セレモニーホール三礼 別館「まごころ」

岐阜県高山市の葬祭会館「セレモニーホール三礼」です。 従来型の葬儀・家族葬儀・小規模家族葬儀・・・宗旨宗派を問わずうけたまわります。 ココでは、ホームページ管理者が葬儀新情報・豆知識などをご紹介します。

▼ 飛騨のしきたり 宗派の違う仏壇に・・・

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Q、うちのお寺さんは曹洞宗やけど、「なむふかしぎこう~」の掛け軸が仏壇に掛かっとるんやさ。この新聞読んどって「変やなぁ~」って思ったんやけど。間違っとるんかな??



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A、隅々まで読んで下さっているんですね。これは手が抜けませんねぇ・・・。以前、真宗大谷派のお寺のご住職に、こんなお話をうかがったことがあります。

 
            ♪嫁に行く日が  来なけりゃいいと
             おとこ親なら  誰でも思う
             早いもんだね  二十歳を過ぎて
             今日はお前の  花嫁姿
             贈る言葉は   ないけれど
             風邪をひかずに 達者で暮らせ

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  いつの世も変わらぬ親心を歌った芦屋雁之助の名曲「娘よ」の一番の歌詞ですが、最近では交通の便も発達していて、「嫌になったら、いつでも帰って来いよぉ~」なんて気楽に送り出す親もいるとかいないとか。なにせ東京どころか、海外へでも日帰り旅行が出来る時代ですから。
 
 しかし、昔はこんな風にはいきませんでした。嫁に出したら、二度と合えない今生の別れ。覚悟を決めて送り出すわけです。嫁ぐ娘に、何か持たせてやりたいけれど、大したものは・・・・・。そんな時、大切な仏壇の掛け軸を持たせることもあったそうです。今とは違って、仏壇は「生活の中心」。その大切な掛け軸を娘に持たせるのは、心配で仕方ない親心というわけです。

 嫁をもらう側も、「大切な仏壇の掛け軸を持たせる程、この娘さんは大切に育てられたんだね・・・」と心して受け取り、仏壇に掛けたそうです。たとえ宗派が違っても。 
             
 ですからお宅の仏壇にも、もしかすると過去にこんなエピソードがあったかも知れませんね。


飛騨高山の葬祭会館 セレモニーホール三礼
http://www.ch-sanrei.co.jp/

◆ しきみ 続報  「しきみ の 実」

 前日ご紹介したシキミの実のこと覚えていらっしゃいますか?
 私自身あれ以降、葬儀の度に気にして見ていたのですが一度もお目にかかりませんでした。インターネットでよくよく調べてみると、実は春につくのだそうです(早く知りたかった・・・)。おまけに、花屋さんが式場の準備に出かける前に、全部取り除いてしまうのだそうで・・・(早く知りたかった・・・)。

 会いたい・・・そうなるとますます会いたい。
 
 そしてついに・・・先日のご葬儀の片付けの時、発見したのです。しきみの実を!!!待ちに待った対面!

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 なんだコイツは・・・。
 ミカンのような・・・魚介類のような・・・。匂いはしないなぁ。
 半日もすると干からび始め、なにやら種らしきものが覗き始めました。

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 さらに数時間経過したある時、事務所にいた従業員が「何かが飛んだ!」と言うのです。飛び出した瞬間こ
そ目撃していないようですが、音をたよりに着地点周辺を探すとコレを発見したそうです。

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 これ、しきみの種?しきみの種って飛ぶの?

 何とか、自らの目でそれを確かめるため、見守ることにしました。
 しきみの実は外気に触れさせ放置しておくと、1日もすれば・・・
 
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 こんな感じに干からびてしまいます。こうなった頃には種は・・・もうありません。
 
 ◆観察 4時間経過
 小部屋が開いて、中の種が顔を覗かせました。
 
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 あらためて見てみると、対角線上に合計8つの部屋があるようです。いくつかある他の実も同じです。
 
 ◆観察 8時間経過
 会社に居ながら観察ばかりしていられません。配達だの御用聞きもありますから。その間に・・・ほんの2時間ほど外出した間に・・・。事務所に戻るとすでに、種は出た後。事務所にいた従業員が音を追って見つけた種は、3m程先に落ちていたそうです。

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 しまった・・・油断した・・・imagesCA0AFVA8

 残された部屋はわずか。目が離せません。都合の良いことに、ここからはデスクワーク。仕事をしながら見守れそうです。

 と、その時!遠くで種の落下音。
 また見逃した・・・imagesCA0AFVA8

 こうなったら、機械の力を借ります。携帯電話のムービー機能を使い、その瞬間をとらえます!私のジャーナリズムが奮い立ちます。


 そしてその時は来ました!
 携帯電話のムービーを確認・・・・・・・・スーパースローカメラでもなんでもないので鮮明には分かりませんが、ジワジワと発射に向けてにじり出る様子は観察できます!

