2015年04月20日

しばらく更新が遅れてゴメンナサイ。
ここまでを振り返りますと、
バラマンディをなんとか釣り上げて、
では次はソルトの世界を・・・と海へでてもナブラもテイリングもなく、
あっさりソルトはあきらめて、
サラトガ(オーストラリアネイティブのアロアナ)、
を釣りに行こうということになったのだったが・・・

ちなみに、これがサラトガ。a0095112_11205946
a0095112_1912133日本の熱帯魚屋さんではノーザンバラマンディと名がついて売られているのを見ていたけど、オーストラリア原産。昆虫や小魚を食べる魚なので表層のトップの釣りが楽しく、よくジャンプする。写真はTGからお借りしたものということで、お察しいただけるかと思いますが・・・

2月24日(10日目)

クカバラ(ワライカワセミ)の笑い声で目が覚めた。
薄明るくなったボートランチに行くと、通行止の看板があった。
先日のサイクロンの直撃で、集中豪雨があったらしい。
真っ暗の中わからなかったけど、明るくなるとともにその全貌が見えてきた。

P2240675これでした。

サイクロンの通過から4日ほど経って、
ダムの水位は平水のように見えたけど、
ダムからオーバーフローする水はまだまだ濁流だった。
湖をあきらめて、車で下の町に走りると、
洪水の様子が目に入ってきた。
20メートルはある木の、半分くらいまで葉っぱが泥で汚れていたり、
柵に絡みついた流木や草の様子からも、
洪水の威力を感じた。

P2240680水が増えて木が浸水した様子を見るとぞっとした。

町のガソリンスタンドは、車の渋滞。
木や看板が風でなぎ倒されて、電線を切断し、
信号が消えている場所もあった。
サイクロンの接近は知ってたもの、
まさかこれほどの破壊力とは思ってなかった。
たまたまトレバーに会って、北の湖に行けとすすめてもらったから、
この地を去り、サイクロンの直撃を避けることができた。
ここでのんびりサラトガを釣って、
キャンプしているときにサイクロンが直撃していたら、
橋が水没して、道路が分断されて、
ポテトチップスだけで3日以上キャンプ場に缶詰になっていたかもしれない。
このサイクロンの破壊力は、ちょっと体験してみたい威力だけど、
うちらみたいな無謀な人間があのサイクロンとぶつかっていたら、
本当にやばかったかもしれない。
あと5日くらい後だったら、サイクロン後の爆釣劇があったかもしれないけど、
ブリスベンへ戻ることにした。
初日に真鯛釣りでカメさん怒らせてしまったのか、
あれは実は亀仙人で・・・
海はシケ、湖もダメ、バラの湖に戻れるものなら戻りたい。
あの虫地獄も、暑さ地獄も、キャスティング地獄も、
今となっては、文句は言いません。
お願いだからもう一投させてくださいと大事に釣るだろう。
そう思うと、釣りをさせてもらっているだけで、幸せだ。
釣りができるチャンスなんてそんなになんんだから、
大切にしなければ、とシミジミと感じた。

P2240684どうしましょうかと、とりあえず朝ごはんを道路脇のレストエリアで食べて、
P2240688マグパイにエサをやってダラダラした。


管理釣り場のバラマンディ

湖の釣りに見捨てられ、海の釣りも風が強く、
河口域の釣りも濁りでダメ。
もう釣りには十分満足していたけど、
やることがない。
道路脇のレストエリアでサンドイッチをたべながら、
マグパイに餌をやった。
海からの風は少しベタベタしたけど、
肌寒いくらいだった。
でっかい釣具屋で少しぶらぶらした、
オーストライリアの地図と本を買った。
バラマンディの管理釣り場があるという、
オーストラリアまで来て管理釣り場でバラを?と思ったけど、
やることないし、どんなものかと、行ってみることにした。

