東京下町入谷・沖縄三線教室blog

入谷は上野のお山と浅草の中間地点、七夕の季節には東京の風物詩「朝顔市」でも有名な人情溢れる下町です。そんな入谷に居を移して10数年。私の大好きな沖縄もそしてこの入谷も、歴史を大事にし、義理と人情で繋がるあったかい人達が今でもたくさん暮らしています。私にとってはどちらも大事で大切な場所。下町と沖縄、、、遠いようで近い感覚。沖縄三線を通じてこの入谷で皆様と一緒に素敵な教室を作っていければ幸いです。

先週の話しは東京へ戻ってきてからも続きます。
沖縄から帰った週末土曜は、大工哲弘さんの浅草でのライブを拝見。
そして日曜は、私の師匠のお膝元の鶴見
通い慣れた鶴見沖縄県人会館で開催されました
「第5回おきつる芸能祭」へ出演しました。

11月は近年、忙しい日々だったのですが
この日はちょうど空いていて(^^)
大好きな先輩からの呼びかけだったので
出演することにしました。 

琉球舞踊、マジック、沖縄ポップスに続き
最後が私たち、琉球民謡としての出演です。
なかなか練習に参加できなかったので若干の不安と
何より”鶴見”という土地柄
師匠のホームタウンで、下手なことはできません
また、ネイティブなウチナー口の土台があります。
なんちゃってウチナー口では通用しないので
東京で歌うより、緊張する場所でもあります(^◇^;)

その日は、師匠も観ていることですし
(実はこれが一番緊張、師匠には嘘つけないのでね)
師匠から教わった「沖縄の心、歌の心」を込めて
みなさんに楽しんでいただけることを考え
自分自身も楽しみながら歌わせていただきました。

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最後に「丘の一本松」を歌い
大宜見小太郎ではなく
「大宜見小次郎一座」として  
先輩方が衣装も仕込んで、ちょっとした寸劇。
会場を笑顔で包んでくれました。

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琉球新報にもいつのまにやら、載ってました(^^)
わぁ〜い♪♪

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ということで、
温かくてアットホームで楽しい舞台となりました。
こうゆうのって本当、沖縄って感じでいいなぁ〜♪ 

2日目の夜はステーキをガッツリ食べた後、
魚釣りチームの成果まで堪能!
どんなけ食べるんだとお腹パンパンで
深夜は、民謡酒場へ。

メンバーの中には、民謡酒場”初体験”の者もおり
舞台初デビューを飾れました(パチパチ)
と、ギリギリまで最後の夜を楽しむメンバーたち。 
みんな、本当に体力あるわぁ〜(^^)
私はゲコゲコかえるちゃんなので、みなの弾けている様や
ダウンしている様を見て、楽しんでおります(笑)

前置きが長くなりました。
最終日の3日目は、ウチナー口のエキスパート!
ついに高校の英語の教科書にも載ってしまった
比嘉光龍(ふぃじゃばいろん)さんに会いに
沖縄キリスト教学院大学のキャンパスへ。

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光龍さん、学生さんたちに「バイロン先生〜っ♪」と大人気でした(^^)
この日はうちのメンバーも一緒に訪問したので
いつもだとマニアックな話しで2人だけで盛り上がってしまうのですが
そこは光龍さん、さずが気遣いの方です。
ちゃんとメンバーを交えて、わかりやすく
みなが楽しめる話題になるように
言葉の話、民謡の話、唄者の話など
いろいろ多岐にわたって楽しく「ゆんたく」しました。
一緒に行ったメンバーも、ふむふむと
興味深く話しを聞いたり、質問したりしてましたね(^^)

光龍さんは、誠小先生の元にいらっしゃったので
言葉に関してはもちろんですが、民謡についても
私と同じ価値観といいますか(勝手にそう思ってます)
同じ見解や見方をされていて、すごく話しがわかるし
同じように発見や気づきをされている方なので
私も、絶大な信頼を寄せているわけです。
私にとっては言葉の先生であり
唄の世界では信頼できる先輩であるわけです。 
実はなかなか、同じ視点で「民謡」を語れる方って少ないのですよ 
今はいろんな団体があったり、流派があったりで
そういった垣根がじゃまをするのか
本当はもう少し自由に「唄」について語り合いたいのですがね。
なかなか、、、そうは(^◇^;) 

そして、光龍さんのような方が
1日目にお会いした三線の名工である仲嶺幹さんもそうですが
今の沖縄にとって、大事で大切な存在だと思います。
お二人はちょうど前後して私と近い世代でありますが
こういった方の、本当に真摯な活動とご活躍が
また「私もがんばらないと!」と思える原動力となるのです。

