2006年03月21日

さようなら

さようなら、社長。

社長が辞任した。
日本武器研究家で、社長室には武器がある。
日中に、社長室でボクシングの指導を受けている。
(冬なのに会社中冷房がかかっていた(恐ろしく寒い)のはそのせい)
辞任前には、社員ボクシング部を設立した。

社長の最後の社内ブログのタイトルはといえば、
「晴れ晴れします。」
あまりにも正直に、晴れ晴れとして去っていった。(気持ちは分かるけどさ・・

社長が会社を去るとき、思わず「また来て下さい!」と言ったら
「さようなら」といわれてしまった。
・・・さみしいです社長!

思えば2年以上前、大学3年生の私のつたないプレゼンシート(なぜか画用紙)を見て、
「やる気があるから・・」と採用枠を増やして採用してくれたのだった。
自分を選んでくださった人を失うのは悲しい。
でも彼が晴れ晴れしているならば、むしろ喜ぶべきなのかも。

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2006年01月13日

大吉ばんざい

あけましておめでとうございます。
「大吉」をひき当てました川口です。
吉が欲しけりゃ寄って来な! 笑
出会う人に少々吉を分け合いながら1年過ごせたらなあと思います。
今年もよろしくお願いします。

私は生まれも育ちも沼津「ぬまづ」←いい響き
ですが、地元の三島大社に行きました。
ジャイアント馬場が結婚式を挙げたとかいう有名な(母談

そこで、「神宮大麻」というお札を買いました。
お札を飾るような部屋に住んでる訳じゃないけど。
日本人だから一度くらいお札買ってもいいんじゃないかという
神宮大麻って名前からして神聖な大麻をそばに置いておくのは
よい気がして。
大麻があるっていうドキドキ感もよかったりして。
お札の裏に、植物の茎らしき感触が・・・

あとは、1月1日にボートに乗って川に出ました。
ボート部出身なのでね。

そんなこんなで、年明けから川に行き、神社に行き、
信心深い幕開けですが、大吉の年なので、
思い切ってがんばりたいと思います。



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2005年09月27日

月下美人

月下美人 月下美人・・
            (何度聞いてもいい響き

月下美人の花を見たことはありますか?


たった一夜だけ、花を咲かせる
絶対に夜にしか花を咲かせない花、すなわち月下の花。

1時間半かけて花開き、4時間で花をしぼませる。

その花は、純白で、細い花びらが隙間なく重なり、花の中に特徴的な
もうひとつの花のような構造をもつ。
香りは強く、頭痛を誘う。
風貌 香り 一夜の舞台を謳歌するかのようなオーラを放つ。
「美人」という名がついたのも、この花に、花と呼ぶ以上の存在感を感じたからだろう。

月下美人に、なぜ心惹かれるのだろう。
よく花火で例えられるのが、一瞬で消えるものは美しいということ。
 月下美人でいうならば、希少性。

客観性、主観性ともいえるかもしれない。
花は、観賞するものだ。(育てるという面もあるが、多くの場合)
その時点で、私は客観的に花を見ている。
月下美人の場合、一夜にしか見られないということが、
「その花の晴れ舞台を共にする」という参加意識が芽生えさせる。
少なくとも、私は、その夜に月下美人を見ることができて、とても嬉しく思った。

女性の人生で例えるなら、成人式、結婚式、発表会といえるかもしれない。
結婚式のウェディングドレス姿が、本人にとっても周りにとってもどれほど特別なものかということ。
先月友達の結婚式に参加した。彼女はまさしく月下美人だった。





 




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バンジージャンプ〜あなたも是非・・〜3

どうして、わざわざ飛び降りなければならないのか。
そんな疑問を言い訳にしつつ、
でも、「そこに台があるから・・」と自分を納得させつつ
流れに身を任せて飛び降りてしまったのです。

