イトウ

2018年06月02日

少しづつ氷がとけていく、雪の到来は神秘的なのに雪の去り方は醜い。それでも解氷が作る造形、絶景は不思議なもの。徐徐に水温が上がってくると、深く沈んでいたワカサギ達が川の流れに集まり始まる。春産卵のイトウたちも、一世一代の大仕事を迎える。雄イトウは攻撃色を身にまとい、雌をめぐってぼろぼろになるまで争い。雌イトウは10センチくらいの石ころさえも、大きな尾びれを使って産卵のための床を掘る。人間でも重労働を雌イトウは3つほど作らなければならない。

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P50946335月9日前浜に現れた白マッコウクジラ?

P5094683まだ冬が続いているような朱鞠内湖の春。

P5100133水温3℃


P5100147氷に閉じ込められる


P5094628北へと戻るコハクチョウ





コハクチョウとガンの群れが、V字飛行を崩しながら飛んでいく、シラカバの芽はまだ固く、本州ではとっくに桜の話題が過ぎ去ったのに、朱鞠内湖の桜はつぼみすら見えない。5月の季節の移ろいは瞬きのように足早で、毎日が成長と変化。聞き慣れない鳥の声がひとつづ増え、リスニングに集中して、新しい音を探す。アオジ、キビタキ、コルリ、オオルリ、ウグイスのケキョ、ケキョ、ケキョと谷渡りの声が上達するころには、シラカバも淡い緑を吹き始める。


P5194992レイクハウス前のゲレンデが日に日に小さくなる  5月19日

P5194993桜ももう少し5月19日

P5195034産卵を終えたワカサギが沈んでいたり、浮いていたり

P51950355月19日。このワカサギも次の日には、イトウに食べられてすべて無くなっていた。

P51950425月19日いよいよシラカバが吹きはじめた

P5195088夕暮れにはいい雰囲気に



毎年、北海道に台風が来るのがあたり前になったように、ここ数年の気候変動は、異常。海水温の上昇からゲリラものがとても増えた。この春の朱鞠内湖の濁りも、上流のダムに堆積した泥が春の雪解けによって、流れ出し、イトウ釣りベストシーズンだというのに、湖を濁し、釣り人も魚も苦戦したことだろう。これも自然と言えば自然だけど、人間が作り出したダムによって、イトウの再生産とフィールドが維持されているのもまた・・・。それでも朱鞠内湖のポテンシャルと守り育てる漁協の取り組みと釣り人のマナーで、毎年大きな夢をみる釣り人は全国各地から集まってくる。奥が深いフィールドと重量感ある魚の面白さだけに、毎年、ここで再会し、新たに出会う仲間たちは、深く、面白く、濃い人が多い。


P5200025このお方も初チャレンジで朱鞠入り、イトウよりもワカサギすくっては、逃がして、楽しんでいた様子。

P5205174風のない朝の世界は、釣りにはポカンだけど、この世界にいるだけでも幸せなもの。まして朝一にひと勝負を終えたコーヒータイムは最高。

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P5210029地元の友人の差し入れにパワーをいただいた。

P5285858プライベートの時間は、渡船サービスを利用させてもらって、さらなるフロンティアを求め。雲の中のようなまっ白のなかで、方向を見失いクルクルまわる、船長はGPS頼り?

P5285864毎年、ここで出会う釣り仲間も最後はでっかいイトウを釣り上げて帰っていった。


P5295959このお方こそ、伝説のガイド。115センチのイトウをサポートしたNさん。そして、プライベートで連れて行ってもらった新天地では、素晴らしいキャスティングを見せてもらった。

P5295978「フライで魚が掛かったらどうなるの」との問いに「グングンってなります」と答えた私。まだフライで釣った事がないというNさんはこれからがとても楽しみなスタッフ。

P5220041友人ガイドも私が無くしたネットを、3時間後に発見してくれ、頭下がります。ここで再会する仲間もまたここの楽しみ。

P5215199朝4時。朱鞠内湖の目覚め。眠い・・・

P5215200出発



シラカバの新緑がまぶしくなるころ、イトウの産卵も終わり、本格的にワカサギを追う姿が見られる。追うと言っても激しくボイルする訳ではなく、産卵が終って弱ったワカサギを食べるのでイトウもボイルは静かにやる。山の雪の融け方をみると、南斜面は雪解けが早く終わり、北斜面がまだ雪が残っている、谷が深い沢も雪解けは長く続く。同じようにワサカギの産卵も場所によって早い場所、遅い場所があるので、ワカサギの産卵状況に合わせてイトウの集まる様子も変わってくる。自然の読みと観察が大事。


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P5245428エゾエンゴサクの群落


P5245476どこにでも咲くミズバショウ

P5275782カタクリの花が反り返る気温

P5275793オオカメノキの葉脈

P5245433ようやく開いた桜はチューリップと同時


P5235396ウグイの群れをうかがうイトウ

P5240053ウイードガード付きのポッパーマドラーゾンカー

P5265662ブッシュにめがけフライを投げて、


P5275722景色を眺めて一休み


P5285872霧の深い朝も


P5275813イトウを取り囲む自然



ミズナラがシラカバに遅れてゆっくりと芽吹き始めると、カッコウの声が届いてくる。霜に弱い木々たちもカッコウの声を待っているのかもしれない。ワカサギの産卵も終盤を迎えるころ、早い場所ではウグイの産卵が始まる。岸際の礫や砂利がある場所で数十匹の群れになって行われるウグイの産卵は、イトウからすれば絶好の捕食のチャンス。産卵を終えたイトウたちが水温10℃に達するころ、活性が上がり、ウグイの産卵が始まれば、スイッチがはいらない訳がない。ウグイの産卵に集まるイトウはとにかく大型が多く、というよりはいい場所は大型のイトウが占領し、離れた場所や深い場所に中型イトウがウロウロしている。ウグイが産卵を始める瞬間を待っていたかのように、数匹の大きなイトウが群れでハンティングする。イトウが考えている事さえ分かってしまえば、それに合わせて釣ることで、今シーズンはシングルハンドの8番ロッドにフローティングラインにゆっくりと沈むキールタイプのフライのセットが功を奏した。




朱鞠内湖でのイトウのガイドは、5月8日から始まり、途中休息をいれて、5月30日までの15日間だった。結果は、15戦全勝!毎日イトウを釣るという幸運に恵まれた。


Nさんのナイスフィッシュ!P5184897P5184914P5184973P5184975


Nさんの2日目
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Nさんの3日目
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5月21日〜23日の3日間のゲストはすごいお方。3日間で10匹以上釣るのも、状況に合わせたキャスティング精度とプレッシャーを感じない精神力の強さ!

P5215222P5220038サイトフィッシング&ドラワカも

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休日は久しぶりのプライベートで・・・と思ったら、シングルハンドの8番ロッドのフローティングラインを忘れた事に気づき、仕方なくウインストンの5番で、ドライフライ用のトラウトロッドに大きなゾンカーは荷が重い。それで、チャレンジしたら。

P5240053朝一はポッパーで試したら、2匹のチャンスで、1匹をフッキング60クラスで、今期初の自分イトウ!そして午後には、


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P5240064見つけたからには、投げるしか無く、シングルハンド5番には荷が重すぎました。


P5245484大先輩ともご一緒できて、有意義な一日だった。



5月25日から27日の3日間はベテランゲスト。1日目の開始数時間、岸際に泳ぐ大イトウを2投目のキャストが完璧で、1mほどフライを追いかけ大きな口を開けてドスン。美しい決まり方に、もう満足。素晴らしかったです。P5255541


26日、2日目。
P5260098弱ったワカサギを探して、クルージングするイトウに、杉坂Tさん作のドラワカで成功


前日に見つけたイトウの場所をブラインドでキャストしているとドスン。ラッキなー夕暮れ。P5265685P5265700


3日目は、二週間連泊の私にレイクハウスのスタッフが作ってくれたスペシャル朝食!

