8月のお盆前ということで、季節外れの山行記録になりますが、2022年4月29-30日、利尻岳 長浜尾根ダイレクトリッヂルートの記録になります。
1日目:
稚内港の近くで仮眠、荷造りと最終装備選定。キャメロットは車に残置。小さいものを持っていれば...と後悔。フェリーで休憩とパッキング、港に降りてすぐにロッカーに荷物を入れタクシーを確保しました。栞橋まで島を半周、タクシーを降りてザックを置き海に向かいます。海に触れてSea to Summitの準備完了!
砂防ダムを進み少し藪を漕ぎ林道に進みます。大空沢を進み長浜尾根に乗って間もなく休憩、奇麗な雪を300cc水が残った水筒に再度充填しました。服装はTシャツに薄いウインドブレーカー、ハーフパンツにタイツ。これで標高1275mC1まで登りました。天候に恵まれ終日快適に過ごせました。
2日目:
深夜も穏やかでぐっすり眠り、朝も快適です。今回初めて日清のカレーメシを使いました、容器からジップロックに取り出し、ルーがすごい匂いなのでルーだけ小さなジップロックに入れて二重に梱包しました。簡単でカロリーも取れるのと水の量で色々調節できるので良かったです。前日水を多く作ってたようで1.5L捨ててしまいました。6時過ぎにスタートし固く締まった雪を歩きます。稜線上は風が当たり灌木が多いです。三眺山の下りの道が氷結し歩きづらいので少し戻って灌木帯を使って降り、斜度30度前後の斜面を歩きました。ダイレクトリッジに行くまではロープを出す必要もなく1か所巻いたくらいで難しい場所はありませんでした。
核心部のエリアも同時期の山行記録とは違い雪解けが進み灌木と氷のルートになっていました。下降中にルートを間違ったものの硬い雪の樹林の中を歩き笹薮に遭うことなくフェリー最終便に間に合いました。
行動水は軽量なATLAS魔法瓶750ccにお湯と900ccのエバニューの水筒に水を入れてカフェインの無いものを飲みました。