2018年11月11日

ASKAFELLOWS ASKAMADEIN
 2018年10月17日より一般発売が開始されたASKAの2枚のベストアルバムを今回は1エントリーにてご紹介。発売に際してASKA自身が語ったインタビュー記事はこちらから。

 「We are the Fellows」はソロデビューして30年経ったのをきっかけにASKAが直接関与する初のベスト盤として企画され、2018年初頭に行われた公式サイトでのアンケートの上位1位〜13位をランキング順にそのまま収録した全13曲。当初は2018年3月12日より同サイトでの受注のみの販売でしたが、後に一般流通で販売されることもこの時点で言及されており、約半年後の10月17日にチャゲアスの2000年までの音源を販売しているYAMAHAより発売。その際に同時発売として、ASKAが選曲を担当し、提供曲のセルフカバー、新曲を含めた全15曲収録の「Made in ASKA」がこちらもYAMAHAよりリリース。両方とも黒を基調にしたデジパックジャケットに貼り付けられた白い歌詞カード、冒頭に詩の掲載、マスタリングエンジニアを含めて制作スタッフも完全に同一という、一対のプロジェクトの様相を呈しています。

 別々に見ていきますと、ファン投票ベストの「We are〜」は前述の通り順位がそのまま曲順ということで、いきなり冒頭に「けれど空は青 〜close friend〜」「月が近づけば少しはましだろう」という、激重バラードナンバーがワンツーを占めるという事態に(苦笑)。「はじまりはいつも雨」「晴天を誉めるなら夕暮れを待て」といったASKAソロの二大代表曲、根強い人気の提供曲カバー「伝わりますか」、アッパーな「HELLO」、昨年の復帰第1弾アルバムからも「東京」「と、いう話さ」「しゃぼん」と、タイプの異なる3曲が選出されるなど、ファン投票とはいえマニアックな曲は選ばれず、ASKAのパブリックイメージ(音楽に関しての、です)に沿った選曲が成された模様。ただ、こちらのアルバム制作時にはユニバーサル在籍時の楽曲は使用の許可が下りなかったようで、もし収録範囲の13位内に選ばれていたら本作の発売はできなかったとのこと。また、シングル曲に関しては本アルバムにはシングルバージョンが収録され、「君が愛を語れ」のシングルバージョンはアルバムバージョンに慣れた身としては音の抜き差しの違いには新鮮な驚きがありました。たぶんオリジナルバージョンで聴いたのは25年ぐらいぶりなもので(笑)。

 対する「Made in〜」は、「We are〜」収録曲以外の楽曲からのASKAセレクト。時系列順に並んでいますが、冒頭の「MIDNIGHT 2 CALL」2010年のセルフカバーアルバムバージョンで収録というサプライズが。シングル曲では「ID」「ONE」といった「We are〜」未収録楽曲、またユニバーサル時代の「心に花の咲く方へ」(ファン投票15位)「UNI-VERSE」(同18位)の2枚のシングルもこちらでは無事に(?)収録。その他はASKAが選んだだけあって、世相を描いた「はるかな国から」、やさぐれ感満載の「Now」、スピリチュアル系(?)の「いろんな人が歌ってきたように」など、自身の主張が並んだ楽曲が集められた雰囲気を感じます。とはいえこちらもサウンド的には実験している等のアプローチはないので、詞のテーマの割りには結構ライトに聴けるかな、という感じ。コアなファン向けには新録として1995年に黒田有紀に提供した楽曲のセルフカバー「cry」、新曲の「メリーゴーランド」が聴きどころ。特に地元の友人達との思い出を描いた後者は筆者の心に響くものがありました。

 リマスター、高音質UHQ-CD仕様ということもあり、両方とも定価で買うと合計7,500円を超える…という規格外の価格はちょっといただけないのですが(苦笑)、かつての「ASKA the BEST」を近年の作品までフォローしたオールタイム決定盤ベスト、という意味では理想的な2枚。これからASKAに触れるリスナーには…まずはレンタルなどでお試しあれ。

sasa0053 at 11:24コメント(0)CD Review ア行 

2018年11月04日

kanla 2018年10月10日発売、KAN自身の編曲による弦楽四重奏とのレコーディングによるセルフカバーアルバム第2弾。全10曲収録。

 昨年3月にリリースされた第1弾(この時は第2弾があるとは思わなかったのですが・笑)に引き続き、ストリングスカルテットのメンバーは完全固定し、KANのピアノ+ボーカルが加わる編成。冒頭にカルテットによるインスト新曲「l’Addestramento dell’Arrangiamento」を配置し、自身のオリジナル曲に加え、ビートルズ、ビリー・ジョエルの各曲のカバーを収録する構成は前作とほぼ同じ。インストの長ったらしいイタリア語タイトルや、何て読むのか分かりくいアルバムタイトルまでも前作を踏襲しております(苦笑)。