P5275711湖見ながら、焼きたてワッフルで、

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P5275773イトウ2匹釣れました。

これで、一般ゲストはすべて終了で、残すはスペシャルゲスト(私の父親)を残すのみで、残ったイトウに晴れてチャレンジ。ゲストをお見送りして、休む暇なくプライベート。

P5270120前日見つけた、バンク際の大イトウ。まずは1匹目をクリア!ゲストがフローティングラインを置いてってくれたので、8番ロッドで優位のやりとりでした。


次の朝、28日。霧に包まれた幻想的な世界だった。


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朝7時
残された魚は、気兼ねなく、私のチャレンジ。
真っ白と霧に包まれた湖を、GPSを頼りに、昨日の魚を目指す。


いた。
岸から50センチ。
3回のフォルスキャストでラインを整え、
岸際にフライを投げ込む。

木に巻きついたフライをそっと引っ張り、ポトンと水面に落とす。
イトウの進行方向1メートルに落ちたフライをゆっくりとイトウの深さまで沈める。
ゆっくり静かに糸を張り、フライに動きを与える準備をする。
息がつまるほど、緊迫する。


そろそろという時に、右手で糸を引っ張り、
フライを泳がせる、水中で揺らめくフライと、
フライが出す波動に、イトウが気づきスピードを増して、フライに向かってくる。

イトウの鼻先までフライに近づいた瞬間に、
もういちど引っ張り、イトウをさらに加速させる。

一気にフライに突っ込んでくるイトウはその勢いで、
大きな白い口を開けて、フライを吸い込んだ。
竿を寝かせたまま、大きくあおる。
グワっと曲がり、しっかりとイトウの口に針がかかった。
水中で大きく首を振る。
倒木流木だらけの中で、思いっきり引っ張って、
イトウを誘導しようとするも。

強い。

1本目と2本目の倒木は交わせたものの、
50センチほど沈んだ倒木に糸を巻かれる。

一度糸を送り込んで、フライラインを擦れさせる。
その間に、水中に竿先を突っ込んで、
木に巻きついた糸を解く。
時々、グワ、グワっとイトウの引きが伝わってくる。
二、三度、機能巻かれた糸を回すと運良く外れてくれる。
ラッキー、ファイト続行。


それにしても重い、昨日釣った大イトウよりも重い。
まだ木に巻きついているのではと思うくらい、
引っ張っても竿が曲がるだけで上がってこない。


グワン、グワン、ブクブク。
グワン、グワン、ブクブク。


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たまに水中に見えるイトウに足が震えている自分に気づく。
ボートの周りに、震えでできる波紋が広がっている。
ゲストを見守るのと、自分が竿を持つのではやっぱり違う。

ヒー、ヒー、とトラツグミの怪しげな声に気づくほどの意外に冷静な自分にも気づく。


障害物のない場所でのイトウとのやりとりは時間との勝負で、
重く、強いものの、水面に浮かび、ネットに収めることができた。

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写真を撮り終え、私の手の中から大きな尾びれをひと振りし、
水中へと帰ってゆく姿を見届け、大きな息が出た。

さっきまでの霧が晴れ、白樺の新緑の木々の隙間から差し込む光が、水面で輝いていた。
ツツドリのポポ、ポポ。とい声で目が覚めたようだった。





5月29日は父親を旭川駅に迎えに行くまでの間、時間があったので、渡船サービスを利用させてもらい、Nさんと、さらなるラストフロンティアを求めて出発。

彼こそが、伝説のガイド。数日前に朱鞠内湖で115センチのイトウが釣れ、そのときのガイドだったのがNさん。もしかしたら、と期待を込めて、2人で新規開拓。

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と思ったら、フライで釣った事がないというNさんに、フライの振り方の前に、釣り方のレクチャーから始まり、ポカンとした景色のなかで、のんびり見学。何か起こるのでは?と思ったけど、中イトウが釣れただけに終った。楽しかった。

P5290165P5290171なんとかギリギリ、ボーズ回避の14連勝を保つ。



そして、迎えた5月30日。今シーズン最後のガイドは超難題ゲスト。フライも振れない、ルアーも投げれないゲストは父親。渓流釣りをしていた頃の足腰の強さはどこへやらで78歳の老体は歩くスピードはワカサギより遅い。なんとかボートに積み込んで、最後の手段へ。と思ったものの、


さすが、我が父。釣りへの集中力と判断力はまだまだ衰えず。「おお!食った。」のひと言で、あっさりイトウを釣り上げた。

P5300181恐れ入りました。


午後は、兄と2人で、最後の釣り。

P5306041このだらしない感じの後ろ姿が、やけに板につくのは、アメリカ、ニュージー、北海道を一緒に放浪したからなのだろうか?お世辞でも上手いとは言えない、兄だけど、センスと運はオヤジ譲り?



P5306019P5306017P5306014彼の場合は、魚を釣っているというよりも、魚と遊んでいる。気の抜けた後ろ姿が、いつ見ても「ちゃんと釣れ〜!」と言いたくなる(笑)


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P53060292時間で4匹釣って、「もういいね」と言った。




ワサカギの産卵が終わり、食いためてパワーを回復してきたイトウたちが、ウグイの産卵が始まりイトウたちが集まり始めた。これからで、湖の各所でウグイが産卵するの、これからが面白い朱鞠内湖だけど、エゾハルゼミが鳴きはじめ、水面に羽をバタつかせて浮かぶセミを見ると、十勝に戻りたくなる。朱鞠内湖では、代表の中野さんを始め、スタッフの方々には本当にお世話になりました。わがままにも付き合ってもらい、ありがとうございました。そして、杉坂隆久さんや地元の釣り仲間にも情報をいただき、この場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました。

P5306045上る朝日と、沈む夕陽。ここの太陽は一見の価値がある!


6月になり、いよいよ十勝のドライフライシーズンは始まる。熱い、長い、十勝のシーズン。いよいよ本チャンガイドがスタート。



朱鞠湖のイトウガイドは、5月10日〜31日ころまで。秋のイトウは11月1日から末日まで。ガイドのお問い合わせはロッジラッキーフィールドのHP (http://lodgeluckyfield.com)もしくは、メール ( info@lodgeluckyfield.com)までご連絡ください。

十勝の自然を楽しむためのガイド&ロッジ
guide & lodge
Lucky Field

http://lodgeluckyfield.com
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(23:54)

2018年05月11日

5月に入り、イトウの季節がやってきた。
イトウの季節は調査のお手伝いから始まる。土嚢作り、ヤナの設置で労働作業。毎年イトウの産卵状況や産卵親魚の数などを数え、イトウが増えているか、減っているかを調査している。そのお手伝い。

P4250108砂利を掘って土嚢を150個作りました


産卵を無事終えたイトウを捕獲して、計測し再び川へ放す。その捕獲のためのヤナの設置。その他、密漁者のパトロールなどイトウを守り、増やすための地道な活動を行っている人たちがいる。


