第221回NON STYLEと中川家

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"Panic Station"

You won't get much closer
Until you sacrifice it all (all)
You won't get to taste it
With your face against the wall (wall, wall)

近寄れないよ
全てを失うまで
味わうこともできない
顔を壁に押し付けなければ


Get up and commit
Show the power trapped within (in, in)
Do just what you want to
And now stand up and begin (uh)

起き上がって、身を委ねろ
内に秘めた力を見せろよ
ただやりたいことをやるんだ
今こそ立ち上がってはじめよう


Ooh, 1, 2, 3, 4 fire's in your eyes
And this chaos, it defies imagination
Ooh, 5, 6, 7, minus 9 lives
You've arrived at panic station

1,2,3,4瞳に火が宿る
混乱がイマジネーションを妨げる
5,6,7,-9の命
パニックステーションに到着したんだ


Doubts will try to break you
Unleash your heart and soul (soul)
Trouble will surround you
Start taking some control (-trol)

疑いが身を滅ぼそうとする
身も心も解放されても
問題が周りを取り囲んで
徐々に自由が失われていく


Stand up and deliver
Your wildest fantasy (-sy, -sy)
Do what the fuck you want to
There's no one to appease

立ち上がって、やり遂げろ
壮大な空想を
やりたいことをやってみろよ
誰も慰めたりなんかしない


Ooh, 1, 2, 3, 4 fire's in your eyes
And this chaos, it defies imagination
Ooh, 5, 6, 7, minus 9 lives
You've arrived at panic station

1,2,3,4瞳に火が宿る
混乱がイマジネーションを妨げる
5,6,7,-9の命
パニックステーションに到着したんだ


Ooh, 1, 2, 3, 4 fire's in your eyes
And this chaos, it defies imagination
Ooh, 5, 6, 7, minus 9 lives
And I know that you will fight for the duration

1,2,3,4瞳に火が宿る
混乱がイマジネーションを妨げる
5,6,7,-9の命
命ある限り戦い続けるんだろう?


Ooh, 1, 2, 3, 4 fire's in your eyes
And you know I'm not resisting your temptations
Ooh, 5, 6, 7, minus 9 lives
You've arrived at panic station

1,2,3,4瞳に火が宿る
俺は君の誘惑に抵抗したりしない
5,6,7,-9の命
君はパニックステーションにいるんだ



The 2nd Law
MUSE
WM UK
2012-10-02




「お前らの漫才には間がない。」中川家の礼二がNON STYLEに言い放った。礼二はつづけた。「そのテンポはずっとはできへんぞ。」
漫才にも独自のスタイルが存在する。紳助竜介からスリムクラブまで。その多様性は音楽にも通ずる。NONSTYLEはそれこそ高校生くらいからずっと好きだった。テンポが早く、笑いがつながる漫才。計算され尽くされているのだろうが、それを感じさせない石田と井上の演技(冒頭の井上の手振り以外)。



一方、完全なネタなのか、アドリブなのか、その口調からはわからない中川家。礼二の早口の口調のなかにスローな剛の普段とかわらぬ語り口が、笑いを誘う。ずっと聞いていたいラジオのように、笑いが誘われるのである。絶妙な間。これが中川家である。4分55秒からの剛の語りは圧巻。
礼二は言いたかったのである。ずっとテンポの速い漫才は、若いからこそできる芸。安定感のアドリブを混ぜ、その場にあわせて笑いを生み出すことで、結果として充実の芸人人生を過ごすことができるのだと。




同じことは音楽にも言える。若い頃の勢いのある音楽、時を経て円熟味の増す音楽。漫才のスタイルの変化のように、1バンドをフォローしていると興味深い変化を感じることができる。
またまた前置きが長くなってしまった。今回は、そんな時の移ろい、音楽性の変化がよくわかるMUSEである。正直に言って、初期のMUSEは好きになれなかった。メタルよりということもあるだろうが、それよりも、間のない音楽、詰め込まれた演奏テクニックについていけなかった。多分中学生のときに聞いていたら、好きになっていただろう、しかしもう私の耳はおっさんになったのである。


しかし、それは4thアルバムの”Black Holes and Revelations”でかわる。ブラックミュージックを取り入れたそのアルバムに取り入れられたのは、まさしく絶妙な間。これならおっさんでも聞ける。ぜひアルバムを聴いてみてほしい。例えば、ここで3rd以前と4th以後を聞いてみるだけでも、おわかりいただけるのではないだろうか?Supermassive Black Holeから一気に音楽がかわる。
http://matome.naver.jp/odai/2143836018803002001

そんな間を最も感じるのが、今回ご紹介する曲"Panic Station"。収録は6枚目のアルバム"The 2nd Law"。マイケルジャクソンや、クイーンの"Another One Bites The Dust"に通ずるリズム。ベースの絶妙な間が、何とも気持ちよい。


歌詞をみると、あまり意味はないかもね。混乱や錯乱した状態を、Panic Stationと表現しているような歌詞。
You won't get much closer
Until you sacrifice it all (all)
You won't get to taste it
With your face against the wall (wall, wall)
近寄れないよ
全てを失うまで
味わうこともできない
顔を壁に押し付けなければ

Doubts will try to break you
Unleash your heart and soul (soul)
Trouble will surround you
Start taking some control (-trol)
疑いが身を滅ぼそうとする
身も心も解放されても
問題が周りを取り囲んで
徐々に自由が失われていく
この辺りの歌詞では、満員電車をイメージしたような表現が使われる。情景を満員電車や人でごった返すPanic Stationになぞらえ、混乱や錯乱の状態の中での感情や行動を歌い上げている。だからPVは渋谷なんだろうね。まさにパニックステーション。 

それまでのスタイルを変更して、卓越した演奏技術と、宇宙的な音をツジでもわかるポップソングに落としてくれたMUSE。またアルバムを買いたくなりましたね。「え〜非常に込み合っております。ご乗車になりましたら、中程までおつめください。それではCDショップに出発進行〜」

礼二








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了         







 
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