2008年01月20日

f22de66d.JPG1月17日、上士幌町糠平よりももっとおくにある三股(ミツマタ)という場所で、マイナス34度という気温を記録した。自然体験とか自然に接するとか言うけど、北海道ならでわといえば、もちろん寒さもはずせない。マイナス20度という世界は、前にこの場で紹介したことがあるけど、マイナス30度の世界とは一体どんな世界なのだろうか?

そんな世界を体感したく、18日の早朝日の出前の時間をめがけて、三股に向かった。三股までは、家から車で2時間ほど、十勝川支流の最上流域に位置する。昔は数百人が林業を中心に暮らしていたけど、今では一軒のみ。

車で夜明け前、6:00に三股に到着し、温度計を外に置き、しばし仮眠。明るくなり始め外に出ると気温マイナス17度。マイナス30度にはとうてい届かない。空は曇り、雪がちらついていた。気温がさがるには、空に雲ひとつなく、無風状態でそれが起こる。残念。

「バナナで釘を打つ」というCMを覚えていますか?「マイナス40度?の中でもわが社のオイルは凍りません」という、オイル会社のCMだった。そのバナナで釘を打つのを実験してみたく、用意したのはバナナでなく、北海道なので長いも。長いもで釘を打ってみた。

2打目までは釘がたたけ、木に軽く釘が刺さったところで、長いもにも穴があいた。ダメだった。凍り方が足りない。そんな実験を黙々とやっていたら、三股にたった1人の中学生を迎えに来るスクールバスが来た。朝7時だった。その運転手が不思議そうに話しかけてきた。「まあ、ガンバレや」と流された。そのバスの運転手によると、マイナス30度になるのは年に何度かしかなく、そのときは車の排気ガスが真っ白になり、タイヤが鳴るといっていた。今日は前々暖かいよ。といっていた。

そして、帰りがけに、17日に見をもってマイナス34度の世界を体感した、糠平のひがし大雪ガイドセンターのM氏に話を着てみた。「とにかく肌を出して入れない」、「鼻で息を吸い込むと、鼻の内側がくっついて、鼻が開かなくなった」といっていた。そして「俺は、日本で一番寒いところで仕事しているんだ〜」と言っていた。

いや〜。マイナス30度の世界って、どんななんだろうか?

(07:30)