P5010103ヤナの設置が無事終ると、一匹の雄のイトウが上ってきた。

イトウの春

イトウは春に産卵する。産卵場所へ向かうイトウは雪解け水の増水に合わせて川を上る。そこに堰堤や落差があると、イトウが産卵場所へいくことができず、産卵できなくなる。雄イトウは 赤やオレンジ色になる。雌を巡り激しく喧嘩するイトウは、あちこちに傷だらけ、雌イトウは卵を産むために、体を使って砂利を掘る。人間でもスコップで重労働なのに、イトウは尾びれを使って掘る。雄も雌も子孫を残すために必死。雄は早く上ってきて 雌を待つ、 雌は三回産卵し、産卵後すぐに川を下る。 雄は残り次の雌のイトウを待つ。

イトウの調査は毎年行われ、産卵期が終ったら、川に残された産卵床を数えて歩く。背丈よりも高い笹薮の中をヒグマの恐怖もある。そんなイトウを調査する人達の地道な苦労が、楽しいイトウ釣りの陰で行われている。毎年、頭が下がる思いで、少しだけだけど、肉体労働でご奉仕、還元させてもらっている。






P5014485雌をめぐる雄どうしの喧嘩

P5014490卵を産むための産卵床を掘る雌イトウの横に赤い雄のイトウが寄り添う



P5014512産卵でペアになったイトウ。


2018年のイトウ釣りのガイドスタート

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イトウの産卵が終わり、湖にイトウが戻ってくるころからイトウ釣りがスタートする。杉坂さんから修理を終えたネットも戻ってきて、いよいよイトウ釣りのガイドスタート。

今年の朱鞠内湖は濁りがきつくかなり難しい状況。さらにワカサギの産卵が遅れているのか、岸にまったくワサカギの姿がないという。この2つの理由からか、イトウがまったく釣れていない。この状況、どうするか?「こんな状況の時こそ、釣りたい」と掻き立てられるが、どうするか・・・


P5090091十勝は桜が散りはじめたのに、ここは冬

P5094633前浜には、白いマッコウクジラ出現?

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P5090104水温3度!



午前中は、あちこちうろうろ濁りの薄い場所をさがして、状況の把握で終る。ワカサギの姿もイトウも見えない。午後に前日に釣れたという場所に行ってみる。流れ込む支流があるので濁りが薄い。釣れそうな雰囲気で、運良くイトウが釣れた。

P5094652水深50センチ、ブッシュの際ギリギリでヒットした。
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P5094661産卵を終えた雄のイトウだった。痩せていたけど、これもまた自然。


イトウ初挑戦というゲスト、初日でいきなりいいサイズ。岸でボーっと休憩している間に、他にイトウがいないか木に上ってイトウを探すと、60センチと80センチのイトウ発見。ゆっくりとブッシュの中を泳いでいる。とつぜんブッシュに突っ込むと、ブッシュの中から20匹ほどのワカサギが逃げ回る。水深50センチほどの場所で繰り広げられていた。その日は、一匹釣れたの満足で終了。


P5094693P5094689風もない、静かな湖面を見ながら帰った


2日目の朝


どこへいこうか悩みながら前日に雰囲気が合った場所に向って朝4時にボートを出す。湖の水温をあちこち計りながら、状況を探る。朝一 水温4度の場所から、水温が上がりやすい南に面した場所は6度。濁りも若干薄い。なんとなくいい雰囲気だと思いつつ、 曇り 無風雨 べた凪。静かな中で良く観察すると、岸際30僂両貊蠅膿緻未揺れているのを発見。これがラッキーだった。



ワカサギの群れが岸ぎわを泳いでいた。産卵でワカサギが岸に集まっている。これは絶対イトウも近くにいると確信、濁りもそれほどない。思った通りにすぐに中型のイトウが釣れた。

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ワカサギの産卵。たまたまスポット的に見つけたワカサギの産卵場所。陸に上がって、あちこち歩き回ってワカサギの様子を観察する。不思議な事に北側にはワカサギがいない。 南に面した砂利場にはワカサギがたくさん泳いでいる。南斜面は太陽があたり、気温が上がる、湖底の温度もあがる。斜面には雪もない。そして、じわ〜っと地面が濡れている。湧き水がある証拠。

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朝一にイトウが釣れ、岸にすわって休憩していると、岸際に群れるワカサギにイトウがボイル。大きな波紋が広がる。1匹釣れたので、おおらかな気持ちでお茶を飲みながらボイルを眺めた。休憩を終え、岸からキャステング。シングルハンドでタイプ2で静かにアプローチ。岸から2mまでイトウが近づいてくるのでウエーディングはしない。潜水艦のように不気味な波紋をたてて、ワカサギを追いかけ回すイトウ。



3投目でフライに食いつき、水中でギラギラと光るが、残念。すっぽ抜け。

それでもまだ別の場所でボイル。岸際で 3匹がボイル 。岸際を逃げるワカサギの群れ、ときどきバシャパシャとワカサギは飛び跳ねて逃げる。キャストを繰り返すもヒットしないまま1時経過。



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P5104737岸際の大きな波紋に向ってキャストを繰り返す。



食わない、見きられているのか?状況を変えようとボートにのって、沖からキャスト。

1投目で、水中を柔らかく動くマドラーゾンカーに大きなイトウが追いかけてきて、ゆっくりフライをパク。 大きく竿が曲がる。


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産卵を終えた雌のイトウ。北海道の野生を生きた証。立派な魚だった。

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イトウ釣り初チャレンジで2日間で3匹のイトウをキャッチできた強運のゲスト。明後日からパラオにジャイアントトレバリーを狙うと言って帰っていった。恐るべしアングラー。




ワサカギの産卵は到達水温ではなく、植物と同じように積算気温が大事という。ワカサギの生体、産卵場所、砂利場、湧き水、逃げ込めるブッシュ、川の流れ込み、ちょっとした自然の知識と自然が発してくれるヒント。ヒントに気づく人、気づけても釣れない賢い魚。技術と魚と知恵比べ。それを取り巻く自然。自然は常に動き、変化する。いつも思い通りにいかないい、つかめそうでつかめないイトウは太古の魚。だから面白い。



コハクチョウがキャッキキャとV字飛行を乱しながら飛んでいく、ときどき後ろでバシャーンとでっかい音をたてミサゴが魚をつかんで飛んでいく、それを狙ってオジロワシがトドマツのてっぺんで見張っている。ウグイスがホーホケキョとまだ下手な谷渡りを聞かせる。ツツドリのポポポポもまだへたくそ。とつぜん、キリキリケーンとクマゲラが頭の上を飛んでいくも、釣りに夢中なゲストはフーンって感じ。それでも1人楽しむ私だった。



P5094628なんか声がちがうと思ったらここは道北。ハクチョウは十勝ではおめにかかれないコハクチョウだった。プチ嬉しい。


冬の到来は美しいが雪解けは?

P5100147不思議な模様に、氷に詰まってボートで出られなくなる。


毎年お世話になるレイクハウスは、少しづつ変わっていって、ここで毎年決まってこの時期に会う、全国から集まる釣り人たち、そしてローカルの仲間たちともとても楽しい。

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P5090130杉坂さんはじめ、ローカルな方々にとても助けられており、感謝です。


PS、魚探を導入しましたが・・・
P5100136初めて魚探というのを使ってみたら、魚の絵がでてワクワクする。だけどこの魚探、どこに行っても魚の絵が大量にでるので、ワクワクさせてくれるだけで、怪しい魚探。


イトウ釣りのガイドが急遽、キャンセルで、1週間ほどフリー。ちょっとリサーチできそうでラッキーなウイーク!



