ロッジラッキーフィールド

2018年09月04日

ちょうどブログを書いてアップしようと思った9月6日夜中。停電と同時に強い揺れ。まる2日間の停電を終え、ようやくブログに戻ることができました。ゲストも泊まっていたので心配しましたが、非常灯が点き、水道もガスも無事で、キャンプ用のガスランタンや懐中電灯があり、無事に乗り越えることができました。ご心配、お気遣い、本当にありがとうございました。

それにしても2日間も停電すると、いろいろと考えることもできました。洗濯は手洗いでゴシゴシ、洗濯機がやる仕事って相当すごいですね。明るいうちに外のテーブルで夕食を終え、小さな明かりに家族皆が群がりこれはこれで楽しく、テレビの無い生活は静かで、8時には就寝。それなりによく見えると思っていた星空でしたが、帯広や音更が停電で真っ暗だと、星の美しさ、地球の美しさを実感しました。朝の鳥たちの囀りや蝶やトンボ、虫達の暮らしは、ガソリンスタンドにできる長蛇の列も食品棚がガラガラなコンビニを徘徊する人達とは無縁で、地震や停電に振り回されているのは人間だけなのでしょう。人間快適な暮らしの代償として、大切なものを置き忘れたのだと考える2日間でした。

少し思ったのは、車のエンジンが発電機として使えたらとふと思いました。車のエンジンが家の中の家電を動かせるだけのパワーがあればと、特に困ったのが冷蔵庫と冷凍庫の中身で、一晩だけでも電気を通せれば、一度凍らせ、また1日、2日は保つのになぁと。ハイエースやランクルなどディーゼルの強いエンジンならなんとかならないのでしょうか?メカニックさん。「災害に強い車」として売れるかな?



さて、本題です。




8月が終わり、もう9月です。ちょっと前まで30度超えの暑い日があったと思えば、お盆前には暑さは過ぎ去り、夜は寒いくらい。十勝の夏、短いものですね。

8月のガイドは、ドライフライでのニジマス狙いは相変わらずで、それプラス、釣りキチ少年、少女あり、サケ釣りあり、イトウ釣りありのバラエティに富んだ夏でした。


8月上旬に急遽キャンセルが入り、家族や親戚たちと近くの川で魚釣り。恐る恐るのミミズ取り、河原歩きもフラフラで、それでも川を目指す少年少女の後ろ姿はいいものでした。

P8026999ロッジから20分ほどの小さな川でヤマメ、イワナがよく釣れました。子供たちが目を輝かせ、夢中になる姿。夏の川は子供のものかもしれません。なかなか遊べる機会が少なくなってしまいましたが、子ども達にとって川での時間は貴重かもしれません。


私の少年時代に夢中になったのが、らんちゅう(金魚)。たまたま釧路の金魚屋さんで見つけたらんちゅうの子ども。5匹購入、今になってまた金魚が面白くなってしまいました。

P7310004らんちゅうの子供たち、北海道で上手く育つでしょうか?どんな色になるか、楽しみです。



P8040013青空と冷たい水。

一緒に竿を振りましょうと言ってくれるゲストがたまにはいるもので、そんな時はガイドを忘れて本気スイッチが入ってしまいます。対岸でバシャ、バシャとライズ。しかも流芯の向こうなので、上手く流すのが難しい。重たい流れに腰まで立ち込んで、私でも届かないライズを仕留めたのは、キャスティングの腕よりも、体重にものを言わせ川の真ん中までウエーディングできたから?「体重っていいな〜」と少し思いました。


P8040024たまに流れてくる大きなチョウチョをドバッっとド派手に食べていたニジマスでした。


夏の虫は、大型のテレストリアルと小さな羽アリ。いろんな虫がいるので鱒達も大きなドライフライへの反応が良かったり、小さな虫を選んで食べていたり。

人間の目から見る虫のシルエットと水の中からみる虫のシルエットを観察。

P8060067大型のアブも鱒の大好物。

P8060061水に浮かぶとボディとウイングが目立ち

P8060064水中からみるとばらつきのある太い脚が目立ちます。そして半沈みというか、8割沈んでいるのが大事です。

P8060066別な角度からみると、やっぱりボディとウイング、そして脚の3つの要素が重要です。


チョウチョを見てみると、夏に良く流れるモンシロチョウより少し大きいシロチョウですが、

P8060068上から見ると、だたの白い紙?

