した。
さらに5時間のドライブで、目的の湖に着いたのは夜中の1時。
爆睡するTGを横目に、ビールをあけ、歯を磨いて寝た。
セミなのかバッタなのかわからない虫の音と、
明かりに集まる虫を食べに集まったブツブツした気持ち悪い茶色のカエルがいた。


2月17日(3日目)バラの湖へ

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5時明るくなると同時に自然に目が覚めた。少し木を揺らす風。
ボートを湖に浮かべ、バラマンディの釣りが始まった。
湖は特に高い山があるわけでもなく、
まばらに茂ったユーカリなどの広葉樹に囲まれていて、
奥の方は5キロくらいあるかのような広い湖だった。
一見、道北の朱鞠内湖を大きくしたような感じだった。
釣りもボートから、岸沿いのウイードやかけ上がりをたたく釣りで、
イトウ釣りと似ている。
ロッドは10〜11番のスイッチロッドにインターミディエイトのライン。

P2170084いよいよあなたの出番です。タカヒサスギサカロッドさん!がんばってちょうだい。

フライは、12センチくらいのストリーマー、
オーバーヘッドで遠投して、3〜1メートルの水深を探るリトリーブの釣り。
船を移動させながら、投げては引くの繰り返し。
たまに10センチほどに魚が追っかけてくる。
TGが言うには淡水に住むサヨリだとか。
風が強くなり、濁りが入った岬の角で、
40センチのほどのナマズを2匹釣った。
針を外そうとすると、
グイグイ、キュッ、キュッと鳴いた。
気持ち悪さが倍増した。
猫のように鳴くからキャットフィッシュだとか。
向かい風で白波がボートを叩き、
波がボートの乗り込んでくる、
恐れしらず、テンションが高いまま、
午前中の釣りが終わった。

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DPP_9303こんなナマズにフライをぐちゃぐちゃにされるだけでした。

P2170096普段な匂いが苦手なマンゴーだけど、この地で食べると美味しかった。

キャンプ場に着くと誰もいない、
時間があったので、ダム下の川を見に行った。
橋の上からルアーを投げているおじさんが、
目の前でポッパーでトレバリーを釣った。
テンション上がって、午後からこの川の上流をボートで釣ることにした。
かつては湖から下ったバラマンディが、ダム下の川にあふれていたという。
P2170121釣れなさそうに釣りしてたローカルのおじさん。突然ポッパーでトレバリーを釣って驚かされた。やるなぁ〜

キャンプ場にテントを張って、ビールを2缶とチーズサンドイッチで昼にして、
1時間ほど昼寝した。トロピカルなインコとマグパイの不思議なさえずり。
パタパタとテントを揺らす風が暑くも寒くもなく心地よかった。

オーストラリア釣行記2015Feb その2は、
その3へとまだまだつづく

3月に入りました。
マガン、タンチョウ、ハクチョウたち、音の春。
春と冬が交差する、安定しない天気ですが、
川は安定、3月は雪解け前は面白いです。
水温上昇と活性が上がるアメマス釣り、
行きましょう!

昨日は横殴りの風雪。
水温2度。厳しい釣りでしたが、
魚の反応は良かったです。

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十勝の自然を楽しむための
ガイド&ロッジ
Lodge Lucky Field
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(09:33)

2015年03月03日

オーストラリア釣り旅 その1 2015Feb

日本脱出

2月14日
空港で手荷物預けで、ライターに引っかかり、
機内持ち込み荷物で、いつ入れたか覚えていないナイフが入っていたり。
旅なれていたつもりだったけど、
セキュリティが厳しくなったのか、
物忘れが増えたのか、なんとか寒の底の帯広を飛び立った。

2月15日 (1日目)
飛行機はJALだった、画面がタッチパネルになってて、
いつでも好きな時に映画が見れるようになてって、快適。
真っ白い大きなロボットの映画をみた。
シドニー空港で国内線への乗り継ぎに一時間半しかないので、
成田でのチェックインの時に、その旨を伝えると、
飛行機を降りたら、日本人の係員が誘導してくれ、
本来行列の入国審査も、
自動入国審査でカメラに顔写真を撮られただけで終わった。
荷物受け取り場でも日本人の係員が私の荷物をもってまっててくれた、
入国カードを渡すだけで、でっかい荷物を開けることもなく、
オーストラリアに入国し、バスターミナルまで案内してくれた。
とても楽ちんな入国だった。
太陽と空気はやっぱり夏だったけど、思ったほど暑くなかった。