Lodge Lucky Field
http://lodgeluckyfield.com

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(15:00)

2018年01月18日

あけましておめでとうございます。


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今年もよろしくお願いいたします。
気づけば、2017年があっという間で、2018年のご挨拶が遅くなってしまいました。


2017年のガイドの最後はイトウ釣りでした。寒くなるのが早く、今年は例年よりも10日ほど早い結氷になりました。それでも最後までイトウに出会う事ができ、毎日姿を変え、動きが無くなっていく凍てつく世界、美しい自然のなかで素晴らしい時間をゲストの方と過す事ができました。


PC03997212月2日、流れ込みに近い場所は水温が低く、氷が作る造形を眺めた


PC024738ルアーのゲストが釣ったイトウ。昨年の台風を生き抜いたたくましい魚、頑張って大きくなってほしい。


PC054759最終日は夜に降った雪で、湖の上にシャーベットのような雪が積もっていた。


PC050009風が吹いても波立たない水面 水温で雪が解けるか、外気にさらされこのまま表面から凍ってしまうか。温と冷のせめぎ合いの中の世界



木々から落ちる粉雪が逆光で輝く。姿を変える雲。水面が広がったり、また氷に覆われたり。ゆっくりと、動く世界をただ見ていた。


PC050045水面が開いている場所を狙ってフライをキャストした

日中11時に雪がとけて、気温が上がってきた頃。あちこちで水面を割るボイルが始まった。ボートの周りでも、何度も大きなもじりがあり、竿を振る手に力が入る。

風がない、暖かい、静かだった。

最後の最後にドラマが起こるには、完璧な条件だった。そして、













投げて、待って、沈めて








・・・





ドッカーン!!!









起こらなかった。
(いつも通り)

PC0547732017年最後の最後まで乾杯!


PC054793暖かいおしるこでシメて、2017年も事故なく無事に終えることができたことに感謝するのでありました。


メーターオーバーには出会えなかったこの秋のシーズンでしたが、将来有望なイトウたちが数釣れた秋のシーズンでした。釣りをサポートしてくださるラーチホテル、保養センターの方々、イトウの情報提供、保護、調査に力を注ぐオオミヤさんはじめ役場の方々、最後の最後までお付き合い頂いたゲストの方々、皆さまの本当に感謝です。ありがとうございました。


PC0447142017年のシメの一匹はティーさんのナイスイトウでした。そして、

釣りのシーズンが終わったら、私の狩猟シーズンのシーズンイン。


PC074746今年は、スキーの裏のアザラシのシールも張り替えて、ストックの皮も張り替えて、歩くー

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雪が降って、20センチくらい積もれば、私のエゾシカ猟の解禁。雪の森は足跡が残り、鹿を見つけやすくしてくれ、普段はガサガサとうるさい足音も乾いた雪は静に歩くことができる。さらに獲った獲物を雪の上を滑らせれば車まで下ろすことができる。私の山歩きは雪がある時限定で、雪深い森を1人さまよい歩き、太いミズナラにであったり、北欧のような世界(行った事ないけど)に入り込むような、ときどきキクイタダキや小さな小鳥に出会ったり、珍しい動物に出会える事も。


P1114817夢中で虫を探して木をつくくクマゲラ

PC310106_2エゾフクロウ 


鹿を獲るために山に入るのか、山にはいるついでに鹿を捕るのか。とにかく誰もいない山の中を一日中歩いている事が冬のたのしみになっている。


PC274737新しい足跡を見つけ、静かに歩くと、すぐ近く30m薮の向こうに立っている雄ジカがいた。近距離でドキッとした。銃を向けて、「獲るかどうか」しばらく考えた。ここでこの鹿を倒せば、あと数日で大晦日。カラス、ワシ、小鳥達、キツネやタヌキたちにとっては最高の忘年会がここで行われるだろうなぁ。と鹿と目を合わせながら思う浮かんだ。




冷たい空気や抜けるような空、木々の香り。日没迫る青い世界。体にあたる雪の音。風の中でもシェルターのような松の林。すべてを感じ、汗をかいて歩くと、生かされている事を実感する。ロッジから車で30分も走れば、そんな世界がある。

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森からいただいた鹿は、肉は部位によって、長期熟成したり。すぐに切り分けて冷凍したりと処理をする。骨は3日間煮てスープをとり、これでカレーやシチュー、料理の隠し味に入れる。

PC214740リブは熟成させずに、圧力鍋を使って余分な油を抜き、柔らかく煮込んでから味付けする。

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PC264742ネックやスジの多い部分は、挽肉にすると美味しい。


PC264743PC264746豚の背脂と混ぜてソーゼージを作る


P1104791熟成が終ったモモ肉

P1104795細かく切り分けて、ラベルに鹿の年齢、雌雄、部位、料理用途などを書いて、冷凍保存する。


P1114762P1114767モモから切り離した骨は、大きな鍋で3日間煮込む。コラーゲンたっぷりのスープが完成する。



毛皮は、洗浄、乾燥し、切り分けてフライフィッシングの毛針を作る材料に使う。


P1164728フライフィッシング用の材料は、新しい冬毛に生え変わる11月から1月のものがツヤとはりがあってベスト。0歳から2、3歳までの雌鹿の毛が柔らかくしなやかで色も明るくドライフライにむく。

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P1164730鹿の体の部位によって、明暗、質感も
いろいろで部位によって使い分ければ、ドライフライからイトウ用のストリーマーなど、とても重宝する。


P1164747この鹿は澤田さんが撃った鹿なので、どこなげても魚の口に向かって飛んでいくフライが完成するに間違いない。


P1164736毛の質感、適度な油分、市販のディアヘアやエルクヘアと違い、薬品処理などで毛をいためていないので、よく浮き、浮力が長持ちするのは使った人はだれもが驚きます。アンダーファーが少ないのもエゾシカの冬毛の特徴で、タイイングが楽です。そして何よりも水面に浮いた感じが、とても虫っぽい色と質感なので、フライになったときの魅力に酔うこと間違いなしです。北海道のドライフライのシーズン、5月から10月までさまざまな場面でエゾシカの毛は必ずチャンスを作ってくれます。信頼できる、必需品のマテリアルになります。(ちょっとセールスしすぎたかな?まあ、十勝の元気な鹿で釣ると楽しいですよ!)。


エゾシカのディアヘアのフライの例や販売は、ロッジラッキーフィールドのHPでも詳しく紹介しています。こちらのHPをご覧下さい。http://lodgeluckyfield.com/Fish-Ezo_Deer_hair.html 

また、東京浅草で行われる、つるや釣り具店さん主催の「ハンドクラフト展」でも今年もエゾシカの毛とそして、今年はヒグマの毛も販売いたします。わけありエゾシカ、半端ものなどとてもお得なものもありますので、ぜひ手に取ってじっくり選んでみてください。ハンドクラフト展の詳しくは、こちら。http://www.fly-tsuruya.co.jp/archives/2020

2018_hand_s-1



Ps、今年もブログをできるだけ、こまめに更新しようと思っています。どうぞ、みなさま今年もよろしくお願いいたします。

P1074775


次回は、エゾモモンガ!