わずか3日の滞在でしたが
実は大変対照的な方とお会いできて
それぞれ学ばせていただきました。
本当に面白いですね。

誰もが認める沖縄の重鎮である
仲本興次さんも、大工哲弘さんも
古いものは大切にしながら(リスペクトしながら)
音楽を心から楽しみ、今までに無いものや
新しい世界を切り開いている方たち

私と同世代の今大活躍中の
比嘉光龍さんや、仲嶺幹さんは
新しい手法や考え方、方法論やアカデミズムも大切にしながら
自分の手足で情報を探し、自分の力で学び
古いものや素晴らしい文化を大切に必死に今に伝え
次の世代に残そうとしている

素晴らしい方たちとお話しできた
ぎゅっと濃い時間、今回の沖縄訪問に感謝です。
また、学びに行きたいと思います(^^)


比嘉光龍さんの活躍をご存知無い方は
こちらをどうぞ!(彼のホームページです)

沖縄訪問2日目です!
教室メンバーと来た沖縄ですが、中日は皆それぞれ
思い思いに自分たちのやりたいことをする日ということで。
漁船で釣りを楽しむメンバー
沖縄南部を中心に、観光や工房などを楽しむメンバー
そして私とにわかれ、夕方の合流まで思い思いに楽しみました。

朝、釣りメンバーを漁港まで送り
私は一人、北部を目指してドライブ。
大好きな仲本興次さんに会いに行きました。
敷地内の緑のトンネルを車で抜ける時に
車幅がギリギリなので
キャ〜キャ〜言いながら(運転がほんと下手なので)
なんとか無事にたどり着きました!

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ゆっくりお茶を飲みながら、
昔の話や音楽の話といろんなお話しをしました。
このヤンバルの景色と、たわいもない「ゆんたく」が
ずっと永遠に続くといいのにと思えるくらい癒しの時でもあります。 

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三線を持ち出し、一緒に歌も歌いました。
「覚えてないよ〜」と言いながら
私が一番を歌うと、スラスラと2番3番と続く仲本さん。
私の方が2番以降ど忘れしているという!
「ぜんぜん、覚えてるじゃないですか〜(笑)」 
と、まだまだ歌が骨身に染みてない自分の至らなさに(^◇^;)
修行が足りてないなと。そりゃそうですわね。
仲本さんは、神様みたいな方ですから。
私のようなものと、遊んでいただけるだけで有難い。

音楽を自由に表現すること、楽しむことをいつも教えていただけます。
仲本さんが包み込む全てが全部暖かくて、
このヤンバルの景色に負けないくらいキラキラしているのです。

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ランチを食べに行こうと、仲本さんが運転してくれて
さらに北部を目指してドライブ。
私の下手な車庫入れ具合を見られていたので
本来なら私が運転してお連れしないといけないのに
仲本さんの車に乗っけられての(^◇^;)ドライブデートです。
この日は、快晴で最高に気持ちのよい天気でした。
ヤンバルの海もキレイで、長閑でした。

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40年ほど前に、仲本さんが太鼓プロデュースして
自らも演奏された音源を聞かせてもらいました。
「あ、やっぱり、この人、天才だ」と
その演奏を聴いて、あたらめて
この目の前にいる人が神様と言われる所以を再確認しました。
これ、今でも通じるし、世界レベルだし
いや、むしろ、今の人のほうができないんじゃないか??と
新旧を融合した新しい音楽と共に 
その演奏から出る圧倒的なパワーとグルーブ感に
生演奏で聴いたら、きっと震えるほどすごいんだろうなと
録音された音源からもわかる、天才プレーヤーの繊細かつ大胆で
リズムが踊っている名演奏を聴かせていただきました。

ずーっと「天才だ!」「うわ!これ、すごい!」「かっこいい!」「天才ですよ!」と
興奮している私を、ニコニコと笑顔で見ている仲本さんでした。

前回の記事の続きです。

そういうの信じない方は、ごめんなさい。
私も別に「そっち系」ではないので
そういったものに左右されるわけではないのですが
話半分、笑い話で読んでください。

ちょこちょこ書いてますが
こと「沖縄」に関することについて
晴れオンナなんです(笑)
今回の訪問の際も、雨予報が出ていました。
実際、沖縄に着いた時には曇り空。
車に乗っての移動中は、パラパラと降ったこともありましたが
降りたら晴れるんです。
外を歩く時には晴れているのです。
肝心なところは、雨に降られないという。