P8060069水中から見ると?意味不明のシルエットです。

P8060072別の角度からみると・・・、これをドライフライで表現するとどうなるのでしょうか?

虫たちの観察とそれに合わせたフライ作りは面白いです。さらに、魚たちが食べやすいように自然に流すために、ロングティペットで大型のフライをコントロールする事を考えると、回転しないことや、空気抵抗がありすぎるフライ、無さ過ぎるフライ。そして軽快になげれるフライの軽さ、さらにフックの強度など、ティペットをコントロールしやすい大型のフライを考えるのも楽しいものです。そんな事を考えているときに、


P8070020東北の名手が高価なワインと個性的なロッドを持って、遊びに来てくれました。



お盆前には、空がすっかり変わり、空気も風も匂いも秋です。
P8080021ああ、空よ・・・


P8060135それでも秋の風は、楽しみも運んできてくれます。

P8060137川よりもキノコが気になり、ハルニレの立ち木にでていたタモギダケを収穫。ヒグマさんより先に見つけることができたのでラッキーでした。てっぺんの届かないところはヒグマさんに残しました。


P8070005毎年恒例の四国からのご夫婦も今年も遊びに来てくれ、二人三脚のほのぼのとしたフライフィッシングを魅せてくれました。

P8070009冷たい水はイワナたちもよく反応してくれました。


P8060080岩盤際の流れから、大型のドライフライを吸い込むように静かに食ったニジマス、立派なヒレはここ数年の増水や濁りの中を生き抜いた強者です。


P8060114ニュージーランド仕込みの腕はさすがです。夫婦でフライフィッシングいいですね。



コンビニに立ち寄ると、コカゲロウのスーパーハッチがあったのか、窓ガラスに大量のダンがとまってました。(写真を撮るのに躊躇しました)。
P8090001これも秋の気配です。あそこで静かにライズしていたかな、なんて思ったり。



お盆は家族との時間やちょっと近くの川のリサーチなど、少しゆっくりできました。

P8097018ロッジの庭も夏の花から秋の花へと変わり、カエルの合唱から虫の音へと涼しげになりました。

P8107040娘は夏休みの宿題に押し花を作ったようです。


P8100010広い空の下で、思いっきりフライを楽しめる音更川。いい川です。



P8170068上流に行けば、ヒグマが出てきそうな雰囲気ムンムンな川。

P8180100

P8170073P8180087小さな魚たちが遊んでくれます。


P8230058お盆過ぎに遊びにきたゲスト、今回はサケ釣りがメイン?だったのですが、初日に川に行くと思わぬライズに遭遇。


午後に始まった羽アリの結婚飛行。水面にはパラパラと浮かび流れる4ミリほどの小さな羽アリ。もしかしたら、あの魚ライズしてくれるかも。前々から狙っているヤツで、しかもまだメジャーをあてられていない口先の尖った雄のニジマスを思い出しました。


ポイントにつくと、いい感じに流れが木の下に流れ込んで、反転流を作っていました。じーっと観察。しばらく、待って、水面をにらむ。じー

パク!


やった!


水面から尖った口先を出すライズを発見。


これで、対戦開始。

ティペットチェック。

結び目強度はオッケー。
フライは?


とりあえず、ガディスのまま行く。


水面下10cmを泳ぐ魚がうっすらと見えたので、

あそこに投げて!と無理矢理投げてもらう。

魚の1m先に落ちる。

うーん、ちょっと遠いけど、ゆっくりと進む魚の進行方向にフライがあるので

そのまま、そのまま、動かさないで。


いい感じに魚の進行方向がフライに向っている。


食うかも・・・


フライまで10センチのところ


フライに気づいた魚が、

3・2・1・・・

ゆっくり浮いてきて、

パク。

よ〜し!!!!


すぽーん!!!
(すっぽ抜け)


が・・・・・

う〜


頭を抱える、私に、何が起こったか分からないゲスト。

この魚を見つけてから、3ヶ月。何度かチャンスがあったものの、一度もメジャーをあてれていない。

そしてまたしても。


魚は勘づいてしまい、クルージングコースを変えていなくなってしまった。
それでもまだ、チャンスがあるかと期待して、場所を変えて2時間ほど時間をつぶす。


そして、夕方4時。再び帰りがけに、木の下を観察。もしや、やっててくれたら・・・

うーん。やっぱりやらないかぁ。
移動しますか!とゲストに伝えると、

「あれ?魚なんじゃないですか?」とゲスト。


あ、あ、投げましょう!


