2011年11月

2011年11月29日

ばんしゅうのどらいぶ



11月29日(火)晴れ

予想外にお天気になりちょっとドライブをしてみた。

ところがタイヤはすでに冬用でスタッドレスだ。

新品のタイヤなのでソロリソロリと走っていた。

暖かくもあり時折窓を開けたりしていた。

遠くの山並みはぼんやりと見え

大河信濃川は静かな流れを見せていた。

IMG_2302



通りかかりの池を覗いたら鴨がゆったりと浮かんでいたが

ススキの隙間からカメラを上げたら近くから飛び去っていった。

小さな池には鴨が浮かんでいるが

真冬には雪に埋もれるから大きな池に移動するだろう。

その頃にはスタッドレスタイヤが

大きくものを言う。

IMG_2326



新潟日報紙より
秋艸道人・会津八一の歌を毎日紹介しています

荒海に たゆたふ佐渡の 島山の
影さへ暗く 夢に見えくる

「ふるさとのまだ浅い眠りの中に現れる佐渡の島山、荒海の荒波にゆらめいて、
暗々としている。この夢の情景は、最晩年を郷里新潟で過ごす作者の心象風景であろう。」

・・・・・・・
私の今日の短歌です

ばんしゅうの おわりをつげる あたたかさ
まどをあけつつ どらいぶしずか
・・・・・・・


松之山温泉 山の森のホテルふくずみ 村山 健  拝


santousui at 16:33|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2011年11月28日

せんだつの


11月28日(月)曇り

松之山には今は通る人もない古道が

寸断されて残っている。

そこには庚申塔など石仏が必ずあり

今もお参りを欠かさない人もいる。

私はそれほど信仰心はないが

石仏は何とはなしに見てしまう。

古道は今全国的にトレイルと共に

人気があるようだ。

しかし歩く事を目的としているせいか

あまりその歴史を知ろうとする人は少ない。

ま~あまりのん気に歩いていては

直に日が暮れてしまうが。



古道ではないが岩見堂に昔は祠があり

先代達はそこでお神酒を酌み交わしていた。

まさに断崖絶壁で足を踏み外せば

100,200mと滑落する所である。

今はそこに足を運ぶ事は出来ない。

祠もない。

IMG_2293



新潟日報紙より
秋艸道人・会津八一の歌を毎日紹介しています

帰り来て 夢なほ浅き ふるさとの
枕とよもす 荒海の音

「郷里を離れて幾年月、中条町(現胎内市)から出生の地新潟市にひとり移り住む。
まだ眠りも浅いふるさとの枕に、晩秋の荒海の音が鳴り響いて一夜が明ける。1947年詠。」

・・・・・・・
私の今日の短歌です

せんだつの そのあらわざに みをすくめ
みやもとむさし あらたにしのぶ
・・・・・・・


松之山温泉 山の森のホテルふくずみ 村山 健  拝


santousui at 20:59|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2011年11月27日

いくえにも


11月27日(日)晴れ

お客様をまつだい駅にお送りしながら

大荒戸線を通った。

ここの道路はほとんど通る人がいないが

景色は良い。

景色が良いと言うより田舎風情がある。

美人林近くを通り大荒戸集落を抜けると

まつだいファミリースキー場である。

昨日から今朝にかけて晴天のうえ

気温も下がりまつだいの街が霧で覆われた。

それを上から眺めながら行くので

お客様は「わ~きれい」と感嘆の声。

IMG_2285



スキー場を過ぎると大地の芸術作品が並ぶ。

丸太や流木を積み上げた作品は地震の影響で倒壊し

すでに取り払われていた。

来年は新たに作られるのかも知れない。

エンピツや赤とんぼの作品のある方は

通行止めであり通れなかった。

長命寺さんの近くの道路を行き駅裏に出て

草間弥生さんの作品や農舞台を案内した。

昨夜はオカリナ演奏を鑑賞され

今日は大地の芸術をご覧になり

いずれも大変に喜ばれ

ご家族の奥深さが偲ばれた。

IMG_2284




新潟日報紙より
秋艸道人・会津八一の歌を毎日紹介しています

侍(はべり)立つ 童子が口の とがり歯の
あな清々(すがすが)し 年の経ぬれど

「不動明王の傍らに立つ二童子、その口もとから見えるとがった歯の、
何と白く清らかなことよ。長い年月がたっているのに。
明王の左脇下に矜羯羅童子と制咤迦童子が立つ。

