アウトリーチ

認知症初期集中支援研修会:『アルコール症患者への動機づけ』

 認知症初期集中支援研修会がオンラインで行われました。前半は包括支援センターの方々から頂いた要望に応えて、精神保健福祉士が精神科における入院制度について解説し、後半は「アルコール症患者への動機づけ」と題して講義しました。
 なぜ自分の意志で治療を受けることが大切なのか、そのためにはどう関わればよいか。難しい問題ですが、地域に理解者を増やすことで課題を解決したいです。準備にあたった酒田市高齢者支援課の皆さん、ありがとうございました。参加者の皆さんお疲れ様でした。 
小林院長
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初期集中 院長

  

日精看山形支部で講演「アウトリーチから臨床を考える」

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会員の看護師さん達55名に、アウトリーチをテーマに講義、というかグループワークをしてきました。とはいえ、私にアウトリーチの理論を語れるわけもなく、私自身や当院の取り組みを紹介し、身近なことから始めてはどうかと提案しました。特別なものになってしまうと、根付かない気がしまして。考えてみれば、私が公民館でグループワークするのもアウトリーチなんですよね。新たな出会いもあり、有意義な時間となりました。お招き頂き、感謝致します。皆様、ご苦労様でした。
自己紹介

小林 和人

山形県酒田市にある山容病院で院長をしています。地域の人に精神科のことを理解してもらえるよう、臨床・相談事業・講演活動を展開中。自殺予防とアルコールの講演で市内のコミセン巡回中です。
趣味は自転車。シルクロード単独横断(中国からイタリアまで1万キロ)、オーストラリア横断(ブリスベンからパースまで6500キロ)の走行歴あり。

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