 色々な要素が絡んでまさに兄弟盤といった趣なのですが、前作では代表曲的ポジションの楽曲のセルフカバーが多かったのに対し、本作で選曲された曲は自選ベストには収録されたものの正直代表曲とは言い難い「サンクト・ペテルブルグ」「Happy Time Happy Song」といったシングル曲(ポリドール時代のシングル曲は1曲もなし)、アルバム作品からも彼のパーソナルな要素の濃い「50年後も」「永遠」などが選曲されるなど、結構コア向けに攻めてきたな、という印象を受けます。

 とはいえ、流麗なストリングスをバックにピアノで弾き語るKANの姿が浮かぶようなアレンジなのは前作と変わらず。アレンジの方向性は、原曲のフレーズや曲のサイズを尊重しつつ、この編成で再構築を試みており、まったくの完全新規アレンジで驚き!ということはありませんでしたが、歌詞やメロディーに寄り添った、仰々しくならず良い案配でのストリングスアレンジはバンドがいない分目立ちますし耳を惹きます。コミカルな内容の「君はうるさい」が美しい旋律と共に聴ける、というのは何だかおかしかったですが(笑)。

 注文を付けるとすれば、ビリー・ジョエルの「Lullabye」のカバーがほぼ原曲通り(原曲もほとんど同様の編成)だったのでもう一ひねり欲しかったところと、今回はセルフカバー曲が前作より2曲減ったので、もう1曲ぐらいあっても良かったかな、と思った点ぐらい。改めて彼のメロディーメーカーとしての良さを再認識させてくれるアルバムでもありました。

sasa0053 at 18:31コメント(0)CD Review カ行 

2018年10月27日

SUKIMASHINKU 2018年3月14日発売、スキマスイッチ通算7枚目のオリジナルアルバム。シングル「LINE」「ミスターカイト」(以上shinku-kan mix)「リチェルカ」を含む全10曲収録。CDのみの通常盤、シングル曲のMVやインタビューを収録したDVD付初回限定盤、豪華ボックス仕様にライブ映像を収録したDVD付のファンクラブ盤の3種形態での発売。さらに同年11月3日には収録曲「未来花」の配信限定バンドバージョンを追加収録したアナログレコード盤でもリリース。本エントリーでは通常盤のレビューとなります。

 カップリングベストリプロデュースアルバムを挟み、セルフタイトルを冠した前作から早くも3年3ヶ月が経過。発売時のインタビューでは今回は原点回帰を目指した、と語っており、常田のピアノと大橋のボーカルのみでレコーディングされた「未来花」を中盤に据え、ポップで明るい「パーリー!パーリー!」、ミディアムながらアンニュイな空気漂う「ミスランドリー」、詞曲共に切なさ満載の「Revival」など、これまでの彼らの持ち球を改めて繰り出してきたような、良く言えば盤石、悪く言ってしまえば尖った面がほとんどない割と保守的な内容。昨年のリプロデュースアルバムで外部アーティストに自分達の曲を全面的に「スキマ色」を払拭した楽曲に仕上げてもらった反動なのか、本作ではいつもながらの緻密なサウンドメイクで、「安定のスキマブランド」をいま一度作り上げている印象を受けました。

 そういった点では、近作のオリジナルアルバムと比べるとちょっと大人しいかな?とも思うのですが、デビュー時から続く「耐久性の高いポップミュージック」は健在。特にラストに配置された長尺バラードナンバー「リアライズ」を何度か聴いた後に漂ってくるジワジワ感(?)は彼らならでは。前掲のインタビューの発言を読むと、またしばらく当分はオリジナルアルバムはとても出そうにない(苦笑)のですが、一過性の流行に流されず芯を通した活動を続けている彼らのこと、今後ともマイペースに進んでいってほしいものです。

sasa0053 at 21:24コメント(0)CD Review サ行 

2018年10月20日

kickupep 2018年5月23日発売、四人組バンドShiggy Jr.の通算2枚目のEP(ミニアルバム)盤。全5曲収録。初回限定盤にはリード曲「お手上げサイキクス」のMVに加え、タイアップ先のアニメ「斉木楠雄のΨ難」第2期の後半オープニングアニメのノンテロップバージョンを収録したDVDが同梱。本エントリーは通常盤でのレビューとなります(曲目は同じ)。