その魚が再び浮いていて、エサを探してゆっくりとクルージングしていた。
急いで投げたフライは案の定、的外れ。

それでも、ライズを繰り返す魚を相手に対戦再開。

鱒は、ゆっくりとクルージングしながら、水面の羽アリらしきを食べていく。

昼と少しクルージングコースを変え、投げやすい場所まで出てきてくれ、ライズの頻度も増える。


ときどき見えるうっすらとしたシルエットに、

ゲストが「大きくないですか?」とぽつり。

「そうなんです!だからさっきのすっぽ抜けが・・・」と私。

そして、気持ちも入り、じっくり狙うスイッチオン。


クルージングとライズのタイミングに合わせて、フライを投げ込む。5投に1回くらいはいい所に落ちるフライだけど、確実に鱒はフライを見切っている。それでもライズを繰り返す、大胆で挑発的な魚に私のスイッチもオン。絶対に釣れる(獲れるかは別として、掛けれると確信)。


有無を言わせず、ティペットを6Xにおとし、フライを絶対に決めてくれる16番のXを結ぶ。

2度ライズを繰り返してくれた魚に、コースがはっきりと見えた瞬間。

「あのヤナギの下の右50センチ、岸際10cmのところに投げて!」

フライをおくタイミングが早すぎる、と思ったら、一度キャストを失敗することを想定していなかったので、2度目のキャスティングのタンミングがばっちりで、

魚の泳スピードと進行方向とフライの位置がばっちりで、稀にみる完璧なキャストが決まった。

これは食う!

ゆっくりとフライの方向へ向ってくる魚。


そのまま。 

そのまま。

頼む〜。

3・2・1・・・



ゆっくりと口先が水面から現れ。

パク。


よ〜し!




ゆっくりとフライの方向へ向ってくる魚。


そのまま。 

そのまま。

頼む〜。

3・2・1・・・



ゆっくりと口先が水面から現れ。

パク。

よーし!竿が曲がる。

根元から曲がる。

お願いします。お願いします。なんとか、バレないように、

リールにラインを回収し、ドラグを調整し、

これは、獲れるかも?と天使がささやく。


ライズを見つけて、1度は失敗したものの、
さらにねばって、なんとか掛けて、ネットインしたのはトータルで3時間。


ヤレヤレ。


P8220032この尖った口先なのです、何度も何度も水面から現れては消え・・・、そして16番のXよくやった。

P8220029やっと手にでき、メジャーをあてれた満足感は、きっとゲストには伝わらない私の個人的な喜びだった?はず。

P8220045釣ってくれて、釣られてくれて、そして羽アリ君たちありがとう。

そして、本チャンの鮭釣り。


P8240070


十勝の海にも鮭が帰ってきた。今年は好調のようで、人人人の中で、なんとか釣り場を見つけて、のべ竿で鮭釣りです。

P8240072おもいっきり竿を曲げて、耐えて、耐えて、豪快な釣りでした

P8240079鱗の落ちる銀ピカの鮭は身も赤く、脂がのって、皮が上手いのです。

P8240082合計4匹の鮭が釣れラッキーなのんびりとした1日でした。


そして、夏なのですが、イトウ釣りガイドでした。

アレックさん。夏のイトウにチャレンジしたいと。P8257118P8267311夏のイトウも面白ですね!



8月のガイド、ドライフライの釣りも楽し、釣りキチ少年少女も楽し、のべ竿鮭釣りも豪快で、ネズミフライのイトウも素晴らしい。北海道の十勝の短い夏。楽しい8月でした。



PS、今年も11月に放流をやりたいと思います。

PB160128

放流活動も8年目になりました。十勝にも毎年台風が来るようになり、災害対策のための護岸工事やダムの放水、濁りなどはまったく魚にも釣り人にも配慮しておらず、十勝の釣り場環境は悪くなるばかりです。魚も私も行き場が無くてウロウロする毎日です。

魚の放流ですが、今年もニジマスの放流を少しながら行いたいと思います。放流場所は十勝管内の河川で再生産がなかなかできてなく、魚の減少が著しい場所をメインに行うつもりです。もちろん、イトウの産卵場所とのからみやオショロコマ生息域、サケマス増殖区間への配慮を考えて行います。ただ、問題は魚の手配がしにくくなっていることで、ニジマスの養殖業者もここ数年の異常気象で稚魚の確保が難しいようです。そんな状況のなかですが、募金にご協力頂けたらと思います。

