2015年03月31日

2月22日(8日目)

5時に目覚ましを止めた。夜中に雨が少し降って、
頭と足が少し濡れ起こされた。
この湖の最終日の朝だ。

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P2220561ユスリカの

日の出前のチャンスはTGの竿だった。
リトリーブするバニーフライにバラがヒットした。
水面を割って針を外そうとエラあらいするバラは、
相当の大きさだった。
エラあらいでフックをはずせないと思ったバラは、
水草のジャングルに潜り込んだ。
糸が水草に絡まり、何もできないまま軽くなり、
ふわふわと糸が戻ってきた。
糸を見ると、ザラザラ、
バドミントンのガットのような太さ60ポンドのリーダーが、
いとも簡単に切られたのには驚いた。
バラのパワー、賢さに恐れ入った。

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次のバラのコンタクトは、
日が上がって、風がないフラットな水面を、
フローティングラインの先に12センチのイワイミノー引いている私のロッドだった。
さっきのリーダーブレイクで60ポンドから80ポンドに変えていた。
水面に浮かんだフライを、チョンと少し動かすと、その少し近くで、
なんとなく水面が動いた気がした、もう一度チョンと動かすと、
また揺れた、近くにいると確信し、もう一度チョンと引いた時、
ズボッつと大きな音と口が現れてフライを吸い込んだ。
残念、フッキングには至れずに静まってしまった。

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P2221424ダブルバニーとエンリコミノーどちらも全てを出し切ってくれた。

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10時半にキャンプにもどって、テントを片付けた。
シャワーを浴びて、クーラーをガンガンに聞かせた車に乗った。
サトウキビ畑をぬけ、オージービーフの牛たちの大地をぬけ、
南へと下る。カンガルーがたくさんいるけど、
どれも車にひかれてペッチャンコになったものばかりだった。
釣りをしているときは、水をガブガブ飲まないと、
頭がフラフラして、ションベンよりも汗になって水分が抜けていたので、
涼しい車の中でのドライブは、なんども車を止めて立ションした。
焼けるような太陽ですぐに汗が噴き出し、逃げるようにまた車を走らせた。

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次の狙いは、風が穏やかというので、海に行こうと決まった。
シャローではマゴチやゴールデントレバリーが釣れるかも、
岩礁周りで、ジャイアントトレバリーやフエフキダイが釣れるかも、
ナブラがあれば、カツオやマグロ、サワラが釣れるだろうと、
期待が高まった。

2月23日(9日目)

P2230591朝はまずサンドイッチ作りから始まる。ピーナツバター&ハニー

5時波の音で目が覚めた。
夜は少し雨が降って蒸し暑かったけど、
虫がいない快適な夜だった。
クカバラというワライカワセミが、夜明けの森で鳴いていた。
クカカカカ・・・という声はまさに笑い越えだった。
うっすらと明るくなり、朝は涼しかった。
ピーナツバターとハチミツのサンドイッチを作った。
今日はまた新しい釣り、南太平洋の海へ出発。
干潮であたりは遠浅の干潟になっていた、
マッドクラブというでかくてうまいカニが取れるという、
さっそくカニカゴを沈めて、釣り場へと向かった。
水はきれい、濁りもない、静かな夜明けだった。

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DPP_9471まずはカニカゴを

DPP_9472投入


沖に出るも、ナブラもない、鳥もいない。
黒と青の羽が美しい、海を渡るチョチョがたくさん飛んでいた。
ナブラがないので、ボートに次々と飛んでくる蝶々を、
手づかみて捕まえて、時間を潰したけど、
やっぱりナブラはなかった。

P2230635海の上をチョウチョがたくさん


DPP_9477飛んでくるチョウチョをネットで、
P2230617アサギマダラ

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後で調べたら、アサギマダラという蝶で、
2000キロの渡りをする蝶だった。
その後ナブラを諦め、岩礁のGTをポッパーで狙ったけど、
近くにイルカがいただけだった。
TGの竿にサワラが一匹かかったけど、
イリーガルサイズだったので逃がした。
ソルトフライの泳ぎをみてニヤニヤしただけに終わった。
そして、マッドクラブもイリーガルなメスだったので、逃がした。
カツオのたたき用に持ってきたガスバーナーや、
マグロの刺身用に用意したワサビと醤油、
サワラの味噌焼き用の特製味噌も、
蟹パーティーもできないまま、
テントをたたんで、あっけなくソルトの世界を閉じて移動。