「マザー牧場」

・・そこは牛とアヒルと豚が共存する世界
子供たちは牛の乳に感動し、大人は芝生で寝転んで空を眺める
その一角に高さ21メートル(私13人分)から突き落とされるための台がある

そこにたどりつくためには、下がすけすけの網階段を、一歩一歩登りつめて
自分が今どの高さにいるのかを確かめつつ、本当に飛び降りていいのかと
自問自答しつつ飛び降りなければならない。
いっそのこと、エレベーターで昇って、下を見る間もなく突き落としてほしい
とさえ願った

台までくると、頼れる人は、突き落とし役のおじさんしかいない。
「一番こわくない飛び降り方って、なんなんでしょう・・・?」とすがりつきながら
言ってみると、「下を見なくていいです」とはげましてくれた
当時の私にとっては、何よりの励ましの言葉だった・・

言われたとおり前だけを見つめて台の上にたつと、ゆっくりとおじさんが背中を押してくれる。
そうなったら、もう何も考えていない。何も見えない、何も聞こえない
落ちて数秒たって、やっと自分が落ちていることを自覚する
何もすがりつけるものもない
怒涛の雄叫びをあげながら、世界が揺れるのを受け入れようとするが
だめだった。そんな状況を楽しめるような寛容さなんて私に持てるはずもなく。

でも、次にバンジージャンプの台を目にするときには、きっとこう思うだろう
はあ、もっと地面がない空間を、受け入れて楽しめたら・・・。

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2005年07月28日

ふじとざん

登りました、富士山に。(Dグループ新人研修)
おめでとう自分!

のぼり編
午後3時、5合目から6合目、ジャングル散策。草をかきわけ、岩を登る。
6合目から7合目は、緑がなくなり、雲の上から下界を見下ろす感じ
何もなく、ただ広大な斜面
7合目から8合目は、異空間(日本じゃないって感じ。じゃあどこなのよ)
はぁ。酸欠
8合目の恐怖の山小屋で一泊。
朝の3時登山開始
朝4時30分登頂
ご来光に万歳三唱

くだり編
すいすい斜面をすべりおちる
流れに身を任せてじゃんじゃんおちるー
こんな場面でも出会いは大切さ。
おしゃれなシャツに普通のスニーカーに斜めがけのバックの外国のお兄さん
なんで外国人っておしゃれな格好で富士山に登れるのだろうか
お兄さんとの話に夢中になっていたらふもとのほうまで来てしまった
のぼりは大変なのに、くだりはなんて楽なんだろう
太るのは簡単なのに、やせるのが大変なのと同じだね。
さらに言うと、お金をかせぐのは大変なのと同じね。

富士山に登ったからって達成感はないけど、景色がめずらしくてよかったな
今後は、個人的に屋久島の森とかに行きたい。


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2005年06月07日

胸がきゅんとするとき

会社でプロ野球を見に行ったときのこと。

帰り道、神宮球場から駅に向かう途中
駅がどこにあるのかも知らなかったので
何も考えずに先輩の後にくっついて歩いた。

気がついたら、不思議な場所に迷い込んでいた。
何かこころをつつくような感覚におそわれた。
そこは4年前の自分がダンス公演の練習で通っていた
体育館だった。
思い出すはずのなかった思い出がわっと沸いてきて
うれしくなった。
物理的な場所というより、時空間を歩いている気分だった。

なにもせずに年をとった気になっていたけど
それなりに、いろいろあったなあ、と誇らしく思えた。

日々気づかすに、出来事を忘れて年をとっていくけど
思い出の場所や人やものに触れる瞬間が
今後の人生にあふれているだろうと思うとうれしい。
それが、胸がきゅんとするときです。

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2005年06月06日

悪いサラリーマンの例

たとえば、私。

最近ひますぎる。つらいほど、ひますぎる・・・
(忙しいときは、忙しすぎる広告業。)