十勝の自然を楽しむための
Guide & Lodge
Lucky Field
http://lodgeluckyfield.com

banar_long_white


















































(10:50)

2017年12月01日

11月の放流、ぶじ終りました。

11月中旬。おかげさまで今年も放流を無事終えることができました。
今年は、今シーズン限りで営業を終えてしまうという岩松養魚場の都合で、来年には産卵をする成魚サイズの放流になりました。


PB154733今年は、40汰宛紊ら50促ーバーもかなりいて、すぐにでも釣りたい魚たちでした。

PB154741

PB154747

PB154785


今回思ったことは、岩松養魚場を引き継いでくれる方が誰かいないか。ということ。

岩松養魚場は新得町の屈足(くったり)という場所にある小さな養魚場ですが、ここ数年の台風被害でも何ともなかった設備はすばらしいです。湧き水ではなく、沢水を使った養魚なので、魚の成長はゆっくりですが、育つ魚たちが丈夫で、環境の変化が厳しい自然に放すにはうってつけの魚たちです。コンクリの池ですが、余裕をもって飼っているので、ヒレが欠損した魚もいない(1、2匹はいましたが)。


管理人さんは半分趣味くらいで魚を飼っていて、普段は9時から5時のお仕事。養魚場の管理は朝1回の餌やりと落ち葉などのゴミ掃除とのこと。

さらに、主な支出はエサ代の年間60万円程度で、魚をたくさん飼えばエサ代がかかるけど、売り先があれば、赤字にはならない(人件費を考えなければ・・・)。という、私の体がもう一つあれば、養魚場を引き継ぎたいと思うのですが、生き物相手、自然相手の仕事なのでなかなか、ロッジの横に養魚場があったら・・・。

十勝川のイトウやオショロコマ、エゾイワナなどの種の保存をしつつ、途絶えてしまった川に戻したり。


スチールヘッドの輸入して、大量に養殖して、十勝川をカナダに・・・、なんてもちろん、考えてはいません。さておいて、

岩松養魚場の魚は、温泉旅館などの食用のほか、然別湖ネイチャーセンターや周辺のラフティング業者さんの釣り体験用に利用されたり、天然記念物のシマフクロウの冬場のエサなどのために近くの川に放流されています。


然別川や十勝川の一部の区間に魚の密度が高いのは、この放流による理由もかなり大きく。河川や区間によっては自然再生産が極端に少ないために、十勝管内の河川は釣り大会や釣り人有志たちの放流のお陰で維持されている河川が多いと思います。


できることなら、放流に頼らずに、自然再生産だけで釣り人誰もが楽しめる川になってくれればと思いますが、匹数制限、キャッチアンドリリースなどのルールがない川では、魚へのダメージや持ち帰れば魚は減り。さらに、ここ数年の台風や河川工事による濁りなどの影響は、魚たちの産卵環境、稚魚の生育場所は厳しくなり、カワアイサやミンクに食べられている魚もかなりだと思われます。


話しは長くなりましたが、そんな十勝の釣り場環境の事を考える機会としても、この放流は小さいいながらも続けていこうと思い、皆さまからの放流募金のお陰と一緒に動いてくれるガイド仲間や釣り仲間にはとても感謝です。ありがとうございました。

PB154758





PB154709

コンクリの池が9。素堀の池も4つ、作業施設、ふ化場施設、運搬用トラック、除雪機。さらに池の横には一軒家もあり(水は出ませんが)、移住できます。一日2時間の労働時間で、どうです?

どなたか、北海道新得町に移住しませんか?





さて、11月も終わりました。

あっというまの 11月で、タイヤを夏タイヤから冬タイヤに交換し、

ウエーダーをゴアテックスからネオプレーンに衣替えして、

ドライフライの釣りから、イトウ1本狙いの引っぱりの釣りに移行。

ドッカーン!を信じて、毎日投げ続けた日々でした。


PB039453

PB039450


1番バッターは、数十年前のグラスロッドで秋の美しいイトウ。
PB039437

PB039462
カラマツの紅葉もピークで、夕暮れになると雄ジカの発情の声が響いていた。

PB044700
とおもったら、3日目は雪で景色はいっきにまっ白。

PB044698
秋の天気は毎日違い、穏やかな日もあれば、真冬のような日もあったり。
荒れた天気も穏やかな天気もすべてよし。

PB044729
PB0447163日間素晴らしいキャスティングをありがとうございました。

PB044741また、来年、鹿肉焼きましょう。



2番手は、ルアーチャレンジで、この方も毎年の覇者。

PB084732PB084735今回は、前線通過で雷あり、虹ありの超ど荒れの天気が体験することができました。

PB074710そして、風が止んで、ウソのように穏やかになって、


PB074708将来有望なイトウくんを3匹キャッチ。

PB084716ヒットルアーはすべてミノーの1mほど沈め、アクションはつけずに早引きでヒットさせていました。

PB094702

PB094709

PB084744夕暮れ近くにヒット。


そして、ドイツ人のAさん。彼は昨年春にメーターオーバー、秋にも80オーバーで、必ずドッカーン!を起こす、もってるお方。

今年は、カナダやアルゼンチン、そしてモンゴルでタイメンのメーターを釣るという、かなりの強者(暴走中)。

PB139749
昨年の朱鞠内湖のメーターイトウに続いて、モンゴルタイメンのプリント魚拓(デジカメの画像から作る魚拓)も作って、あとはダニューブイトウだ、という。


そして、今回も・・・


PB134712


PB134721

PB134733何度もランニングラインをほどいて・・・



PB144756突然の雨に




3日間ふり続けて、イトウが一匹も釣れない。


それでも投げ続けて・・・






PB144773美しい虹がでた夕暮れに・・・



今年は、イトウが釣れないまま終るかと思った、



ラスト3投〜で、



どっか〜ん!?
















PB144787ぽっか〜ん。将来有望なプチイトウでした。

2人して大笑い。
さすが、もっている男。

そんな彼とのイトウ釣りがたまらなく楽しい。

また来春。
Thank you , next spring !!!

ムッチーもサポートありがとう!




しばしの休息で、

PB174720新作フライを作り

PB174726鹿肉の薫製を作り



PB189795ロッジの前庭はまっ白に




PB199824風が止んだ晴れた朝

PB199830

PB199837大粒の雪が静に降り始め、


PB199851気温が上がったちょうどお昼だった


PB199866


PB199886協力して釣りあげた。いい1本。

PB184739そして、

PB184740美しい夕暮れでした

ありがとうございました。
さて、また来週!頑張りましょう。



PB204707ついに、来た。寒波です。

PB204715動かない水が凍っていく

PB204731枝についた水しぶきが凍り

PB204721ガイドも竿も凍り

どんなに寒くても、

まして、寒いほど、




PB204742イトウという魚は美しく見える。


から不思議。


イトウは、春の5月にもよく釣れるけど、やっぱり秋から冬のイトウ。春のイトウは産卵期の後で体に傷があったり、痩せていたり。かわいそうに思う魚が多い。それに比べて秋から冬のイトウは、勢いがある。エサを食べて太り、銀ピカでイトウらしい竿を根元から曲げるトルクのある引き。

寒さが厳しいから、釣れてくれたときの衝撃とか感動が大きくて、一匹の価値がやっぱり違う。なんでこんな中、釣りをしているのだろうと思うほど、過酷な条件の釣りになる日もあるけど、しっかりとした防寒着に包まれて、水辺にでてしまえば1日竿を振ってしまい。水中にフライが沈んでいる時間が長ければ、長いほど、いつかイトウが釣れる。

