2016年10月

2016年10月24日



6月から始まったライズさがしも10月で終りました(あと3日残すけど)。ライトタックルでドライフライを投げる繊細な釣りが好きで、ライズややる気のある鱒を探して川を歩いたり湖に浮かんだりと、ざっくり数えて6月から10月までで100日以上。



十勝の川は山岳渓流やスプリングクリーク、湖があったりとバラエティ豊か、そして、北十勝が雨なら南十勝に逃げたり、本流がだめなら湖に浮かんだり、湧き水の川に逃げたり、おまけに港の鮭釣りもしたりで、8月の巨大台風もキャンセル1日のみで乗りれたのも、すべて、フィールドと魚たちのおかげ。毎年はるばる本州や海外から遊びに来てくれるゲストと楽しませてくれた、フィールドに本当に感謝感謝。


10月の天気は変わりやすく、秋晴れに恵まれた穏やかな天気かと思うと、北西の強風が吹き荒れる、手がかじかみ心が折れる。それでも気温が上がれば、テントウムシやカメムシなどのテレストリアルが流れ、天気が悪いと、ヒラタカゲロウやコカゲロウのスーパーハッチに出くわす。そんな10月のライズだけど、今年は台風の影響か、テレストリアルもカゲロウも極端に少ない。山岳渓流では、普段は浮いて小さな虫にライズをする鱒たちだけど、魚がいない。普段いるプールも変わってしまい、鱒の姿が見あたりません。歩いて歩いて、あちこち川を歩き回って、わかったことは、魚たちが固まっていること。

不思議なことに、いるプールには5、6匹の鱒が固まっていて、いいプールでもいないプールはまったくいない。


いるプールでも浮いてライズを繰り返すというシーンをみることはできず、少し沈んで泳ぐ鱒を見つけて、大きめのドライフライを投げると、ど派手にフライに飛びついてくる夏のような釣りをしていた。そんな1日歩いて、一匹釣れればめでたしという山岳渓流だけど、



平野部の湧き水の川に入ると、カゲロウのスーパーハッチと無垢なニジマスたちが、大らかにライズしていてくれ、数釣りができ癒された。チャレンジ的な釣りと大らかな癒し系を交互に楽しんだ10月だったかな。




PA220309今年は、6月のドライフライフィッシング初回と10月のラストをこのお方が魅せてくれた。



PA220313秋のニジマスは産卵後の回復中の春の魚と違って、美しく強い。それを細い糸で覚悟して。







秋のイワナは夏よりも緩い流れや反転流に定位して、小さな虫を食べているので、PA180275ティペット6X、フライ16番、ドラッグをかけると見きります。


PA180253落ち葉をよけながら、小さな虫を丁寧に食べるイワナたち、冬に備える忙しい最中、ゴメンよ


PA190261アクシデントで竿先を折ってしまいガックリ、それでも折れた竿でキャストするその気合い。そしてドライに出すのだから恐れ入る。


PA190295雲一つない抜けるような青空の下で、川原に腰かけ、紅葉を眺めて、お茶とどら焼きをいただいて、長生きしてて良かったな〜




PA190342美しい、ゆったりとしたループをみて、夫婦でずっと釣りをできたらな〜とシミジミ


PA230239ひさびさの大物を拾いました。台風の影響で、十勝石(黒曜石)が河原にゴロゴロ、気になってしまうと、ライズ探せなくなります。


PA150307チャレンジあるのみ!とTさんに無理を言って、あの日バラした私の魚のリベンジへ、


水の量も減り、さらにクリアーになった山岳渓流、視界の横でフワッと浮いた魚を見つけ、魚の位置を2人で確認、立ち位置を決め、ティペットをチェックして、渾身の1投!