募金の期間は9月1日から10月31日まで。
一口5,000円でご連絡いただけたら、振込先をご連絡いたします。


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放流は今年も11月を予定しています。放流活動に労働力として参加してくれる方も助かります。今年は魚が確保できるか、どんな放流になるか心配ですが、細々とですが行いたいと思います。皆さまのご協力とご理解をよろしくお願いいたします。






十勝の自然を楽しむためのガイド&ロッジ
ロッジラッキーフィールド 
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(11:14)

2018年03月22日

春分が過ぎると、自然の動物たちにも動きが見られます。
日中緩んだ雪が夜になると、冷えて凍り、足をとられた雪も締まり固くなり雪の上を歩けるようになります。そろそろ顔を出すのはヒグマ。内股歩きの足跡を見かけるようになります。光の強さが木々の根元の雪を融かし「根開き」が始まります。

雪の上には、クロカワゲラやクモガタガガンボがどこからともなく蠢きはじめ、よく見るとマクロサイズのユキトビムシが足元に散らばっています。


十勝平野にもハクチョウやガンの群れがV字飛行で青空を切り、「ガハハン、キャハハン」と賑やかに飛んでいきます。

日中の高気温や雨で川を覆っていた氷も流れ去り、水面がキラキラと輝きはじめます。午後には雪解けで増水してきますが、湧き水のような川は、流れの緩い場所に流れるユスリカを食べる鱒達のライズリングがみられるようになり、春を待ちわびた釣り人たちも陽気に誘われながら車でウロウロ。増水でどこの川も濁った日には、行く場所もなく無難な釣り場に集中したり。 

春分というのは、人間界でも卒園、卒業、人事異動など環境が変わる季節です。

ロッジラッキーフィールドのガイド状況も予約が入ったり、キャンセルが出たり。今年の北海道の釣りの予約になればと思い、予約状況を添付しました。
http://lodgeluckyfield.com/Schedule.html

2018年のガイド状況。まだ若干のいい時期の空きがございます。ご予約はお早めに。




P3202929ライズを待って、待って。よし、と思うと「あれ?飛ばない」。日中でも氷点下の日には、ガイドが凍りラインが飛んでいきません。ハハハと笑う、小さなライズリングに春を思うのでした。



十勝の自然を楽しむためのガイド&ロッジ
ロッジラッキーフィールド
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(09:31)

2017年03月29日



P3283198冬から春へ
しっかり季節は変わるもので、
光が強くなれば、いつの間にかに雪の山も消え、
ハクチョウ達がそろそろ北をめざし、
そんな季節になりました。


P3263108野山にはフクジュソウが大きく開き、太陽をいっぱいに浴びていました。

P3263114コンクリートの割れ目から顔をだしたタンポポは娘にとってはお母さんにプレゼントしたい可愛い花。




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穏やかな陽気のお昼頃、ロッジの周りを飛びまわるユスリカに誘われるように川に行くと、流れが緩い場所ではライズが始まっていました。背びれを出してのんびりとユスリカやカワゲラを食べる鱒のライズは見ているだけで幸せ。雪に足をとられながら、流れに立って感じる気持ち。春を迎えた喜びを感じます。


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日によって、天気や風でライズする場所が変わりますが、今時期の雪解け前のライズはなかなかのものです。虫が多い時には50促ラスもライズしますが、16番から20番のミッジやカワゲラへのライズは、フライが小さい(十勝にしては)ので、緩い流れでやるライズはあっさり偽物とティペットを見破られ、繊細なキャストとフライ先行させるテクニックを求められるので、ハンティング的な面白さです。

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昨年の台風から、川の流れが変わり、リサーチも兼ねて川を歩き直し。流されてきた流木が魚たちのいい隠れ家をつくり、大きく蛇行した場所は深いプールになっていました。自然の力で元の姿に戻ろうとする川。このまま手をつけずにおければと思いますが、今年は十勝の河川あちこちで河川工事、コンクリート護岸が行われることで、それに伴う濁りも気になる所です。川に暮らす生き物のため、そして釣り人たちのためにも有意義な河川工事になればいいのですが・・・



ロッジから車でわずか60秒の木工職人の堀井さん。今年もいろいろお願いを言って、昨年製材したカシワ材(1年乾燥させた)を機械と堀井さんの職人技で木材にしていただきました。ロッジのデッキやタイイングデスクや厨房など、いろいろ十勝の木でリノベーション。春はDIYの季節です。

P3273193やっぱり木を扱えるっていいですね。


P3273194薪になって、暮らしを温めてくれるのもいいですが、家具になって毎年メンテナンスをしながら深みを増す家具になる。時間と手間はかかりますが、「大きいこと、早いこと・・・」。本当の豊かさを大切にしたいものです。

P3283204ロッジのテーブルも紙ヤスリできれいにして、またオイルを塗りました。


娘のKもいよいよ4月から1年生です。
P3182952入ってくる時はハイハイだったのに、出ていくときは立派に歩いて出て行きました(涙)

まだまだ子どもたちが小さくて、ほとんど自宅のようなロッジですが、元気に春を迎えました。皆さまに感謝です!


