最初で最後の家づくり

共働き夫婦と子ども1人が住むローコスト狭小住宅を建てるまでのあれこれを綴ります。東京23区城南地区、土地16坪、建坪9坪、3階建て、建築設計事務所。

前回に続き、後悔ポイントの記事です。

我が家の床材は、
マルホンの無垢フローリングと、
挽板フローリングを使用しています。

施工してくれた工務店は、
マルホンのフローリングを扱うことが多く、
割引率も高いということもあり、
我が家もマルホンを採用することになりました。
当然、工務店の方々は、
無垢フローリングの扱いには
慣れているものと考えていました。

ところが、竣工が近付き、
フローリングの養生が
外れたら・・・!
数箇所に床材の表面が剥がれた跡!

写真を撮っていなかったため、
ネット上の画像をお借りしますが、
軽いところ数箇所は、以下のようなイメージ。 

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画像はお借りしています。
 
ひどいところ1箇所は・・・
 
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画像はお借りしています。

 

この写真は合板なので、傷が目立ちますが、
挽板ですので、表面と内部の色は
ほぼ同一のため、ここまでは目立ちません。
でも、こんな感じの剥がれ方で、
養生テープをはがすときに、剥がれた傷だと分かります。 

マルホンの公式サイトにも、
ってちゃんと書いてありますし、
マルホンだけではなく、
無垢フローリングを扱うメーカーの
サイトには、同様の記載があります。

まさか、著名な建築家の邸宅を
何度も施工したことのある工務店が、
無垢材に養生テープをそのまま貼り付けるとは、
思わなかったです。

無垢材や挽板の良さとして、
軽微な傷や凹みならサンドペーパーで削って、
オイル塗装すれば再生可能という点がありますが、
これほどの剥がれになると、
素人補修では、とてもなおせません。

ネットでもよく紹介されている、
水滴を落として、アイロンで熱を与え
凹みを補修する、という方法でも、
剥がれは目立たなくさせることはできません。  

もちろん施主検査後に、
専門の補修スタッフの手によって
傷は補修されました。
補修方法は、合板フローリングと同じく
パテで充填して、目立たなくする補修方法です。

マルホンのお客様相談室にも電話をしましたが、
フローリングを1枚だけ取り換えるのは難しく、
パテによる補修が最も目立たず、
無難な方法とのこと。
スタッフの人によると、
頻繁に相談される事例のようです。

補修を経て、一見すると全く目立たなくなりましたが、
人がよく通る部分の補修は、
半年くらいしてパテが剥がれてきて、
どこの場所か分かるようになってきました。
 
来客が気付くレベルではないのですが、
掃除の際など目にするたびに、
「この傷、防げたんじゃないの?」と
釈然としない気持ちです。

うるさく思われようが、
施工前に「養生テープを直接貼らないでほしい」
と大工さんに直接言っておけばよかった・・・。 

ちなみに、先日フローリングの一部が
割れてしまったんです。
ちょうど建築士さんが家に来ていたので
傷を見ていただき、マルホンに連絡してもらいました。

すると、
・工務店の施工不良ということではない
・不良品というわけではないが、施工後1,2年は挽き板でも乾燥収縮等に
 よって挙動があり、まれに割れなどがおきてしまうことがある
・補修方法としては、ボンドで接着し、ペーパー掛けをおこない全体的にならし
 オイル塗装でタッチアップをおこなうという方法がよい

との回答があり、
マルホンによる無料補修が行われました。

この部分は、割れた箇所をくっつけており、
パテを充填したわけではないため、
補修してもらった箇所は全然目立ちません。

このような自然素材を用いる以上は、
「仕方のないもの」であれば、
素直に修復を受け入れられることができるのですが、
施工の際に留意してくれれば
防げた事に関しては、
気持ちの折り合いがなかなかつけられません。