・・・・・・・
私の今日の短歌です

あさぎりに しずむまちなみ うつくしく
のぞむたびびと かんたんいくえ
・・・・・・・


松之山温泉 山の森のホテルふくずみ 村山 健  拝


santousui at 17:19|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2011年11月25日

ちびたびの


11月21日(金)曇り

関田山系に何度かの冠雪があると

除雪車の出動だが

未だに出動の気配はない。

今朝出掛けた道路も工事中で

工事途中の上に薄っすらと雪が積もって

ここにどっさりと降ってしまうと

竣工は遅れる事になる。

画像は関田山系を横切る宝用水である。

この先の留守原の棚田は地震で一部崩壊したが

この水はまさに宝の水で

その他の多くの田んぼに潤いを与えている。

IMG_2252



東の方向には遥か下の方に小学校が見え

廃校になったそこにクリスチャン・ボルタンスキー作

「最後の教室」がある。

先日ご本人がお出でになり

来年の為の下見をして行った。

どんな作品になるか今から楽しみである。


IMG_2256



帰り道面白い風景に出合った。

銀杏の葉が落ちて辺りが黄色に染まっているのだった。

その部分だけ明るくなっているのは

黄色い銀杏の葉だった。

見た目にはきれいだが

私はすぐに掃除の事が頭に浮かんでしまう。

帰ってからポーチにひいてある

カーペットの上に舞い込んだケヤキの葉を掃除した。

ところがこのケヤキの葉が

カーペットにひっかっかってなかなか取れないのである。

結局は素手で一枚一枚拾うより仕方がない。

今日はいよいよ大屋根に上がって

同じように屋根の掃除と雨どいの掃除だ。

こればかりは早めに済ましておく事は出来ない。

雪が降る間際になってこれも素手で冷たい雨どいを掃除する。

ちびたいのである。

IMG_2262



(下手な文はどうしても長くなってしまいます)



新潟日報紙より
秋艸道人・会津八一の歌を毎日紹介しています

人の世の 罪といふ罪の ことごとく
焼き滅ぼすと 赤き火あはれ

「人間世界の罪という罪のすべてを焼きつくそうと、
燃えさかる不動明王図の赤き炎よ、何というすさまじさ。
全身赤色、憤怒の形相で猛火を背負う明王院の赤不動である。」

・・・・・・・
私の今日の短歌です

ちびたびの あまどいすでで このはどけ
みあげるそらに くろきくもゆく
・・・・・・・


松之山温泉 山の森のホテルふくずみ 村山 健  拝


santousui at 08:48|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2011年11月24日

ヤシカ


11月24日(木)曇り

私が最初にカメラを買ったのはヤシカだった。

操作方法を見ながらフィルムで写していたものだ。

北海道旅行にも持って行き松島や恐山、大間を通って

北海道に渡ったが、恐山までは白黒で

摩周湖ではカラーフィルムになっていた。

晴れや曇りの天気に絞りを合わせて

ワンショットワンショットづつレバーを回していた。

最近ではデジカメを使っているのだが

ここのところエラーが出て「カメラとレンズの接点が・・・」とある。

レンズを外したりオン・オフを繰り返したりして使っていたが

ネットで調べたらそんな方が結構いるようで

修理に出したら2万円掛かったなどもある。

とてもじゃないがそんな事はしてられない。

掃除をすればよさそうなのでエアーブラシとハイテククロスを使ってみた。

今のところよさそうだ。

レンズ交換には細心の注意を払っているのだが

エアーブラシを使ったら白いゴミがフット出たので

これかな?と思った。

おかげで突然の虹も写せて良かった。

しかし虹は難しい(虹だけではないが)

あっという間に消えてしまう。

まさにシャボン玉のようだった。

IMG_2247



新潟日報紙より
秋艸道人・会津八一の歌を毎日紹介しています

坂本の 横川(よがは)の滝の 岩の上(へ)に
人の見しとふ 奇(く)しき面影

「比叡山坂本にある横川の滝の上で、天台密教僧の円珍が見たという霊妙な面影、
それを描いたのがこの高野山明王院の不動明王、赤不動の絵図であるよ。
赤不動伝説をうたう。」

・・・・・・・
私の今日の短歌です

つかのまの しぐれはれるる りょうせんに
きぼうをつなぐ なないろのにじ
・・・・・・・


松之山温泉 山の森のホテルふくずみ 村山 健  拝


santousui at 17:18|PermalinkComments(0)TrackBack(0)