P2240701

バラパークと書かれた看板、
横ではウエイクボードなどのレジャー的な公園。
受付のドアを開け、レンタル用の竿が並ぶ店内を見てると、
愛想のいいおじさんがやってきた、
釣りするかどうか考えているけど、
中に入ってもいいですかと聞くと、
何やからカップをもってこっちに来いという。
窓を開けて、片手に持ったカップに入ったペレットを、
下の池に投げ込もうとする。
カメラを用意しろとと言われ、
サン、ニイ、イチと、変な日本語で、
バラバラと水に投げ込むと、着水と同時に20匹ほどのばらが、
激しくペレットを食べていた。
これでどうだ!と言わんばかりのおじさんの態度と、
中途半端な日本語に私の釣り欲は完全に失せてしまっていた。
その横でテンションが上がっていたのはTG君でした。
結局、40ドル払ってバラパークにはいって、
様子を見てみた。
どこにでもいるお尻のでっかいおばちゃんが、
椅子に座って釣っている。
ペレットを針に刺して、浮かべておく。
その近くにペレットをまくと、
ボコンボコンと水面に浮かぶペレットが次々に、
バラに吸い込まれていく。
簡単に釣れそうだけど、糸と針を見破っているようで、
針がついたペレットは最後の一つになっても、
なかなか食われなかった。

P2240704おばちゃんのすぐ前でボコンボコンとバラが本物のペレットを吸い込む。それをのどかに釣る現地のおばちゃん2人。

P2240703針にペレットをチョンがけして釣っていた。


日本の管理釣り場のニジマスよりも賢いかもしれない。
そんなローカルたちの釣り方を見ながら、
どうやって釣ろうかと
しばしブラブラしながら考えた。
TGはポッパーやストーマーを投げているけど、釣れていない。

P2240707ビックボーイ頑張れ

スレてるようだけど、1匹くらいアクティブなヤツがいるだろうと、
トップウォーターのイワイミノーをフローティングラインに結んだ。
7センチほどのイワイミノーを岸際を狙って、引いていると、
あっさり、60センチほどのバラが釣れた。

DPP_9510
DPP_9515引きも強いし、ジャンプするし、興奮した。

P2240726DPP_9517

だけどやっぱり、北の湖で釣った魚のような輝きはなかった。
フックをみると、ぐにゃりと伸ばされ完全に開いていた。
無理したわけでもないのに、バラのパワーには恐れ入った。

P2240729フックの軸細すぎでした

1日40ドルの管理釣り場も、北の湖も人工的に作られた環境と、
放流によって成り立っている釣り場としては変わりない。
池がデカイか小さいか、それだけのこと。
そう思うと少し残念に思う。
それでもオーストラリアのネイティブフィッシュ。
政府が毎年放流し、レギュレーションを作って、
保護しながら利用している。
ライセンスやキャンプ場、ガイドといったローカル産業は、
それによって成り立っているのがフィールドの現状。
この釣り堀の横の池には子供が遊べるアスレチックがあって、
お母さんものんびりできるカフェがあって、
ウエイクボードや水上スキーが楽しめる公園が隣接している。
家族で楽しめるように考えらているのは、いい。
1匹釣れたので帰ろうかと思っていると受付にいたおじさんがやってきた。

P2241464

ペレットを撒くから1匹釣れと言う。
TGがバラパークを日本の雑誌に紹介してもいいかと、
おじさんに聞いたもんだから、おじさん張り切って、
1カップ3ドルもするペレットをどんどん撒いてくれた。
フライもおじさんがその場でサンダルを切って作ったペレットフライ。
そこに投げろと言われるままに私が投げると、
ペレットをフライの周りにバラバラと投げ込む。
バラがズボ、バシュっと本物のペレットを吸い込んでいくが、
フライは最後の一つになっても、見向きもされない。
なかなか賢い。

P2241465
P2240734即席ペレットフライ。
P2241470DPP_9529メダカが飛び散った直後にバラがボフっとペレットを吸い込んでいく。

ティペットを16ポンドから、8ポンド(3x)に落とせというので、
結んでみてもやっぱりなかなかフライを食わない。
たまにフライに出るものの、フッキングしたと同時に、
口で糸を切られてしまう。
もういいよと思ったけど、おじさんのスイッチが入ってしまったようで、
どんどんペレットを播いてくれるのはいいけど、
釣るまで終れないと心配になった。

