債務整理を受任しているIさん来所。
Iさんは、今年6月、借金が4社で約280万円あって、毎月8万円返済しているが、夫が病気になって、返済が苦しくなったということで、相談に来所された。
債権者に通知を出し、債務の残高を利息制限法で引き直し計算したところ、約175万円まで減った。これを毎月3万円ずつ、5年かけて返済するという整理案を作成してサラ金に提案。さらに債権者のうちCFJは過払になっていたので、返還請求を行い、約140万円の取り戻しに成功。弁護士費用を差し引いた残金を債務の返済に回すことができたので、毎月の返済は当初予定していた3万円より、大幅に安くできた。
このように取り戻した過払金を他の借金の返済に回すことにより、債務整理が楽になったり、破産しかないと思っていた人が、破産せずにすむ事例が多い。
裁判所への破産申立て件数が減少していると聞くが、その理由は景気回復というより、多くの弁護士が過払金返還請求を積極的に行い始めた影響ではないだろうか。
Iさんは、今年6月、借金が4社で約280万円あって、毎月8万円返済しているが、夫が病気になって、返済が苦しくなったということで、相談に来所された。
債権者に通知を出し、債務の残高を利息制限法で引き直し計算したところ、約175万円まで減った。これを毎月3万円ずつ、5年かけて返済するという整理案を作成してサラ金に提案。さらに債権者のうちCFJは過払になっていたので、返還請求を行い、約140万円の取り戻しに成功。弁護士費用を差し引いた残金を債務の返済に回すことができたので、毎月の返済は当初予定していた3万円より、大幅に安くできた。
このように取り戻した過払金を他の借金の返済に回すことにより、債務整理が楽になったり、破産しかないと思っていた人が、破産せずにすむ事例が多い。
裁判所への破産申立て件数が減少していると聞くが、その理由は景気回復というより、多くの弁護士が過払金返還請求を積極的に行い始めた影響ではないだろうか。