今日は暇なのをいいことに、勝手に散歩に出かけてみた。
いい天気だった。平日の銀座は落ち着く。汗をかくほど歩いた。
先週は勝手に図書館で調べ物をしていた。

私はできる限り、オフィス内にとどまりたくない。
なんというか、あの密閉空間の中にいると、
ふつうの感覚がなくなっていく気がする。
たとえば、1億とかいうお金の大きさとか
1万人という人の多さとかの感覚が鈍ってしまう。
だれもが広告のことを理解していると勘違いしてしまう。

会社で何年も働いていて、一番難しいと思うのが、
客観性を持ち続けることなのではないかと思う。
専門性は重要だけど、同時に客観性がないと広告なんてつくれない。

そんなこんなで、最近は必要がないのにオフィスにいるのは避けている。
(だからといって、外で遊んでいるだけなんだけど。)
「拘束時間内に拘束場所にいなければならない仕事」
でないことに感謝している。

今度私に会ったときに日焼けしていたら、それはきっと散歩焼けです。




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2005年06月03日

生き返った

ブログ

卒業してから・もう3ヶ月。
ログイン名を忘れられて冬眠していたブログが
やっと目覚めたのである。

2005年6月吉日



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2004年12月17日

わたしはドコモキャンペーンガールです


あまりにもひさびさに日記を書くので
すこしは役に立つかもしれない情報でも書いて
おこうかと思います。
わたしはドコモの携帯キャンペーンをやってます。
今日は六本木交差点でMCをやったり接客して
携帯を買ってもらったりしました。
そんなこんなで、少しは携帯の特徴がわかりました

どこもの携帯
MOVAとFOMAの違い(簡単に)
MOVAとFOMAは料金形態が違うので
MOVA→FOMAにかえるときは、機種変更ではなく
契約変更といいます。
番号は変わらず
デュアルサービス(月額300円)に入ると
今持ってるMOVAと新しく買うFOMAを両方使いわけが
できるようになります。
MOVA→MOVAに機種変更するときには10ヶ月以上使っていないと
料金が結構高くなるけど、
MOVA→FOMAの場合のみ6ヶ月以上で変えられます。
MOVAとFOMAの料金形態の特徴は、
MOVAは通話料とパケット通信料(メールとi-modeで使う)が
まとめて請求されるのですが
FOMAの場合は、通話料金とパケット通信料が別々に請求されます。
FOMAだったら、通信料の料金パックに入れば、
パケット通信料の料金パックには入らなくてもOKです。
パケット通信料のパックは、大きいパックに入るほどパケ代が安くなるので
最大でMOVAの6分の1のパケ代になります。
だから、FOMAの方が、より自分にあった料金パックを選べるというわけです。
i-modeやメールを多く使う人は、FOMAにして大きいパケットパックに入るのが
おすすめです。

あとは、MOVA→MOVAに機種変更するよりも、MOVA→FOMAに契約変更
してしまったほうが安いです。
新規の場合は、MOVAは1円で売っていたりするけど
FOMAは新規でも契約変更でも値段が一律なので、
新規で買うならMOVAがおすすめです。
FOMA→FOMAの買い増しは、異常に高い(3万くらい)なので
すでにFOMAを持ってる人は買うまえによく選んだほうがいいと思います。

長くかきすぎたので、各機種の特徴についてはまた今度
それではさようなら




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2004年11月06日

トルコヨーグルト

155c9f85.jpgトルコ小話3

トルコのヨーグルトは美味!の巻

トルコのどこかの小さな町に、
とーーっても美味しいヨーグルトがある。
それは、異常に硬くてとってもさわやか。シュワシュワ。
(英語で言うと、sticky&sour。この方が的確かもしれない)

楽しげなお兄さんが、お皿にヨーグルトをペタっと貼り付け、
お皿をひっくり返すと、なんと!
ヨーグルトは少しも垂れ下がることなく、ぺったりとお皿にくっついて
いるではないかー。
それで、かたーいヨーグルトを力強くぐるぐるとかきまぜて
これまたかったーい蜂蜜をつけて、出来上がり。

