セルロースファイバー「工事日記」!! 山陽木材(株)

広島・島根・岡山・鳥取・山口でセルロースファイバー断熱を責任施工している技術者の日々の出来事を綴るブログ

アミパネル

寒い地域になると
セルロースの外側に合板などの面材を張ると
内部結露計算で結露判定となります。
今回の北広島町の現場もダイライトでは結露判定となりアウト!!
しかし、耐震性アップのためにも面材で壁倍率を取りたいところ
そこで今回、『アミパネル』という商品を採用していただきました。2017-05-19-14-03-51

左の写真がアミパネル
9mm厚の杉が3層になっており、耐力壁・通気層・塗り壁の下地の3つの機能を兼ねる
優れものです。
見てわかる通り空間が開いているので湿気は逃げやすく内部結露の心配はありません。
壁倍率も4.6倍と非常に強く、塗り壁の下地も兼ねるので省力化にもなるという商品。

今回は、施工してみて壁のセルロースとアミパネルの相性はとても良いと感じました。

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塗り壁をしている工務店さんには魅力的な商品ですよー!!



大型木造物件

最近、木造で住宅ではない少し大きな物件が増えています。

老人ホームの平屋や2階建てなどの用途の建物です。

公共物件の木造化(低層物件)は法律によって定められていますが

民間にも広がりを見せているようです。

そこで断熱材も木質繊維からできているセルロースファイバーが採用されることもあります。

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上の写真は県北のお菓子メーカーさんの新しい工場です。床面積約300
断熱は壁・天井でセルロースが採用されました。IMG_8941IMG_8938








上の写真は老人ホームの平屋で約600屬△蠅泙后
こちらは広島県ではありませんが、壁・屋根にセルロースが採用採用されています。

これくらいの規模の物件では窓はまだまだアルミかアルミ・樹脂複合が多く、
温熱環境的にはまだ弱いですが、それでも、時代が急速に変化しているのを感じる今日この頃です。


断熱改修の体感

弊社が事務局をしている
スマートウェルネス補助事業の補助金を使って断熱改修された現場を体感してきました。
構造はツーバイフォー工法
改修の内容は、
床 セルロースファイバー 180mm
1F壁 セルロースファイバー 89mm
天井 セルロースファイバー 250mm
窓  樹脂サッシ
2F壁  既存のまま

ツーバイ工法なので、2Fの壁はそのままでも気流止めができていると考えての工事です。
その代わり、床と天井の厚みを増やして補っています。
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床は大工さんに下地を組んでもらい180mm施工した後に、防湿シートを貼りました。

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天井は250mmの設計ですが、沈み込みを考慮して約300mm施工しました。
気密性能は0.9㎠/屬箸覆蝓改修工事としては十分ではないでしょうか。

完成した後ですが、
カオル建設さんお得意の『床なめエアコン』1台で40坪の家全体が暖かい空間になっていました。
d8641a85-sカウンター下にエアコンが入っているため、エアコン周辺がぬくもりセンサーが作動して最初はうまく動かなかったようですが
設定温度を高めに設定すると、エアコンが作動し、家中が約20℃ととても快適な空間ができていました。
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お施主様と話しましたが、今までの寝室はとても寒かったため、布団をたくさんかけていたが、この家では暑くて汗をかいてしまうと言われていました。
暮らし方から変えていく必要もあるようです。
家が温かくなると、心筋梗塞などのリスクも減り、家の中での活動量も増えるといわれています。
普段は完成した家を体感することがないので、非常に良い体験になりました。


本日の現場

雪がひどくなくホッとした朝でした。
本日の現場は、杉材をふんだんに使った30坪平屋の家。
セルロースの仕様は
屋根240mm  壁120mm

平屋の屋根は大きく壮観です
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野地板に合板ではなく透湿性の良い面材を使っており
その上に通気層が来る仕様で内部結露計算でも防湿層不要となる仕様です。

さすがに材料はよく入りましたが、1日半で完了しました。

暖かい家になること間違いなしです

シロアリ予防

最近、ホウ酸によるシロアリ予防の依頼が増えています。
今までは、農薬系の殺虫剤を木材につけて処理するのが
当たり前でした。
農薬とは、農作物に虫を寄せ付けないために開発されたものです。
野菜や果物に農薬が残ったままでは危険なため、
揮発性が必要となります。
揮発とは、空気中に出てきていずれは、消えてなくなるということです。
ですので、シロアリ予防の効果は5年程度しかなく、再処理が必要となります。
しかし、再処理も床下は可能ですが、壁の中は不可能・・・
というのが現実!!
そこで約5年前から認定されたのがホウ酸による処理です。
ホウ酸は腎臓を持たない虫などに効果的で哺乳類は体内に入っても尿として排出されます。
揮発性もなく空気を汚すこともありません。
現場ではホウ酸を水溶液にして木部に噴霧していきます。
基礎から上の1mにある木部をすべて処理します。IMG_8573IMG_8655IMG_8652IMG_8472













ホウ酸の施工で気を付けるのは、水に溶けやすいということです。
ですから、雨養生をしっかりやる必要があります。

一度施工したら、雨漏りや水害でもない限り、効果が持続するホウ酸処理は家の長寿命化に必須と考えます。


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