2018年06月10日

2018_06_09_17
2018_06_09_14
2018_06_09_12
2018_06_09_18
2018_06_09_24
2018_06_09_22
2018_06_09_8
2018_06_09_1
2018_06_09_23


池下さん写真を見て思うのだけど、女優単体を撮るにあたっては、シンさんより木山さんの方が女性ならではの優しさがある。
シンさんの写真はたまーに、「これ女優としてはすごく良い表情なんだけど、女性としては世間に見せてあげたくないなー……どうしたもんかなー」というある種、意地悪な写真をあげてくることがある。
早い話、ぶっさいくな顔で写っているのである。

まあ、前から木山さんの写真はセンスあるなーと思ってたんだけど、こないだ飲んだときにシンさんも褒めてたので、やはりそういうことなんだろう。
シンさんの元で修行したら、新しい趣味として、または仕事してできるようになるかもしれない。
その場合、弟子がシンさんの仕事場を荒らすことになるだろうけど。

さておき、稽古。
前回の稽古から私なりにお願いをしたので、ずいぶんと稽古がスムーズになった。
まあ、早い話、「客演に全然信用されてねえなー」ってことだったので(笑)
そりゃまあ、各々培ってきた知識も技術もあるのだけど、結局私がルールブックなのでね、
そこで相反してもどっちつかずになるので、そこを飲み込んで折れてもらった。

強引でも身勝手でも何と言われても、私がイメージした人に私がイメージして書いたセリフをイメージ通りに口にしてもらうと楽しいのだ。
笑っちゃう。好きーってなる。もう相手がどうあれ私は好きーってなる。

それでもできるだけ、シーンの面白さをわかって楽しんでもらいたいので、
何でそう言わせたいのか理屈で説明するようにしている。
それが鼻につく部分もあるかもだけど、そこは他人同士なんだから説明しないと伝わらないのは当たり前だと思っている。
例えば、白井さんも私も理屈っぽいので、理屈で話したら早いときもあるし、同じライン上で話してるようでも、そうじゃないってときもある。
私も「そこはそういうものだから」とか「お芝居の嘘だから」で済ませるときもあるし。
それこそUSBで脳を直結してイメージを遅れたらいいんだけど、そうはいかないし、そんな恐ろしいことしたくない。何だ脳を直結って。


でもまあ、本当に人それぞれ。
何でそんなことが今気になるの?ってこともあるし。
何でそれが気にならないの?ってこともある。
でもそこが引っかかるって言ってもらえたら、そこを解決しましょうかとなるし、
そこをこうして欲しいと言えばいいだけなので、話は早い。
元々できる客演のお二人なので、やってくれさえすれば早いのだ。
それだけの技術があることを踏まえてオファーして、キャスティングしているのだから。

今回の稽古だけで、七割は仕上がった。
いや、次回通してみて元に戻ってなければだけど。
しっかし、たったそれだけの話だったのに、つまらないところでずいぶんと躓いたものだ。
ただ、毎度毎度のことなんだけど、残りの三割をどこまで稼げるかが大変なので、ここからが始まり。
世の中何でも70点までは容易い。
いつも残りの30点がややこしくできている。
そこをどれだけクリアできるかが差別化というものだし、そこをちらりとも見せられないなら、三等フランソワーズである意味がない。
その他の部分はお話も何も特別なことしてないんだから。

他の人が、「100点だー」「そこはバレないよー」と思ってるところこそが本当に面白いし、そこができてこそのお見事なのです。
「バレないよー」でできあがった面白さと、そこをしっかり踏まえた面白さは、全然違う。
やればやるほどお客を舐めて甘えて、基礎の基本を無視して、ヘタな変化球ばかり投げたがるのは素人だと思う。いや、私がプロだってわけではないよ? 食えてない人間のプロ意識なんて言葉は、素人の寝言だと思っているので。

ただ、客が気づかなければ、あんこの質を下げてもいいという考え方は、結局それ以上のお客さんはつかないし、違いのわかるお客さんは離れていく。
職人としても、そこ止まりだと思う。
かといって、寡黙にこつこつ頑張ってたら報われるというものでもないし、愚直という言葉は嫌いなので、何とかしたいなーとも思っているし、頭を抱えるところよねー。

私は素人だし、役者としてもへぼいし、小劇場界では誰お前だけど、
私の敬愛する神々がどういう風にセリフを吐き、どういうときに動き、動かず、どこを押さえて、何をはずすのか、それこそ演劇一年生くらいの気持ちで分解して、理解して、再現できるように、理屈で説明できるようにしている。

最近よく考えてるんだけど、
料理を前にしたとき、コックになりたいのか、料理評論家になりたいのか、似たもの作って儲けたいのかで言えば、私はコックになりたいというか、ずっとコックのつもりで生きているので、レシピは何か、調味料は何かが気になる。
なぜ自分は感動したのかが騙されたのかが気になる。同じように自分も感動させたいと思うから。「あれは天才だから」では悔しいもの。
一番恥ずかしいのは、自称コックの、料理評論家気取りの、似せるのもヘタクソな「この料理の味わかる俺スゲー」なツイッタラー。

演劇やる上での理想は、小劇場で商業レベルのきっちりした完成度の演劇をしたいと思っている。
もちろんそこには「私の思う」「私の理想の」という枕詞がつくんだけども。
そういう意味では、本ちゃんも木山さんもそういう風に持っていきたいと思っているし、信じて欲しいと思っている。
私もまだまだ勉強する。
ただ問題は私の気力はそこまで頑張れるかどうかだけどね。

あと、付け足すような形になるけども、今回本ちゃんが面白い。
今までで一番良いと思う。
アドリブもデタラメではなく、採用率も高いし、しっかり役に乗ってるって感じがする。
いや、ダメなところは言って、良いところ言わないでおくと、どんどんセルフカットしていくから(笑)


何か偉そうなことたくさん書いてけども、たまにはいいじゃないの。
身内以外に誰がここまで読んでいるのか知らないけど、イラっとした人がいたらごめんなさい。


お口直しに木山さんのもぐもぐ写真を載せておきますね。

20180609_191457_200
20180609_191513_683


寿司食ってるよ……。



コメントする

名前
URL
 
  絵文字