十勝の自然を楽しむためのガイド&ロッジ
ロッジラッキーフィールド : http://lodgeluckyfield.com
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(20:43)

2017年03月02日


3月です。
なんかすこし、ざわざわ。


2月で十勝のエゾシカ猟も禁猟。
お世話になった山々に感謝。
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P22800382月28日の夕暮れ前に川に下りてきたエゾシカたち。あと30分で君たちは自由だ!


そして、そろそろ、
流れる水のあの水圧や輝き。
光も徐々に強くなり。

鳥たちもさえずりはじめ、

やっぱり、ちゃんと季節が来るものです。


3月はアメマス釣りの解禁(自分の中での)
そして、ニジマスは産卵期なので沈んだ魚たちはもう少し休んでいただき、
ライズしている魚を探して。
ブラウンのライズも探して。

エゾモモンガとエゾフクロウたちの観察、撮影も寒さも緩み、心地良く。
もう少し、野山を歩いて、冬から春へと向かいます。



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ガイドにまだ若干の空きがございます。
今年の釣りの計画のご参考までに・・・
ぜひ!

2017年
8月1、2、3、4日
8月15、16、17日
8月24、25日
9月11、12、13、14日
10月10、11、12日
(2017年3月2日現在の空き状況)

8月から10月まで、ドライだけで楽しめますよ、
一緒に行きませんか?

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(11:58)

2017年02月06日

2017年2月2日鹿肉ソーセージつくり
参加者:TY、NY、YK(鹿追)、Yさん(士幌)、Tさん(新得)

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今回は、鹿:豚脂=7:3 
肉の合計(鹿肉+豚脂): 26kg

材料と分量
シカ肉:17.9kg(今回は3、4歳の雄鹿3頭分の前足とレッグ、2週間熟成)
豚背脂:8kg(アリサワ精肉店)
塩: 389g(鹿肉+脂+加水の1.6%)4日前に塩析しておく。
黒コショウ:81g(鹿肉+脂+加水の0.17%)
コーンスターチ:600g(鹿肉+脂+加水の3%)
ケーシング:羊腸22/24 (ワーキング手配)
加水:5L(鹿肉+脂の20%)

作業
鹿肉は、3、4歳雄の前足とネック。前もって10日〜14日かん熟成させた。
肉を塩析する、肉を4促汽ぅ困縫ットし、塩とあわせて4日間置いた。
作業当日は、塩析後の鹿肉と脂を7mmで挽肉にする。
コショウを細かく挽く、肉と脂は半分凍った状態だと、練り時間に温度が上がらない。
練りながら、コンスターチ、加水、コショウを加える。
練りの様子を見て、腸詰め。
おまけに鹿肉を5kgほど挽肉にしてラップで保存。
9時からスタートし12時半に腸詰め終了。
1時間半の薫製(サクラチップ)。
薫製後、5本づつラップで包み、2時半に作業終了。

P2020268P2020272鹿肉ソーセージ作り



評価:おいしい、だけど・・・
脂身がごろっとしすぎ→豚脂は大きくても5mmで挽く
全体的に鹿っぽさがなく、脂が多い→鹿肉:豚脂を7.5:2.5にする
塩が薄かった→計算ミス(鹿肉+豚脂+加水で20%で算出すること)
燻煙時間をもう少し長くしてみたらどうか?→今回1時間半を2時間とか?
コーンスターチ600gでの結着は良かった。
大人5人で、合計40キロの肉を5時間かかった。
脂身の量をしっかり計量すること。
ラップは5本ではなく、6本ひとまとめにする。
次回は、荒く挽いた肉(7mm)と細かく挽いた肉(2mm)をあわせ作ってみてはどうか?
過去のデータをブログにアップしていたのを確認しておらず、当日バタバタした。


