私の住んでいる山口県周南市の木村健一郎市長が、自身の給与を半額にする条例案を議会に提出したが、賛成少数で否決された。

 木村氏は、今年の春の選挙で市長に選出されたばかりで、元々は司法書士。
 私より4〜5歳年上だが、隣接業種ということもあり、多少お付き合いもある。
 今回の給与半減は、市長選挙で木村氏が掲げた公約の一つで、周南市の財政を改革する先頭に立つ者の意気込みを示すものとして、多くの市民の共感を得た。市議会でどのような議論がなされ、どのような理由で反対されたのか詳細を知らないが、選挙で示された民意が実現されなかったことは大変残念。

 そこで木村市長に提案。
 給与半減の条例案は将来時機を見て再度提出するとして、それが実現するまでの間は、当面支給される給与の半額を東北大震災の義援金として寄付したらどうだろうか?実行できたらあっぱれである。

 それにしても、反対した議員らはどこのだれなのか?新聞報道だけでは分からないので、今後は市議会の広報で、こうした賛否の分かれた議案については、賛成議員、反対議員の氏名をその都度公表してほしいと思う。