いわゆる間取りや設備仕様の後悔ではなく、
施主として言っておくべきだった
という後悔ポイントでした。

住み始めてもうすぐ1年となりますので、
住宅について色々と感じることも増えてきました。

これまで、このブログには、
ネガティブな話をあまり書いていませんでしたが、
住んでみて感じる後悔ポイントを
少しずつ挙げていこうと思います。

まずは、トイレ。
我が家は2箇所ともアラウーノSを
施主支給しています。
理由は圧倒的な安さです。

TOTOのネオレストは、
工務店価格で1台20万円弱、
2台あわせて40万円弱でした。
 
一方、アラウーノSは、
アラウーノSⅡの発売を控えており、
かなり安価に出回っていた時期でした。
1台5万円台だったと記憶しています。

ネオレストからアラウーノSにすることで、
20万円以上も減額できたのは、
家づくり真っただ中の我が家にとって
大変有難いことでした。

しかし、住み始めて半年ほど経った頃から、
アラウーノの汚れが気になり始めました。

どんな汚れかというと、
便器の水が溜まる部分が、若干黄ばむのです。
「黄」までいかないまでも、
この位置まで水があったことが
ハッキリと分かる汚れ方です。

水位を落として、
トイレ用ハイターをかけて、
しばらく時間をおいて流すだけで、
ブラシでこすらずとも汚れは消えるのですが、
今まで使用していたTOTOやLIXILのトイレでは、
このような汚れ方は無かったので、
やはり有機ガラス系新素材特有の
汚れの付着なのかもしれません。

洗剤の種類を変えてみたり、
色々と試してみたのですが、
やはり改善されませんでした。

同様の報告が、e戸建の掲示板や
ブログにも散見されるので、
我が家だけの事例ではないと思います。

アラウーノの最大の売りである、
「洗剤による泡の力で汚れを落とす」の
「汚れ」は、おそらく「排泄時の汚れ」を
指しているのだと思います。

その汚れに関していえば、
確かに1年近く付着したことはなく、
宣伝通りの効果は感じます。
また、黒ズミっぽい汚れや、
ピンク輪なども一度も発生したことはありません。

アラウーノに関してよく言及される
見た目も、私はそれほど気にならず、
機能的にも十分満足しています。
この水汚れ(?)だけが残念ポイントなのです。

参考までに、我が家は3人暮らしの共働きで、
トイレは2箇所あります。
1箇所あたりのトイレの使用頻度が低く、
泡で洗い流す回数が想定より少ないために
起こり得る現象かもしれません。

これが最初で最後の家づくりですが、
万が一、もう1度家を建てられるとすれば、
どんなに安くともアラウーノにはせず、
陶器のトイレを選ぶと思います。

アラウーノを使用している方が
お気を悪くするかもしれませんが、
あくまで個人の感想です。


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前回のロフトのご紹介で、
我が家のWEB内覧会(入居前)は終わりです。 

今後ご紹介するのは、
入居後の様子となります。

先日、やっとテーブルとチェアが届きました。

我が家は新築時に併せて製作してもらった家具が多く、
新しく買った家具は、このテーブルとチェアだけでした。

入居後しばらくは
旧居で使っていたものを利用しながら、
幾つかの展示を見に行き、
ゆっくり悩んでいましたが、
テーブルに関しては、
好みと素材と価格とサイズが
折り合う既製品がなく、
家具工房にオーダーしました。

オーダーから納品まで約半年待ちという
家具工房で製作してもらった、
無垢ウォールナットのテーブルです。
オイル塗装で仕上げた天板が美しいです。
4本脚ではなく、2本脚のデザイン。
狭い空間でも出入りがしやすいように。

テーブルをデザインしてくれた方が、
チェアの選定についても、相談にのってくれました。
サイズはもちろん、我々の好みを把握したうえで、
様々なアドバイスをくださり、
結果的に購入したチェアは
納品されたテーブルにピッタリ。

image
 
テーブルのサイズは、85cm×135cm。
3人家族の我が家には充分。
高さはチェアにあわせて69cmと低め。
チェアの座面も39cmと低め。
夫婦ともに座ってみた結果、
この低さが落ち着くという結論になりました。

チェアは、北海道の椅子工房
isu-worksHUGチェアというもの。

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背もたれは、
薄い無垢材を貼り合わせ、
湾曲させて形成されたもの。
シャープさと丸みの両方がある
デザインに惹かれました。
座ると包み込まれるようです。

かつ幅は46cmと、コンパクト。
この椅子が大変軽く、
スタッキングできるのも魅力でした。

実際に購入したのは、
3rdという神奈川の家具屋さん。

国産のデザインチェアが揃っており、
無垢の家具も豊富で、
色々と座り比べることができました。
座面は、ベージュの革張りです。

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せっかちな私は、テーブルとチェアも
オンラインで購入しようと考えていたのですが、
慎重な夫に止められ、散々悩むことになりました。

今はシンボルツリーを選定中ですが、
これもオンラインで購入したい私と、
実物を見て決めたい夫との攻防となっています。

でも、テーブルとチェアを購入してみると、
悩んだ分、満足度が高いような気がします。

住宅と同じく、
悩む過程が重要であり、
自らの求めているものがハッキリすることに
満足するのかもしれません。

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