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沖縄返還と尖閣諸島




日米の沖縄返還交渉が最終段階を迎えていた1970年、台湾が尖閣諸島の領有権を主張し、日本への返還に反対の立場を示す。




日本と台湾の板挟みとなったニクソン米政権は、尖閣は日本に返還するが、その領有権問題については日台間の交渉に委ねることとした。




1971年の沖縄返還協定調印の際、ニクソン政権は、尖閣の日本への返還は、領有権ではなく施政権の返還であることを強調した。




日本外務省は返還協定調印前に、米国務省から、台湾と尖閣問題について交渉するように促されたが、尖閣の領有を当然視していたため、具体的な交渉を行わなかった。




米国は、尖閣を含む琉球諸島に領有権(潜在主権)を持つ日本の合意のもとに、沖縄の唯一の施政権者となり、軍事的な支配を正当化してきた。




日本の潜在主権を認めることにより、米国は領土不拡大原則を堅持しつつ、他の連合国による沖縄への干渉を排除することができた。




米国が沖縄返還の直前に領有権問題で中立の立場を取るようになった背景には、台湾への配慮だけではなく、中国への接近策があった。




ニクソン政権はベトナムの泥沼から脱するため、北ベトナムを支援する中国を懐柔する必要があった。中国も沖縄返還交渉の最中に、尖閣の領有権を主張し始めていた。




沖縄返還後、米中の関係改善が急速に進められる。ニクソン政権は日本を封じ込めるという名目で、沖縄基地の維持を中国に認めさせることにも成功した。




米国は尖閣が安保条約の適用範囲であることは明言しているが、領有権問題については中立の立場を維持し、日中双方に平和的解決を促している。




米議会が領有権を認めていない尖閣への軍事介入を承認する可能性は低い。日米ガイドラインでは離島防衛は、自衛隊の任務とされている。







『尖閣衝突は沖縄返還に始まる・日米中三角関係の頂点としての尖閣』より


コメント
1. Posted by よしえ   2017年03月24日 01:46
政治に詳しそうなのでお聞きします

山本一太が政治家でいられるのは何故でしょうか?中学生にしか見えません
2. Posted by あきえ   2017年03月24日 20:37
よく分かりませんが世襲だからじゃないですか笑

アベちゃんが小学生みたいにギャーギャー騒いで、一太とかハマコーの息子に注意されると笑ってしまいますね。
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