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2014年12月08日

クリスマスケーキについて考える

イギリス:プラムプディング、プラムケーキ
イタリア:パネトーネ
ドイツ:シュトーレン
ロシア:クリーチ
フランス:ブッシュ・ド・ノエル

さて上記がなんだか分りますか?
ブッシュ・ド・ノエルあたりで分る人には分るかもしれません。
これらは全てクリスマスに食べられるモノです。

日本ではクリスマスケーキとして
「スポンジに苺とクリームのショートケーキ」を食べますね。
これは不二家が明治55年(1922)に発売したと記録に残っているそうです。
ただその時はバタークリームを使用していたそうです。

といいますか、私が子供の頃もバタークリームが全盛でした。
ケーキを食べると唇がテカテカと光って指がヌルヌルになったものです。
油分が多いせいで胃もたれしたものです。
生クリームやチョコレートクリームが出てくるのは1960年も後半。
しかしコレは最初のクリスマスケーキではありません。

最初のクリスマスケーキは、
これも不二家が「プラムケーキ」に
砂糖シロップとアラザンをデコレーションしたものを
明治43年(1910)に発売しています。

プラムケーキと言えばイギリスのクリスマスケーキですね。
この頃はイギリスの影響を受けていたのでしょう。
明治55年(1922)発売の苺ショートがクリスマスケーキに変貌したのが
どうやら昭和40年代だったようです。

戦後の国民総貧困の時代を経てやっとです。
クリスマスくらいはケーキを食べよう。
甘いものこそ贅沢の極みだったのでしょう。

最初のプラムケーキは苺のショートに変貌します。
なぜ苺のショートなのか.....
ショートのスポンジの柔らかさが日本人にマッチした。
そして「苺の赤」はクリスマスカラー。 
どうでしょう、違いますかね? 

以来日本人はクリスマスになると
苺のショートケーキを食べ続けているのです。
他の国とは成り立ちが違います。土着の風習とかではなく、
戦後貧困のどん底を味わった後、豊かになった日本人がたどり着いた
健気でささやかな贅沢の象徴がクリスマスケーキだったのでしょう。

あぁ、あと「鳥のもも肉ロースト」ね。
持ち手にアルミホイル巻いてあるね。

余談ですが、
大正7年(1918)には不二家は
シュークリームやエクレアを発売していたそうです。
モガやモボは不二家のエクレアを食べてたんですねぇ。

最初に記した------

イギリス:プラムプディング、プラムケーキ
イタリア:パネトーネ
ドイツ:シュトーレン
ロシア:クリーチ
フランス:ブッシュ・ド・ノエル

さっき日本人は柔らかいもの好きと書きましたが、
これらのケーキは皆あるていどの固さを持っていますね。
そして歴史もそうとうなものです。
その起源は中世から古代までさかのぼれます。

これらをクリスマスに食べるようになったのは何時なんのか、
調べ方が下手なのか、よく分りませんでした。
そうとう古い事は確かでしょう。

ブッシュ・ド・ノエル以外に共通しているのは、
ドライフルーツの入ったパンのようなモノということでしょか

しかも作るのに1ヶ月くらいかかるものがあったり
時間が経つ程に熟成して美味しくなると言われていたり

クリスマスに食べるイメージとも違って、
11月頃からクリスマスまでの間、
少しずつスライスして食べるという国もありました。

それと、プラムケーキには
プラムは入ってないそうです。不思議...

たかがクリスマス、されどクリスマスであります。
キリスト教じゃないやつはクリスマス関係ねぇ〜
とか言ってるあなた。

実はクリスマスはキリストの生まれた日ではありません。
キリストの誕生日は不明です。
最初は1月6日、3月21日、12月25日のどれかが選ばれていて、
354年以降12月25日に降誕祭を行うようになったようです。

冬至とかミトラ教の祝日などを強引に結びつけたのが始まりとか、
だからそんなに気にすることはないみたいです。

古来よりクリスマスは馬鹿騒ぎの日であったようです。

今も昔も飲めや歌えの酒池肉林!
阿鼻叫喚のクリスマスでございまする。



sanshinsya at 16:00│Comments(0)TrackBack(0)

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