2011年08月

2011年08月27日

たのおがわ


8月26日(金)曇り

田の畔の小川沿いを歩いていると

変わった植物に遭遇する。

花は小さくてあまり目立たないが

良く見るととても可愛いしきれいだ。

IMG_0327



何という花なのか調べたが

似たような花があったものの本命ではなかった。

IMG_0326



ところでなぜ田んぼのあぜ道を歩いているかと言うと

ドジョウを探しているのである。

この小川には足でどんと地面をたたくと

沢山の小さな赤ちゃんドジョウがうごめく。

あ! これだったらここにはドジョウがいるなと思う訳だ。

しかしながら勝手に他人の土地のドジョウを

捕る訳にもいかないので予めお断りをすると

「あ~どうぞどうぞ 一匹残らずどうぞ」とのこと。

ま~そう簡単にはつかまりませんが。

IMG_0319



新潟日報紙より
秋艸道人・会津八一の歌を毎日紹介しています

東坡(とうば)去って八百年の茘子(れいし)かな

「茘子を好んだ宗の詩人、蘇東坡(そとうは)がこの世を去ってから、
800年たって食べる茘子となるよ。茘子は中国南部原産の果実。
作者は留学生に故郷から持参することを約束されて喜ぶ。」

・・・・・・・
私の今日の短歌です

ざっそうの そのあいらしさ なつのひに
どじょうのかお いつかわすれて
・・・・・・・

松之山温泉 ふくずみ 拝
過去ログはこちらhttp://geocities.yahoo.co.jp/gl/hcwmk519


santousui at 13:51|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

2011年08月25日

渡り間近


8月25日(木)曇り

私の朝は早く5時を過ぎると外に出掛ける。

カメラと花バサミとバケツを持って。

必ずしもそれが全部必要ではないが

何時どんな場所で必要になるか分からないので

最低限それだけの用意はしている。

すでに日の出はすんでいるが

東の空にその赤く見える様子はない。

IMG_0271



小道に入って車を止め

バケツを持って出たら

「グェッ グェッ グェッ」とブッポウソウが目の前を飛んでいる。

5m位しかない距離をセミか

甲虫類を追い掛けてカエデの木に止まって

すぐにまた高い杉の木に止まった。

他にも2羽同じような行動をしていた。

IMG_0258



ブッポウソウと同じ仲間のアカショウビン

その姿を見る事はないが

きっと同じように池や川で

餌の捕りかたを勉強中かも知れない。

それはトビでも同じだ。

IMG_0292



新潟日報紙より
秋艸道人・会津八一の歌を毎日紹介しています

いかるがの 里のをとめは 夜もすがら
衣機(きぬはた)織れり 秋ちかみかも

「法隆寺のある斑鳩の里に宿ると、
機の音が聞こえてくる。
里のおとめは夜のふけるまで着物を織るという。
秋が近いせいであろうか。
斑鳩の秋の気配をうたう。」

・・・・・・・
私の今日の短歌です

けんめいの えさをおうかた おぼえても
なおけわしい うなばらごえ
・・・・・・・


松之山温泉 ふくずみ 拝
過去ログはこちらhttp://geocities.yahoo.co.jp/gl/hcwmk519


santousui at 18:19|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2011年08月24日

稲の花


8月24日(水)曇り


朝もやに煙る片隅の棚田

丹念に育てられた稲は素晴らしい色合いだ。

IMG_0226



稲穂には露が膨らみ

そして小さな花が咲いている。

なにか誕生の瞬間のような雰囲気だ。

IMG_0245



稲穂の先に2本の角が生えている

イネ科の特徴なのだろう

分かり易い。

IMG_0248



近くには例のブッポウソウがじっと止まっている

コウモリ傘の向こうの杉の木のてっぺんだ。

コウモリ傘の持ち主が畑仕事をしていても

一向に気にしないが

私には敏感に反応してくる。

嫌っているのか好きなのかそれは分からない。

IMG_0250





新潟日報紙より
秋艸道人・会津八一の歌を毎日紹介しています

秋萩(あきはぎ)は 袖にはすらじ ふるさとに
ゆきてしめさむ 妹(いも)もあらなくに

「赤紫の萩の花を着物の袖にすりこんだ万葉人のように、
花摺衣(はなずりごろも)なんか作らない。
故郷に帰ってもみせる恋人がいないのだもの。
萩に恋を絡める万葉歌を踏まえた作者初期の歌。」

・・・・・・・
私の今日の短歌です

あさつゆに ぬれしいなほの あでやかさ
いまふたたびの せいとなるらん
・・・・・・・


松之山温泉 ふくずみ 拝
過去ログはこちらhttp://geocities.yahoo.co.jp/gl/hcwmk519



santousui at 20:43|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2011年08月23日

大河の恵み


8月23日(火)曇り

豪雨の後は大河に潤いをもたらす。

バブルの頃は川砂が貴重だったと聞く。

海砂が後に災いを生むところからだったが

今はどうなのだろう。

貴重な川の砂や砂利はまさに天の恵みだろう。

繁栄の象徴のような砂や砂利

時に豪雨時に晴れ間を繰り返し

施しを受けている。

IMG_0221




新潟日報紙より
秋艸道人・会津八一の歌を毎日紹介しています

金泥(こんでい)の ほとけ薄れし 紺綾(こんりょう)の
大曼荼羅(だいまんだら)に 虻(あぶ)の羽うつ

「金色のほとけが薄れた紺綾地(あやじ)の
大きな曼荼羅(悟りの世界の図示)に、
こともあろうに虻が羽をうちつけている。
曼荼羅に虻は、人の心に内在する聖と俗・光と闇を意味しよう。」

こんでい―金粉をにかわで溶いた顔料
うすれし―月日が経って色あせた
こんりょう―いろいろな模様(綾)を織り出した紺色の絹織物


・・・・・・・
私の今日の短歌です

せんせいの うたがわからぬ ままでよい
まんだらさえも さとれぬものが
・・・・・・・


松之山温泉 ふくずみ 拝
過去ログはこちらhttp://geocities.yahoo.co.jp/gl/hcwmk519


santousui at 22:38|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

こうべとなりたし


8月22日(月)曇り

朝夕は雨もぱらつく

曇よりとしたお天気であったが

日中は陽の差す赤天気だった。

夢遊病者のように

そんな雨のぱらつく中を

ほっつき歩いた、車で。

湯峠から下ってきたら雲海が見えてきた。

棚田の中を蛇行する道

その向こうには雲の中に浮かぶ黒姫山。

IMG_0203



稲穂もすっかり大きくなって

後一月もしないうちに刈り入れだ。

今年の出来栄えはどうだったろうか。

本当に色々とあった年だ。

IMG_0200



新潟日報紙より
秋艸道人・会津八一の歌を毎日紹介しています

片なびくビールの泡や秋の風

「ビールの白い泡が一方になびいている。
秋風の到来かな―。秋が来たと目にはみえないが、
風の音で気付かされたという古歌がある。
この句はあべこべに秋を目でしる。」

・・・・・・・
私の今日の短歌です

いずれとも わからぬゆくえ わがみちの
いなほのような こうべとなりたし
・・・・・・・


松之山温泉 ふくずみ 拝
過去ログはこちらhttp://geocities.yahoo.co.jp/gl/hcwmk519


santousui at 07:47|PermalinkComments(0)TrackBack(0)