P2231454マッドクラブがとれたけどメスなのでリリース


結局、街に下ってピザハットでミートラバーを食べて夜のドライブ。
次の目的地、サラトガが釣れる湖へと向かった。
サラトガは、日本ではアロワナとかノーザンバラマンディという名で、
熱帯魚屋さんで売っている。
子供のときは鑑賞用の魚だったけど、ブリスベン近くの湖や川で釣れるという。
しかも70センチ近いサラトガがセミフライで釣れるらしい。
楽しみだ。サラトガが釣れる湖の湖畔にテントを張った。

つづく

次回は、オーストラリ釣行記2015年Feb その9
〜サラトガと管理釣り場のバラマンディ〜。


十勝のこのごろは・・・
3月27日
エゾシカのソーセージ完成。
3月6日に捕った大きな雄ジカ。
ネックと背ロースとヒレを使用。
すごい美味しくできた。
感極まって、また鹿を捕りにいこうかと・・・

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ケーシンングは24mmほどの羊腸。特製スモーカーで薫製、粗挽きエゾシカソーセージです。


3月27日
昨日は気温が上がり、ライズを狙いに行きました。
朝は雪もしまって、スノーシュさえ要らないくらいでした。
固雪を上を歩くのは気持ちいい。
花開いた柳、雪面を歩くカワゲラとユスリカたち。
10時には2匹がライズしてました。
ストーキングに時間をかけて、
10秒に一歩、しゃがんだままの状態で、
ライズまで8mまで近づく。
目の前でライズする魚、
流れてくるちっちゃな真っ黒い虫を、
ヒレを出す大人のライズ。
ゆったりとした日中のライズは、早春ならでは。
見ているだけで楽しい。
5Xに16番のパラシュートで、
ライズに合わせて投げては、休ませて、
そのライズを丁寧に1時間半ほどかけて、
粘ったのですが、12時にライズは止んで終了。
対岸のバンクからのぞくと、
12匹ほど群れてニジマスが群れていました。
45cmから58cm。
のんびりと流れの中で左右する魚をみて、
のほほんな気持ちになって、
なんとなく、魚肉ソーセージをちぎって投げると、
ゆっくりと沈むピンクの固まりを不思議そうにパク!
どんどん活気づいて、そのうちスイッチオンする鱒。
面白いのですが、餌付けは止めましょう。
ちょっと悔しいので、ほんの出来心、
ニンフで一匹釣り上げて帰りました。



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バンク際で吸い込むようにミッジにライズしてました。


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6Xを持っておらず、5Xでチャレンジ。5個ほどフライチェンジをしましたが、食ってくれなかった。

最後の手段、ニンフを投げたら簡単に釣れました。



3月29日
あたる距離にヒグマがいた。
今日は朝から鹿撃ちへ、
朝一のしまった雪に期待したら、朝からプラス6度。
つぼ足では歩けずスノーシュー。
ザクザクと足音がうるさい、少し汗ばむ。
ヤマゲラがさえずっている。手袋もいらない、
歩き始めて1時間、相変わらず鹿は雪の融けた急な南斜面に、
群れるように張り付いているのが、
500mほどの谷をはさんでスコープ越しにみえる。
樹皮食いもかなり目立つ。
私の鹿を捕るテーブルにさしかかり、
ゆっくりと足音を消して歩いていると、
数メートル先に、光を通さない黒い固まり。
雄ジカかと思ってよく見ると、頭に丸い耳が見える。
ヒグマだった。
その距離70mほどで、
銃のスコープでみると、すこし警戒しているようで、
こっちを伺っている、
いざとなれば熊スプレーもあるし、
もし威嚇して向かってきたら撃とう思うけど、
熊も動かず、しばらく観察していると、
雪の上に顔をのせたり、毛繕いをしたり、
春の穏やかな陽気にまったりとした様子だった。
遠くでクマゲラのドラミングが聞こえてくる。
3月6日に私が雄ジカを捕った場所で、
その鹿の残滓を見つけたらしい。
穏やかな熊の姿をみて、私の緊張もほぐれていた。
撃ったらあたる距離だけど、熊を撃つ意味もないし、
一発撃って驚かせてみようかとも思ったけど弾ももったい。
30分ほど写真をとって友人にメールしたり、
熊との時間を共有して、午後の用事を思い出して、
熊と別れた。
だけど、もし熊に気づかずに接近していたら、
攻撃を受けていたかもと思うとぞっとする。
山もそんな季節なんですね。

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3月29日
エゾシカのしっぽ(エゾバックテイル?)でフライを巻きました。
いよいよサケ稚魚の季節です。
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十勝の自然を楽しむためのガイド&ロッジ 
Lodge Lucky Field
http://lodgeluckyfield.com
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