今日は自宅でレッスンの日です。
Aさんがレッスンに来るようになって1年と1ヶ月過ぎました。
とっても歌が好きで、ずっと習いたかったというAさん。
最初のうちは、高いほうのドの音もなかなか難しかったのですが、
それは『高い』という気持ちから体が固くなってしまっていたのと、
やはり発声技術の問題からでした。
けれども、『好き』という気持ちは素晴らしいものです。
今では高い方のファの音まで出てくる『虹の彼方に』にチャレンジできるようになりました。
今日も『ずっと習いたくて始めたのですが、年齢からしてもう遅いかもと思っていたのに、
この大好きな曲にチャレンジできることが嬉しいんです。ここまで楽しくなるとは思っていませんでした。』とおっしゃって帰って行きました。
私も自分が習い始めた頃のことを思い出しました。
子供時代は母に『ねぶか節』と言われ続けていた自分が、
素晴らしい先生に出会い、どんどん歌の世界に引き込まれていきました。
その先生には今でも演奏会前などにはレッスンをしていただいています。
今でこそ、かなり厳しいご指導をいただいていますが、
最初の頃は、ほめて、どんどん引っ張っていって下さったので、
「声を出す喜び」をその時知りました。
生徒さんに喜んでもらえること。
歌を、音楽を楽しんでもらえること。
それが自分自身の音楽にもいい作用をもたらし、
そしてそれがまた、生徒さんにも伝わって…。
そうなるといいなあ〜。
ところで、そのは咳が今日もひどいので幼稚園をお休みしました。
レッスンの間、ちゃんと一人でリビングで遊んでいてくれました。
ありがとうね。
小さいながらも、だんだんわかってくれるようになり、頭があがりません。
そのあと、いっぱい抱っこしてスキスキしました。
ともともは、最近、お風呂の後のママのストレッチに参加したがります。
二人でストレッチをしていると、そのも横でやり始めますが、
いつの間にか、そのと、ともともの軟体動物バトルになります。
そして最後は、そのが軟体ぶりをハッスルしすぎて、
でんぐり返しになって終了です。
こんなことも、あと何年やってくれるだろう。
しんみり…。
大きくなってほしいけど、寂しいなあ〜。
親ってせつないなあ〜…。