2024年03月07日

手前に書いたブログも退団のお知らせで、何とも言えない気持ちですが、
美香本響こと、響さんが退団致します。

当たり障りなく書こうかとも思ったのですが、
響さんも私も「心機一転、各々が新たな道を……」と、ごまかせる年齢でもなく、
そうする方が、却ってみっともないことになりますので、
やはり「どうして?」というところについて触れていこうと思います。

とは言いましても、ことのすべての原因は私にありまして、
以前と比べて明らかに執筆で躓くことが多くなっていることがすべてです。
もうこの二行で事足りてしまいます。

昔は30分程度の台本ならどうとでもなったのですが、ここ最近は執筆期間は常にうち回り、大袈裟ではなく人生に絶望する時間となってきております。
頭でっかちにはなっていくのに、それに技術が伴ってこないのです。

そんな中、劇団員に毎回当て書きをするのも難しくなってきておりました。
そして、そんな中で私の出した答えは、劇団という形をやめて一人ユニットに戻るということでした。

公演を重ねていく内に劇団員がいることのありがたさは身に染みて感じてきましたが、
それ以上に執筆の苦しみは耐え難く、先日の火ゲキの後に響さんと哲州さんと三人で話をしました。

私の申し出に対して、それでも残ると二人は言ってくれました。
その答えはものすごく意外で、ものすごくありがたかったのですが、
私が逆の立場なら絶対に取らない選択だったので、おそらく二人の思ってる形とは違う、もっと素っ気ないものになるだろうことを話しました。
その上で、改めて残るメリットとデメリットを考えてもらい、
結果、今回の響さんの退団という形になりました。

二年前に私から頭を下げて劇団員になってもらったことを思うと、
自分かわいさからの今回の決断は響さんに対しては申し訳ない限りですし、寂しくも思います。
もちろん、その罪悪感も寂しさも身勝手なものでしかありません。
私には人と一緒にホームを作るというのは向いてないのだなと今更ながら身に染みております。

響さんに関してという書き出しながら、
色んな意味で「どうして?」という疑問が残るので触れておきますと。
倉増哲州こと哲州さん哲州さんは、本人なりに残る意味があるとのことで、
もう散々話し合ってのその決断なので、ひとまずはこの先も劇団員として所属します。
ただ、先にも書いたように、三等フランソワーズでの哲州さんの露出は減ることになると思います。
哲州さんの出演を楽しみに観に来てくださっているお客様がいらっしゃるのも知っておりますので、このことに関しても申し訳ない限りです。

もう私自身が原因のことなので、どう書いたところで文面に気まずいものが混じってしまうのですが、
決して響さんと絶交したわけでもありませんし、今後も響さんに出演してもらう機会はあると思います。
逆にもし私にできることがあるなら、そのときは声をかけてほしいと思っております。

いくら書き直しても、納得のいく文章にはなりませんので、
ここで末筆とさせていただきます。
美香本響さんはもちろんのこと、三等フランソワーズにも今後も変わらぬご愛顧を賜ることができましたら幸いです。


三等フランソワーズ
中川浩六

2023年09月16日

退団するにあたり、木山さんからは何も書いてくれるなと言われていたのですが、
木山さん自身が結構書いちゃってるので、補足ついでにウェットになり過ぎない感じで書きます。

木山さんの文面だけ見ると、「そんなに大変なことが……」って思うかもですが、
実際には私も木山さんもそれぞれで感情的な部分が抑えられなかった故の結末です。

お互いに歳相応の包容力があれば、思ったことを喉元でグッと堪えられればよかったのですが、
いつもお互い血みどろになるまで殴り合いでした(物理でなく)。
いよいよ致命傷になって、それでもまだ殴り合うので、
もうお互いに不幸でしかないから、ここらで幕引きとしようということになった次第です。
残念ながらトムとジェリーのようにはなれませんでした。

木山さんは、トライアルへの参加をもって最後の舞台にすると決めていたので、
それがあんな形になってしまって残念では言い表せない思いですが、どうしようもありません。
結果、配信が終わる今日に退団発表することになりました。