まして、どれだけ大きなイトウが自分の針に食い付くかは、運のみ。年末ジャンボ。今年最後の運だめしと釣り納めの釣り。

PB214767音もなくシンシンと雪降る森や体をたたく水しぶきの後の風が止んだ夕暮れ。
太陽の暖かさと水の冷たさ。
水辺に立って体ですべてを感じれば、冬も悪くない。
イトウを釣るのは、やっぱり自然。

PB214774PB214792


釣れても釣れなくても、やりきった感が、不思議な達成感で釣れたらホクホクだけど。釣れない冷たさがまたいいと言ってしまうのもまた変態なのかも。

PB224816



イトウに簡単に出会うことができた時も、
なかなか出会う事ができなかった時も、

PB244717

PB244725振り続けた人にはなにかがある。



PB254730どんどん寒くなる季節、


PB304764ナイス、豆鱒。



私は、頑張るあなたに、がんばります。でも、
PB264725


PB274723

これもまた、楽しみです。


さ、あと5日間。釣れても、釣れなくても。
今年最後の釣り納め。

振って、休んで、眺めて、飲んで(?)。
忘年会シーズン。
心も体も大切に〜


十勝の自然を楽しむためのガイド&ロッジ
ロッジラッキーフィールド 
ホームページはこちら。

Lodge Lucky Field
http://lodgeluckyfield.com


ありがとうございました。
banar_long_white

























































(06:05)

2017年06月21日

5月の朱鞠内湖でのイトウ釣りの

1人ムービー(掛けからですが・・・)




そのときの様子が、こちら
http://blog.livedoor.jp/sanpei4649/archives/52374640.html

(22:22)

2017年06月03日


世界フライフィッシングのチャンピオンシップ

年に一度 行われる フライフィッシングのオリンピックのような大会で 世界各国が参加し、釣りの腕を競う大会。  その大会に毎回 出場している K谷さんは 十勝に毎年のように遊びに来てくれる。世界の魚、そして釣りの強者相手に磨かれたフライフィッシングの技は 十勝の鱒を相手でもなかなかなもの。 そんなK谷さんもアラウンド70歳と重ねたものは重く、今回初のイトウへのチャレンジだった。

P5295413年季を感じさせるK谷さん、フライを始めたのは60歳からというからまた驚き。

P5295419風のなか 静かに竿を振る


迎えた初日の朝、
日の出前に出発し、
強風のなか、波に揺られながら、
ブッシュ周りを探るも、
2、3度、足元まで追ってきた魚だけで、
フッキングをさせる事ができずに、
8時朝の釣りを終える
レイクハウスに戻るまでの話で、
面白い話があった。



世界大会の厳しい審査のなかで、ドーピング検査があるという。
釣りにドーピング?と思い 興味津々。

オリンピックのルールに基づいた世界大会なので、
薬物使用はアウト。

裏を返せば、
薬物使えば、魚が釣れる?

そんな薬物があれば、
ぜひ、ぜひ 使いたい。
大量に。

P5225036

なんて、いろいろ面白い話を聞きながら、
レイクハウスで遅めの朝食 
風で波立つ湖面をみながら、
朝から麦の炭酸入りのドーピングを2杯、お召しになる。
そよ風が気持ちよく、早めのお昼寝。

2時間ほど寝てシャキッと目覚めて、
酔い覚めぬまま、ボートに波に揺られてまた気持ち良さそう。


まずは、昨日のリサーチで見つけたポイントへ、
大イトウとのファイト中に見つけた、
さらに大きなイトウが気になった。
風の中を進んで ポイントを目指す。



K谷さんはシングルハンドの7番ロッドに
シューティングヘッドのタイプ4で岸ぎわを探る。
キャスティングも安定して、フライも水に馴染んだ頃だった、


「いる!」
「あのヤナギの葉っぱの下、岸際50cmくらいのところを左に向かって泳いでいるの、見えます?」


「・・・」

「反転して、して左の枝のところ、見えます?」


「・・・」


「ま、投げて!」



うっすらとオレンジ色をした大イトウは、
岸から離れずに、4mほどの範囲内をゆっくりと行ったり来たり。
できたら、魚の位置を確認して 進行方向2mほどにフライを入れてほしいところだけど、
見えないものは仕方がない。


指差して 位置を伝える
風が強く ボートが流され 
キャスティングもなかなか決まらない


投げて!


しーん(無反応)


投げて!

しーん(無反応)

キャスト!
キャスト!
キャスト!



私も熱くなってしまい、ついつい

「デカイですよ!」

と言ってしまいそうになったので、


「デカイですよ!、なんて言ったら、もっと緊張しちゃいますよね」と耳元で静かに言う。

何度も水面をラインでたたいている間に、
魚は見えなくなってしまい。

それでも投げ続ける K谷さんを見ながら、

う〜ん。

う〜ん。

う〜ん。

と思っていると


「きました!」

掛けた。



竿が曲がって、
グワングワンと大きく振れている。

よ〜し!





開始そうそう掛けたイトウとのファイト
重い石でもひっかかっているのではと思うほど、
下へ下へと潜水艦のように潜っていく。
竿を曲げても 竿が曲がるだけで
びくともしない。



P5295429



ランニングラインとフライラインの結び目が
竿先に入ろうとすると

カタカタカタと

3m出され、

また結び目が入ろうとすると、

カタカタカタ。

下向いて全然浮かない魚に、

「喉がカラカラですね、疲れたら変わりますよ」

それでも何分たっただろうか、
少しづつ、少しづつ 浮いてきた魚が、
水面に姿を現した。

う〜わ〜

う〜わ〜

で〜け〜

ブクブクブク・・・

ぽか〜ん。

よ〜し!


ランディング成功


う〜わ。で〜け〜


この一匹は昨日私が釣った魚よりもK谷さんが釣ってくれたことが最高に嬉しく重たかった。

「いや〜、冥土の土産かな〜」(笑)


P5295460

P5295464

P5295445


P5295473世界大会では カウンターを使うとか 今回もカチッとカウントされた





人生初チャレンジ 初の1本目が 
いきなりの大イトウ
しばらく放心状態 
岸辺に座って お茶を飲んで またお茶を飲んで
おやつを食べて、 またお茶を飲んだ。
動けるようになるまでに 30分くらいかかった。


「やっぱりドーピングの効果ですかね?」(笑)


P5295478来る直前に、巻いてきて!とお願いした、キールフック ウエイト入りのフライ。 大成功だった。





ドラマが起こるのは突然、
釣りの神様って


その後もK谷さんは2匹のイトウをヒットさせて、
一匹は手前でバラシ、もう1本をキャッチした。



P52954972匹目は銀ピカのイトウ



またしても初日に釣れちゃうというパターン
イトウという魚はほんとうにわからないもの。




そして2日目はイトウウォッチング 

P5305508P5305528P5305534

P5305530

P5305538
岸際で産卵するウグイの周りに巨大なイトウが4、5匹。
1日中、ピーカンべた凪でも 岸際にウグイを追いつめてはガボッ、
ヒレが出るくらいの浅場で繰り広げられるシーンを見ながら、
イトウの頭の中を読む。
どうやって釣るかを考えて、

導き出した答えは、

シングルハンド8番に
フローティングライン!