口の中でしゅわしゅわっとはじけるヨーグルトは、
ソーダ味のラムネみたいに爽快で病みつきになっちゃう味!
日本に1年分送って毎日食べたくなるほど、
ヨーグルトの魔力にとりつかれました。
いつしか、あのヨーグルトに出会えるといいな。

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2004年11月05日

トルコでぼられるの巻

091978f3.jpgトルコ小話2 

トルコのタクシーで堂々とぼられる!の巻
(写真は愛らしいトルコの猫。事件とは一切関係ありません。)

トルコの宮殿前(観光名所)のタクシーは、「悪徳タクシーが多い」らしい。
ガイドブックに書いてある注意書きというのは、例えば
日本でいう「電車内の痴漢に注意しましょう」というレベルで遭遇率の低いもので、
私はその注意を気にすることなんてなかった。
だが、ついにそんな甘えが打ち破かれることになる・・・

N美とともに、宮殿前のタクシー(そこにしかタクシーがいなかった)をつかまえて
「ホテルの前」まで送ってくれるように頼んだ。
ホテルまでは30〜40分。道は混んでいたけど、運転手がやたらとばしていた。
しかも、サングラスをかけ、タバコを吸いながら。
「まあ、運転慣れしているのだろう。トルコ人はタバコ好きだし、タバコ運転は普通なのかも」
と思って車窓を楽しんでいると、ホテルの反対車線で、突然ドアを開けられ、
おろされそうになった。
「ホテルの前に行ってよ」と英語で言っても、「混んでるから無理だ」と
いうことをきいてくれない。
歩いて道路を渡れないこともないので、諦めて下りることにする。
もめごとは面倒くさい。
料金は28万TL(トルコリラ)だったが、大きい札しかないので、
N美が20万TL札を2枚出した。12万TLのおつりだ。
普通ならば・・・。
すると、運転手が突然2万5千TLを2枚出してきて、
「なんだよ、5万TLしかないじゃないか。あと23万TLよこせ。」と言う。
意味がわからなかった。知的なN美はすぐに状況を理解したらしい。
「40万TL出したじゃん」と騒いでいる。そういうことか。
私だって目の前で20万TLを2枚、計40万TLを出したのをはっきりと覚えている。
20万TLを2万5千TLにすりかえるなんて、旅行者をなめているとしか思えない。
でも、正直、この悪徳運転手は引き下がらないだろうと思った。
さっきから柄悪く、ずっと舌打ちしてサングラスの中の目は悪意に満ちている。
N美と2人で怒っていると、「23万TLはもういらないから下りろ」と言ってくる。
なにがいらないだ、と思いながらも、被害額が1000円くらいで済んだのだから
もうどうでもよくなった。
こんな人と言葉を交わしたくない。さっさと諦めて下りたほうがましだった。

ということで、私たちは1000円と、トルコの楽しい思い出を踏みにじられ、
トルコ旅行最終日の最終観光地を後にした。

後になって思うのだが、そんなときは運転手のサングラスを外して、
一緒に記念写真を撮り、車のナンバーをひかえておくのが
スマートだろう。
そんなことを思いつくほどの余裕もなく、その時は怒っていたけれど。
臨機応変にユーモア溢れる言動やら的確なつっこみができる人になれたら、
こんな状況も楽しめてしまうんだろうと思う。







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2004年11月03日

トルコの国旗

6341ce42.jpgトルコの小話シリーズ1

☆トルコの国旗の由来
トルコ国旗は赤い空間の中に、月と星があるものだ
国旗の中に月や星が使われているのはなんとも「かわいい」感じがする。
月や星がかわいいと思うのは、日本人女性特有の偏見なのかもしれない。
というのはいいとして。