 2012年末より活動を開始し、メンバーの変遷を経て2015年にユニバーサルよりメジャーデビュー、現在はビクターにレーベルを移し、当初の事務所からも移籍しているなど、略歴だけでもこの短い間に色々と動きのあるShiggy Jr.。筆者はこれまで名前は知っていたものの、楽曲は聴いたことがなかったのですが、視聴していた前述のアニメ「斉木楠雄のΨ難」のオープニングで初めて彼らの曲に興味を持ち、この曲がリードの本作を手に取ってみました。

 さて聴いてみた感想なのですが、リード曲(にして筆者目当ての)「お手上げサイキクス」のようなハイテンションなバンドナンバーが目白押し、と思いきや、この路線は本作ではこの曲だけ、というのにまず驚き(笑)。全5曲中、冒頭の「お手上げ〜」と、ライブでの盛り上げナンバー的なラストの「Beat goes on」に挟まれた3曲に関してはミディアム寄りのファンク(エレピの音などは70年代的フュージョンっぽさも)ナンバーで、かなり耳当たりの良い楽曲だったのには意表を突かれました。何だかネットの記事を巡回していると当初は「シティポップ」というカテゴリに括られてそれは本意ではない云々…というインタビューも出てきて筆者は混乱気味なのですが(苦笑)、要はジャンルやカテゴリーに捉われず、自由に音楽を制作しているバンドなのかな、という印象を本作発売時のインタビューを読んで抱いた次第。

 リード曲以上に強烈なインパクトを放つ曲はありませんでしたが、収録曲はどれも個性を感じることのできる楽曲ばかり。ジャンルレスな彼らの音楽を適度な収録時間(20分超)で手軽に楽しめる1枚でした。

sasa0053 at 20:55コメント(0)CD Review サ行 

2018年10月13日

「Yahoo!ジオシティーズ」サービス終了のお知らせ

 ついにこの時が来たか…という感想です。

 本ブログの開設のきっかけについては、数年前に語った通りなのですが、それ以前に非音楽系のホームページを運営していた時期がありまして、その時に使っていたサービスがこの「Yahoo!ジオシティーズ」でした。区分で番地などがあって好きな場所を選べるというのが特徴でしたね。

 開設したのは2001年。まだネットの常時接続が一般的ではなかった時代。午後11時からのテレホーダイタイムに回線が混んで重くなる…という思いを何度も味わいながらも(苦笑)、「無料で自分の趣味をネット上で公開できる」ことを楽しみながら、数年間運営を続けていました。
 今振り返ると、「ホームページクリエイター」(〜ビルダーではなくNEC製PCにデフォルトで入っていたソフト)という、かなり制限された機能の中、創意工夫して「どのような表現をすれば伝わるか」ということを含めた「見せ方」は、以後の本ブログでも役に立っているのではないか、と思っております。

 なお、そのホームページの閉鎖理由は、PCが突如クラッシュし、転送ソフトを含めたデータ一切を失ってしまった、という強制的なものでした(苦笑)。
 今でも実はデータとしてはネット上に残っているのですが、もう検索しても引っ掛からない模様。転送サービスを使用するつもりもないので、来年の3月末まで放置して、このまま人知れず消滅するのを待とうかな、とひっそりと思っております。

sasa0053 at 13:50コメント(0)雑記・その他 

2018年10月08日

fankscrymax 2018年10月3日発売、1987年6月24日に開催されたTM NETWORK初の日本武道館公演「FANKS CRY-MAX」の模様を既発売の映像作品(後述)からリマスター、追加楽曲を収録してDVD/Blu-rayで同時発売。本エントリーはDVD版のレビューとなります。

 1989年夏から秋にかけてリリースされた「FANKS the LIVE」全3作のうちの第1作でもある本公演。当時はVHS/LDで発売され、DVD化されたのはTMデビュー20周年時の2004年。この時は映像フォーマットが変更になっただけで内容は全く同一のものでした。そして今回のリニューアル版ですが、ジャケットは一部を加工したのみでオリジナル版とほぼ同じ。対して内容は映像・音声をリマスター、さらに「Dragon the Festival」「Nervous」を新たに追加して全9曲収録に。インナーは厚紙一枚のみの封入ですが、リニューアルに際してのスタッフクレジットも結構細かく記載されています。