ということで、次回へ向けて・・・

鹿肉ソーセージ 細め荒挽ミックスバーション
コンセプト(ねらい):もちっと感と鹿肉の野性的なごろっと感で仕上げる

例:肉総重量 10kg (鹿肉75%、豚脂25%)
鹿肉:7.5kg
豚脂:2.5kg
水:2L (肉総重量の20%)
塩:192g(肉総重量+水の1.6%)
コーンスターチ:60g (肉総重量+水の0.5%)
コショウ:17g(肉総重量+水の0.17%)

細め挽き(60%)・・・A
鹿肉: 3.5kg(58%)
豚脂: 2.5kg(42%)
水:1.2L
塩:115.2g
コーンスターチ:36g
コショウ:10.2g

肉脂:2〜3世離汽ぅ困縫潺鵐
練り:サイレンサー?で魚肉ソーセージのようになるまで機械でなめらかに練る

荒め引き(40%)・・・B
鹿肉: 4kg
水:0.8L
塩:76.8g
コーンスターチ:24g
コショウ:6.8g

肉脂:5〜7mmサイズにミンチ
練り:通常の機械で加水しながら練り上げる


AとBをあわせて、練る。
ケーシング作業後、燻煙時間を長くする。

十勝の自然を楽しむためのガイド&ロッジ
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(21:18)

2016年11月10日

昨日の竹竿作り作業は、橋本工房にて夜の9時スタートで日にちが変わって1時まで。連日の夜更かしで眠い・・・。でも集中して一気に、やれる時にと思って、頑張っております。




竹を三角形に削って、それを6本あわせると、六角形の竹竿ができる。





というのはわかるけど、三角形をきれいな正三角形に作るのが難しい。だいぶカンナには慣れてきたけど、危なっかしい私の作業を、橋本さんは目が離せない状態。背中からの視線に、力入ってまだまだカチカチで今日も筋肉痛。なんとか、バット、ミドル、ティップまで削り終え、糸をグルグル巻いて火入れへ。


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個性のある竹を削って、曲げて、温めて、少しづつ扱える竹に近づけていく。アルコールランプと作業台とカンナだけ、シンプルな道具で、1本づつ、手作業でコツコツと行う根気がいる作業。「作業は簡単になっていくよ」という橋本さんだけど、ちょっとしたミスが致命的になる繊細な行程になってくるので、ぜんぜん簡単になるとは思えませ〜ん。




「手から伝わる感覚で、考えないでやる」という橋本さん。さすが職人、竹を削っている時(だけ?)は超かっこいいです。



PB080025




11月になると、なぜかいろいろ作りたくなるようで、陶芸やクリスマスの装飾や、不思議と物を作りたくなる。夜長も味方に、薪ストーブの前でチマチマやる作業が楽しいです。


節の処理だけど、



PB090001
これは葦の茎、




PB100017北欧の飾りとか



PB100024クリスマスツリーにぶら下げる



PB100028乾燥中のカシワの板を引っぱりだしてみる。




PB090149こういう土臭い作業、けっこう好きみたいです?


PB090160陶芸からの帰り道、葉っぱを広い始めるKの視線に、アイデアをもらう。




明日は、ちょっとリサーチで川に行くつもり。








(21:28)

2016年09月09日


台風10号で道路や橋が流され、今なお濁った泥水が流れています。平野部の湧き水の川から徐々に水が澄んできていますが、まだ水が多い状況(そしてまた雨)。山も平野部も地面が吸った水の量が相当のようで、なかなか水が引きません。三国峠、日勝峠、狩勝峠は道路が流され今なお通行止めで、その他の道道や林道も土砂崩れて通行止の場所がたくさん。道が通れるようになるのがいつなのか、被害にあわれた方や復興に力を注ぐ方々はいまでも大変な状況です。川の濁りがとれて、水量が減るのもいつなのでしょうか?



P90800049月8日音更川音和橋付近 


2011年の台風で音更川が氾濫しそうになった時よりも状況はひどく、その後の堤防強化の工事をしていなかったら今回の台風で確実に堤防が決壊していたと思います。雨が降れば川は動くのが本来の姿。堤防や護岸で川を閉じ込めようとするから氾濫するのは当然。川の自由にしてあげればと思うのですが、農地、住宅、人の生活を守るのも大事。6月の集中豪雨や梅雨。連続台風など、異常気象ではなく、確実に気候が変わった思います。



