
寝たきりでご夫婦の2人で生活をされている利用者様がおられます。
ご主人は、下半身麻痺で寝たきり。
奥様は、神経難病で寝たきり。
食事は口から食べることが出来ないので胃瘻から全ての栄養が注入されています。
痰も自分で出すことができないので、1日3回の口腔ケアと吸引を行っていました。
ある時、奥様が軽い肺炎になりました。
命に危険があるほどではなく、入院の必要はないと往診の先生から言われましたが、
看護師やヘルパーのいない夜間に何かあってはいけないとのことで、
施設入所の話も出ましたが、ご主人がどうしても妻と離れたくないとおっしゃいます。
訪問看護も夜間救急対応をしていますが、連絡があってから到着まで15〜30分は掛かります。
痰がつまりそうになって、連絡いただいたのでは間に合わない事も予測されます。
そのような状況の中、ご主人、主治医、ケアマネ、訪問看護師で話し合いをした結果、ご主人に吸引の手技をマスターしていただくことになりました。
ご主人は、下半身麻痺があり体をひねると神経痛が出てきます。
奥様とは、ベッドがくっついていますが吸引するには体をひねらなくてはなりません。
それでも、ご主人の意思は固く変わることはありませんでした。
こうして、吸引器を準備して吸引指導が始まったのです。
痛みに耐えながらも、妻と一緒に生活したい一心でご主人は頑張られました。
もともと、器用な方だったのでスムーズに手技をマスターされました。
私達も、ご主人に最初から無理をせずに大変なら夜中まででも連絡くださいと言いました。
もう、1ヶ月くらい経ちますが、
結局一度も呼ばれたことがありませんでした。
翌朝、どうだったか確認し改善点を伝達しを繰り返しました。
ご主人の努力の甲斐もあり、奥様の肺炎もよくなりました。
やはり、家族の力が一番だと感じた出来事でした(^o^)
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コメント
コメント一覧 (4)
利用者様が生活の中心。当たり前の事ですが、時に見失います。日々、気をつけて関わらせていただいています。
信頼関係が築けるまでは、生半可に口出しできません。ずっと介護をしてこられた家族の存在は偉大です。
分かっていても、中々実践出来ていないのが現状です。
「生活の中心は、利用者様やご家族」
名言だと思います!
コメントありがとうございます。
利用者様やご家族は24時間休みなしですが、私達は1日の内たった1〜2時間など常に関わっている訳ではありません。
病院勤務時代は、自分達医療者が何とかしないとという思いで押し付けの看護をしていましたが、在宅を経験して考え方が変わりました。生活の中心は、利用者様やご家族であり、私達は利用者様が希望される生活をサポートさせていただく一部でしかありません。私達がいない間の事や、何年も先を見越したプランが必要になります。
これが、途轍もなく難しくて日々悩んでいます。