June 04, 2009
大倉から表尾根
昨日は定休日でしたので1ヶ月ぶりに丹沢へ行きました。
5月4日に表尾根から塔の岳、大倉へと下りましたが、昨日は逆をやってみました。
長い登りの訓練です。
実は夏に富士山へ登ろうという話が持ち上がっています。
言い出しっぺは私ですが・・・。
それでやってみる気になりました。
大倉バス停を8時ちょうどに出発。
塔の岳着が11時ちょうど。
大倉尾根には健脚のお年寄りが大勢います。
両手にストックを持って走るように降りてくる人と何人かすれ違いました。
8時台にすでに降りてくるのですから驚きです。
そのスタイルも登山というよりもジョギングに近いものです。
歳は私よりはるかに上に見えます。
同じバスで降り立った人達もみなさん私より年上です。
(平日こられ来られる方々ですからみなさんリタイアされた方々でしょう)
頂上では冨士が見えました。
塔の岳で昼食を済ませ表尾根を三の塔目指して快調に歩きました。
烏尾山から三の塔への登りでは少しばてました。
足もいい加減疲れたところでの足場の悪い急な登りです。
お地蔵さんの脇で一休みです。
ここで時刻は1時少し過ぎです。
ヤビツ峠発の午後唯一のバスの発車時刻は確か3時50分ぐらいのはずです。
このまま三の塔から二の塔へとヤビツ峠に向かうとバスを1時間以上待つことになってしまいます。
さらに1時間歩いて蓑毛まで下って同じバスに乗る手もありますがもう何度もやっています。
いっそのことお地蔵さんの裏手からヨモギ平へ行ってみることにしました。
30分ほどでヨモギ平に到着です。
一休みしていると年配の方が同じ方向からやってきました。
顔を見たら今日すでに何度か見た顔です。
「何度かお会いしましたね」
「そうですか?」
「大倉から登られたでしょう」
「はい、失礼しました。」
何度か抜きつ抜かれつして3回ほど見覚えていました。
すると唐突にこう言われました。
「富士山なんて登るもんじゃないね・・・、遠くから眺める山だね」
「登ったんですか?」
「ツアーで行ったら、一番込んでるコースで、人ばっかりで歩くのも大変でさ・・・」
「宿の夕食は小皿にカレーがちょこっとでさ・・、ぜんぜん足りないから持っていたものを食べようとしたら寝床での飲食は禁止といわれて・・・富士山は眺めてるのが一番だね」
私「実はこの夏富士登山の話が持ち上がっているんですが・・・」
「空いたコースなら良いかもしれないけどね・・あるいは一人で行くのがいいかもしれない。」
この先輩とここから先ヤビツ峠まで一緒に歩きました。
出発からゴールまでまったく同じコースを歩いたわけです。
さて冨士登山はどうしましょう?