「傘はいらん!」という根拠のない自信で
今回の沖縄訪問の際も、結局一度も傘が必要な場面はありませんでした。
それどころか、、、暑かった(^◇^;)
数日、私と過ごしていただくと、なんとなく
それが「本当だったのね」と信じてもらえるかなと(笑)
うちのメンバーは、だいぶ信じてくれました。 

さて、話しはそれました。
そうそう、沖縄関連といいますか(バリ島関連でもそうなのですが)
思ったことに対して、パッと「答え」が示されることがあるんですね。
これは本当に不思議なことなのですが
そこは追求せず、素直に受け止め、間違っている方向ではないのだなと
なんとなくヒントと道標にすることがあります。

で、前置きが長くなったのですが
前のお話しに戻るわけで、大工哲弘先生にお会いできたのが
なんだか私にとってはベストタイミングだったわけなのです。

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 幹さんと打ち合わせのために来ていた大工哲弘先生。

このタイミング!と、聞きたかったことを
不躾ながら質問させていただくと
とても丁寧に教えてくださいました。

経験者にしかわからない貴重な情報に
本当に参考になりました!
その際は、ありがとうございました。
内容は、、、また、後日というか
来年以降の私の活動に基づくことですので。 

これからの指針とヒントを得られて嬉しさMAXの私。

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また、ちょうどその週末に東京の浅草「木馬亭」でライブをされるということで。
ホームタウン、ご近所に来ていただけるなら、これは行かないと!と
この日お会いした教室メンバー4人と
木馬亭でのライブも拝見させていただきました。

古くから伝わる歌も大切に歌い継ぎながら
様々な音楽とのコラボなどで、新しい道も切り開いている
大工先生と偶然にもお会いできて、勉強になった沖縄訪問1日目でした!

忘れないうちに書こうとおもって、、、はや12月ですね。

沖縄訪問の1日目から!
もともと、1年前からこの時期に沖縄合宿をする予定だったのですが
合宿はもっと大きなプロジェクトに変更することにし
(そちらの話しは壮大なので、また今度機会を見て♪)
入谷教室メンバーと私の計6人で沖縄へ。

泊港の魚市場で鮮魚の立食パーティーをして(笑)
まずは、三線店へ。

沖縄県三線製作事業協同組合の
なにやらあっという間に事務局長になっていた?!
仲嶺幹さんの工房「仲嶺三味線店」に行ってきました。
幹さんとは、比嘉光龍さんのご縁で知り合ったのですが
なにやら、最近どんどん偉くなっていって(^^)
あんまり偉くなると近づき難いので
今のうちにとばかりに(笑)
ネホリンハホリンと、三線について
あれこれ聞きまくりで、楽しかったです。
1聞いたら10くらい返してくれる
圧倒的な知識量と経験で、
三線製作に関しては完全にど素人の私にも
親切にいろいろ教えてくれます。
本当にありがたいことです(^^)

東京にいると、まず日常で目にすることはない
「三線」についての最新情報なんかも聞けて
まさに、私にとっては天国♪
実際に足を運んで聴くことによって
得られるものは多いんですよね。

幹さんは今現在、昔の三線の復元作業もされてて
昔の製法での復元も、なかなか大変なようですが
こうゆう感じね↓↓
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今と昔の三線の違いなどから
マニアックな話しまで
あれこれ聞いてしまいました(^^)

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若いのに技術も知識もピカイチの幹さんはすごいな〜と。
「職人は語らん!」みたいな雰囲気もなく気さくで
しかもアカデミックな方でもあるので 
本当にこうゆう若い世代が頑張っているのを見ると
沖縄の宝だと思うんです。
彼に続く、次の世代もぜひ育っていって欲しいなと思います。
こういった技術は、しっかり継承しないと
あっという間に廃れてしまうので(T ^ T) 

実際の三線製作者からの話しはさすがに奥が深く
教室メンバーも興味津々で、その場で三線を注文する人続出!!
そんな私も注文済みではあるのですが(^^)
急いでないので、ゆっくりでいいよ〜と
皆の注文した三線を優先するようにお願いしました。

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皆の三線ができあがってくるのが楽しみ♪
あれこれと、それぞれが細かくオーダーしていたので
個性豊かな三線たちと会えるのが待ち遠しいね!

ちょうど同じ日に、幹さんに三線を注文されている
八重山民謡の重鎮、大工哲弘先生とお会いしたので
そちらの話しは、次回で!

じわじわ人気で、既に出来上がっているものは手にできないくらい
注文だけで大変な三線職人の幹さんの
お店はコチラ
仲嶺三味線店
沖縄県那覇市安里3-1-8 

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