
監督:ショーン・レヴィ
主演:ベン・ステイラー
共演:ジェイク・チェリー、カーラ・グキノ、ディック・ヴァン・ダイク
<ロビンの役名:セオドア・ルーズベルト大統領(の展示物)>
主人公・ラリーが夜間警備員として着任した、自然史博物館に展示されているアメリカ第26代大統領の実物大の蝋人形。夜になると動き出す他の展示物が巻き起こす騒動に頭を悩ますラリーにアドバイスを与える役。
2000年代、いわゆるブロックバスター映画に出演することのなくなったロビンのほぼ唯一と言ってもいい一般的な知名度を持った作品。出番は主演のベン・ステイラーに次いで多く、颯爽と愛馬に跨ってラリーを救出したり、彼に説教じみた(?)助言をしたりと、「人を導く(教師的な)役」という意味では、「いまを生きる」や「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」の系譜に連なる役柄なのかもしれません…強引な論理かもしれませんが(苦笑)。
威厳を保ちつつ羽目を外したコメディックな演技あり、同じく展示物である先住民族の娘・サカジャウィアに淡い恋心を抱くなどの切ないシーンもありと、助演ながらこれぞロビン!といった彼の魅力が詰まった楽しいファミリー映画。大ヒット作となり、2009年、2014年にはそれぞれ続編が製作され、ロビンも同役で出演しています。
<吹替情報>
岩崎ひろし氏が担当。いかにも大統領!と言った感じの威厳に満ちた声が実にハマっています。