タックルを組み直して、2日目が終った。



P53055482日目の夕陽は ちと苦い。





3日目は最終日、
5月31日 私の2週間のイトウガイドも最終日。
昨日の教訓で、決まれば大成功なのだけと・・・


P5315558また陽がのぼる




日の出と同時に、ウグイの産卵場所に行くと、
岸際でヒレを出して静かにボイルしている。
3投目でドスン。


水中でギラギラと動く巨体

よし!と思った瞬間 
スポ。

読みは良かったけど、
フッキングばっかりは・・
仕方がない。


魚も散ってしまい打ち止めのような空気が漂い始める。


とりあえず移動。

ボートを走らせ、どこへ行こうか悩む。


あそこのあのイトウたち、まだいるだろうけど、 

朝だし、3日間誰も、たたいてないだろうし

もしかしたら、食うかな〜

まあ、見るだけでも楽しいだろうし、

行ってみようと、追い風にのってボートを進める。



ゆっくりと岸に近づけ、イトウを探す。

先日、朝ボイルしていた場所、
今朝は静かだった。


う〜ん、いそう。


私:「いた、いた、いた、いた」

ボートを止めて、オールでゆっくりと魚に近づく。

私:「見えます?あの、あの赤いの」

k谷さん:「見えます、大きいですねぇ」


私:「ちょっと待ってて下さい」

・・・


私:「うわっ」
私:「もう一匹います」
私:「超デカイ!」
K谷さん:「あれですね!」


恐る恐る・・・

私:「投げましょう」


k谷さんの2頭目
二匹のイトウの近くにフライが落ちた


食いそ〜


バタバタバタ・・・


ボートが揺れ、バタバタしているK谷さん


どうしたのかな、と覗き込むと、


追ってる、追ってる、

う〜

う〜

う〜

ゆっくりとフライを追ってくるイトウが、
しかも、白いほうの巨大なイトウが

ボートから5m先に見える。

しかも、ロッドにリーダーが入り、

もう、引っぱれない、フライを動かせない。ギリギリ・・・


い〜

い〜

い〜



うわっ!


食った。



巨大な口を開けて、フライをばくっ。


曲がった。


掛った!


す〜げ〜


す〜げ〜


で〜け〜




P5315573


シングルの7番だから、
曲がる。

引っぱっても、

曲がる。


下向いたまま、ヒレをパタパタ

下向いたまま、ヒレをパタパタ

全然上を向かない パタパタ


でも、時計を見るK谷さん
私:「さすがに今回は余裕ですね」(笑)


浮いてきて、

もういける。

行きましょう。

ちょっとまって。



もう一回、回ったら次で、

いきましょう!


い〜
よ〜し!


時計をみたK谷さん 15分でした。

初日の大イトウよりも一回り大きな
巨大イトウだった。





P5315586


P5315577

P5315590


P5315613



P5315605世の中には、幸せな釣り人がいるもんですね


これで私の朱鞠内湖のイトウ釣り
すべてを出し切り、終了。
こんなに清々しい朝はないだろうな〜と

じ〜ん・・・



P5315606朱鞠内湖 ありがとう〜


大切なこと



幌加内町朱鞠内(しゅまりない) 
お蕎麦で有名な幌加内町(ほろかない)、旭川から北に2時間ほどにある道北の町。車で走るとその町の空気を肌で感じる。乾いてひび割れた畑の土、開墾した畑が笹やシラカバが密生し、荒れ果て、古い崩れたサイロの跡や 細々と立つ板張りの民家。 当時は栄えた面影をみせる 廃線跡 深川と名寄を結んだ深名線の当時のまま残された駅舎。 この土地に夢をもって開拓にはいった姿と自然の厳しさと向き合った姿をヒシヒシと感じる。それでも蕎麦の産地として全国で有名な幌加内町の蕎麦の味は驚かされるほどのうまさ。

朱鞠内湖は古いといえダム湖で湖畔に温泉がある訳でもなく、観光地としては何もない。踏み入りたいとも思わないほど、背丈より高い笹が密生する、そのままの森が続くだけ。そんなどうしていいかわからないような自然は道内にはあちこちにあるのだろうけど、この朱鞠内湖にはイトウがいる。 1mを越すイトウは釣り人の憧れ。だけど 保護し守る取り組みがないと 釣り人が増えれば大きくなれない、数が減るということが起こる。

朱鞠内湖の漁協のN野さんとはかれこれ15年以上前にイトウの調査で出会い。こんな山奥にマイタケ探しで話が盛り上がるとはと、ビビッと感じ、息があった。N野さんはイトウで幌加内町の地域を活性化させたい。人口を増やしたいと熱く語る。多くの釣り人が来ても自然が荒れないルールがあって、地域にお金が落ちる仕組みがないと、地域が生き残れなくなる。地域が崩壊したら、イトウ保護など言っていられない。イトウのお陰で地域が潤えば、町はそのフィールドと魚を町の財産になる。そんな事をもう10年以上前から、コツコツとやってきたN野さんは頭が下がり、遥か先の夢をみている。 

海外の釣り人を意識した取り組みや、面白い釣りをもっと面白くする仕組みやイトウを守る調査も積み上げ、前進していく姿は、本当に偉いと、我が身を考え直す。

幌加内町の発電と農業用に作られたダム湖がたまたまイトウのフィールドになった。イトウという魚がいてくれたことで世界に誇れる釣り場になるのか、ここ朱鞠内湖は本当に「化ける」可能性を感じる。


朱鞠内湖のイトウのフィールドは北海道全体のフィールドを考えるヒントがたくさん詰まっている。自然のなかで楽しむために、何をして、どうすればいいのか。その地で守り、育てる人がいて、地域があって循環が生まれる仕組みがあること。いいフィールドがあって、いい魚がいて、釣り上げて喜ぶ人がいて、釣り上げてくれた事で喜ぶ人がいる。太古の魚 イトウ。 面白い相手だとつくづく思う。

P5180029最近見なくなった魚拓、今ではリリースした魚の写真からデジタル魚拓を作ってくれるサービスがある。


N野さんほか、スタッフの皆さま。毎日のように湖上で会うS坂さん、。イトウに魅せられた方々、お世話になりました。ありがとうございました。



P5250198イトウに魅せられた男達の見上げる先には・・・
ドローン飛ばして遊んでいるだけだった。



これで春のイトウ釣りガイド、なんとか終了。
2週間ぶりに十勝に帰ります。
S志くん、立ってたらどうしよう?


P5315622最後の桜をみて、さようなら。

十勝の自然を楽しむためのガイド&ロッジ
Lodge Lucky Field :
http://lodgeluckyfield.com

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(17:00)

2017年05月29日


水温15度 曇り 微風

朝7時にS坂さんのノースフライフィッシングロッジを出発し、
日曜日なので前浜の駐車場は車は30台以上の入り込み。
のんびりと8時に前浜を出船する。

どこへ行こうか風を見て考える。

たまたまガイドのキャンセルが入り、すっぽり空いた3日間。
普段気になっていていけてなかったポイントのリサーチを兼ねて、
徹底的に3日間竿を振って、振って、振りたかった。

S藤さんの手作りのおにぎりを食べながら、ボートを走らせる。
風が島にぶつかって、先端から沖へ潮目が延びていた。

前々からただならぬ雰囲気を感じていたポイントだけど、
実績がなくて、素通りしていた。
だけど、今回はリサーチ。
自分でフライを通してみたくて、
船を岸につけて、島の角にフライを入れてみた。

3投目でドスン、いやパカンだった。
50造離ぅ肇Δ釣れた。
やっぱりと思いつつ、リリースしてまたすぐに、
パカンと60造釣れた。

リサーチなので、もういいやと、
次のゲストのために荒らさないでとっておこうと移動
そのまま、風に流されるまま 

岸際をダラダラとフライを通していく

岩場から 砂利へと変わる場所
すこしくぼんだ地形に なんとなく匂う・・・

岸際1mに入れて 岸と平行に引っぱったフライ
3回目のリトリーブで ドスン!

