周南法律事務所は明日で仕事納め。
 新年の仕事始めは、1月5日からになる。

 しかしよくよく考えてみると、多重債務者の多くは、1年中働き通しなので、普段の生活の中では、借金の解決をどうするか、じっくり考える余裕がない人が多い。したがって、年末年始の間は、日常の喧騒から逃れて、冷静に自分の将来を考えることが出来る貴重な時間となると思われる。

 除夜の鐘を聴きながら、「ああ今年も借金が残った・・・」と、ため息をつく人もいるだろう。
 本当は、こうした多重債務者の人が借金のことを正面から考えることができる時期にこそ、法律事務所をオープンしておくべきかもしれない。しかし、さすがに年末年始に事務員を出勤させるわけにはいかないので、せめて、最強法律相談室のHPの法律相談だけは、年末年始も休まず開店しておこうと思っている。

 借金の返済に追われる毎日から離れて、もう一度真剣に解決の途を模索してほしい。