台風の影響で、「川も道路もこんな状況なので、来ない方がいいです。日程を変更できるなら変更した方がいいです」とご案内しているのですが、ゲスト達はやってきます。なので鮭釣りに予定を変更したり、こんな状況でもドライフライで釣れる場所を探したり。


P9060113たまにはフライロッドを手放してウキを見つめてボーッとするのもいいものです。

P9060119おかげさまでイクラ丼食べ放題です。


十勝の平野部の湧き水を水源とする川は、夏は草が高くて釣りをするにはフライが引っかかって釣りにならないような川も、台風の大水の影響で、両岸の草が倒されて、川を覆っていた倒木も流されて、ほどよい水量の多さで、ドライフライにポンポンと無垢な魚が飛び出してきてくれました。ただ、ヤブ蚊が異常に多いので、心して川に入らないと釣りに集中できません。

P9080021普段は草に覆われ釣りにならないボサ川も台風後でスッキリ。



P9080009珍しくカワシンジュガイを見つけた。普段はバイカモが揺れるようなスプリングクリークなのですが・・・


P9080007問題はヤブ蚊の猛攻で、要対策です。



P9070195台風が去ってすっかり空気が秋になりました。


P9070215秋はいいです、大人な感じで。





P9070143台風で肩を落としてやってきたゲストにたまたまやって来た釣りの神様。


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これから秋のシーズン。カゲロウやテントウムシ、カメムシ、アワフキムシへの大人ライズの季節ですが、今年はどうなるかまったく予測不可能。濁りが取れるのか、濁った中でもライズしてくれるか、虫がいつもの年通りいるのか、川までたどり着けるのかすら、まったくわかりません。それでも自然は日々変化し、川には行きます。大雨が降れば川は暴れ、魚は動くのがあたり前。自然はなかなか、回復力、再生能力にはいつも驚かされます。魚が釣れるか釣れないかよりも、そんな自然を見続けたいものです。


十勝の自然を楽しむためのガイド&ロッジ
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(04:19)

2016年06月15日







モンカゲロウのハッチがはじまる少し前、
チェルノバマダラカゲロウに期待!と思いきや、
今日のライズは、14番のシリナガマダラ。
4番ロッドに5エックス

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リールファイトは、左巻きで



P6120035今期初のミヤマ



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ロッジの薔薇が美しい


(20:32)

2016年04月20日



塾の先生が子どものころに近くの畑で縄文式土器のかけらが拾えたという話に夢中になったのは、私が小学3年生の時だった。「夏休みの自由研究に」とその塾の先生が子どもの頃に住んでた場所に友達二人で行ってみた。

駅を下りて、しばらく歩くと畑が続いている。縄文式土器はどこにあるのだろう、適当に掘ってみたけど見つからない。近くに歩いていたおばさんに「この辺に縄文式土器があると聞いたのですが・・・」と、訪ねてみたけど、不思議な顔をされて終った。

そんな子どもの頃の石拾いを思い出しながら、今日は十勝石(黒曜石)を半日探した。


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割ると十勝石だと分かりますが、数ある石の中から十勝石を見つけるのは、コツがいる。



河原で運良く見つけた十勝石の玲瓏(れいろう)を磨いて、磨いて、磨くと、宝石のような光を放つのです。夜は、黒。 昼、太陽の光で輝く不思議な石が十勝石の玲瓏です。

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普通は、真っ黒のガラスの石だけど、100個に1個、1000個に1個。
玲瓏があるのです。


下を向いて石を探しながらも、ヒバリ、ノビタキ、ベニマシコの新しい音が聞こえてくる。
冬眠から覚めたトンボやテントウムシが動き出した。
ライズでもしそうな穏やかな陽気に、川を見渡した。

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十勝石探しについて、ロッジラッキーフィールドのHPでも詳しく書いてあります。
http://lodgeluckyfield.com/Na-Tokachi_stone.html


ロッジのデッキ&屋根作り作業も、昨日 棟上げ完了。
ジイジも応援に来てくれて、なんとか

馬小屋の二階にあったオンコ(イチイ)の丸太、たぶん大爺様が残したものも、

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屋根から落ちる雪止めをつけて、なかなか

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3日間東京からのゲストの方と釣りをしました。
12年ぶりに竿を握ったという方で、4番ロッドはスネークガイドが金色の見た事ない古いスコット社製。リールに巻いてあったリーダーも12年熟成。オーストラリアで使ったのが最後だったとか・・・

今回は、アメマスも釣れる時期なので、ダブルハンドや8番のシングルで遠投すれば、でっかいアメマスも狙えますとご案内すると、3日前にサンスイでダブルハンドを買ってきましたと言う、もちろん振るのも初めて。

