2015年03月17日


2月20日(6日目)
夜中風が強かった。テントが風で何度か潰されたのは覚えているけど、
特に何事もなく、サイクロンはそれてくれた様子。
4時半に起きたけど、風がまだ強すぎるので、
朝の釣りを諦めて、また寝た。

P2190321所変わればカラスは白黒!マグパイといって声が可愛い。

明るくなって、キースとコーヒーを飲みつつ、
だらだらと過ごした。
電動のコーヒーメーカーがキャンプになんてと思ったけど、
この辺りのキャンプ場は電源が必ず付いているので、
自宅の家電を持って来れば快適なキャンプができてしまう。

P2200360音楽、コーヒー、バーベキュー。

P2200368キャンプ場にはクジャクや七面鳥がウロウロ

8時に風も収まり、のんびりと釣りに出ようと思ったら、
エンジンがかからない。

P2201391問題発生!?

P2200374


昨日まで快調だったのに、TGと二人で苦戦していると、
キースが工具箱を持って来てくれた。
プラグをチェックすると、火花が飛ばない。
いろいろやってみたけどだめだった。
プラグか中のコイルの問題だと、町に下りることにした。
なかなかバラまでの道はとおい。
なんでうちらの旅は直線ルートで魚に出会うことができないのか、
鍵を残して車に鍵をかけてしまうし、
サイクロンがかすめてくれたはいいけど、
次はボートのエンジントラブル。
町のボート屋を携帯で調べて、町へむかう。
夕方までに直るといいけど、
どこまでも続くサトウキビ畑のまっすぐな道を、
バラドリームを背に、切なかった。
まあ、旅はこうじゃなきゃ楽しくないよな。
こうやって久しぶりにTGと私の冒険釣旅なんだからさ〜、
携帯電話でインターネットができて、
検索すれば簡単に情報を見つけることができる時代、
一昔前は、トラブルの度に、誰かに助けを求めて、
時にはヒッチハイクで助けてもらって、
便利な時代になったものだ。

P2200390

シューガーケーン畑はどこまでも続き、
ファームフォーセール100ヘクタールという看板が立ってた。
100ヘクタールって、1キロヘーホーでしょ。
その広さはまさにオーストラリアだけど、
空の広さは十勝と似ていた。

町のボート修理に到着、
すごい数のボートが並び、需要の多さを感じた。
整備士がエンジンの蓋を開けようと、
ふと言った言葉が、
「緊急ストップ用のコードは?」
TGと二人して、ハッとした。
コードが抜けていることなんて考えもしないで、
難しいしく考え過ぎていた。
しかも男三人でエンジンのうんちくをあーだーこーだと言っていた、
恥ずかしいったりゃありゃしない。
コードをさして、何事もなくエンジンがかかった。
あきれ顔のおじさんにお礼を言って、
笑うしかなかった。

P2200384ゴメンナサイ・・・

朝は風が強くて釣りができなかったし、
食料の買い出しに半日潰したと、
前向きに考えるようにした。
町からキャンプ場に戻ると、キースがのんびりしていた。
そして、大きなゼスチャーで近寄ってきた。
なんて言っていいのやら、「緊急停止ストッパーが・・・」と
言うと、ファック!と自分の頭を抱えてもがいていた。
笑うしかなかった。
そして話が続き、君たちが町に行ったすぐ後にバラが釣れたぜ!と、
写真を見せてくれた。
80センチほどのバラで、キースの船に乗っていた、
まだ初心者という友人が始めて10投目で釣れたという。
スゲ〜スゲーと、抱きあって自分のことのように嬉しかった半分、
ボートのトラブルがなかったら・・・と思った。
ワームをフライで投げろと親切に勧めてくれたけど、
気持ちだけ受け取った。
もちろん、ビールで乾杯して午後の時間はダラダラと過した。
これ以上飲むと夕方の釣りができなくなるので、
テントに潜り込んで20分ほど昼寝した。

P2200391やっぱりビールは夏にかぎる!