 この時期のTMは冒頭の「Get Wild」がヒットを飛ばし、まさにブレイク真っ只中での初武道館。抜粋収録された収録曲は当時の最新4thアルバムからの曲が中心ですが、デビュー期の「Ipanema'87」や、追加収録された盛り上げナンバー「Nervous」など、ライブ映えのする過去楽曲のチョイスも嬉しいところ。「Get〜」以外でのこの時点の代表曲は「Self Control」ぐらいしか収録されていないのですが、開催から30年以上経った今観返してもこのTM二大看板曲はやはりライブでも「華」があるな、という印象。
 バンド編成にも触れておきますと、TMメンバー三人+松本孝弘(EG)、日詰昭一郎(Ba)、山田亘(Dr)いうオーソドックスなバンド編成。TMのライブでは翌年夏ぐらいから生ベースが抜けて打ち込みになってしまい、若干バンド感が後退するのですが、この時期は日詰昭一郎がかなり存在感のあるベースを弾いており、「TMのロックバンド感」という意味ではこの辺り(か、翌年春のアリーナツアー)が絶頂のような気がしました。

 リマスターに関しては現在のスタンダードであるレターボックスサイズに画面比も変わるのだろうか、と思いましたが、4:3のままで特に映像引き延ばしなどはなし。さすがにフィルムに焼き付いた文字は消せなかったようで、初っ端で旧版の「FANKS the LIVE 1」のテロップが出てしまうところはアチャーと思いましたが(苦笑)、映像はそれなりに、音声はかなり迫力を増して良くなっています。どうせなら完全版でリリースして欲しかったのが正直な気持ちですが、特設サイトの記述を信じるならば、それはもう叶わぬ夢のよう。これで数年後に「奇跡的に発掘!」みたいな後出し商法をやられたらさすがにキレますが(ありそうなんだよな・笑)、これからこのライブの映像作品を購入するなら2004年版よりもこちらが遥かにお薦めです。

sasa0053 at 15:04コメント(0)DVD Review 

2018年09月30日

smiling1 1990年にデビューし、今年で活動28年目を迎えた現在も日本のミュージックシーンに確固たる地位を築いている槇原敬之。定期的にレーベル移籍を繰り返していることもあり、移籍後に非公認とは言わないまでも、レコード会社主導のベストアルバムがかなりの数リリースされている、というのは実績あるベテランとしてはかなり異色だと思うのですが、今回の「CD Review Extra」では、彼がデビューから1996年末まで所属したワーナーミュージックからソニーに移籍した後、ワーナーからリリースされた全ベストアルバムをレビュー。「続きを読む」からご閲覧ください。続きを読む

sasa0053 at 17:48コメント(0)CD Review ExtraCD Review マ行 

2018年09月24日

CAGREATEST ブログ開設当時からのコンテンツとして、開始当時は週一で、二年目以降は緩やかに(笑)エントリーを続けてきた「今週の1枚」。今回はチャゲアスことCHAGE & ASKA(当時表記)が90年代後半に活動休止していた際に日本国外でリリースされたベストアルバムにスポットを当てるという、本ブログでは異色のレビューを行いたいと思います。正式タイトルは「CHAGE & ASKA "GREATEST HITS"」。なお、ジャケットや歌詞カードには加えて「ASIAN SPECIAL VERSION」と表記。その名の通り、香港、台湾、シンガポール、マレーシアといったアジア地域限定で発売された公認のベストアルバムとのことです。

 発売は1998年1月13日。前年からチャゲアスとしての活動を休止し、それぞれソロ活動の真っ只中でのリリース。日本国外向けのベストアルバムとしては過去にもアジア向け、ヨーロッパ向けに編まれたベストが発売されていますが、アルバム曲やASKAソロなども交えていた過去作とは異なり、本作は全曲シングル曲、具体的には「SAY YES」以降、当時の最新シングル「river」まで、1991年から1996年までの日本語詞シングルタイトル曲(全英語詞の「Something There」は未収録)を収録した、徹底的なシングルコレクション。「On Your Mark」「You are free」のバラード連発で始まり「なぜに君は帰らない」で終わったり、「YAH YAH YAH」「HEART」の同系統の曲が連続して収録されていたりと、若干意図の読めない(?)曲順ではあるものの、日本国内で発売された「SUPER BEST」シリーズの流れを汲む内容となっております。