・・・

それでも、やってみたら意外と飛ぶもんですね〜、と3キャスト目にはアメマスとファイト。私がびっくり。12年ぶりにまた魚釣りができて、生き生きとしているように見えました。

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やれやれ。よかった、よかった。


P4130013湧き水の川は雪融けの影響もなく、ミッジへのライズ。ライズ。30兪宛紊竜ばかりだけど、一日中フラットでおこる小さなライズリングは、冬を越えた今年はじめてのライズで見ているだけでも幸せ。

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水面よりも山の斜面のギョウジャニンニクに集中してしまう季節ですが、風が強い日があったり、寒い雨の日もあったりの、4月です。

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十勝の自然を楽しむためのガイド&ロッジ
ラッキーフィールド
http://lodgeluckyfield.com


(18:34)

2016年03月09日





物心ついたときから、
水とたわむれる事は楽しい、
陸上でしか生きられない人間なので、
水中の世界にあこがれる。

生きる事ができる生物は天才。
だから、まずは水に慣れて、
泳げるようになって・・・
そして、
雪深い外を見ながら、
パンツ一枚で泳げる贅沢・・・



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暖かい海に一緒に行く日を夢見ています。



冒険の旅の記録はおいおい、
最近の事を・・・



十勝川の本流の釣りもはじまったというよりは、
1月も2月もよかった様子で、
あそこで大きな魚が釣れたと聞けば、
もしかしたら、と思う。
だけど、そんなに甘くない。


P3070013春のさわりごごち


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ネコヤナギとミッジのシャックが大量に川岸にうちよせられると、
いよいよはじまったと思う。


P3070006相変わらずアメマスの釣りは、厳しいようで、人も魚もガラガラの貸切状態の川です。


P3240030どこへ行ってしまうのでしょうか?


気候変動の海水上昇?
産卵時期、床の危機?
そして駆除?
いろいろ説はあるようですが、
だれか、アメマス真面目て調査してくれませんか?
アメマス達の声が聞けたらと思うこのごろです。


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川下りは、中流から下流までで、
ボートで下りながら釣りができる夢のフィールドは50kmくらい
1日7kmほどを下り、
右岸、左岸を順番にポイントを絞って釣って行きます。
ロッドはダブルハンドなら13〜14ftでグレイン数だと500から700グレイン。スカジットだと、シンクレートはtー14だと3m前後、スカンジだとタイプ2〜4。シングルロッドだったら、8番でシューティングヘッドでタイプ2〜4。ティペットはイトウねらいなら02X、アメマス、ニジマスなら0x。フライは、ゾンカーやマラブー系のストリーマーで、虹、アメマスねらいなら7センチから10cm。イトウねらいなら13cmから15cm。冬の本流は、水位が低くポイントが絞りやすいのですが、魚の活性が低く、

基本的に釣れません。だけど、

メーターオーバーが釣れるのは11月から3月。
川を下りながら、
オジロワシやタンチョウ、
白鳥たちを眺めたりして、
川岸のカワガラスやセキレイに和むくらいの趣きで、
優雅な気持ちになるくらいがちょうどいい。


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ドイツ人のアレックッさんは3年くらい前から十勝に来始め、最初はルアーだったけど、フライを初め今では、毎月海外遠征。昨年は、スロベニア、ニュージーランド、かなではキングを釣り。今年3月に十勝、4月にはキューバで1週間、その後スキーナ(カナダ)で1週間。5月はまたイトウで6月はキングサーモン(カナダ)へという。いつの間にかにワールドワイドなフライフィッシャーになっていてびっくり。今回は、10月に片足を故障し、びっこをひきながらの冷たい十勝川でウエーィング。恐るべし精神力で、楽しい。


4日間の釣りで、
1日目は氷と流れ、
2日目は大雪で車が埋まり、川も雪が大量に流れ、
3日目は案の定、暴風の中を下り、
4日目はやっと穏やかな釣りだった。
そんな釣りでも楽しいようで、
雪と氷の世界のフライフィッシングを楽しんでいた。
南の島帰りの私も一気に現実に引き戻されリフレッシュ。


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on and on ...


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and ...

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冬の足跡もまだ、なごりおしく、迎える春に心少し踊る

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3月、4月は暇しておりので、遊びにおこしくださいませ


ロッジラッキーフィールド
http://lodgeluckyfield.com

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