2007年01月08日

9f41333f.JPGいまだかつて、ワカサギをここまでユーモラスに撮ったことがあるだろうか。と思う一枚。

ワカサギは氷にドリルで穴を空けて、底に釣り糸をたらして釣る。ワカサギは群れで行動す魚なので釣れる時は次から次に忙しく釣れる。そうなると氷の上という寒さは、いつしか吹っ飛びそのときばかりは、夢中になる。氷の下から表れる小さなワカサギは紫色から緑、銀色に輝き、氷の上で数回跳ね回ると、やがて動きが止まり白っぽいワカサギへと自然冷凍される。これが、北の釣り。マイナス20℃の世界なのである。

糠平湖は、発電を行うためにダムの水を抜いているため、ときどき氷が割れる。きしむ音が山にこだまする。氷を伝わりその振動が体に伝わる。心配はないけど、どこか不気味に感じるのもまた興味深い。このダムの水位の変化によって、陸に取り残される氷が、さまざまな造形美を作ることも、ここ糠平湖では有名。

そんな、自然と人工が作る中で釣るワカサギは、その場での天ぷらが最高の贅沢で、冷えきった体を解凍できる糠平温泉のセットメニューが毎年恒例になっている。マイナス20℃の世界。あなたもお試しあれ。

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