沈んだ枝にひっかかったと思った

ぐわ、ぐわっと首を振る

うわっ、デカイ。


太い魚体が ギラギラとうねる

思いっきり竿を曲げて 
ランニングラインを回収し、リールファイト


浮いてきたと思うと潜り、
もうそろそろかと思った瞬間。
一気に30m を イトウにそんなスピードあったのか
と 思うほどの速さで 一気に糸を出される。

そんななか、岸際の笹薮の中で、
ガサガサと音をたてる、巨大な何かに、
熊かもしれないと陸にも恐怖感を感じる。



そして イトウは トルクある思い引きで、岸へとボートがひきずられる。
森からヒグマが飛び出してきたら、どうしようとドキドキしつつ、
イトウの引きをなだめつつ、
ボートの操船もしながら、 
手がもう1本ほしいと思う


その ガサガサがヒグマだったのか、鹿だったのか、
わからないけど、無事にイトウをネットでランディングし、
ヒヤヒヤしながら上陸した。


P5285380

P5285361

P5280296

イトウの暮らす野生はやっぱりいい。

分厚い雲 薄暗い森に 
ヒー ヒー ヒー と
夜なくはずのトラツグミの声が響いた


シングルハンド7/8番(グレッグ置いていってくれた竿)
ラインはシューティングヘッドのタイプ4のショートヘッドで6m20g
リーダーは0エックス9フィート 
ティペットは0エックス 50
フライはマドラゾンカーのキールスタイルで カラーはグレイ系
もちろんマドラーはエゾシカの冬毛!
その日は結局 4匹のイトウを釣り

3日間のリサーチは 合計8本のイトウと合うことができ
新規開拓もアチコチできて、
S坂さんと遊びもまたできたりしてとても有意義だった。

P5275318新規開拓行きましょう!と誘ってくれたS坂さん、リサーチでなくて釣らせてよ〜と思いつつ ぶっしゅに突っ込んでばかりで ガラガラごろごろ でもたくさん勉強になりました!

P5270280S坂さんロッジも 外のような 中のようなロッジでとても開放的で 快適でした。 60歳を過ぎてすきな事を本気でできるS坂さんが素敵でした

P5270282
S藤さんの料理にとても救われるように 2泊もバッテリーをチャージさせていただきました。



朱鞠内湖のイトウは、5月の解禁からスタートする
なによりもワカサギ、そしてウグイが産卵のために岸よりするとうのが、
最大のビッグイベントで、
ベイトが岸よりすればもちろんフィッシュイーター達は岸に集まる。
それが、釣り人にとって釣り上げるための最大のアドバンテージ
さらに 日が昇のが朝の4時 暮れるのが6時半とか、
釣りをやろうと思えば14時間も竿を振り続けることができるのが春。
この時期のイトウは1日中釣れるチャンスがあるので、
朱鞠内湖を訪れる釣り人は、
ひたすら振って、振って、振って、
たいていぐったりと疲れて帰っていく。
それだけの魅力がイトウにはあるからすごい。


イトウが釣れるかは、誰にでもチャンスがある。
だけど、キャステングは飛ぶほうがよい。
ボートからの釣りの場合は、
シングルハンドでのテクニカルな技術も要求される。

それを3、4日間投げ続けるのだから、
それはなかなか・・・
次の技術の先に、精神的、肉体的な要素が問われるのが、
イトウのつらいところでもあり、
面白いところ。



無理なく 頑張らず ダラダラと 
景色を見ながら 野鳥の歌声をききながら、
タンタンと フライを投げては引っぱって、 
投げては 引っぱってを繰り返していれば
イトウは必ず釣れる。(と信じる)

そして すこし釣りの神様が点と点を結んでくれれば・・・
と朝晩しっかりご飯を食べたり、歯を磨いたり、
ゴミを拾ったり、という大事な事をやること。


P5184743群馬からのN村さん 初日から2本の釣果!ナイスでした。 その後3日間はつらかったです。できれば、逆のパターンが・・・


P5184748風で離岸流れができたときだった


P5184760夕暮れのマズメの平場打ちでの1本


P5194794朝のひとときはとにかくいろんな鳥の声がうるさいほど その光の美しさに 早起きして良かった〜と思うだけで 釣果が伴うとはかぎらなかった。

P5200054この時期はとにかくスプリングエフェメラルが美しい  ちいさきものに命あり 自然の愛おしさにシミジミする

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P5200110山菜を目当てに出てきたオヤジ ウッフォ ウッフォ と言って 斜面を登っていった。 ゴメンネ。 ここはあなたの森だからね 


P5210130この温度がワカサギの産卵で岸による あちこちの岸の水温をチェックし ワカサギの群れの有無を 観察することが大事


P5214931ゲストの希望でノスタルジックツアーで出かけた廃線ツアー 幌加内町の古い歴史やお蕎麦を食べた 深名(しんめい)線の跡をたどって 


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P5214938私はウドを探してあちこちキョロキョロ


その後のゲストは 強者のY田さん
このお方にお会いすると とにかく背筋がピンとします。
釣りとの向き合い方、
世界を徹底的に釣った経験と実績
そして、謙虚さと研究心旺盛なところは、
はは〜っと尊敬するばかり、
まさに、マシンとはこの事というほど、
Y田さんに狙われる
魚じゃなくてよかった〜と思うくらい うまい!

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P52250044日間で9本のイトウをキャッチ。
恐るべし センスの持ち主


P5245182そんなスキみて私も1本キャッチ
この魚を選んで釣るものゲストを立てる ガイドのなせる技なのです! 

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岸際のイトウウオッチングに う〜ん う〜んと悩まされるのがまた楽しい


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Y田さんが帰って、晴れて望んだプライベート!
30分で勝負を決めた!



P5260248イトウのサイトフィッシングはドキドキしまっせ! シングルハンドの テクニカルなキャストが要求されます。



5月いっぱい イトウ釣りを頑張って、
6月にはハルゼミが鳴く十勝で、
思う存分 ドライフライを投げまっせ!


さて、あと3日!イトウガイド頑張ります。

あー早く、十勝に帰りたい。


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指差しを覚えてS君、おむつ替えしたいな〜




そして、この話には続きがあり、
ヒグマの恐怖におびえながら、
あの大イトウに引っぱられたときに、
岸際にもう一匹 さらに大きなイトウが泳いでいるのを見つけたのだった。
イトウの姿をみて、ファイト中の私はどうすることもできず、
逃げていったけど、
ここは大イトウが集まる場所のようだった。
次のゲスト 
釣りの神様が微笑むといいけど・・・・

その行く末は、また
つづく

IMG_2460 boys be ・・・大志を抱け!


朱鞠内湖のイトウ釣り、
一緒に行きましょう。
イトウ釣りガイドの詳しいことは、
ロッジラッキーフィールドのHPをご確認下さい。
http://lodgeluckyfield.com

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