P2200366不気味なバリケンを見つけ、テンションあげてるTG。

DPP_9358毛つや、顔、確かにかなり不気味・・・


3時に起きて、釣りを再開。
風は止み、さざ波もないフラットな水面、
サイクロンがすぎさった空は美しく澄んでいて、
雲はあるけど日差しはさすようにジリジリしていた。
ジメジメした空気に昨日とは何かが変わったような感じがした。
トラブルはもう出し切った、あとはただただ釣りに集中しよう。
必ず時合がくるはず、事実自分たちが釣った近くでも実際にバラが釣られている。
ロッドを握り直して、ポイントを見渡した。

P2200393

P2200402

P2200369

キースに勧められた、湾の奥の岩場。
ルアーで釣るには浅すぎるから、
フライで狙ってみろと言われた。
近くは通ったけど気がつかなかった入江があった。
ゆっくりとボートで入っていくと、
水草に覆われ、大きな岩が沈み、
みるからに気配ムンムンだった。
湾の奥まで来たところで、ボートのすぐ近くで、
ズボッというバスケットボールを落とし多様な、
音とともに水面が大きく凹んだ。
明らかにバラの捕食音で、その迫力に圧倒されながらも、
射程距離で起こったボイルにフライを投げ込んでいた。
ポーラーベアの13センチほどのフライを、
2度リトリーブした時だった。
ゴンという感触に、水面が盛り上がって大きく揺れた。
そのまま辺りは静かになってしまった。
唖然とした。
少しだけど、バラの感触が伝わってきた、
あの迫力に圧倒され、針にはかからなかったけど、
確実に釣れると、この衝撃で確信した。
初めてのバラのコンタクトだった。


DPP_9372

DPP_9368キースたちはトローリングでバラをねらう

DPP_9397

P2200406日焼けで足が真っ赤っか、

1507726_920593997971600_4375114508663321052_n結局この日も釣れず、奇麗な夕暮れの後ユスリカの大襲撃


夕方の、シャワーに行く途中、バーの横を通り過ぎる、
トローリングのメンバーは何匹釣ったと、盛り上がっている。
その横をまだ一匹も釣っていない自分は、
隠れるように、話しかけられるのをビクビクして通り過ぎた。
早く釣りたい、この気持ちから解放されたいと思った。
確かにローカルアングラーはトローリングのでよく釣っている。
水深6から4メートルほど、バラは深場にいるのかもしれない。
トローリングのも地形と水の動きや水深を読んで釣るのは面白いと思う。
だけど、そのために日本から来たわけじゃない。
シャローにいるのも事実だし、揺れる心もあるけれど、
自分の釣りを信じる。

その夜は特別ジメジメしていた。虫の飛ぶ数が半端じゃない。
じっとしてても汗が出てくるイヤな暑さ。
つい数日前は、マイナス20度の朝を迎え、
氷の湖に穴を開けて、テントを張ってのワカサギ釣り。
ダウンジャケットとニット、手袋で、
日差しを忘れた軟弱な体。
ここのジリジリと刺すような日差しと、
じっとしてても汗が流れてくるような湿気、
私の体はとろけてしまいそうだった。
そして、毎日朝から晩まで高番手の竿をひたすら振り続ける忍耐の釣り。
それで、少しでも釣れればいいけど、
1日振って、ワンチャンスという、まさに修行の釣り。
ど根性の釣りは、一発大物狙いの釣りには仕方なく、
慣れてはいるもの、この暑さ、夜の虫の多さ、寝苦しさの逆境を我慢して、
釣りたいという気持ちから、この重圧から早く解放されたい、
そんな気持ちが少しづつ膨らんできていた。
「やっぱり釣りは、こうでなきゃ」と、この重圧を噛みしめて、
テントに潜り込んで、メッシュ越しから、
南十字星に願うように寝た。


つづく

オーストラリア釣行記2015年Feb その7 〜バラとの出会い〜
へ、続きます。


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Lodge Lucky Field : http://lodgeluckyfield.com
十勝の自然を楽しむためのガイド&ロッジ。



昨日は、然別湖へ行きました。氷のバーでココアを飲み。氷上露天風呂に入り、アイスフィッシングでミヤベイワナとサクラマスを釣りました。

P3150010アイスバー

P3150015氷のカップにホットココア


P3150046然別湖ミヤベイワナ釣りの様子

P3150050

P3150052すぐに釣れたのはサクラマス

P3150070ミヤベイワナも2時間の間で10匹くらい釣れました。魚は真っ黒の綺麗とは言えない体色ですが、お気軽、お手軽で、想像以上のよく釣れ、アタリが途切れず、氷の穴から30センチほどの魚が釣れるこの釣りは、子どもや釣りをしない大人も気軽に楽しめる釣りでした。ぜひ、子どもにやらせてあげてください。ロッジから50分で然別湖です。

P3150036氷上露天風呂も積極的なKでした


11日の雨で、十勝川は増水ぎみ、濁りでなかなか難しくなりました。ポイント捜して川下りしています。P3160090魚はどこだ〜

P3160097







(09:17)