2012年03月

2012年03月31日

いざなうゆき


3月31日(土)晴れ

朝から春の雪が降っている。

積もるほどではないがちらちらと降っている。

今日で3月も終わりだ

いい加減に暖かくなって欲しいものだ。

湿った雪なので木の枝にくっ付いて

面白い光景を見せている。

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関東からのお客様は突然の雪で

ノーマルタイヤでお出でになったが

ご無事でご到着。

幹線道路は通りが多く

この位だったらすぐに消えてしまう。

それにしても出来るだけスタッドレスで

お出で頂きたいものである。

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新潟日報紙より
秋艸道人・会津八一の歌を毎日紹介しています

なべて世は 寂しきものぞ 草まくら
旅にありとも 何か嘆かむ

「おしなべて人の世は寂しきもの、たとえわが身を漂白の旅におくとしても、どうして嘆くことがあろうか―。
「草まくら」は旅の枕詞(まくらことば)。近代人の持つ孤独をうたう。」

・・・・・・・
私の今日の短歌です

はるのゆき あわくやさしく ふりながら
いつしかはるへ いざなうゆきへ
・・・・・・・


松之山温泉 山の森のホテルふくずみ 村山 健  拝


santousui at 21:28|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2012年03月30日

ぱらぐらいだー


3月30日(金)晴れ

撮った風景は米山さんである。

三角の山の向こうは日本海

隣の山は尾神岳でパラグライダーの基地だ。

私がお世話になった方が先日亡くなったが

その方もこの十日町地域では

「パラグライダーのおやじさん」として親しまれていた。

何年か前にお世話になったお礼にと

天橋立に旅行に連れて行った事があるが

道中に獅子吼と言うまさにパラグライダーのメッカがあり

そこに寄った事がある。

しかしゴンドラが休止して登れなかった。

おやじさんはとても悔んでいた。

後でネットで調べたら車で登れるのだった。

当たり前の話で何とかして上ってあげればよかった。

葬儀には大勢の弟子たちが集まり

別れを惜しんでいた。

私もむかってみようかと一度は思った事もあるが

判断力に乏しいので止めといて良かった。

とにかく安全第一だから。

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新潟日報紙より
秋艸道人・会津八一の歌を毎日紹介しています

いにしへの 奈良の宮人(みやびと) 今あらば
越の蝦夷(えみし)と 吾(あ)を言(こと)なさむ

「奈良の都の宮人が今いるならば、越後の国から来た蝦夷と、この私をあれこれ噂(うわさ)することだろう。
「蝦夷」は荒々しいい田舎者を異種族視した言葉。「吾を言なさむ」は万葉の句。

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私の今日の短歌です

あおぞらを わがものがおに とぶすがた
あこがれいだき てんごくでまう
・・・・・・・


松之山温泉 山の森のホテルふくずみ 村山 健  拝


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2012年03月29日

はるのあしおと


3月29日(木)晴れ

朝から青空の広がるよい天気だ。

雪消えの早い路肩では

早々に渡って来たカワラヒワが

車を先導するように飛び立ち

梢ではその鳴き声が「ビューイ・・・」と聞え

暖かな日差しを浴びて春を促しているようだ。

そろそろ3月も終わりもうすぐ4月である。

1年は早くも過ぎようとしている。

それは会津八一の歌も同じで

そろそろ最終回となろうとしている。

1年の間に色々と勉強させて頂いた。

娘からラフカディオ・ハーンの舞台を見たらと

言われた時はこれも巡り合わせかと思った。

見た事も聞いた事もないラフカディオ

今度は草刈正雄演ずる舞台観覧だ。

楽しみである。

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新潟日報紙より
秋艸道人・会津八一の歌を毎日紹介しています

白梅やここに慍(おうな)が魂(たま)一つ

「梅一輪。冬の寒さに耐えて、凛(りん)として香り高く咲く白梅、
今春亡くした祖母の魂がここにあるような気がする―。
詞書(ことばがき)「祖母をうしなひて」。1907年作。

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私の今日の短歌です

あおぞらに とりのなきごえ ききながら
はるのあしおと やさしくきこゆ
・・・・・・・


松之山温泉 山の森のホテルふくずみ 村山 健  拝


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進む根空け


3月28日(水)曇り

曇よりとした寒い美人林を覗いてみた。

未だに入口の塔は一つも頭を出していない。

と言うことは2m以上はあるだろう。

積雪が。

それでもスノーシューなどの歩いた跡があり

林内まで雪の上を歩いていくことが出来る。

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林内は静かだ。

鳥の声はなかった。

もうすぐ夏の鳥ニュウナイスズメが

渡って来る頃だ。

中央にある池も雪の中だったが

少しだけ水面が顔を出してきた。

その向こうのブナ林は

「根空け」と呼ばれるブナの根っこが

円く雪が融けてきた。

小さなブナの木の枝先から若芽が顔を出し

渡り鳥が行き交い

雪解け水が池からこぼれ流れ

根空けが進むと

美人林の春である。

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新潟日報紙より
秋艸道人・会津八一の歌を毎日紹介しています

霞(かすみ)たつ 浜の真砂(まさご)を 踏み裂(さ)くみ
か行きかく行き 思ひぞわがする

春霞のたつ故郷の浜辺の砂を踏みわけて、行きつもどりつ、あれこれと思いにふけることだ。
「か行きかく行き」「思ひぞわがする」は共に万葉の句。帰省時の作か。」

・・・・・・・
私の今日の短歌です

しずかなる びじんばやしに たちつくし
はるはまだかと ぶなりんにとう
・・・・・・・


松之山温泉 山の森のホテルふくずみ 村山 健  拝


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2012年03月27日

朝霧に鳴く


3月27日(火)晴れ

朝から晴れの良い日になった。

]昨日の離任式の後送別会を行った方々

晴れ晴れとしたとても良い笑顔でお帰りになられた。

雪国の良さはこの雪の後の青空だ。

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早朝に小さな川を写していたら

急に霧が押し寄せてきた。

それは朝日と共にやってきて

川岸の崖や木々に怪しげに包んでいった。

近くの小枝には寒さの中

鳴きなれない囀りを聞かせている。

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新潟日報紙より
秋艸道人・会津八一の歌を毎日紹介しています

春されば 萌(も)ゆる川辺の 小柳(をやなぎ)の
おぼつかなくも 水まさりゆく

「雪国越後もようやく春となったので、芽吹いたばかりの川辺の細い柳が不安なまでに、
川のかさが増してゆく。遠く春の信濃川を思う。柳堤に春水の浸る景は中国詩のもの。」

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私の今日の短歌です

かわべりに あやしげなきり たちこめて
あさひながれる とりのさえずり

・・・・・・・


松之山温泉 山の森のホテルふくずみ 村山 健  拝


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