ランベリー コラボレーションフェア 岸本直人シェフ 後記事
2016年10月17日
東京青山で、ミシュラン8年連続星獲得の超優良店である、ランベリーのオーナーシェフ、岸本直人シェフをお迎えしてフェアを開催いたしました。大盛況でした。
L'EMBELLIR COLLABORATON FAIR ランベリーコラボレーションフェア
8年連続ミシュランで星を獲得し続ける東京青山ランベリー。
岸本直人シェフが繰り広げる艶やかな、CUISINE NATURELLE(キュイジーヌ・ナチュレ―ル)を札幌ラ・ブリックで存分に発揮して頂きました。ディナーとランチです。
アミューズ、前菜1、前菜2、魚料理、肉料理、デザート、プチフール、コーヒー
アンリ・ジロー オマージュ シャンパーニュ 1杯付き
L’EMBELLIR、とはフランス語で”美しくする”という意味。
天然素材への徹底的なこだわりと熟練の技術が高い評価を得、9年連続でミシュランの星を獲得している名店の岸本シェフが奏でるハーモニーに、みなさんが酔いしれておりました。
思い思いのワインで、楽しい時間を過ごしました。
料理が運ばれる度に、岸本シェフがマイクで説明いたします。
滑舌が良くて、お話が上手です。驚きました。
「自然から届くこの美しい物語を、お客様に深く感じとっていただきたい。その美しさが、身にも心にも染みわたる幸せを味わっていただきたい。」「しっかりと魂を込めることでゲストを満足させたい」L’EMBELLIR Owner & Grand Chef 岸本 直人
京都から取り寄せた鴨です。
素晴しい鴨と評判で、京都老舗料亭「菊乃井」が定番で使っている農家さんの鴨です。
デザートワインとしてグラス売りで登場したのが、ラタフィアドシャンパーニュです。
アンリ・ジローのソラレでした。
皿出しも、岸本シェフ自らが行う場面も有りました。
ミニャルディーズには、ランベリーのクグロフが登場しました。
クグロフとは、フランス・アルザス地方に古くから伝わり、マリーアントワネットも愛したと言われる伝統菓子。岸本シェフは、持ち前のクリエイティビティを最大限に発揮してこのクグロフを大胆かつ繊細に再構築した世界一美味しいクグロフと言われています。
砂糖は徳島産の和三盆、洋梨のコニャックは「ポワール・ウィリアムス・オー・コニャック」と「マスネ・オードビィー・ポワール」という2種の銘柄を独自にブレンド。ドライフルーツではなくクルミを使用し、香り高く焼き上げています。
「こんなに繊細で上品な砂糖は他にない」と岸本シェフが惚れ込んだ和三盆の岡田精糖所からは、「量が限られているため定期的には卸せない」といったん断られたものの、シェフがクグロフを持参して徳島まで足を運び、「この和三盆でなくてはこの味にはならないんです」と説得して無事に安定した供給を得ることができたというエピソードをお話して頂きました。
ランチで登場!タコのフリット漁師風です。
タコツボとモリが雰囲気を醸し出しております。
紅茶などでマリネした函館のタコをイカスミでフリットしました。
複雑なタコの旨み炸裂いたしました。
ディナーでも登場したサンマの一皿
札幌のトップレストラン、ひらまつオーベルジュドリルの大場料理長(右下)をはじめ、同店の厨房スタッフが来てくれました。探求心旺盛な大場シェフ!ご来店に感謝いたします。
最後はキッチンスタッフの紹介などして頂きました。
「ただの美味しい」では終らない究極の味を求めて!
岸本シェフの魂を確りと感じ取って、次の仕事に生かしたい、厨房はもちろんの事、ホールスタッフも思いました。
協力 KFW アンリ・ジロー株式会社