水面下50センチから浮いてきた鱒がゆっくりと口をあけて、6番のムサシをぱっくりとくわえようとした瞬間、



スポ〜
痛恨の早アワセ〜(涙)


がっくりと落ち込むTさんと、
食い損なった鱒がエサはどこへいったと、
水面でグルグルエサを探している



もう一度早く投げて〜!
慌ててキャストするフライは、

こんな時に限ってのフニャ、フニャキャスト。


時既に遅し、鱒は沈んでしまい何度か投げるも反応せず、


と思ったら、

どっからか別の鱒が出てきてフライをパク。
いい魚だったけど、もっと大きかったと内心思っていたり・・・


PA1502836番のムサシ



結局、私が切られた魚はフライにでは出ず、リベンジならず。新たなプールでブラインドでムサシでたたいていたら、静かに音もなくスポッとフライが消えた(って私は見ていなかったけど)。



PA150349秋の魚は5Xで、心して



そんなチャレンジ的な山岳渓流から、里川の湧き水の川に行くと、
悪天候でもカゲロウがたくさん流れ、


PA210243PA210241


カゲロウはいい、

なんか、フライフィッシングやってる感が、



PA200193大人な感じが



ロッジの裏のブラウンも、
ちっちゃなカゲロウを丁寧に、ライズ、ライズ、ライズ

PA230208PA230217


いつも癒してくれます




PA190333秋は


PA170230知れば知るほど



PA200186大人です。




あと残り3日間のガイドを残して、
来るべくファイナルステージ(年末ジャンボ)に向けて準備を始める。

PA240250


PA240243

来シーズンに向けて、新しいウエーダーを新調。G3が2シーズンで引退。生地はいいのですが、つなぎ目が限界、今回はちょっとごわごわするけど、つなぎ目の少ないヘッドウォーターに、ウエーダーは買い替えればいいけど、寒くなると決まってやってくる腰痛に、鍼灸師フィッシャーにお灸をしていただきました。

PA180292あついです


これから、いよいよ本格的な寒さです。
体冷やさないように、あともうひと勝負!
冬に向かう、自然との対峙。
年末ジャンボを引き当てましょう。



PS:放流募金10月で締め切りです。まだのお方はぜひとも。放流日は、11月6日(日曜日)に決定。放流に参加してみたい方もぜひメール下さい。よろしくお願い致します。


十勝の自然を楽しむためのガイド&ロッジ
lodge lucky field : http://lodgeluckyfield.com

banar_long_white











(23:45)