実は、この赤い色は、「兵隊さんの血の海」なのです。

昔むかし、トルコの海岸に敵国がせめてきて、敵国よりも少ないトルコの兵隊が領土と国民の命を守りました。
そのときにトルコの兵隊が自国のために流した血が池となり、
その血の池の中に、月と星がうつっていたそうです。

トルコは兵隊の国です。
だから、トルコでは兵隊が尊重されていて、兵隊に力をいれており、
国の予算の7割は兵に使われるそうです。
韓国と同じレベルです。
男子には1年の兵役があるため、街の美術館や宮殿などでも
兵隊さんが入り口に立っているのをよく目にします。

ちなみに、トルコは親日です。
親日である所以として、トルコが敵対していたロシアを
日露戦争で日本が破ったことが原因としてあげられるようです。


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腸炎?

印刷中が暇なので、ひさびさに日記でも書いてみようと思う。

今はトルコ10日間の旅から帰国し、帰国パーティーや
トルコ酒の飲み会などを終え、
腸炎になりつつ、
実家に帰ってきて母親のマッサージ店の
パンフレットを印刷している。

国民的健康児(だれもがうらやむ健康人)な私だが
脅威のトルコに腸がウイルスに感染したらしい。
私と一緒に旅をしたN美は胃痛と下痢に悩まされ、
私より先に病院にかけつけた。
苦しんだあげく、簡単にお腹を押されただけで「食あたり」といわれ
薬を渡されただけだったらしい。
私はといえば、どこも痛くなく、ただ下痢が1週間続いただけだけど、
正露丸の勢力がなくなったので病院に言ってみたら、
先生に「トルコは3大美食だね」とかいわれつつ、
「入院したほうがいいね」といわれた。
がーん。思わず、「いや、いいです。」と拒んだ。
なにせ、実家に帰ろうと思ってパソコンやらトルコのおもいやげやらを
持ち運んでいたし、お金もってないし、
昨日まで、ダンススクールで4時間ぶっつづけで踊って、夜はオールで飲んで
という生活をしていた人間が、入院するなんて許されないような気がしてしまった。
「検査をして、検査結果がでるまで点滴しましょう」と言われ、
お腹のレントゲン検査、血液検査、便検査をして、
2時間〔電解質〕の点滴をされ、重症患者の気分になった。
オールで飲んでいた私は、点滴中の2時間をありがたく寝かせてもらえて光栄だった。
私が「たいしたことありません。」(←だったらどうして病院に行くんだ?)
と豪語したとおり、先生は、「とりあえず今日は点滴したら帰っていいけど、食べないでね。2,3日治らなかったら入院ね」と言っていた。
とりあえず、私は昨日に4時間踊ってオールで飲んでいたことがばれなくて
ほっとしながら、3日後に入院しないよう、断食することを決めた。

そして、今に至る。

実家に帰る前に母親に電話し、何も食べれないけど帰るということを言ったら、
「もう一切海外に行くことを許さない」と怒っていた。
母親はヒステリックだ。
だから、私みたいにぼーっとした子が育ったのだろう。
海外禁止令が出たところで、私が海外に行かないわけがない。
私は静かに反抗的な子だ。
でも母の店の印刷物をデザインしたりしているし
私と母は仲がよい。
母は私を見るたびに全身チェックをいれ、肌が汚いだとか
肉が垂れているだとか文句をつける。
会うたびに言われることを気にしつつ、私は顔のマッサージを
がんばってみたりする。
今は吹き出物を治すのと、腸炎を治すのが目標。
そして、どちらも治りそうにない。
3日後に入院しなくて済むように、トルコのイスラム教徒が断食をするように
私も断食をしよう。
ちなみに、トルコで聞いた話だと、日の入りから日没まで、
水さえ飲んではいけないらしい。
世界の食糧難を思ってそのようにするらしい。
だけど、私はイスラム教徒ではないから、いろいろと飲んでいたりもする。