P2150033新しい土地、新しい空気、旅はいつも気持ちが新しくなる。

TGとの再会

ブリスベン行きの国内線に乗ると日本人の姿はなくなり、
強い香水が漂っていた。
ブリスベン空港に降りるとムンとした湿気とジリジリの日差し、
これぞ夏だと、一気に細胞が開いた。
TGが待っててくれ、積もる話も何から話せばいいのやら、
車に乗って、TGの家へ向かう。
TGとは、大学時代の友人で、
私がニュージーランドを放浪してた時に、
おいでよと誘ったのがきっかけで、
海外の釣りに目覚めてしまった。
卒業後、一流会社に就職し、ストレスを充電しながらお金を貯め、
計画通りに仕事を辞め、ニュージーランドを長期釣り旅、
流れ流れて、今ではブリスベンのレストランのオーナー。
気心知れてるし、無鉄砲な男で彼ならどんなサバイバルも、
無謀なチャレンジも、打ちのめされやすいけどすぐに立ち直るタフな心は、
筋金入り。オーストラリアの釣りに開拓精神を燃やし、
日本のフライフィシャー誌でも、最近紹介されていた。
そんな彼が招待してくれ、15年ほどの歳月を経ての再会だった。
身の上話で盛り上がり、いつの間にかにビールは3本空いていた。
やっぱり夏に飲むビールはうまい。

P2150041

この時期は雨季という。
どんよりとした雲に時々雲の合間から射す日差しはジリジリしていた。
天気の変化が大きく、風が強い季節、空の様子を伺いながら、
旅の目的地を話し合った。
まず、明日はブリスベンの目の前の湾。
モートンベイでフライでマダイをねらう事になった。
窓の外から聞き慣れないトロピカルな鳥の声が賑やか。
犬が外に出たそうだったので、引っ張られるままに夕暮れの街を歩いた。
ねぐらへ向かうインコが騒ぎながら飛び、
暗くなると、真っ黒いカラス大のコウモリが飛んだ。


フライでマダイを釣る

P2160051

2月16日(2日目)
3時半目覚ましがなった。
オーストラリアにいることを忘れるくらいぐっすり寝た。
TGの車にボートをつなぎボートランチへ。
すでに3台ほど車が止まっていた。
もうすぐ夜明けだというのに鳥の声がしない、
静かなスタートだった。
20分ほど走ると、2、3艇ボート浮かぶ近くに船を止めた。
GPSで位置を確認しながら、ボートを止める。
満潮の時合いと、少し濁りのせいで底は見えないけど、
リーフのエッジがあるとのことでで、
こっちに投げてと、いわれるがままにフライを投げると、
あっさりとマダイが釣れた。
カンカンという、金属的な引きで小さいながらも強かった。
クリッと大きな目が可愛いくて、
薄ピンクの体にブルーの点が散りばめられてて、
綺麗だった。
その後も二人して何匹かマダイを釣り、
2匹だけリーガルサイズをキープした。
写真を撮ってビールを開けた。
周りのボートは餌釣りのようで、アンカーを下ろして、
3、4本竿を立てて釣っている。
餌は死んだイワシをつけて潮に乗せてー流し釣り。
たまに70センチの大きなマダイやフエフキダイも釣れるという。

P2160058P2160059

日も高く登ってまったりしてきた頃、
お互いの竿を振り比べてみた。
TGの竿は9フィート8番。インタミのライン。
気持ちよく投げて、リトリーブしていると、
沈ませすぎたのか、根がかり。
同時にTGはマダイがかかり、楽しそう。
糸を引っ張って根掛かりを外そうとすると、
根掛かりが動き始めた。
舟が動いているかと思ったけど、
一気にバッキングまで糸を出されていた。

P2160075

オーストラリア釣り旅 2015Feb
つづく


3月にはいりました。十勝川の本流の釣りガイドがスタートしました。
ボートで川を下りながら、ハクチョウ、タンチョウに出会い、
ダブルハンドを思いっきり振って大物に出会うのはいかがですか?
鹿撃ちもエゾモモンガやフクロウ観察も、もう少しですが楽しめます。
十勝の自然を楽しむためのガイド&ロッジ
Lodge Lucky Field
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(07:06)