2016年10月14日




最近竹竿が面白くて、ちょっと練習。

3番の竹に4番ラインとリーダー&ティペット4エックスで18フィートくらいで練習。

橋から入り、いい感じ

魚影は薄く、一匹35cmほどのニジマスを釣って、初めて竿が曲る。

ループはファーストアクションというわりには、舟形ループができるので、

どういう力加減か手首の使い方かなんかを考えながら、

どんどん釣り上がって行く。

10番のフォーム製のエックスだと、

フライとティペットのコントロールがなかなかできなくて、

ロッドとラインに対してのフライの重さに苦戦し、

後ろの石をたたいたり、木にフライをひっかける連続、

すこしティペットが痛んでいるのも気にしながらも。

いいプールが続くも、ライズはなく魚っ気もない、

集中力が切れ2時間ほど釣り上がった場所だった。

何気ない深い流芯の脇に10番のエックスを置くと、

すごい勢いで、真っ黒い大きな陰がフライに飛び出してきた。

60センチくらいの魚で、びっくりアワセ。

それでもティペットが長かったので、しっかりフッキング。

そのまま一気にリールを鳴らし、なにもできないまま太い流芯を上流へと突っ走る。

少し魚を誘導しようとしても、

竿が根元から力なく曲がるだけで、まったく底から動く気配なく、

3番のバンブーロッド、気遣って、無理できない。

あまりにも引っぱっても竿が曲がるだけなので、ラインを手でもって引っぱると、

すでに石に巻かれている感じ。少し力を入れて引っぱるとプツ。

ティペットざらざら。ひさびさに体が震えている自分に新鮮な気持ち。

そんなもんさ〜

十勝の鱒相手、大きなドライフライも使うし、

いつどこで大きな鱒が飛び出してくるかわからないので、

やっぱり5番ラインぐらいがいいのか、

バットを曲げて投げる竹があったり、ティップを曲げて投げる竿があったり、

ル−プを操って、ティペットとフライをコントロールする、

すこし後悔の残るキャスティング練習だった。

繊細なドライフライの釣りもあと少し。

PA070226


PA140217シムスのG3 1シーズンでソックスのネオプレン交換でアメリカ行き、2シーズン目で継ぎ目から水漏れ、生地も痛み修理不能。 しかたなく、アクアシールでコーキング。G3とて毎日の川歩きでは、2シーズン持たないかぁ。

PA130198昨日は1時間 育児から解放されたNのキャスト、ジーパンアングラーに足元の草に苦戦 


PA070183ロッジの庭のセンリョウナシ 曾爺様が植えた年代物、今年は大収穫


banar_long_white














(10:22)

2016年10月10日




PA080269白い点々や

PA090335


PA080249黒い点々や

PA080292


PA070185足元みながら森を歩き

PA090343変わったキノコも収穫して、


PA080300カモ鍋に温めてもらい、



PA090356スコッチと竹さおの話で、秋の夜長はふけていく・・・

カクヒロさんが帰りました。
ありがとうございました。









(13:42)

2016年10月08日

PA050292



然別湖の釣りが終って、川を歩く毎日、

西風が強く、山からの吹き下ろしの強風に、

フライはあっちこっち、ぜんぜん思うように飛ばず、

色濃い落ち葉を釣っては、それはそれで風情というもの。

ふっと風が止まった瞬間に、ポコポコとライズが繰り返され、

チャンスと思ってフライを投げようと思うと、

さらに強い風が吹いてくる。

そんな、やりたくてもやれない、

頑張りたくても 頑張れない、

あっというまに太陽は傾き、ぐっと冷えてくる。

谷間に響く 雄ジカの声を聞けば、

ぎゅーっと締め付けられるような、

切なさというか、寂びしさがたまらなく大人


川を歩いて、シミジミしています。





PA050259


大きなヒレで台風を乗り越えたイワナは、

PA050267

少し痩せていたけど、元気にドライフライに飛びついてきた


PA060315台風後の川を歩くと、自然のすごさを感じる、林道は流され、コンクリートも崩れ落ちる、がんばれ人間!と思うほど、自然というのはさすが



PA050230それでも釣り竿を持ってニヤケルK


ひとつひとつ季節が深まっている感じです
寒くなります、お体ご自愛くださいませ


ロッジラッキーフィールド
banar_long_white










(21:34)

2016年10月03日

2016年は10月3日までとうちょっと寂しい然別湖のセカンドステージ。残り3日間は川も気になるところだけど、アワフキゲームに集中することにした。

1日は晴れて穏やかな天気、然別湖初チャレンジのNさんは、岸際を移動しながらアワフキを食べる鱒に体がガチガチで、キャステングはフニャフニャ、そりゃ、力も入るよな〜と遠くから(後ろから)見ながら、次々にチャンスを作るものの、フライを吸いこんでくれたライズは、フッキングするものの、リールファイトに持ち込むまでにポロリのフックアウト連発。それでも1日やれば、イメージができ、難しい点もわかり、次の日も然別湖へ。


PA010198



PA010218帰りにロッジの裏の小川に寄り道、たくさんライズしてました。




PA010232


10月2日は、強い風の一日、風でアワフキムシが岸際に帯状に寄るので、ライズは岸際ギリギリで活発。そんな時に、キリキリキリ・・・とクマゲラの鳴き声!見上げると真っ黒い陰が目の前に立つ枯れたエゾマツのてっぺんに止まった。「クマゲラです!天然記念物のカラスほどのでっかいキツツキが!」と1人熱くなってみたものの、ゲストは「ふ〜ん」って感じで・・・、「あ〜もう、釣り人なんて・・・」と思うものの、釣り竿持ったらそうだよな〜。



