goodwillhunting
監督:ガス・ヴァン・サント
主演:マット・デイモン
共演:ベン・アフレック、ミニー・ドライヴァー

<ロビンの役名:ショーン・マグワイア(大学講師)>
 バンカーヒル・コミュニティー・カレッジにて教鞭を取る心理学講師。同窓のマサチューセッツ工科大学のランボー教授から、同学校の清掃係にして数学の天才的頭脳を持つ青年、ウィル・ハンティングの更生のセラピーを依頼される役。

 過去のトラウマから他人に完全に心を許さないウィル、2年前に愛する妻を失った悲しみを抱えるショーン。両者の孤独をそれぞれ描きながら紆余曲折を経て徐々に打ち解けあい、お互いに新たな一歩を踏み出そうとする前向きな映画作品。ショーンを演じるロビンは助演的な立場から人生を導く「教師」役を、過剰な演技を排して繊細に好演。本作に関しては特に喜怒哀楽の感情を微妙に示す「瞳」の演技が印象的でした。

 本作でロビンはアカデミー賞助演男優賞を受賞。四度目のノミネートにして念願のオスカーが彼の手に握られることに。

 また、ロビンの逝去直後の2014年8月22日、NHK-BSでは追悼の意を表して本作がオンエアされました。

<吹替情報>
 樋浦勉氏が担当。物静かな語り口は氏ならでは。