第220回
絶望の淵のスペシウム光線

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"Tonight, Tonight"

Time is never time at all
You can never ever leave
Without leaving a piece of youth

時が止まることはない
若さを失わず
時を過ぎることもできない

 

And our lives are forever changed
We will never be the same
The more you change the less you feel

生き方も永遠にかわり続けて
同じままで居ることなどありえない
かわればかわるほど、かわることが当たり前になる


Believe, believe in me, believe, believe

That life can change that you're not stuck in vain
We're not the same, we're different


信じるんだ、信じてくれ
人生はかわっていく、だから痛みにとらわれ続けることはない
同じで居ることはない、かわり続ける


Tonight, tonight, tonight
So bright
Tonight, tonight

今夜は光輝いて
今夜は

 

And you know you're never sure
But you're sure you could be right
If you held yourself up to the light


納得することはないと言うけど
わかっているはずさ、自分が正しいと証明されるって
光さえ、自分に当てられれば


And the embers never fade
In your city by the lake
The place where you were born


残り火も薄れることはない
湖の側の君の町
君が生まれた場所


Believe, believe in me, believe, believe
In the resolute urgency of now
And if you believe there's not a chance


信じるんだ、信じてくれ
確固たるこの主張を
チャンスがないと思い込んでいるなら


Tonight, tonight, tonight
So bright
Tonight, tonight


今夜は
まぶしいほどに輝いて


We'll crucify the insincere tonight
(Tonight)
We'll make things right, we'll feel it all tonight
(Tonight)

今夜、軽薄な偽善者を責め立て
今夜、物事を改め、正しさを享受するんだ


We'll find a way to offer up the night
(Tonight)
The indescribable moments of your life
(Tonight)

今夜、この夜を捧げよう
言葉にできないこの時を

 

The impossible is possible tonight
(Tonight)
Believe in me as I believe in you

今夜、不可能が可能になる
私が君を信じるように、私を信じて

 

Tonight, tonight, tonight
Tonight, tonight

今夜は、今夜こそ



メロンコリーそして終りのない悲しみ(通常盤)
ザ・スマッシング・パンプキンズ
ユニバーサルミュージック
2012-12-19



「ああやべぇ、やべぇぞ」なんて言えてる頃はまだまだ大丈夫。ほんとにヤバい時はパニックになって、自分を見失ったり、自分の全てが間違っていたり、全てが失敗するような、そんな風に感じるものだ。ツジだって、絶望しかけたことはある。小学5年生の冬。駅伝大会の練習に出て、コースを走っていると急に便意に襲われた。もちろん...大きい方だ。わざわざ家から約3キロの駅伝コースまできていた。シティボーイズ&ガールズの皆様にはわからないだろうが、片田舎のツジの実家、もちろんその3キロの間には、トイレを借りる店なんてない。


かえるしかねぇ。決意をもとに歩き出したツジはなんとか自宅まで歩ききり、至福の便座へ。まさに天使のはしごがかかった空のような、そんな情景をみているような心地だった。それと同時に、絶望の淵からかえったツジはその時、大人の階段を1段上ったのである。また新たな武勇伝を披露してしまったが、小5のツジが絶望の状況で帰還できた理由が一つだけある。それが、絶対に自分はトイレで用をたせると信じていたことだった。


題材がチープすぎてつたわらないね。ウルトラマンを思い出してほしい。ウルトラマンに出てくる隊員はウルトラマンがきてくれると信じているからこそ、決死の覚悟で怪獣に立ち向かえるのである。きっと事態は好転すると信じているから、最後のスペシウム光線があると信じられるから、その時のために努力する。これはいろんなところでも言える。受験勉強でも、仕事でも、きっと成功すると思えなければ絶対に成功しない。小5のツジはそれを自分のケツをもって証明したのである。


そろそろ曲とつなげよう。今回の曲は、意外にも初めてのご紹介。スマパンの超傑作アルバムから"Tonight, Tonight"。一言で言うなら、絶望の淵の一筋の光だ。オーケストラのバックトラックの鳴り響く盛り上がり、ギターの静かなリフがたまらん一作。歌詞もその音楽にピッタリ...?という感じ(笑)すこし皮肉めいた印象を受ける歌詞でもあるので、今回も一解釈としてお楽しみください。

Believe, believe in me, believe, believe

That life can change that you're not stuck in vain
We're not the same, we're different

信じるんだ、信じてくれ
人生はかわっていく、だから痛みにとらわれ続けることはない
同じで居ることはない、かわり続ける

「痛みにとらわれる」という表現や、別の箇所では、「チャンスがないと思い込んでいる」という表現が使われている。絶望の淵にたたされた状況の人への言葉が歌詞に綴られている。そんな人に対してのメッセージは「ずっとこのままじゃない、いつかは認められる」というものだ。

And you know you're never sure
But you're sure you could be right
If you held yourself up to the light

納得することはないと言うけど
確信しているはずさ、自分が正しいと
光さえ、自分に当てられれば

自分に光さえ当てられれば、正しいと認められるはず。そう信じることが絶望から救いだされる唯一の方法かもしれない。


ツジのケツの話があったので、ポップにはなってしまいましたが、本当に生きる気力も失うような、悲しみや絶望のどん底に落とされるようなことがあると思います。そんなときに、一筋の光になりうるのが、「きっと大丈夫。きっと幸せになる日がくる。」という思いや考え。どうしても苦しいとき、一人で孤独な時、少し思考をかえてみる。そうすると少しだけでも光がみえるかもしれないね。
あっさり終わらせてしまったけど、この曲、収録アルバムはめちゃくちゃ紹介しないといけないかなとおもいますので、また別の曲でとりあげます。


第220回
絶望の淵のスペシウム光線
了 




 
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