風は味方についてくれたようで、岸際はざわつき、6エックス&16番のエックスに疑りなくパクパク。1日目の教訓も生かし、だいぶリラックスしたキャステングとゆっくりのおそアワセは次々と決まり、ライズしている鱒はあっさり仕留めるまでに。絶好調だった2日目だったけど、ボートの操船してくれる漕ぎ手がいないアングラーたちは、風でボートが流されてしまい苦戦する1日だった様子。


PA020268



PA020290



最終日の10月3日は、曇り&雨の一日。こんな日は川へ行ってカゲロウのハッチに期待したい気持ちも山々だけど、然別湖最終日ということで行きましょう。

案の定気温が上がらず、朝からライズは散発。しかも無風なので、岸によるアワフキも岸から離れた場所を漂い、クルージングライズが岸や沖ヘと安定せず。ただ、昼なお暗い曇天は、鱒を水面まで浮かびあがらせ、無風で湖上が鏡になると、はるか沖合の潮目でミヤベイワナの連続するライズがあり、コースを読んでフライを投げるハンティング的なシーンがあったけど、これまた見きられたり、すっぽ抜け。


11時を過ぎると気温19度ほどまで上がったようで、虫もすこし増え、ライズもあちこちであるものの、鏡のような水面のせいで、鱒の有利。フライとティペットはことごとく見破られ続け・・・、流れを変えようと、上陸しておにぎりを食べていると、足元を通過する50センチくらいの鱒がいたので、フライ先行で16番のエックスを置いたものの、あっさりと見破られる始末。これでいよいよクライマックスステージに。

こんなフライ使わないだろうと思ったけど、フライボックスの片隅の18番のブラックパラシュート、ゲープ狭いし、魚が見つけてくれるだろうか?と思うフライだけど、アワフキやケバエのサイズとほぼ同じ。白髪のような細い7エックスのティペットに結ぶ。これが正解だった。


さっきまで通りすぎてライズする鱒がスポスポとフライに出るようになった。さすが、フライのサイズと糸の細さ。だけど合わせ切れや、すっぽ抜けの連発にまたまた苦戦。終了まぎわに何とか岸際のライズをフッキングでき、取り込むまでに10分くらい時間がかかってしまい、タイムオーバーでオーさんにボートで強制送還。お陰で帰りはまたまた楽チンでした。




PA030309色づいた木々に気づくと、魚が釣れなくても、まあいいやと思ってしまう


PA030313小さなフック、18番のアワフキフライ、研究の予知あり。





これで今シーズンの然別湖が終わりと思うととても寂しい、アワフキゲームはまだまだこれから始まるのに、ただ西風の吹き下ろしの超寒い日が始まるのもこれからなので、一般的には紅葉が終る頃までが無難なのはわかるけど、もう少しあのライズを見たい・・・

田畑さんはじめスタッフの方々の努力と苦労様様。そして遠方はるばる来てくれたゲストの方に感謝、4日連続でダケカンバの木の下の鱒達を教育し続けた、Hさんお疲れさまでした。そして魚たちもまた来年までゆっくり食べて、休んで下さい。楽しいシーズンをありがとうございました。



PA020245今なら1名様に、もれなくアワフキムシプレゼント!




そしていよいよ川に集中しなければ、アワフキの釣りで鍛え、これからがテントウムシとカメムシ。そして2期目のカゲロウのハッチ。紅葉も深まり、繁殖を迎えた雄ジカが鳴き、天気がコロコロ変わる晩秋の川。少しだけで微笑んでほしいけど、今夜はまとまった雨、雨、雨。


十勝の自然を楽しむためのガイド&ロッジ
ラッキーフィールド

banar_long_white









(21:21)