 ついにやった!やったんだ!世界初の映像かも!
 春の報道特番に投稿するか!

 はやる気持ちを抑えて帰宅。この感動を家族に伝えたい!大盛り上がりの私。
 
 

 「なにこれ?」と、冷やかなの家族。力説に対し、「葬式のシキミ?ふ~ん・・・」

 あれ?あれあれ?見守った当事者との温度差を痛烈に感じました。

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◆ 豆知識 「阿(あ)吽(うん)の呼吸」の話。

 アマチュア相撲では「両手を土俵に着いて静止したのちに審判のかけ声とともに立ち合う」というルールがある
そうですが、プロは「阿(あ)吽(うん)の呼吸」で立ち合いがされるそうですね。
 フライングしたり、つんのめったりしないで、上手い具合に試合が出来るもんだなぁ~と前々から不思議ではありました。

 「阿吽の呼吸」を広辞苑で調べてみると、「共に1つの事をする時などの相互の微妙な調子や気持。特にそれが一致すること」とあります。
 「阿」は口を開き
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 「吽」は口を閉じて
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発する音のことで、そこから「呼気」と「吸気」の意味となり、両者が息を合わせることを「阿吽の呼吸」と言うようになったそうです。
 そもそも「阿吽」は、仏教発祥の地であるインドで使われているサンスクリット語の発音に、漢字を当てたものです。発音をアルファベットで表すと「a-hum」となります。サンスクリット語を書き記すのには、梵字が使われます。


 梵字で「a」は456、「hum」は123です。これらはアルファベットでいうところの「A」と「Z」にあたります。平仮名でいうところの「あ」と「ん」。要するに、文字の表の最初と最後。つまり、サンスクリット語を書き記すのに使われる梵字の最初と最後が456123なんですよ。
 
 密教を教えの中心とする真言宗の歴史の中で、梵字それ自体に象徴的に意味が与えられました。
 梵字表の最初の文字456には「万物の根源」、最後の文字123には「一切が帰着する知徳」。すなわちこの2文字をもって「森羅万象」、つまり本尊である「大日如来」を表しているわけです。

 その「森羅万象」を口の形で表現しているのが、お寺の仁王像や神社の狛犬(こまいぬ)です。
 聖域を守り、邪悪なものを退けてくれるといわれ、向かって右が口を開けた456、そして左が口を閉じている123。平安時代の初め頃からこの位置関係なんだそうですが、どんな経緯で決まったかは、調べても分かり
ませんでした。それにしても、仏教要素が神道にも影響しているところなんて、日本人の「良いトコ取り気質」そのものですね。
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 話は変わりますが、祈願ダルマってありますよね。お正月に買ったダルマに、「家内安全や商売繁盛」などの願いを込めて片目を入れる。そして願いが叶った時や、一年間無事で過ごせたことに対する感謝の気持ちを
込めてもう片方の目を入れ、翌年のお正月に神社やお寺へ納めたり、お焚き上げをします。

 
 ところで、「願いを込める時」に書き入れるのは、左右どちらの目なのか、ご存知ですか?
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 普通、願いを込める時にはダルマの左目(向かって右)を入れます。叶ったら右。
 なんとこの順番が、「阿吽」に由来しているんだそうですよ。狛犬を参考にすると、向かって右が「あ」ですから、向かって右目(ダルマの左目)が先。

 
 選挙といえば「必勝だるま」ですよね。当選が決まった候補者が、だるまに目を入れる様子が速報で流れますが、右目に目を入れている人が多いような気がしませんか?確かに右目を入れる事が多いようなんですよ。
 ほらね ↓
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 ちなみに、選挙で初めてダルマを使ったのは、昭和五年の総選挙の長野一区の候補者なんだそうです。一般化したのは三十年代。
 
 ひょっとすると、選挙のダルマにだけ違うルールがあるのかも知れませんね。
 調べました!

 ①右目を入れる。ダルマは神棚と同じで南向きに置く。一日の始まりである朝に願いを込めるとすると、太陽が昇るのは東。ダルマにとっては左目の方角なので、「祈願」の時は、左目を入れる。

 ②男は右目を入れ、女は左目を入れる。

 ③右利きは左目から入れ、左利きは右目から入れる。

 ④決まっていない。好きな方から入れる。

・・・・・などなど。

 まぁ結局、選挙でも葬儀でも「右か左か」なんて事より、もっと大切なことがあるってことですよね。(苦しいオチ)


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