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2004年08月31日

素敵な人に会いました。

977f1964.jpg素敵な人に会いました。
一目惚れです。
出会いは日テレロビー。
彼は・・・
思わず写メった私に、そろりそろりと近づいてきたのです。
大きな目をぎょろっと(ごろりと)私に向けた瞬間、
私は「ひょー」っと叫んで腰がひけてしまいました。
会場をぶいぶいといわせた彼は、しばらくして去って行きましたが、
私はまたいつか彼に出会えることを願います・・・


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横目

4eafc59b.jpg横顔も素敵。
まつげきっちり上がってるのが、また素敵。

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新聞を読む目

6bdb6ba5.jpg新聞を読む姿も美しい

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2004年08月27日

変な高校(遠泳合宿の巻)

私の通っていた高校は、変である。
卒業生もたぶん、変である。(私は変じゃない。)

静岡県沼津市で100年の歴史を誇るその高校では、
昔の男子中学のときから変わらず受け継がれている伝統行事がある。
おおまかにいえば、応援練習、遠泳合宿、登山合宿だ。
今日はその中の遠泳合宿を紹介しよう。

体育では、よほどの事態でない限り、野外プールの授業は実施される。
1年生の夏には、遠泳合宿なるものがあり、水深20メートルの荒波の中を1時間ばかり泳いで帰ってくるというタスクが待っている。
タフなボディーをつくるためには、台風が来ようと練習しなければならないのだろう、たぶん。
ひとつ、覚えているのが、台風が来て大風が吹いてるときに、プールが海のように波たっていたことだ。
これじゃあ荒波じゃないか、と思いつつも、有無をも言わさず泳がされる。
平泳ぎ、立ち泳ぎ・・・
顔を上げて息を吸い込もうとするのだが、一体息を吸ってるのか水を飲んでるのかも分からない。
チャップチャップジャバジャバいいながら波立ったプールを私は忘れることはないだろう。

無事遠泳合宿を迎えた。
2泊3日で、日中はほぼ泳いでいるだけ。
最終日に一大イベントの遠泳にでかけるための練習だ。
海を泳ぐ、泳ぐ・・・。
合宿の思い出があんまりないのは、たぶんただ泳いでいた時間が長かったからだろう。
遠泳は、水深20メートルで波もあるということで、救助船が出ている。
現に、力尽きて救助船にひっぱりあげられてる男の子がいた。
過酷だ・・・。
泳ぎの能力で帽子が色分けされていて、私はAクラス(先頭クラス)だ。
後のクラスがついてくるまで、不安定な立ち泳ぎで待っていないとならない。
荒波の中を立ち泳ぎっていうのは、ほんとに余裕がない。
遠泳教室だ、わーい、なんて言ってる場合じゃない。
救助船に見捨てられたら海に沈んでしまう。
そんな事態にも関わらず、なぜかみんなが応援歌や校歌を歌いだす。
なんていう生徒たちだ。
入学した当初、応援歌を13曲丸暗記して歌えるようになるまで正座させられ、放課後裸足で屋上に行き、応援団にいびられながら練習させられた。
そういう教育を受けているので、みんな応援歌や校歌が大好きだ。
だから、海で絶対絶命の事態でさえ、ついうっかり歌ってしまうのだろう。
それにしてもみんなすごい肺活量だ。
これも台風の中、特訓した成果だろう。
遠泳から無事に陸に上がり、歓迎のしるしにカンロ飴が渡された。
カンロ飴に感激を覚えてしまう私たちは、若かった。





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熊川哲也のバレエ公演、そしておすぎに会った。

熊川哲也さんのバレエ公演が文京シビックホールで行われたのだ。
熊川哲也さんとは、日本で最も有名な(私の判断で)国際的なバレリーナ。
K-Ballet Companyっていう自分のバレエ団をも持ってる人。
そんなバレエ界ではすごーい人の公演の会場で、私は一アルバイトとして、公演パンフレットの販売をしていたわけです。