色々な葛藤もありつつ、せめて三等フランソワーズとして、客席からの拍手で終わらせてあげたいという気持ちもあったのですが、
これまた私の話の持っていき方が悪かったので、最終的にはそれも叶いませんでした。

2015年の旗揚げの年のクリスマスギャロップから数えて、実質八年近くを木山さんとは歩んできました。
これまでの三等フランソワーズがあったのは、間違いなく木山さんがあってこそでした。
木山さんが私のケツを叩かなければなかった公演もあります。
感想ツイートのエゴサ漏れのフォローも、客演さんに対しても気遣いも、あれもこれもすべて木山さんのサービス精神の賜物です。
ですので、ここから先の三等フランソワーズは、そういう意味では質が落ちるかもしれません。
先に謝っておきます。すみません。

最初に辞めると言ったのは木山さんですが、
最終的に決めたのは私です。
それでもいざこうなってみると、想像以上に寂しいものです。

でもそういう寂寥感で今まで何度も思いとどまって、
今日まで何度もお互いに後悔してきたのも事実です。
客観的に見れば、これがベストな選択だというのは間違いないのです。

木山さんにとって、三等にいるから得られた幸せもあったけど、
三等にいたから背負い込んが不幸がそれ以上にあったはずなので、
今は嫌なところが漂白されて、良い記憶ばかりが思い出されるけど、
「今から思えば、あれは明るい門出だったんだなー」って人生が木山さんを待っていると思います。
それは私自身の人生を振り返っても思うことなので、確信してます。


ここで宣伝ですが、
先ほども書きました通り、三等フランソワーズとして最後の舞台は用意できませんでしたが、
近いうちに別の機会で木山さんと会える機会があります。
もちろん、たまたまそういうタイミングになっただけで、
声をかけてくださった先方さんは、「妙なタイミングになっちゃったなー……」と思ってることでしょう。

近いうちに情報が公開されるはずですので、
もしご都合がつきましたら、足を運んであげてください。
直接お話をする場もあると思います。

ひとまず木山さんは、三等フランソワーズからも演劇からも離れます。
ただ、もし再び芝居を始めるとなった場合は、私としてはできる限りのことはしてあげたいと思っております。
ですので、もしそんな日が来たときには暖かく迎えてあげてください。

最後となりましたが、長いお付き合いの皆様も、ついこないだ知ってくださった方も、
女優、木山梨菜を可愛がっていただき、誠にありがとうございました。


三等フランソワーズ
中川浩六

2022年05月13日

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色々書きたいことがあって、全部書いてたらTwitterのツリーがめちゃ長くなったので、ブログで。

まずは本っ当にたくさんのご予約に感謝です!
私史上最高でして、「誰かの窓口と間違ってんじゃないかしら?」と思うほどに。
もちろん、仮に私が出なくてオパンポンチケットなりで予約されてた方がほとんどだとは思いますが、それでもそりゃそりゃめちゃ嬉しいのです!
心から感謝です!

いよいよ初日を迎えるわけで、本当にいよいよなんだなーと、かつてないくらいのいよいよ感。
生活の一部になってた稽古を経たせいもあるだろうし、本当に蓋を開けてみないとわからない、挑戦の作品なせいもあり、かつてないいよいよ感。
野村さんの立場を思えばあれだこれだと大変だけど、私は観た人どう受け取るんだろうっていうのが単純に楽しみ。
どう思われても楽しみ。
他のキャストの人たちも同じような感じじゃないかなと思う。

今回、私を知ってる方には「そんな役なの!?」だし、知らない人には「この人ちょっと……」って感じです。
ビデオ見てても、自分で「あーうわぁー」って思います(笑)

ヤバイヤバイと言われていた雨も、今のところ心配していたほどではないみたいですが、
少し時間に余裕を持って、足元にお気をつけてお越しください。
https://geijutsusozokan.jp/access/
梅田からバスも出てます。
こちらですと、ほぼ濡れずに劇場の目の前までたどり着けます。

あと季節の変わり目、空調管理が難しく、もしかしたら若干客席が寒いかもしれません。
何か羽織れるものをお持ちください。
上演時間は約100分です。

ではでは日付変わって、今日から三日間。
心からご来場をお待ちしております。