 まさにチャゲアスのセールス全盛期のシングル曲を網羅した、という意味でコストパフォーマンスの高い1枚に加え、筆者的に貴重だな、と思ったのは「Sons and Daughters 〜それより僕が伝えたいのは」シングルバージョンが収録されている、という点。14 Karat Soulをコーラスに招いた「Red Hill」収録のバージョンが以降のベストアルバムにも収録され、この曲の完成形はアルバムバージョン、ということなのかもしれませんが、シングル発売当時に聴いたオリジナルバージョンが馴染みのある身としては、アルバムの形で聴けるのは嬉しいポイント。また、本作発売時点では「SAY YES」「YAH YAH YAH」のシングルバージョンもアルバム未収録だったので、PCでシングル盤をCD-Rに焼くことが一般的ではなかったこの時代、コレクターズアイテムとしてもマニア垂涎(?)な一品だったのかもしれません。

 さて、この国内販売対象外のアイテムをなぜ筆者が持っているかというと、このアルバムの存在は知っていましたが、現物を少し前に某中古販売チェーンで投げ売りされているのを偶然発見して購入した次第。日本語歌詞カードも付いており、作詞作曲編曲クレジットも正しく記載されているなど、活動休止前までの総括として、これを何で日本で発売しなかったのかなぁ…?と思うぐらいのしっかりとした内容に驚きました。現在のところ可能性は薄いと言わざるをえませんが、チャゲアスがもし復活した暁には、「スーパーベスト」(第1作)と一緒にリマスター再発をしてもらいたいと願ってしまいます(活動再開が叶ったとしてもこっちの方は望み薄か?!苦笑)。

sasa0053 at 13:00コメント(0)今週の1枚CD Review タ行 

2018年09月15日

cune2 小林亮三(Vo&G)、生熊耕治(G)、中村泰造(Ba)、大北公登(Dr)の4人で1999年に結成されたロックバンド・CUNE。2001年にインディーズよりデビュー、翌年にメジャーデビューを果たし、2003年には正式名称を小文字(cune)に改称。一定の活動を行うものの、2006年秋に活動停止。2011年に活動を再開するも翌年ボーカルの小林が脱退を表明して現在は3人組。そんな彼らがこれまでにリリースしてきた全アルバムを、今回の「Artist Archive」では一気にご紹介。「続きを読む」からご閲覧ください。続きを読む

sasa0053 at 21:12コメント(0)Artist ArchiveCD Review カ行 

2018年09月08日

bzdinosaur 2017年11月29日発売、B'zの通算20作目となるオリジナルアルバム。シングル「声明」「Still Alive」を含む全13曲収録。初回限定盤には同年夏に出演した「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」のライブを収めた映像媒体(DVD/Blu-rayの二種)が同梱の2枚組。本エントリーは通常盤のレビューとなります。

 オープニングにしてタイトルチューンの「Dinosaur」の冒頭の1分に及ぶ長尺エレキソロで、本作は今までと何かが違う?と思わせる幕開けの本作。バンドが入ればいつものB'zサウンドが展開されるのですが、続く「CHAMP」といい、ここまでストレートでハードなサウンドを聴かせるB'zは何だか久し振りの気が。クレジットを確認すると、ここ数作で彼らの作品にアレンジで深く携わっていた寺地秀行はシングル1曲のみの参加、他の曲はYUKIHIDE "YT" TAKIYAMAというビーイング外のアレンジャーを招いており、寺地が得意としていたロックサウンドにデジタルな音色を重ねる(唯一参加の「Still Alive」が顕著)曲が激減し、前半は特にエレキ色の濃い各楽曲の作風が「久し振り感」を思わせるのですが、これは新規参入の彼の手腕によるものでしょうか。

 アルバムの構成としてはスピード感溢れる序盤、バラードの「それでもやっぱり」を挟み、既出の「声明」を過ぎる中盤以降はラテン風の「Queen Of The Night」、ファンクっぽいアプローチの「弱い男」を経て、ドラマチックなロッカバラード「Purple Pink Orange」で締めと、ロックを下地にしながらある程度緩急をつけた内容。本作は印象に残る曲が前半に集中しており、後半ブロックは曲の多さに対してあまり強烈なインパクトを残すナンバーがない、という点で若干の冗長さを感じてしまったのは否めず、1〜2曲ぐらい削ったほうがまとまりが良くなったかも。既に詞・曲・アレンジに様式美のような安定感があるので、求められるニーズには十分応えている内容だと思いますが…。

 今月21日にデビュー満30周年を迎えるB'z。てっきり今年に合わせて新作オリジナルを出してくるのかと思いきや、その前年に本作をリリースしてきたのは意外でした。今年に入ってからは30周年記念の様々なイベント、ライブツアーを開催している彼らですが、音源リリースの報は未だに聞こえず。恒例の周年ベストではなく、新たなアプローチでの作品発表を期待したいところです。

sasa0053 at 20:58コメント(2)CD Review ハ行 
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