リハ中の舞台裏を通ると、おっきい舞台セットが出てて、オーケストラが演奏してて、ダンサーが廊下でストレッチしてて・・・舞台好きとしては大好き、こういうの。
ダンサーはほとんどが外国人で、私たちバイト人が通ると、陽気そうな男の人がにこっと「Hi!」って挨拶してくれるんです。
私がにこっと手を上げると、「Neat!」なんて言ってくれました。
一瞬にして、嬉しいコミュニケーションですよね、こういうの。
英語圏の人は挨拶もノリノリで好きなんですよね。

それと対照的に、私たちアルバイトのリーダーはとういうと、ほんとに雰囲気づくりがなってないな、と新人ながらむしゃくしゃしました。
無駄な仕事が多いし、無駄に怖いし、1日協力して仕事をこなすチームとしてリーダーがまとめようとしているのかを疑問に思いました。
私はほかの新人2人と仲良くなったのですが、「仕事において雰囲気づくりは重要だよね」という話で盛り上がりました。
リーダー格がつるんで新人を毛嫌いするのってばからしくて付き合ってられませんね。
仕事の厳しさとか、効率とか、協力体制とか、ちゃんと考えてみんなのモチベーションをあげればいいのに、と思いました。
私は日テレのイベントでもバイトしてますが、日テレの人は雰囲気づくりやモチベーションの上げ方が非常に上手いです。

ところで、会場のときにパンフレット販売をしていたら、私のところにおすぎさんが来て、パンフを買ってくれました。
ほんとにテレビで見るおすぎさんがそのまんまっていう感じで感激しました。
おすぎさんてほんとにたくさんの映画のコメントを書いてますが、こうやってたくさんの舞台や映画に足を運んでいるのだろうと思います。
目立たないけど、オーラがおしゃれで素敵でした。
ちょっと目をふせがちだったので、私も何も声をかけませんでした。
もちろんおすぎさんのプライベート時間にはleave you alone って感じにしてあげたくなりますしね。
あと、日テレバイト先の上司が偶然来ていました。
こういう風に、おすぎさんに出会ったり、知り合いにひょんなとこで出会ったりして、
この世も捨てたもんじゃないと思いますね。

バイトの新人で仲良くなった子は、30歳でした。
見た目、本気で男か女か分からなくて、女だったんですけど、ものすごいさわやかでいい人。
浪人して大学出て、就職して、今はパイロットの専門学校に行って、バイトをしてるって人。
その人、若いんだから、何でもできるよーって言ってくれました。
もう一人は高校中退して、フリーターになって、コンビニの店長格になって、彼氏と同居してる人。
親からは経済的に自立してるそうです。
こうやって人に会うと、いろんな人生があるなーって思います。
日本人は、相手との共通点を見つけると安心して親近感を覚える性質があると思うけど、
私は、人の人生が自分と違えば違う程、興奮するんです。
どんどん知りたくなる。
人と出会う醍醐味ですね。

まとまらないけど、終わり。



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2004年08月25日

「誰も知らない」。そして、ホラーの見すぎ。

「誰も知らない」を見てきた。
柳楽優弥君がカンヌで最優秀男優賞をとったことで知られている映画です。
大まかにいうと、母子家庭の4人の子供たちが、母親に捨てられて、誰にも知られず暮らしていくっていう話。
4人のお父さんはみんな違う人で、子供たちは出生届けも出されていないので、学校にも通っていないし、法律上では存在さえしていない子供なのです。
母親は恋人と同居するために子供を捨て、いくらかのお金を送って12歳の長男にまかせっきり。
驚くべきことに、東京で本当にあった事件がもとになっているそうです。
とても切なくなります。
重延浩ゼネラル・プロデューサーが、公式HPの中で「戦争、虐待、拉致などが日常的に語られる中で、このような少年・少女の心理が注目されることはとても重要です。そのことが国際的に理解されたことを嬉しく思う」と語っていますが、
この映画は子供の心理がすごく見える映画なんです。
どんなにお金がなくても、4人で一緒にいたいから、自分たちで必死に生きるしかないんです。
長男は母親の裏切りを知るけど、幼い子供は当然、母親が帰ってくることを疑わない。
この映画を見ると、改めて現代の親たちが、子供たちが求めている愛情をちゃんと与えていられるのだろうかと疑問に思います。

