2019年01月31日

30gp



日が開きましたが、ようやくお休みなのでブログにしたためます。
少しタイトル盛ってみました。

昔と比べたら知ってもらえるようになったものの、やはり抽選会でトーナメント表に並ぶ名前を見ながら、
「三等フランソワーズ、どこそこ? 始まる前から一等になれないとかマジウケルんですけどwww」
と思ったものです。
ですので、そんなマジウケルなところが、繰り上がり当選とは言え、
シアターシンクタンク万化さんの膝の上でのこととは言え、
30GPに出られるまで投票してくださったお客様に感謝ですし、
もちろん30GP優勝まで応援して下さったお客様にも感謝です。

あとは、優勝した直後にも話したけども、優勝できたのは運の部分も大きいので、
改めてそこら辺のお話を丁寧に。
全然観に来れなかった人にも、
うちみたいなところがどうしてまた優勝までこぎつけられたのかというところが、少しでも伝わるかなと。
いや、もちろんうちはうちで、作品をギンギンに研いできたのもありますよ?


1回戦。『EVKK』さん。
EVKKさんは、あれだけの人気実力が揃い踏みの中、普通は逆立ちしても勝てない。
いや、逆立ちしたら勝てるものも勝てないので、これがどういう日本語なのかわかんないけども。
いくらギンギンに研いできてようと勝てない。
EVKKさんが「ウチソバ」じゃなければ、うちが勝ちあがる可能性なんて、ほぼ絶望的だった。
私も映像で見たことがあるけども、ウチソバはケラさんの昔の作品なので、
もうそれはそれはナンセンスナンセンスなのです。
ずーっと面白いが続くのだけど、ずーっと意味なんてない。
ずーっと悪ふざけ(笑)
私はケラさんのストーリーのある作品から触れて、ナンセンスも受け入れるようになったファンだけど、
最初に観たのがウチソバだったら、今みたいに好きになったいなかったかもしれない。
それくらいにナンセンスなのです。
だから、「面白いけど、いつお話が始まるのかなー」って見ていた人が多かったおかげで私共が勝てたってことですね(笑)
EVKKさんには、こんなクセの強いナンセンスコメディを関西小劇場で上演してくれたのも含めて、
「ウチソバを選んでくれてありがとうございます!!」という気持ちなのです。
あの作品を選んだ時点で、演出の外輪さんは勇気のかたまりだし、相当ロックな思考だと思います。
面白いと思っていても、私には怖くてムリー_(:3」∠)_
というか、EVKKさんの公演写真を拝見すると、作風が本当に違うことに驚き。
というか、すごくきれい……。
ここから、ウチソバ……。


2回戦。『大阪朝高演劇部 希望』さん。
大阪朝鮮高校さんは、
勝手な思い入れが強いのですが、
「ああ、こりゃ理屈も何も全部ひっくり返って負けるかもなー。嫌だなー」
って思った。
本当にね、普通ならば、
「所詮、高校生でしょ?www」
ですからね。
でも、実際は「高校生にしては」とか、そんなんじゃなかったのです。
「高校生だから、勢いがあっていいよね!」ってのも違う。
彼女たちにしてみたら、「高校生だから」っていうのは逆に足枷だったのかなとも思う。
お客さんからしてみたら、「高校生だし」と思ってたところからの裏切りは幸せだったでしょうけど(笑)
まあ、私どもは初日は全っ然余裕なくて、自分の出番に震えつつ、モニターでチラ見してた程度なのですけども(;^ω^)

高校生がきらきらしてるのも、その瞬間瞬間が心を打つのも当たり前。
でも、それだけじゃ終わらない。
それを最大限に活かせる脚本・演出で、
適切な温度管理、品質管理をしていた、作・演出・引率のキムチョリさんの大人の汚……計算高さがある。
やり過ぎたり、行きすぎたり、足りなかったり、それも含めての高校演劇の新鮮さなのだろうけども。
そこをコントロールして、あんな風に加工して、一番美味しいところだけを出してくるなんていうのは、後ろでずるい大人が糸を引いているからです。
それをプロデュースを言うのでしょうけども。
それこそ、去年出した『ム-ンライト』で、しっとり系ガチンコ勝負なら負けないぞと思ったけど、
作品の後味が違い過ぎて、「こっちの方が好き!」という気持ち相手には、どんな作戦も無意味だし、
ライブでやる意味を問われれば、軍配は朝高の三人だもの。
あれこそ後攻でなければ負けていた可能性は、かーなりある。
でも、楽屋もご一緒で楽しかったし、本番も楽しかった。
キムチョリさんはお会いするまでは、ジャックナイフみたいな人だろうなと思っていたけど、
会ってみたらびっくりナイフみたいな人でした。
こんな柔軟で楽しい大人に最初の一歩を引き出してもらえるのは幸せなことだなと思って見てました。
繰り上がり当選の私どもが言うのもおかしな話だけど、
30GPも何かひとつ枠つぶして、高校生枠とか作ったらいいのかもね。
そしたら若い演劇人が小劇場の泥沼にどんどんはまって行くのにね。
それを優勝した時に言い忘れたなと思ったので、ここに書いておくね。


決勝戦。『中野劇団』さん。
中野劇団さんは、
トーナメントの抽選会後、「初戦で当たりにいくべきだったー! せっかくのくじ運を!!」と木山さんと二人で後悔しました。
中野劇団さんが面白い会話劇をするというのも、ファンを結構持っているというのも知っていたので、
「一回戦で負けても十分美味しいwww」というところからの後悔でした。
結果的には決勝戦で一番おいしい思いをしたのですけどもwww。
でもでもやはり、『りゃんめんにゅーろんx中野劇団』のカードが満員御礼だったことを考えたら羨ましいと思ったり、
体力のある一回戦だったら、フルボッコだったかもなと思ったり。
中野劇団さんのときのカーテンコールのおしゃべりだけは決勝だったのもあり必然でしたので、少し長く喋りました。
「1ポイント失って、3ポイント取ってやる!」と。
中野劇団さんの上演中は、楽屋で、袖裏で、
「笑うな!」「笑ってもいいけど声出して笑うな!」「声出してもいいけど、バラバラに笑ってよ!」「もー、そろそろセリフ噛んでよー!」
と、非常に人間らしい感情で心を満たされておりました。
ディズニーのお土産は缶入りクッキーでいいですよ。

どの団体さんとも、対戦させていただいて光栄でした。
あと、対戦しなかったけど応援してくれたり、決勝戦観に来てくれたり。
打ち上げも、「えー……内々でやりたいよー」とコミュ障ぶりを発揮していたのですが、
いざ会場に合流すると、色々な話をして楽しかったのです。
「あー小劇場(私もそうなのだろうけどね)って超苦手だー」、
という私の偏見も少し和らいだように思います。
ありがとうございました。

これだけでいっぱいになったので、一旦仕切り直しますね。


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