P2241466

結局、ペレットがなくなっておじさんも諦めて、
受付に戻ってしまったので、
一個だけ落ちていたペレットを針に刺して投げてみたら、
あっさりバラがヒットした。

P2241479P2241486ナデナデして、
P2241482おじさんと握手。

おじさんが嬉しそうに駆けつけてくた。
おじさんのビーサンが臭かったんじゃないの?
と冗談を言おうとしたけどやめておいた。
帰ろうと思ったけど、キャステング講習会になって、
水面をバシャバシャ荒らしていたら、
たまたま水面にフライが落ちた瞬間に、
フォームフライにバラが食いついてまさかと思ったけど、
釣れてしまった。

P2241495

そんなことをしているうちに、池は私たちだけになっていて、
あっという間に閉店の時間、おじさんとまた握手して別れた。
変な釣りだったけど、楽しかった

夕方にはTGの家まで戻り、一気にビールを5本空けて、
釣りのDVDを見ながら明日の話をすることもなく、
久しぶりのベッドに吸い込まれていた。

P2240750楽しかったね、ありがとね。

2月25日(11日目)

そんなことで、朝一の釣りは寝坊してしまい、
飛行機の時間まではオーストラリアのさらなる釣りを開拓するべく、
DVDで情報収集し、写真データーのやり取りをしているうちに、
あっという間に出発の時間になっていた。
空港まで送ってもらい、楽しかったねとTGと別れた。


というわけで、オーストラリアの釣りは はこれでおしまい。
次回のためにといろいろ情報を持って帰ってきたので、
オーストラリア釣行記2015年Febその10は、
〜オーストラリアのポテンシャル〜ということで完結です。


十勝のこのごろは・・・
P4010044
だいぶ春めいてきました。
アオジやカワラヒワ、ノビタキ、ベニマシコなどの夏鳥の小鳥たちが、
ロッジの周りでも見れるようになってきました。
庭の雪がとけて、小さな草花を見つけたり。

P4110002P4110011P4110014P4110023菜園のハウスにもビニールをかぶせました。
冬にでた野菜クズ、生ゴミに米ぬかを混ぜて、
発酵熱で温床を作り、野菜や花の種を播きました。
スカスカになった薪小屋の薪を移動させて、
新しい原木をチェーンソーで玉切りして、
次の薪割作りの準備。
雪が無くなると、やることがいろいろと出てきます。

4月は、雪解けの季節で雨や高気温で雪解けがすすみ、
川の水が増水し、濁りなかなか不安定な季節です。
そして、朝晩の気温差から風が強い日も多いです。
それでも氷が融けたばかりの湖の流れ込みは、
大物が釣れるチャンスがあったり、
サケの稚魚が川を下ると、下流域でボイルするアメマスが釣れます。
ダブルハンドで遠投するドッカーンと投げる釣りができるのも、
この時期ならではの、大好きな釣りの一つです。

いろいろロッジ周りの雑用をこなしながら、
ガイドでもプライベートでものんびり釣りが楽しめました。

P4070038P4070048P4060015P4080063P4070045P4080068P4090084P4120007P4120044


寒い日と暖かい日、風が強い日、なかなか安定しない季節ですが、
カゲロウやカワゲラも羽化し始め、音更川もそろそろです。
大きなニジマスはまだ産卵期間なので、そっとしてあげましょう。
ライズする、産卵を終えたニジマスと、
産卵に参加しない40cmくらいまでのニジマスがライズの釣りのメイン。
ストリーマーの釣りでは、ダム湖でニジ、ブラ、アメ、イトウ。
十勝川本流のサケ稚魚のアメマスも、GWすぎくらいまでです。
先月、音別川で釣り人が流され亡くなった事故がありました。
知っているフィールドでもシーズンはじめは地形が変わっているので、
無理せず、楽しい釣りを。

banar_long_white

Fly fishing Gude & Lodge
Lucky Field : http://lodgeluckyfield.com


















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