とにかく、映画はすごくよかったです。
特に、子供たちの演技はすごく自然で、子供らしくて力がありました。
賞をとった主人公の柳楽くんは、ものすごくいい表情をしていて印象に残りました。
棒読みだとかいう非難もあるらしいけど、それはほんとに子供を分かってないだけなんじゃないかといいたくなります。
柳楽くんは、12歳っていう年頃の男の子の恥じらいとかプライドとかを、話し方や表情で感じさせてくれました。
母親に対する恥じらいとか、聞いていいかどうか分からないことへのためらいとかをよく表現できてると思います。
ちょっと棒読み的な語りが、子供らしく、不器用で自然でした。
子供たちは全員演技が上手かったし、印象的な雰囲気を持つ子ばかり。
YOUもかわいかったし、役柄も似合ってた。
柳楽くんが海外で絶賛されたことを嬉しく思うし、妥当なことだと思います。
ぜひ見てください。続きを読む

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英語で現実逃避?

3月までに50万貯めようと思う。
そのために、少なくともこの夏はアルバイトと、次なる高収入バイト探しに勤しんでいる。
効率よく稼ごうとする人は、人気職の狭き門を通れるだけの実力と根性がなければいけないらしい。
バイトといえども、業種によっては狭き門なのだ。
だけど、しぶとく受けまくってやる。

こういう日常の中でも、やっぱり夏休み気分ってものを味わいたい。
去年までと違うのは、この夏が夏休みの最後だっていう焦りにかられてる点である。
もう一生2ヶ月ぶらぶら遊んでいられないかもしれない。
私が事業で成功するか、大富豪と結婚でもしない限りは・・
「あー、遊び飽きた」なんて言ってみたい。
そういう年頃だもん。

で、非日常感を瞬時に味わえるのはなんだろうって考えて思いついた苦肉の策が、「英会話」
大学に入ってからというもの、英語なんて全然話してないもん、なんか、英語を発音したら楽しそう。
ケイコとマナブの広告にあった「11時間英語漬けコース」に申し込んでみた。
11時間で、なんと4000円。そりゃ行くしかないさ。
夏休みに暇だなんて言ってらんないっちゅうの。
で、特に「英語を勉強しなきゃ」なんていうことも思わずに、参加してみた朝から夜まで11時間英語漬け。
それがもう、衝撃的な体験だったのです・・・

まず、日本語1語話すたびに、1000円罰金。
だから、だれも日本語を話さない。
お昼を食べても、トイレに行っても、徹底英語。
その英語学院のスローガンってのが
「Yes I can and I will try!」なんだけど、
それを大声で、ジャスチャー、リズムつきで唱えさせられる。
みんなで仲良く声をあわせ、連続して3回。
続いて「I do not shrink from this responsibility. I welcome it!」が続く。
その後は、みんなで英語劇をつくって、ステージで披露させられる。
50歳のおばさんが、卓球の愛ちゃん役をやったりする。
それをみんなで見合ってげらげらと笑う。
英語の講義には、ディズニーから出てきたようなキャラクターの先生たちが次々と現れ、騒いでいる。
そんなこんなで、日本人感覚を破壊されて1日を終えた。
電車で話してるギャルの声が、英語に聞こえる。
立派な非日常感を味わえたのであった。
ありがとう、フィリックス英語学院!
でも私は一文なしさ。入学しないよ・・・





saorin_5 at 04:03|PermalinkComments(0)TrackBack(0)
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